東京マスオ物語 -5ページ目

見かけに惑わされるな!!

アドベンチャー17:見かけに惑わされるな!!


見掛けに惑わされてはいけないこの家。ハバネロ夫婦だけじゃなく、義父にも騙されちゃいけない。実は義父見た目はもう立派な”おっさん”、人によっては”じいさん”なんですが、実は老けただけの子供なんです。


そんな義父のおこちゃまぶり。赤字は義父のセリフ。


Case:1

「暇なら買い物やっといてよ~~~」


「ヤダッ!!忙しい!!」


「何で、何もやること無いんでしょ」


「暇じゃない!!時計屋さん(義父の大親友)のところにお昼を食べにいかなくちゃいけないっ!!」唖然、呆然)


「・・・・・大変ですね」


Case:2

「あ~~~忙しい、ゆっくり休んでいる暇がないよ~~~」起床時間10時半


「へぇ~~そんなに忙しいんですか?」


「犬の散歩して、時計屋さんでお昼食べなくちゃならなくて、そのあと銀行にも行かなくちゃならない


「・・・・・大変ですね」


Case:3

ゴツン(何かが落ちた音)見に行くと、洗濯かごが投げられている。そこに、点パリ、ふくれっ面をした義父が


「何で、俺ばっかりやらされるんだよ。洗濯物干したり、食器(自分が使ったものだけ)洗ったりしなくちゃなんない」(この日も10時半起床)


「時計屋さんに行かなきゃならないのに!!」


「・・・・・大変ですね」


一日に出来ることは二つまでと決まっているので無理なようです。(それ以上だとショート)


あのさぁ~~、大人なんだからもう少し段取り決めてやれよぉ~~、あっ、子供だったか。


って、つまらない一人突っ込みを心の中でしながら、微笑ましい顔を作って眺めてます。


本当に大変なのはこっちです(トホホ)


ハバネロ機関銃発射

アドベンチャー16:ハバネロ機関銃発射


ハバネロ爺さんは横入りをするだけではない。


家に訪れるセールスマンの人々を打ち倒す。新聞だったり色々と・・・・


これはあるセールスマンの物語。ある日、15時過ぎに新聞の勧誘に来たセールスマン。ピンポーンとやると出てきたのは老人。


これはしめた。ゲットだぁ~~~」と思ったかどうかは分かりませんが、超強烈なハバネロということが分からず、食らいついてしまった。(あ~あ、やっちゃった・・・)


悲劇はここから。


お決まりのセールストークを開始。


しかし、そんな話には耳をまったく貸さず、関係なく自分の話をかぶせてくる爺さん。

その悲劇のセールスマンは、「セールスの基本はまずは聞くことから。まずは聞こうとしよう」と思ったかどうかは分かりませんが、聞かざるえない状況に。下心があるので、熱心に聞いてしまう(あ~あ、こりゃ地獄だよ)


ハバネロ機関銃から出てくるのは全て自分の自慢話


「ぼくはねぇ~協会の副会長を20年間やって~~~~」


「●●祭りはねぇ~~僕が作って~~~」


「商売やるのにこうやって工夫して~~~」


と。ふと気づいてもまだ昭和20年代の話をしている。(まだ産まれてないんですけど・・・・)


セールスマンがセールストークを入れる隙がまったくない。自慢話を”熱心”に聞いてしまっているうちに、時間は16時となる。(小一時間が経過)


すると、ハバネロ爺さん


「じゃっ、僕は水戸黄門見なくちゃいけないから。帰って。」


と言って、即座にドアを閉める・・・・。


すっすげぇ~なぁ~~~買う気などまったくないなら、すぐに帰らせてあげりゃいいのに。暇つぶし(ボケ防止か)のために、自慢話披露かよ。あんたの話だけは聞きこんじゃいけねぇーよな。


って心で呟いていたら、声をかけられ、自慢話を聞かされる僕でした。


ちなみに、その新聞はもちろんとっていません。

一瞬のすきを突け!!

アドベンチャー15:一瞬のすきを突け!!


昨日のアドベンチャーを見る限り、ちょっと弱気に見えちゃうハバネロ爺さん。実は、そんなことない。(ご存知の通り)


ある別の日、今度もファミレスに登場。僕もアテンド。(すごい嫌な予感)


歩くのが遅いハバネロ夫婦を置いて、小走りでファミレスに到着した僕。「こちらでお待ちください、お名前をお書きください」とファミレスによくある名前ボードに名前を記入。


しばらく入口で待っていると、とうとうあの夫婦が登場~~~。(何やるんだ???)


爺さんは自分たちの名前がしっかりとエントリーされているかがとても心配。


「名前~~は書いたのか???」


「ええっ、しっかりと書きました」


それでもしつこく


「名前~~~は書いたのか???」


「書きましたよ」(来たか、来たか)


どうしても確認したい爺さんは


「名前~~は書いたのか?●●と~~」


と言いながら名前ボードに向かう。


そんなとき、運悪く若いカップルが初々しくボードに名前を記入しようとしていた。爺さん、今まさにペンを書こうとしている女の子の手とペンの間10センチの隙間に体をぐいっ


名前を確認。書いてあったのでご満悦でそのカップルに目を向けることなく、その場を去る・・・・・


若い女の子は”ショックでかわいそうに目がテン・・・・”男の子は”あまりの早さに呆然”。僕は面白いやら、ひど過ぎると思ったりで苦笑い。


おいおいおいっ。爺さん割り込んでまで確認すんじゃねーよ。書いたって言っただろ。ここはあの国か。


って心で呟きながら、爺さんからは距離をとりました。


ちなみに、このことをあの国の人にいったら、「たぶん、あの国の血が流れているのよ。素敵ねぇ~~~」だって。