人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -3ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「グッド・ワイフ4」です。

<#3 第三の道 Two Girls, One Code>


二人の少女が、自分たちの作ったアプリが検索エンジンの上位にあったのに、一気に下落したとして、検索エンジンの会社チャムハムを訴える、というものなんですが。

そもそも、検索エンジンのアルゴリズムなんて検索エンジン側の自由だし、それこそ企業秘密というか検索エンジンの専権なんだから、訴えるものなの??ってすごい違和感を感じたのですが、実際にこういう訴訟があったのですね、さすがなんでも訴訟になっちゃうアメリカ。


検索エンジンの順位を上げるマーケティングとしてSEOの専門会社があるくらい、割とメジャーな手法だし、アルゴリズムを決めるのは検索エンジン側だと私も思いますが、ただ、そこに大きなマーケティング費用がかかっているだけに、検索エンジン側に恣意的な操作があるとしたら、確かに問題です。

でも、結局、ラストは、このエピの副題である「第三の道」が選ばれたわけでした。第三の道といっても、なにかほほぅ!とひざを打つようなものではなく、これにはアリシアもがっかりした表情を浮かべ、一緒に私もガクっとくるような内容で・・・ただし、事件は一番丸く収まったと言えるのかな。


さて、今回の一つの見どころは、ピーターの浮気疑惑をめぐる問題。

イーライがその調査をカリンダに任せたってところが…皮肉というか、なんというか。

カリンダもすごい気まずいし、それを知ったピーターも何とも言えない表情を浮かべていましたが、無知って怖いですね。

カリンダ自身は乗り気じゃないけど、自分がその不倫相手でしたって言って断るわけにもいかないし、とりあえず、いるかいないか分からないピーターの浮気相手を探すワケですよ、結構これって客観的に見てるとおかしいけど、本人たちは複雑だし気が気でないですよね。


結局これも、選挙スタッフのおバカ女の大ウソだったわけですけど、やっぱピーターくらいの大物になると、こういうこともいろいろあるんでしょうな。


しかも、ピーターとアリシア、なんだかいい雰囲気が戻ってきましたね。

もともと大恋愛のすえ一緒になった二人なんだろうし、ここが仲良くなるのは結構悪いことじゃないんじゃないかな??なんて感じました。


そもそも私、シーズン1,2を見てないので、いろいろ理解できてない人間関係も多いと思うんですよね。ホントに機会があったら是非、この最初の方、みてみたいです!



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「ナース・ジャッキー5」です。

<#7 救える命 Teachable Moments>


相変わらず、面白いです。

一応コメディっていうけど、とんでもない、今回は特に、かもしれないけど、シリアス系ドラマだし、社会派ドラマでもありますよね。


この回を特に取り上げたかったわけではなく、このシーズンが始まってから、これまでの展開がものすごかったので、なんとなく一段落したのかなと。


一番ビックリしたのは、病院を辞めたクルスの再登場でした。

もう彼はすっかりボードウォークエンパイアでギャングとして忙しい生活をしてると思っていただけに、まさか戻ってくるとは思ってもみなかったので、ちょっと嬉しいサプライズではあったけど。

しかも、そのまま勢いでジャッキーと関係しちゃったっていうのがさらにビックリ!

ジャッキーも新しい恋バナが始まったばかりで、そっちの方はかわいらしく順調に進んでいた矢先のことで、正直、あぁジャッキーってだからダメなのよねー、、って思っちゃった。

そんな人間としての弱さ、脆さもまた、彼女の魅力の一つでもあるのかもしれないけれど。


とはいえ、その次の会で、クルスとの関係はきれいに終わり、あぁ本当に良かったって胸をなでおろしましたよ。クルスには確かに同情したかもしれないけれど、彼とは何でもないんだから、新しいステキな恋人に集中してほしいですよ。


そして、ようやく今回のエピですが、始まったばかりの初々しい関係である、警察官フランクとのやりとりは、結構好きです。


ランチデートを控えて、トイレで口紅を直すジャッキーがいざトイレを出てデートに向かおうとしていたら、その前に現れたフランク、サウスストリート・シーポートで事件があり、デートをキャンセルするのを、わざわざ病院まで伝えに来たんです。

カワイイ二人ですよね。


ところがそんなムード一変、ERに、警官が撃たれたという一報が入ります、ジャッキーが思わず、どこ?とアカライタスに詰め寄ると、アカライタスの口から出たのは「サウスストリート・シーポート」。

ジャッキーは気が気でなくなります。

そして、担架で運ばれてきた重症の警官をスローで下からなめていくときのドキドキ感。

ジャッキーと同じ目線で、ビクついてる自分に気がつきます。

ハートフルコメディみたいに一応くくられてるこのドラマだけど、病院モノだけにやっぱりこういうシリアスシーンも見応えありです。


そして、遅れて現れたフランクを少し呼びつけて、抱きつくジャッキーを見れば、自分も一緒になってハグしたくなっちゃうってどんだけ思い入れ強すぎ。


ラストシーン、酒場から酔って電話してきて、警官仲間と愛の告白の歌を合唱っていうのも、本当にカワイイ!!

ジャッキーはフランクみたいな純粋な彼と恋に落ちて本当に良かったし、この恋を丁寧に育てて欲しいな!!


ところで今回、アカライタスが最近すごく忘れっぽくて、認知症を心配したジャッキーやエディが血液検査をさせようとちょっとしたことを仕組んで、薬局に出入りしていた全員に血液検査を課すってことをするわけだけど、その際に、とばっちりを受けたソー、昨日たまたま出会ったお相手のせいで、今までやったこともないドラッグに手を染めたってビクビクするシーン、あれなんて、現代アメリカの風俗をよくあらわしていると思います。ジャッキーだってついこないだまでドラッグ依存症だったわけですが、全然、経験していなかった人だってふとしたきっかけでつい魔が差すってことがあちこちで起こる。

まぁソーが本当にドラッグバージンだったかどうかは眉つばって感じもしなくもないですが、とにかく、病院関係者だろうがなんだろうが、ドラッグに汚染される危険は常日頃からあるっていうことにも思えました。


それはそうと、アカライタスの検査結果には注目です。


やっぱ、病院モノはこれくらいオリジナリティ&リアリティがないと!!笑




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「恋するインターン」始まりました!

<#1 愛の告白 Pilot>


新しいドラマ、スタートです!

しかし、、、

「恋するインターン」とは!!

(原題はEMILY OWENS, M.D.)


このタイトル聞いた瞬間に、グレイズアナトミーのコンセプトそのまんまじゃん!ってこれ多分みんなが思ったよね。

なんで今更その二番煎じ!?感が強かったんだけど、WOWOW水曜ドラマ枠だから、一応見とかないわけにもいかないし~、というわけで観てみた1作目。


主人公がちょっと冴えない子っていうだけで、やっぱりグレアナな感じそのまんま。

デンバー記念病院っていう、やはりERを抱える大病院の外科インターンの初日。

インターンたちが指導医にくっついて足早に移動するシーンなんかは、まさに、ミランダ・ベイリーが中東系になったというだけで、ほぼ同じ。


あのさーーー

つか、何がしたいの!?


外科のインターンなんて、ハイスクールそのまんま、みたいなセリフが出てきて、その未熟な人間関係が描かれるんだけど、どんな世界だろうが、ハイスクールの人間関係引きずってますよ、ええ。人間なんてそんなものです。


とはいえ、ちょっとした見せ場も、そりゃなくはないですよ。

病院ですから、生死をかけた人間模様がイロイロありますわな。

高校時代から、エミリーをいじめてたイケてる女の子カサンドラの、意外と苦労人な一面とか。


まぁ見応えはそれなりにありますが、大ヒットドラマの二番煎じを敢えてしたワケが全く分かりません。


大女優の娘の夢でも叶えてあげたのかしらん?なんていう意地悪な想像までしちゃうくらい。

あ、これは本当に憶測だし、酷い言い方ですね。


こんな風に言いましたが、私はグレアナの大ファンなのでそう感じるだけで、このドラマ単体で観れば、それなりに楽しいし、見応えもなくはないと思います。これは本当。


でも海外ドラマをちょっと見慣れてると、インターン高校白書っていう、使い古されたコンセプトをなぞってるようにしか思えないと思いますが。



といいつつ、13話で完結するみたいだし、なんだかんだ見ちゃうと思いますけどねー。



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WOWOWで、今年のお正月に一挙放送していた「SUITS」ですが、シーズン2まで少しずつ見進めていて、このほどようやく見終わりました。結構、長いこと楽しませていただきました。


最初の印象としては、イケメンがステキなスーツ着て出てくる法廷モノって印象で、まぁ見栄えはいいけど、このドラマ戦国時代の現在にあって、果たしてそれだけで生き残っていけるのだろうか、くらいの感じでした。


序盤、最もありえないと思った設定が、いやこれ全員そう思ったと思うけど、 ハーバードロー卒の弁護士しか雇わないニューヨークの大手法律事務所に、ロースクールすら出てないマイクみたいなジャンキーな青年が雇われて、しかも弁護士業務やってるっていう…


んなわけなかろうに!
てわけで、私の中ではすっかりファンタジー枠に入ったこのドラマでしたが、いやいやどうして、侮れません。今シーズンでは特に、このマイクの危うい立場が、いろんな人間模様にキーポイント的に関わってきました。ありえないとは思いつつも、ここまで来ると、いったい今後どうやって上手くやっていこうかって本気で考えちゃうくらいになりました。

思えば「私はラブリーガル」だってさ、モデルが事故って天国に行ったと思ったら、身も心もビッグな弁護士になってたって話で、何これファンタジーだったわけだけど、いまや私の中ではかけがえのない大好きドラマですからね。ホントにファーストインプレッションは当てにならないです、ことドラマに関しては!


というわけで話をSUITS2に戻します。

今シーズンは、マイクがかなりやらかしてくれましたね。

元親友の彼女と付き合い始めたと思ったら、すぐに終わって、やっぱりレイチェルって感じになったのに、秘密を抱えてるってことで別れて、いやそれ絶対レイチェル納得いってないでしょって思う間もなく、おばあちゃんが亡くなって、お葬式に来た若いころの彼女みたいな女性と不倫関係になって、当然終わって、最終回で遂に・・・

とにかく、マイクの割とだらしない感じが描かれました。ホントしょうがないなって思うけど、心優しいところもあるので、まぁ若者が成長の過程で人生錯綜しちゃってる感じ?と思えなくもない。

一方、ハーヴィーの過去っていうのも少しずつ明らかになりました。
一番、へぇ~!って思ったのは、ハーヴィーが不倫嫌い、というエピソード。
幼少のころ、母親が父親を裏切って家を出たため、強いトラウマを抱え、不倫に関して通常以上のものすごい嫌悪感を持ってる。
ハーヴィーなんて、イケメンで相当遊んでそうに思えるけど、実はそういった一面を持っていたってワケですね。
確かに、彼の恋バナって、実はそれほど(あのルックスにしては)多くはない。
今回も、かつての同僚ゾーイと少しだけいい関係になりかけたけど、彼女が親を亡くしてしまうことになる姪っ子を育てるために街を出るっていう決意をハーヴィーに言った時も、引きとめるでもなく、何とかしてやるでもなく、優しく送り出しました。

そして、一番の相手と言える、ハーバードローの同級生で、イギリスの大手法律事務所に務めるスコッティ。シーズン1で出てきたときも、この人は特別だなぁと思えるような女性でした。
けれど、散々ハーヴィーと盛り上がっといて最後に、「私、結婚するの」って涙ぐんで、ハーヴィーも怒ったようなそれでいて切ない表情を浮かべて「俺になんと言えと?」みたいになって、結局、すぐにいなくなっちゃった。
それでも強い印象を与えた彼女、やっぱりシーズン2にも登場しました。
そして、結婚はしていなくて、しかも、これは本当にビックリしたけれど、彼女はハーヴィーのことを本気で愛してた! あれだけハーヴィーを翻弄しているように見えたのに、実はあれも全て演技だったんだ、すごい!って感じ。
本気って感じで近づいたら、ハーヴィーが逃げて行ってしまうだろうと考え、それを恐れたんだって。
んーまぁ確かに、ハーヴィーってそういうところはある。難しい男性ですよね。だからこそ、魅力的なんだろうね。

ともかく、スーツが決まってる主人公二人が中心となって引っ張ってるドラマなんだけど、脇を固める人たちもこれがまた!面白い人物だらけでして。

ジェシカは、背が高くて長い髪をロールアップして、いつもピッタリしたシルエットの服を着て、大ぶりのネックレスをしてて、あれ仕事着??ってカッコをいつもしてる経営者。ゴージャスで美しいけど、私生活はちょっとよくわからない。

そしてシーズン2で初めて出てきた要注意人物ダニエル・ハードマン。この人はマジで曲者。最悪な人間でありながら、物腰柔らかな素敵な大人の男っていう外見で、ホントに侮れません。

なにより面白過ぎるキャラがルイス・リット。シーズン1では完全にキモいだけのいやな上司だったんだけど、シーズン2でいろいろあって、若干、株を上げつつあります。女ルイスと言われるハーバードローの人材担当者シーラとの関係もとても面白い。少しずつ、ハーヴィーの信頼も回復しつつある??そうでもないかな。

とにかく、魅力的な登場人物いっぱいで、これからの展開も楽しみ!
シーズン3が、WOWOWでこの夏から放送予定みたいです。


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いやはや久々更新でっす。

なんでこんなに久々になってしまったのかって感じなんですが、ドラマは毎日のように見てはいたので、多分、忙しぶってるだけです、ハイ。

てなわけで本題。


「プライベートプラクティス6」ファイナル、最終回です。

<#13 喜びと人生とIn Which We Say Goodbye


思えばアディソンとの出会いは、「グレイズアナトミー」ファーストシーズンの最終話。

メレディスに「あなたね、私の夫と寝てるっていうインターンは」

と言い放った、コワーイ大人の女性っていう印象でした。

ところが物語が進むにつれ、メレディスよりも深くシンパシーを感じるようになりました。

何でもできて美しく、全てを手に入れているかの大人の女性、なのに、その内側は、足りないものだらけ、空虚でさびしく、だけど一生懸命生きてる・・・そんな彼女に少しずつ、惹かれたり、あるいは批判的になったりしました。

そして、視聴者の中にはそんな人も多かったらしく、遂に、スピンオフの主人公に!

こうしてできたドラマが「プライベートプラクティス」でした。


シアトルの大病院を辞めて傷心のアディソンは、親友のいるLAの、プライベートな診療所に移ります。


あーこのペースで行くと、感慨深い自分の感想がうざ過ぎて、最終回に至るまで1週間くらいかかってしまいそうなので、驚きの最終話に話を戻します。


いや、驚いたでしょ。

まず、最終話だから、サービスとして懐かしい顔が出てくるのはわかるよ、だからナオミを友情出演的に持ってきたんだなってみんな思ったよね。


ところがどっこい!!

最終話ごと全部ナオミに持ってかれちゃった的なインパクトだったでしょ。

いやーマジ参りました。


でもでも。

とってつけたようなナオミの最終話エピであったものの、私は深く納得してしまったのですよね。

ネタバレになっちゃうけど、ギリギリのこと言っちゃうけど・・・


霧が晴れたように納得したんですよ。

あーー、だからヤツはアディソンに対して煮え切らなかったのねって!

首を縦に大きく振りながらうなずいてしまいました。


ナオミの話題はこのくらいにして、


みんな、それぞれ、これからを抱えながらも、一応のハッピーエンドってことでよかったんじゃないかな。


大人の恋だから、最期の恋っていうのがこのシーズンを貫く、なんとなくのテーマだったような気もします。

ああ、今回のシェルダンの恋も、、、ホントに切ないよね。でも素敵な二人だよ。

でも、シェルダン、辞めちゃうことないのに。

仕事辞めちゃったんだよ!ビックリ!!だけど、納得です。

人生一度きりだもんね。


あと、アメリア。

この中では文句なしの若手だけど、グレイズアナトミーで最初に出てきてから、結構何年もたってるから、恐らく彼女ももう、大人と言えるお年頃よね。

とにかく、彼女もイロイロあった。

物語とともに、彼女が幼少期にあったとても辛い出来事が明かされたり、ドラッグの依存症になって、あわや医師免許はく奪かって感じのときもあった。

自分から、人生から逃げてる感じもあったのに。

結局のところ、最終的に素敵なパートナーに巡り合えて、子供が欲しい!と思えるまでに。

本当に回復しました。


クーパーとシャーロットは、エロサイトで偶然お相手になっちゃったのがきっかけだったけど、本当に素敵な夫婦になったね。

しかも大家族。シャーロットはマジで子供なんか全然望んでなかったのに、まずクーパーへの愛から、その子供への愛も生まれ、さらに自分が出産することで、ますます母性愛を深めていったような。

彼女は、すごく成長した人の一人だったと思う。


ヴァイオレット。

なぜかシーズン序盤で急に伴侶を失ってしまうという波乱があったけど、彼女も彼女なりに生きる道を見つけたみたい。そしてまた本を書き始めた。

本屋での新たな出会いも、今後を少し占う感じだったかな。

彼とどうなるかは分からないけれど、復帰を思わせるシーンでしたね。


そして、アディソン。。。!!

本当にいろんなことがあったね。

考えただけで涙ぐんでくるんですけどー。

しかし、ここへきて、本当に最期の恋になりそうな、素晴らしい相手を見つけた。

それがジェイク。

もう、本当に完璧なんだけど、実はいろいろ抱えてる。

なんていうか、いろいろ大変な思いをしてきたからこそ、今が完璧ないい男なんだよね。

特にジェイクの過去はすさまじすぎる。

でも、だからこそ、アディソンを深い愛で支えてくれると思うよ。


本当に、終わってしまったのがとても寂しいけれど、それぞれがそれぞれの道を、素敵に歩んでいくものと信じています。


長い間、お疲れ様でした。ありがとうございました。



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