殺人・放火などの罪に問われていた九州の60歳の女性が、その2つの罪に関しては無罪判決を受けたというニュースが最近ありましたが、それに関するがエコノミストのサイトにもありました。


その中で、「In a country with a conviction rate of over 99%...」という部分が目を引きました。有罪率は99%を超えている、ということなんですね。


conviction rate で、「有罪率」という意味を出しているわけですが、このconviction という名詞はなかなか面白いと感じます。


なぜなら、とりあえず手元にあるジーニアス英和辞典第4版で引いてみると、


1.有罪判決、有罪
2.確信、信念


とあるわけですが、


1.は動詞convict と、
2.は動詞convince と意味上つながりがある


という状態なんです。


つまり、conviction を動詞化すると、convict とconvince の2つの候補が挙がる、ということなんですね。

他の名詞にはなかなか見られないような個性ですね(笑)。