こんにちは。
東京ハヌルです。
7月になり食品だけでなく
新聞購読料や映画鑑賞料金に
いたるまで値上げラッシュ。
ここのところずっと値上げ続きなので
もはや驚きもしないんですけどね。。。
そしてその値上げ、
原材料、光熱費高騰によるものなのか、
コロナにより打撃なのか、
広尾近辺でも
閉店する店が後を絶たず、
すでに私のお気に入りの店が
3店閉店してショック。
特にその悲しいお知らせを
未だ受け止めきれていないのが
長年地元に愛されたパン屋さんの閉店。
（Kiriy's Fresh公式HPより）
駅から少し離れている
住宅街にあるからか
広尾という場所ながら
地元に支えられていたお店。
でも広尾駅近くにテレビでも紹介され、
行列が絶えないトリュフ入りパンが売りの
有名店が出来て駅周辺在住の
お客さんが流れちゃったかな。
そのトリュフ入りパンの有名店は
一回行きましたが私はリピなし。
アレルギーや免疫系不調によくないと
医者に言われたので
最近がは小麦製品を避けるようになり、
前ほど行かなくなりましたが、
前は娘タンコマと学校帰りに立ち寄り、
店の近くのベンチで
一緒におやつパンを食べた思い出がある店。
タンコマ、その学校も卒業し、
もうすぐアメリカの大学に行ってしまうのですが、
そんなタイミングで閉店。
（Kiriy's Fresh公式HPより）
タンコマと私が好きだった
ハーモニーという渦巻きパン（真ん中）
甘いパンだけでなく、
パンドミーやバゲッドも絶品でした。
私が育った実家は
現在の住まいから近いのですが、
周辺の思い出ある店、場所はほぼ全滅。
懐かしさなど１ミリも無い、
全く別の街になっちゃってます。
昔ながらの店を根こそぎどかして
同じようなオフィス商業ビルや
タワマンばっかり建ててるけど
人口減ってるのにどうするん？？？
でもこの傾向、
東京ほどひどくないですが、
ソウルにもジワジワ押し寄せてます。
それでも鍾路あたりに古い食堂や店が
まだまだ残っているし、
益善洞のように韓屋はそのまま残し、
内装をリノベしてカフェやレストランして
景観を変えないよう努力してるので
東京よりマシのような気がしますが・・・。
ソウルの私のお気に入りの老舗たち。
どうかどうか無くならないでください。
さて、今日も
”絶対ハズせない我が家の定番メシ in ソウル”
シリーズの続き、おやつ編。
前回の韓国伝統茶院
「チャマシヌントゥル」
に続きピンスの老舗、
名店、MEAL TOP（ミルタップ）
をフューチャーしたいのですが、
残念なことに狎鴎亭の本店を含め、
ソウルの店は全店閉店してしまったようなのです。
小麦グルテン系
三清洞スジェビ＠三清洞：スジェビ
ホンドゥケソンカルグククス＠望遠：カルグクス
モッシドンナ＠三清洞：トッポギ
松竹荘＠永登浦：コチュチャジャンミョン
キムチ系
ハノッチ＠西大門：キムチチム
クルタリ食堂＠孔徳：キムチチゲ
海鮮系
武橋洞プゴグッチッ＠武橋洞：プゴック
阿峴洞カンジャンケジャン
＠阿峴洞：カンジャンケジャン
肉系
明洞タッカンマリ始祖店＠東大門：タッカンマリ
鶏熱社＠付岩洞：フライドチキン
てぶちゃん＠狎鴎亭：サムギョプサル（閉店）
（今は肉典食堂＠東廟）
間食系
MEAL TOP＠東大門/狎鴎亭（閉店）：パッピンス
チャマシヌントゥル＠北村：韓方茶
ダンキンドーナツ＠弘大：ドーナツ
황칠가＠西村：クァベギ
バナナウユ＠コンビニ
太極堂＠東大入口：あんぱん
ピンスの名店、MEALTOP（ミルタップ）
江南の人口が江北とほぼ同率になるほど
発展を遂げた1985年、
江南狎鴎亭、現代デパート1号店オープン時に
同デパート内に韓国国内初の
プレミアムかき氷専門店としてオープン。
江南マダムたちに支持されました。
狎鴎亭本店はいつも
江南マダムたちで混雑。
並ぶのは必至なので
番号札を取り、順番になると
電光掲示板で表示されるスタイル。
混雑、行列を避け
私たちがよく行っていた
東大門、現代シティアウトレット店。
こちらが出来てからはずっと
並ばず食べられる東大門店へ。
国産の厳選された材料を使用し、
添加物を使用せず、
伝統にこだわった製造法で
「かき氷の名品」と呼ばれていました。
看板メニューはミルクピンス。
氷をゆっくり凍らせ、
昔ながらの氷粉砕法を用い、
粉雪のようなサラサラして
自家製練乳をかけます。
あんこは国産小豆を使用し、
長時間ゆっくりと茹で、
ふっくらと炊き上げるそうです。
甘さ、食感共に絶妙。
未だこれをこえるあんこを
私は食べた事がありません。
狎鴎亭、現代百貨店の本店では
レトロなガラスの器に盛り付けられてましたが、
東大門現代アウトレット店の方は
カジュアルスタイルに合わせ
このペーパーカップで提供されてました。
あんこの上にのっている
伝統のお餅は「もち米インジョルミ」を使用。
日本のお餅とも白玉とも違う食感で
ツルッとしていて、モチモチしていて
なんとも言えない美味しさです。
看板商品、ミルクピンスだけでなく、
紅参、柿、ミスカルなど
韓国の伝統食材を使用した
斬新なメニューや
旬のフルーツを使用した
現代風ピンスも人気がありました。
（Mealtop＿busanlotte instagramより）
Meal Top、韓国地方や海外のお店は
まだあるようです。
このインスタアカウントは
釜山、ロッテ百貨店内にあるMeal Topの
インスタアカウント。
Meal Topのミルクピンス
絶対また食べたいので
こうなったら釜山まで行きます！
Meal Top関連バックナンバー
Meal Topの閉店は
4月にソウルに行った時に知り大ショック。
でもどうしてもミルクピンスが食べたくて、
Meal Topのミルクピンスに一番近そうな
東大門にある北海氷水のピンスにトライしてみました。
サラサラのミルクピンス、
あんこは別添え。
これはこれで美味しかったけど、
Meal Topのミルクピンスとは全く別物。
やっぱあのピンスは
海外、地方のMeal Topまで行かないと
食べられないのかなあ・・・。
なんか凹むなあ・・・。
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