ギリギリまで
アドベンチャー28:ギリギリまで
カラオケで馬鹿にされて怒っちゃった叔父。この人もやっぱり・・・。ちなみに、あだ名は”不死鳥”。
酒が大好きなこの人。酒の飲み過ぎが原因で入院することあり。
過去酒に酔って、自転車で転び、頭を打つ。(やり過ぎ)そして入院。目が覚めた時の第一声は、奥さんを見て
「あんた、誰????」
もう終わりだと皆さん思ったそうですが、完全に復活。
とにかく、こういった事件があるものの、元気に復活して、酒を飲み続けるその姿は正に”不死鳥”。
最近の事件。
酒を飲み案の定足元がふらついている叔父。帰るよと一人階段を下りて行った。
ガツ~~ンッ。
と、それほど大きくはない物音がする。(普段あり得るおと)
犬が吠えながら、こっちに向かってくる。誘導されるままに玄関に行くと叔父が倒れて、腰を押さえている。
「イタタタッ~~~~」
直ぐに119番。救急車。
救急隊員の人達が直ぐに救急車に運び込む際色々と質問。だけど、酒を飲んで大分酔っ払っているので、話にならない・・・・
仕方がないから救急車に乗せようと男性の隊員が抱きかかえたら
「あのぉ~~~ちょっと」(叔父)
「どっか痛いんですかぁ???」(救急隊員)
「男性に抱きしめられるのはちょっとぉ~~~。」(叔父)
「・・・・。」(叔父以外一同)
「すみません、無視してください」(僕)
あんたさぁ~~~、どうでも良いけど、助けてくれる人の気をくじくようなこというんじゃねぇ~~よ。こっちが恥ずかしいわい!!
と心の中で呟きながら、深刻そうな顔をしときました。
ちなみに、叔父は元気一杯で退院して、酒をまたたくさん飲んでます。まさに”不死鳥”。
受身の練習
アドベンチャー27:受身の練習
重病人ずらをするのが好きなハバネロ爺さんだが、相当、自分がどう見られるかに対しては気を使っている。
救急車に乗るのに、お着換えをするのなんて当たり前。
ある日こんなことがありました。
愛車のチャリンコをガシガシこいでいた爺さん。信号待ちでちょっとバランスを崩して転倒してしまった!!(あり得ることです)
周りは、いくら若作りをしていても、立派なおじいさんが転んだんで心配になり
「大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」
って聞いてくれたそうです。
そしたら、転んだことが相当恥ずかしかった爺さんは顔を赤らめながら
「大丈夫です。今のは転んだ時の受身の練習をしただけですから。時々練習しているんです。転ぶのは慣れてますので。」
一同「・・・・。」(絶句)
爺さん相当恥ずかしかったらしく、いつにもました速度でその場を立ち去ったとのこと。
(本人談)
あぶねぇ~~から気をつけろよ~~~。でもさ、その切り返しはねぇ~~だろ。心配して損したって周りは思ってるぞぉ。
って心の中で呟きながら、してやったり顔で話しているハバネロ爺さんを見つめてました。
輸送車両に注意
アドベンチャー26:輸送車両に注意
ハバネロ爺さん、実は結構救急車好き。最近は乗ってはいませんが・・・
食卓でウナギ弁当を頬張る爺さん。
「どうしたのご飯時間じゃないのに」
「これから救急車乗るからな。精力つけとかないと!!」
「・・・・。」
無事、119番して救急車に乗っていきました。
なぜか救急車が家の前に止まる。
「えっ、誰が呼んだんですか?」
「●●さんが」
(爺さんだ・・・・、嫌な予感)
「おじいちゃん、救急車が来ましたよ」
「ちょっと待ってもらってくれ」
がさごそ、タンスの奥から何かをだしてきた。
それは大変ゴージャスなガウン。それを着て、帽子を被ってダンディーに決める。
「じゃ、いってくらぁ~」
無事救急車に乗っていきました・・・・。
ちなみに、上記二つのエピソードとも元気に入院もせず帰ってきました。
てめぇ~~、タクシーと勘違いしてねぇ~か。そういう奴がいるから、今困ってんだろうがぁ~~。
と心の中で呟きながら、心配そうな顔をしてました。
最近は家族に怒られたらしく、救急車はまったく使わなくなりました。