今回の内容はタミグラに参加した際の個人的な備忘録ですが、初めてタミグラに参加してみたい人にも参考になれば…と思っています
今年開催された五反田にあるTOCビルは解体が決まっているので来年の開催場所がどこになるか分かりませんが、来年も屋内のカーペット路面であれば普段カーペット路面で走らせない人は事前にカーペット路面での走行・セッティングをしておく方が良いでしょう
カーペット路面のサーキットは『タムタム上里店』『千葉レジャーランド野田店』『ラジコンカー練習場「元気っ子さん」』などがあります
ただ、レース会場の路面状態は思ってた以上にグリップが低い状態だったので、セッティングを週末など人が多くて路面が良い状態で行うと戸惑うことがあるかも知れません
当日は予選1回目が終わる頃には路面状態もかなり良くなるので、その辺りを想定してセッティングをしていくと良いと感じました
会場は椅子・テーブルが無いのでアウトドアテーブル・アウトドアチェアがあると便利ですが、電車で来る場合は荷物になるので用途にあったサイズ・重さのテーブル(またはそれに代わる物)を用意するとラクです
クルマで現地に向かう場合は開場1時間前になると近場の定額制の駐車場から埋まってしまうので、少し早めに到着するか事前に何ヵ所か駐車場を下調べしておくことをオススメします
時間を気にせず確実に駐車場を確保したい場合は↓のサイトで目的地近くの駐車場を探して事前に予約することも可能です
ただし、かなり早い段階で予約が埋まってしまうことが想定されるので予約するタイミングには注意が必要です
最近のタミグラでは会場内でのポータブルバッテリーを使用した充電が認められており、多くの方がポータブルバッテリーを使用していました
ちなみに私が使用したポータブルバッテリーは↓コチラ
練習から決勝の計4回フル充電を行っても問題なく使用出来ますが、さすがにポータブル電源を点けっぱなしだと容量が心配になり、充電する際にオンにして充電が終わったらオフにして使いました
サイズはパワーズのプラ段に納まるサイズなので、持って行く物を厳選すれば↓のキャリー1段目にマシン1台とタイヤ・予備部品、二段目に工具・コンパクトテーブル・コンパクトチェア、3段目に充電器とモバイルバッテリー、プロポはプロポバックに収納して移動することは出来る気がします
コースレイアウトは大会前日にタミヤ公式X(ツイッター)で公開されるのでレイアウトの確認をしておきましょう
ちなみに、上手い人たちは更に走行動画のマシンの挙動を観察して路面状況を推察したりしています
練習走行の2分は本当にアッと言う間なので初めての人は慣れるヒマもないかも知れませんが、ここで順位が決まるわけではないので、あせらずにマシンがちゃんと走るか?を確認しましょう
トリムの調整などは大会前に自宅や自分が通うサーキットでしっかり調整しておかないと、1回しかない練習走行の貴重な2分間をトリム調整に費やしてコースに慣れる前に練習走行が終わってしまいます
予選は前後2列に並んで一斉にスタートする独特の方式で、予選1回目に前列だった人は予選2回目は後列となります
路面の状態が上がる予選2回目に前列に並べる方が有利ではありますが、横並びで一斉にスタートして1コーナーでみんなでクラッシュしてタイムを落とすこともあるのでその辺りをどう攻略するか?がカギになります
私は予選1回目が前列で予選2回目が後列でしたが、初めてだったこともあってどちらもフライングしないようにスタートの合図からほんの少し遅らせてスタートし、同時に1コーナーで発生するかも知れない多重クラッシュを回避することを心掛けました
予選から決勝までに言えることですが、実況は基本的に残り時間と上位3~4台までの順位しか実況されていませんでした
自分のミスで後方からマシンに迫られたり多重クラッシュで団子状態から復帰した際、後ろから迫ってくるマシンが同一ラップで競う相手なのか?譲らなければならないマシンなのか?が判りにくく、万が一自分が周回遅れだとマズいのでとりあえず譲ったシーンが何度かありました
慣れた人や先頭争いをしている人は状況が分かるし実況もその方が盛り上がるのは分かるのですが、下位は下位で一つでも順位を上げられるよう(下げないよう)に上位の人たちと同じレースをしているので、1回でも良いから全体の順位を読み上げるなどして頂けるとより良いと思いました
参加資格は初心者のかたからベテランまで誰でも参加可能ですが、せっかくレースに出るのならば最低限自分が通うサーキットを走らせることが出来るようになっている方がより楽しめると思います
タミグラと聞くとチョッと敷居が高い気がするかも知れませんが、各店舗で開催されているタミチャレに参加したことがあってタミグラには参加したことが無い人は、上手い下手関係なく参加してみるとすごく良い経験になると思うので、まだ参加したことが無い人はぜひ参加して欲しいです