殺人・放火などの罪に問われていた九州の60歳の女性が、その2つの罪に関しては無罪判決を受けたというニュースが最近ありましたが、それに関するがエコノミストのサイトにもありました。


その中で、「In a country with a conviction rate of over 99%...」という部分が目を引きました。有罪率は99%を超えている、ということなんですね。


conviction rate で、「有罪率」という意味を出しているわけですが、このconviction という名詞はなかなか面白いと感じます。


なぜなら、とりあえず手元にあるジーニアス英和辞典第4版で引いてみると、


1.有罪判決、有罪
2.確信、信念


とあるわけですが、


1.は動詞convict と、
2.は動詞convince と意味上つながりがある


という状態なんです。


つまり、conviction を動詞化すると、convict とconvince の2つの候補が挙がる、ということなんですね。

他の名詞にはなかなか見られないような個性ですね(笑)。

エコノミストの記事に、日本の安倍総理についてのものが

ありました。

内容としては:

10月に北京とソウルに訪問し、中国・韓国と歩み寄りの

姿勢を見せた。

しかし、やはり首相の本性は、よくある保守的政治家

だったようだ。

従軍慰安婦問題では、強制(coercion)があったという

歴史的証拠はない!

と明言した。

なんだやっぱ日本によくいるタイプの政治家ね!

ということで、この記事のタイトルは、

Scarcely an Abe-rration

なんと、シャレが効いています。

scarcely は、「ほとんど~ない」という意味の

英検2級レベルの副詞。

aberration は「逸脱」という意味の

英検1級レベルの名詞。

abe-rration abe は、当然「安倍」ですよ!

つまり、

「安倍首相は結局いつもどおりの政治家だった」

ということを言っているわけですね。

おもしろいシャレではありませんか??

出会い系サイトで知り合った14歳の少女を、

35000円を払って京都のホテルに連れ込んだ

という医師の話をニュースで見ました。

職場の病院では厳重注意(reprimand)だけですみ、

勤務を継続したそうです。

英文記事のタイトルでは、

Pedophile doctor…”

という表現が使われていました。

pedophile という言葉は、形容詞か名詞として

使われ、「小児性愛の」「小児性愛者」という

意味です。

日本語では、ペドフィリア(pedophilia) という言葉の

ほうが知られているかと思います。

ペドフィリアは小児を愛する性癖・気持ちのことですから、

ペドファイル(pedophile)とはちがいます。

ちなみに philia という単語は、一般に、

「~を好む傾向(異常な傾向も含む)」

という意味合いを持ちます。


インフルエンザの薬、タミフルを飲んだ後、小学校2年生の

女の子が10階から落ちて死亡したというニュースを見ました。

タミフルと、そういった異常な行動の間に、何かしら

因果的関連性があるのかもしれませんし、ただの偶然なのかも

しれません。そのへんは根拠なく決め付けるわけには

いきません。

これについては毎日新聞の英語サイトで、英文記事としても

読みました。

そのような「異常な行動」は、erratic behavior

とあります。

erratic (形容詞) 常軌を逸した

という単語です。

これが最初分からなくても、めげてはいけません。

なぜなら、英語は同じ言葉を繰り返し使用するのを避ける

ために、同義語で言い換えようとするからです。

実際この英語記事でも、後のほうで、

bizarre behavior

という言い方が登場しています。

これなら、bizarreの方だけでも知っていたなら、

erratic の意味もおよそ想像付きますよね。

また、タミフルとそうした異常行動の「因果関係」

ですが、その英文記事には以下のような一文が

あります:

However, no causal relationship with the drug

has been proven.

このcausal relationship というのが、

「因果関係」に当たります。

causal は、他動詞cause の形容詞形ですから、

cause を知っていればすんなり意味を理解できます。

潮田耕一

仕事の忙しさにかまけているうちにあまりにも更新を怠って

しまいました。

なのでたまには!ということで、英語に関して気づいたこと、

気になったこと、気ままに書かせていただきます。


try という動詞は、私が中学2年生のときですかね、

try to do =「~しようとがんばる」

try ~ing =「ためしに~してみる」

とをちゃんと区別しないといけないよ!と習った動詞です。

それ以来、try の使い方と言うと基本的にこの2パターンが

頭にこびりついているので、英語で話すときにもそれらに

頼ることが自然と多くなっています。

しかし、英和辞典とか見ていると豊富な用例が載っていて

面白いんですよ。

たとえば、「赤ちゃんがなかなかできなくて、がんばってるの

ということを英語で言うならば、

try to have a baby

という表現が私などは真っ先に出てきてしまいますが、

赤ちゃんを産む、はhave a babyがとても自然な言い方です)

try for a baby

という言い方も実はあるんですね!新鮮じゃありませんか?

例文を挙げるなら、

10年間赤ちゃん作ろうとがんばってるんだけどね

=We have been trying for a baby for ten years.

といった感じです。

潮田耕一

英語にもいろいろなユーモアのある一言がありますが、

恋愛と結婚とのちがいをおもしろく表現した一文を

以下にご紹介します。

Love is blind, but marriage is an eye-opener.

直訳的に訳すと、

「恋は盲目であるが、結婚は目を見開かせるものである」

というふうになります。

思わず笑ってしまいませんか?

恋愛対象のうちは、欠点など見えず、盲目的に

愛したりするものですが、

結婚したとたんに、盲目だったはずが、欠点ばかり

見え始めるという恐ろしさ(笑)を表現しています。

eye-opener は、今まで知らなかったこと、意識して

いなかったことに目を開いてくれるような、

刺激的で驚くべき体験、という意味で

ふつうに使われている単語ですが、

ここでは恋は盲目(blind) と対になって、

強いインパクトを出しています。

他にもいろいろとユーモアのある一言は

ありますので、随時ご紹介したいと思います。

こういう面白い、気の利いた表現で英語に接すると、

印象に強く残りますから、単語とかも覚えやすい

思います。

これをお読みくださった方で、eye-opener という

英単語を知らなかった、という方も、

きっともうその単語を覚えてしまったのでは

ないでしょうか?

潮田耕一

自分はまだまだ英語の一学徒ですが、

教師という役割も同時に演じています。

教師の役割を演じる際に困るのが、

具体的ではない不明確な質問への対処です。

そういう具体性のない英語の質問の代表例は、

「英語はどれくらいやったらできるようになりますか?」

「英会話はどれくらいでできるようになりますか?」

というものです。

そしてそれに対して、やや不親切な答え方だと

わかってはいますが、私なりにストレートな答えを

言うのであれば、

「あなた自身が、英語ができるようになった、

と思ったときが、できるようになったときです」

というのが、その答えになります。

たとえば私自身に関して、客観的に見たときに、

TOEIC990満点を所持している、

英検も1級だ、まず確実に英語ができる人だろうな」

と言うことはできます。

しかしそれでも、私自身が主観的に、

「おれの英語なんてまだまだだ。

あまりにも改善するべき点がいっぱいある」

と考えている可能性だってあるわけです。

(そして実際そう考えています)

私は自分の英語力にまったく満足していませんし、

その意味では、「自分は英語ができる!」と思っていません。

私自身べつに野球の経験は皆無ですが、

たとえばイチロー選手にしたって、

観客から見れば4割近く打率がある

「すごい野球ができる選手」なわけではありますが、

裏を返せば「6割近い確率で打ち損ねている」わけで、

イチロー選手自身は「自分の打撃はまだまだだ」と

ひょっとしたら思っているかもしれません。

人それぞれ、英語で持って成し遂げたいレベルは違っていて、

そのレベルによって、「できるようになった!」と思える到達点が

変わってきますから、一概に「この年月英語をやればOK!」

という言い方は、本当はできないのです。

英語でどんなことをしたいのか、自分の胸によく聞いてみるのが

まずいちばん先に行う必要があることです。

それが明確になれば、そのレベルに到達するのに

どれくらいの時間が必要なのか、というのの目安を

教師役の人が提示していく、ということは可能だと思います。

潮田耕一

severe という形容詞は、高校基本語という程度のレベルで、

なじみのある人は多いと思います。

日本語でもカタカナで「シビア」といいますしね。

で、この単語を知っていると、他のある単語が

とてもまぎらわしく見えてきます。

その混乱は、たとえば、

mend severed ligaments

mend:治す ligament:じん帯)

というフレーズを見たときに起こります。

「なんだこのsevered っていうのは??」

この単語を初めて見た人なら、きっと心の中で

シビアード と読んでしまったことでしょう。

そうではありませんか??

実はこのsevered というのは、

sever という動詞にed がついたもの

なんです。

だから、severe とは関係ないんです。

読み方もぜんぜん違いますよ。

sever 「セバー」と読みます。

アクセントは最初のe にあります。

意味は、「~を切断する」です。

ですのでさきほどのフレーズの意味は、

mend severed ligaments

=「切断されたじん帯を治す」

となりますよ。

とまあえらそうなことを言っていますが、

私自身もこの単語を知らなかったときに

severed を見たときは、シビアード?

と読んで意味不明っ!とか思っていたので、

安心してくださいね(笑)

徐々に一つ一つ、勘違いしやすい単語を

おさえていけばいいだけのことです。

潮田耕一

ワールドカップの準々決勝

イングランド対ポルトガル戦で、

イングランドのルーニーが、ポルトガルの

クリスティアーノ・ロナウドにはめられて

試合の途中で退場になった、と言って、

イングランドのメディアは怒っているようです。

イングランドのタブロイド誌The Sun のページを

ちらちらと見てみたのですが、

ルーニーとクリスティアーノ・ロナウドの2人が、

ふだんはイングランドの同じチームに所属する

チームメイトであることも災いして、

イングランドの人たちは相当お怒りのようです。

The Sun のページには、

Give Ronald one in the eye.

というフレーズものぼっていました。

これは、give () one in the eye.

という決まり文句で、

()の目に一発食らわせてやる

という意味なんです。

なかなか物騒なことになってますね~

サッカーの恨みは、イングランドでは

日本人が想像できる以上に怖いようです。

潮田耕一

USATODAY の記事で、

アメリカの一部の州で鬼ごっこが禁止になった

という、私にはよく理解できない出来事を知りました。

鬼ごっこを禁止する」は、英語では

ban tag

と言います。

鬼ごっこ=tag ですよ。

さて、なぜ禁止するかと言えば、

鬼ごっこは、

progresses easily into slapping and hitting

(簡単に、平手での打ち合いや、殴り合いに進展する)

だから・・・だそうですけど、

私はそれを読んで、

Are you serious ?

って思いました。

そりゃ、叩き合いになっちゃうかもしれないですけど、

そういうこともやりながら、友達との付き合い方を学んでいく

ものじゃないかな~、と思いました。

けんかになるから禁止する、と言ってしまったら、

ほとんどのことが禁止になりえる気がします。

潮田耕一