私は今台北にいまして、台湾人と一緒にDVDで映画を見る機会がありました。


邦題は「キングダム 見えざる敵」という映画だったようですが、見たときは中国語のタイトルしかなく、わからなかったです(笑)。


いろいろな汚い言葉が使われていましたので、久しぶりに関心がf-word (fuckまたはその派生語)に向きました。


今すぐに」という意味の表現に、right now というものがあります。それにfuckを少し変化させた、fucking を組み合わせてみましょう。


さて、どの位置にfucking を入れましょうか?まあ選択肢は3つだけですよね。


1 fucking right now

2 right fucking now

3 right now fucking



正解は2番の、right fucking now です。


映画中で主人公の男性が使う場面がありますので、ぜひ注目してご覧になってみてください(・・・などと言えるような重要な表現ではまったくありませんけどね)。

現在私は台北におりますが、秋葉原の通り魔事件についてはインターネット上のニュースで即日知りました。


秋葉原は私の日本の最寄駅からは電車で10分少々で行ける近い場所で、中学・高校時代には通学路上にあったため、たまに寄ったりもしていたなつかしい場所です。


外国の人にとっても観光地として認知されてきているようで、秋葉原に行くツアーも組まれているといううわさを耳にしましたが、それだけに今回の事件は残念ですし、衝撃的でした。


海外のメディアもこの事件を大きく取り上げていて、私もBBCで関連記事を読みました。


犯行に及んだ男について、以下のような表現が見当たりました:


...a man who went on a stabbing spree in Tokyo...


ここに登場している、go on a ~ spree という表現は、「派手にやりたい放題~をする」というニュアンスをもつ表現で、よく見る言い方は、


go on a spending spree =「派手に買いたいだけ買い物をする


という表現です。この表現はけっこういろいろな英語関係の参考書類で見ることができるのではないかと思います。


しかし、そういうなんて言うこともない表現のうちの、spending の部分をstabbing (stab は「~を刺す」という意味です)に変えれば、「刺したい放題人を刺す」という意味をもつ、今回の恐ろしい表現が出来上がってしまいます。


衝撃的なので印象に残ってしまいますが、できればもう目にしないで済んでほしい思うような表現ですね。

私はよくBBCラジオを聞いていますが、ニュース番組を聞いているとやはりクリントン氏とオバマ氏の指名争いの激化については、よく報じられています。


たとえば、彼らがneck and neck であり、Votes are still being counted there. だということです。


neck はご存知の通り「首」のことですが、neck and neck で、競争が接戦であることを意味します。競馬のイメージです。


こういう簡単な語を使った、視覚的に鮮やかな表現を使いこなすのは、われわれ外国人学習者にとっては難しいですよね。そう思いませんか?


Votes are still being counted. ですが、これはいちおう高校で習うんですけど、あまり実際に使う機会がないので忘れがちな、受身進行形ってやつです。


受身形は、「be + 過去分詞」ですよね。これはよく使うので、何度も使ううちにちゃんと覚えられるはずです。

しかし、それをさらに進行形にすることができるんですね。日本語訳で言えば、「~されている」です。


その形が、「be + being + 過去分詞」です。


そう、受身形の間に、さらにbeing を挿し込むんですね。私もこれを中3で最初習ったころ(超進学校なので進度が早い)、「なんじゃこりゃ!?」と驚きました。


でもこうして、実際に使われているわけですから、覚えておいて損はないわけです。


その文を和訳するなら、「そこでは票がまだ数えられている最中だ」となります。

マンチェスター・シティというプレミアリーグのサッカーチームのエリクソン監督は、ファーストネームがSven と言います。


チームのオーナーはタイのタクシン氏で、エリクソン監督はタクシン氏の意向で解任されそうだ、といううわさが流れています。


それを耳にし、エリクソン監督を支持するファンたちは、スタジアムで、監督を解任しないように求めるアピールを思い思いの形でしていました。


ファンが掲げているプラカードの1つに、SOS と書かれているものがありました。みなさん知っての通り、至急助けてほしい、というメッセージなわけです。


その文字の下には、


Save Our Sven


と書かれていました。


なるほど、SOS という言葉と、エリクソン監督のファーストネームSvenとを絡めた、しゃれた表現だったわけですね。


しゃれはさておき、では本来のSOS は、いったいどんな意味が込められているのでしょうか?


Oxford Dictionary of English によると、モールス信号で簡単に送信できる文字として選ばれただけで、特に意味はないようです。ちょっとがっかりですね(笑)。


ただし、語源に関する俗説によると、これはSave Our Souls を略したものだ、ということです。

エコノミストで、フランスのサルコジ大統領の政策に関する記事を読んでいました。


Some 46% of all first-year undergraduates drop out.


ということですから、驚きです。サルコジ大統領は高等教育の改革に高い重要度を与えているそうです。


そして記事中で、彼の改革は


... encourage a dozen of the most go-ahead universities


することだろう、という意見が引用されていました


このgo-ahead は、かなり多くの英語学習者が聞き慣れているフレーズだと思うのですが、ふつう動詞として使いません?


会話でも、相手に許可を出す意味で、Go ahead. と言ったりすることはよくあります。


これは、実はこの文のように形容詞として使うこともできるうえ、さらに名詞としても使えるのです。


この形容詞の用法は、「前進し新しいことを考えようという気持の強い」という意味です。本来go ahead が「前進する」というニュアンスなのを考えれば、自然ですよね。


名詞として使った場合には、何かを先に進めてよいよ、という許可を意味します。


give ~ the go-ahead (~にOKを出す) という使い方がよく見られます。

ロンドンで、オリンピックの聖火リレーを妨害するデモ活動がありましたね。チベット問題がある以上、なかなか北京オリンピックが順調に行きそうもありません。


それに関するCNNの記事を読んでいましたが、


made attempts to grab the Olympic torch and douse it with a fire extinguisher


という部分がありました。


まず最初の方は、


make an attempt to do =「~しようと試みる」
grab =「~をつかむ」


という意味です。


その後douse という(おそらく多くの人にとって)見慣れない動詞が出てきます。読み方はカタカナで書けば「ダウス」です。「ドウス」ではありません。


この動詞はちょっと面白くて、他にもつづりがあるんです。dowse と書くこともあるんですね。意味は「水などをかけて(火を)消す」です。


抗議デモをした人たちの中には、a fire extinguisher、つまり「消化器」を持っていた人もいたんですね。消化器でもって、聖火を消してしまおう、としたわけです。


ちなみに、この消火器を意味する a fire extinguisher のextinguisher は、extinguish =「火や明かりを消す」という動詞から作られた名詞です。


このextinguish という動詞は、今紹介したdouse という動詞の類義語だということになりますね。

エコノミストの記事に、日本の道路に関係する政治のあり方に関するものがありました。


Japanese governments have long used the petrol levy and other tax revenues to splash out on road-building...


とあります(the petrol levy というのは、文脈的に「暫定税率」のことを指しています)。


暫定的に高めに設定された揮発油税や自動車重量税、そしてその他の歳入(revenue) を用いて、日本政府は


splash out on road-building


してきたわけです。


このsplash という単語は、そのままカタカナとして少しなじみがある方も多いのではないかと思います。水しぶきがはねるイメージです。


東京ディズニーランドのアトラクションの1つ、「スプラッシュ・マウンテン」も、水しぶきを浴びながら滝を落下する乗り物ですしね。


ここで登場している


splash out on ~


という熟語は、


~に惜しみなくお金を使う


という意味です。


その水しぶきが「ドバッ」と来るイメージを念頭に置いておくと、覚えやすいだろうと思います。お金をどばどばっと使うわけですね。

私は政治のことはよくわかりませんが、なんとなくニュースなど見たりはしています。


最近びっくりしたのが、アメリカの民主党の候補者争いに出ているヒラリー・クリントン氏が、ファーストレディ時代にボスニアを訪問した時に、銃火を浴びながら着陸したという話が、実はただの誇張であったというニュースでした。


気になったのでアメリカのyahoo で関連ニュースをちらちら見ていたんですが、その他の発言も含めて、


regard her as a "phony"


な人が増えているという記事や、


彼女は"downright disingenuous" である


という専門家の意見を引用した記事が目につきました。


まずphony は「詐欺師」を意味する名詞です。


また、disingenuous という形容詞は、


あまり分かっていないふりなどをしたりしている、不正直で不誠実な様子


のことです。


本当は銃火をあびたわけじゃないのを覚えていながら、うっかり忘れていたふりをして、誇張した話をしたんじゃないの?


という疑いの気持ちを伝えるのに、とても適切な単語選択だと感じます。

岡山駅でホームから人を突き落とす事件が最近ありましたが、それについて英語で書かれた記事を読んでいました。


警察は当初は、少年を「殺人未遂容疑で」逮捕したんだそうです。


この「殺人未遂容疑で」の部分ですが、英語だとどうなるでしょうか?


「殺人未遂」は、attempted murder と言います。直訳すると、「企てられた殺人」です。殺人しようという試み(attempt)がなされただけで、殺すには至っていない、ということです。


「容疑」は、suspicion です。


で、これらをどうつなげましょう?どんな前置詞を使いましょう?このへんで少し英語のセンスが問われます(笑)。


これは、「容疑で」の「で」を、「~に基づいて」というニュアンスで解釈して、前置詞on を使うんですね。そうすると:


on suspicion of attempted murder


となります。


on suspicion of をそのままセットで覚えてしまうと使い勝手がいいですよ。

八方美人」という言葉を英語にしようと思った時、まさか


「えっと、eight directions beautiful person みたいな感じ?」


と直訳して並べるわけにもいきませんから(笑)、


「八方美人ってのは要するに、みんなに好かれたいってことだから・・・」


というように、要はどういう意味なのか考えて英語にしますよね。


「彼女は八方美人だ」なら、たとえば


She tries to be liked by everyone.


くらいに表現すれば、相手に十分意図は通じるでしょう。


一方、英語には面白い決まった言い方もあります。


私が特に面白いと思ったのは、


everybody's friend


という言い方です。「みんなの友達」ですね。


日本語ではそういう表現はしませんが、言われてみると納得じゃないですか?


それにtry to do =「~しようとする」を組み合わせて、


She tries to be everybody's friend.


のように言うことができます。