見かけに惑わされるな!!
アドベンチャー17:見かけに惑わされるな!!
見掛けに惑わされてはいけないこの家。ハバネロ夫婦だけじゃなく、義父にも騙されちゃいけない。実は義父見た目はもう立派な”おっさん”、人によっては”じいさん”なんですが、実は老けただけの子供なんです。
そんな義父のおこちゃまぶり。赤字は義父のセリフ。
Case:1
「暇なら買い物やっといてよ~~~」
「ヤダッ!!忙しい!!」
「何で、何もやること無いんでしょ」
「暇じゃない!!時計屋さん(義父の大親友)のところにお昼を食べにいかなくちゃいけないっ!!」(唖然、呆然)
「・・・・・大変ですね」
Case:2
「あ~~~忙しい、ゆっくり休んでいる暇がないよ~~~」(起床時間10時半)
「へぇ~~そんなに忙しいんですか?」
「犬の散歩して、時計屋さんでお昼食べなくちゃならなくて、そのあと銀行にも行かなくちゃならない」
「・・・・・大変ですね」
Case:3
ゴツン(何かが落ちた音)見に行くと、洗濯かごが投げられている。そこに、点パリ、ふくれっ面をした義父が
「何で、俺ばっかりやらされるんだよ。洗濯物干したり、食器(自分が使ったものだけ)洗ったりしなくちゃなんない」(この日も10時半起床)
「時計屋さんに行かなきゃならないのに!!」
「・・・・・大変ですね」
一日に出来ることは二つまでと決まっているので無理なようです。(それ以上だとショート)
あのさぁ~~、大人なんだからもう少し段取り決めてやれよぉ~~、あっ、子供だったか。
って、つまらない一人突っ込みを心の中でしながら、微笑ましい顔を作って眺めてます。
本当に大変なのはこっちです(トホホ)
ハバネロ機関銃発射
アドベンチャー16:ハバネロ機関銃発射
ハバネロ爺さんは横入りをするだけではない。
家に訪れるセールスマンの人々を打ち倒す。新聞だったり色々と・・・・
これはあるセールスマンの物語。ある日、15時過ぎに新聞の勧誘に来たセールスマン。ピンポーンとやると出てきたのは老人。
「これはしめた。ゲットだぁ~~~」と思ったかどうかは分かりませんが、超強烈なハバネロということが分からず、食らいついてしまった。(あ~あ、やっちゃった・・・)
悲劇はここから。
お決まりのセールストークを開始。
しかし、そんな話には耳をまったく貸さず、関係なく自分の話をかぶせてくる爺さん。
その悲劇のセールスマンは、「セールスの基本はまずは聞くことから。まずは聞こうとしよう」と思ったかどうかは分かりませんが、聞かざるえない状況に。下心があるので、熱心に聞いてしまう(あ~あ、こりゃ地獄だよ)
ハバネロ機関銃から出てくるのは全て自分の自慢話
「ぼくはねぇ~協会の副会長を20年間やって~~~~」
「●●祭りはねぇ~~僕が作って~~~」
「商売やるのにこうやって工夫して~~~」
と。ふと気づいてもまだ昭和20年代の話をしている。(まだ産まれてないんですけど・・・・)
セールスマンがセールストークを入れる隙がまったくない。自慢話を”熱心”に聞いてしまっているうちに、時間は16時となる。(小一時間が経過)
すると、ハバネロ爺さん
「じゃっ、僕は水戸黄門見なくちゃいけないから。帰って。」
と言って、即座にドアを閉める・・・・。
すっすげぇ~なぁ~~~買う気などまったくないなら、すぐに帰らせてあげりゃいいのに。暇つぶし(ボケ防止か)のために、自慢話披露かよ。あんたの話だけは聞きこんじゃいけねぇーよな。
って心で呟いていたら、声をかけられ、自慢話を聞かされる僕でした。
ちなみに、その新聞はもちろんとっていません。
一瞬のすきを突け!!
アドベンチャー15:一瞬のすきを突け!!
昨日のアドベンチャーを見る限り、ちょっと弱気に見えちゃうハバネロ爺さん。実は、そんなことない。(ご存知の通り)
ある別の日、今度もファミレスに登場。僕もアテンド。(すごい嫌な予感)
歩くのが遅いハバネロ夫婦を置いて、小走りでファミレスに到着した僕。「こちらでお待ちください、お名前をお書きください」とファミレスによくある名前ボードに名前を記入。
しばらく入口で待っていると、とうとうあの夫婦が登場~~~。(何やるんだ???)
爺さんは自分たちの名前がしっかりとエントリーされているかがとても心配。
「名前~~は書いたのか???」
「ええっ、しっかりと書きました」
それでもしつこく
「名前~~~は書いたのか???」
「書きましたよ」(来たか、来たか)
どうしても確認したい爺さんは
「名前~~は書いたのか?●●と~~」
と言いながら名前ボードに向かう。
そんなとき、運悪く若いカップルが初々しくボードに名前を記入しようとしていた。爺さん、今まさにペンを書こうとしている女の子の手とペンの間10センチの隙間に体をぐいっ。
名前を確認。書いてあったのでご満悦でそのカップルに目を向けることなく、その場を去る・・・・・
若い女の子は”ショックでかわいそうに目がテン・・・・”男の子は”あまりの早さに呆然”。僕は面白いやら、ひど過ぎると思ったりで苦笑い。
おいおいおいっ。爺さん割り込んでまで確認すんじゃねーよ。書いたって言っただろ。ここはあの国か。
って心で呟きながら、爺さんからは距離をとりました。
ちなみに、このことをあの国の人にいったら、「たぶん、あの国の血が流れているのよ。素敵ねぇ~~~」だって。