人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -4ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「グッド・ワイフ3」ハマってます!!


春からシーズン4が始まるっていうことで、今木曜日の深夜に集中再放送をしている人気ドラマ「グッド・ワイフ」シーズン3です。

私は、シーズン1,2をすっ飛ばしてこの機会にシーズン3から見てるわけですが…ホントに面白いです。

何が面白いかっていうのを考えてみると、、、


主役のアリシア・フロリック。この人は確かにまぁちょっと魅力的ではあるけどドラマのキャラとしてはごく普通の人です。主役としてのインパクトは薄いと言ってもいいかも。

そして、このアリシアとちょっといい仲のウィルも、そんな感じ。

この二人はドラマの中心的役割なんだけど、インパクトはかなり薄い。

でもだからダメってわけじゃなくて、むしろ、この二人は、物語をドシンと落ち着かせるためにいるのかもしれないって思うくらい、その脇を固める俳優陣たちがもう、みんなそれぞれ、一人ひとりが、スピンオフの主役になってもいいくらいの壮絶オモシロキャラなわけですよ。


レギュラー陣しかり、ゲスト的にたまーに出てくる人しかりです。


レギュラー陣の中で面白いのは、まず、アリシアの夫であり州検事のピーター・フロリック。でもこの人はミスターBIGというだけに(?)あまりに大物お過ぎて、今更どうこういうのも、却っておこがましいですよね。

とにかく、州検事というお堅い肩書きとその色っぽさから次々明るみに出る女性スキャンダルとのギャップが何ともいい感じ。父親としての完璧さもいいよね。


そして、一番興味深くて役としてもかなり深みがあるのがカリンダ・シャルマ。そのエキゾチックなルックスと、自分の魅力を最大限に生かした調査員としての類い稀なる才能、圧巻です。

この人は、味方につけたらこんなに心強いことはないんだけど、敵に回したらこんなに怖い人はいない。人間的にも信頼できる一面を持ちながらも、どっちに転ぶか分からない危うさ?みたいなものもあって、何しろピーターと寝たことで、アリシアと視聴者を絶望させてるわけワケですからね。


さらに、最も面白いキャラと言えるのではないでしょうかっていうのが、弁護士のエルズベス・タシオニ。この人、ちょっといっちゃってて、全然話が通じないっぽいんだけど、アリシアもその実力を認めている通り、本当にキレ者。

ウィルが大陪審ってことになった時も、アリシアが代理人として彼女を紹介した時は、もうよっしゃ、大丈夫!!って思ったね。

とにかく、こんな人見たことないってくらい、面白いキャラです。



そんなこんなだから、見てて飽きない。

ここんトコ、毎日に近くずっと見続けてますけど、4月からの新シーズンも超!楽しみです♪♪




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「メンタリスト4」です。

<#14 赤いワインの香り At First Blush >


毎回、パトリックジェーンのキャラだけで持っていけちゃってるドラマですけど、脇を固める布陣もかなり魅力的で、今回はその中でも、キンブル・チョウがとってもいい感じだったので印象的なエピとなりました。


キンブル・チョウといえば、アジア系、恐らく韓国系のイケメン刑事なんだけど、シャツ姿でも、スーツを着ていても一見してマッチョと分かる、かなりバリバリに鍛えてる厚い胸板にどうしても注目が集まってるはず。


そして彼のカッコ良さはなんといっても、無口なダンディっぷり。

これ米国ドラマにはなかなか出てこないキャラですよね。


今回は、ワイン生産者のブロンド美人妻が、不倫相手だったダンスの講師を殺害した罪で、もう第一審の評決が出ようという時になって、ジェーンが無実を確信し、それに引きずられてCBIのチームが捜査に乗り出すっていう、このドラマならではの展開。


もう、現実を考えれば、今日にも評決が降りるかもってときに、事件をひっくり返すとか、絶対ムリムリっていう声が聞こえてきそうなんだけど、ジェーンが無実と悟ったからには、絶対にひっくり返るわけ。視聴者も全員が全員、ジェーンを信じて展開を見守ってるに違いない。まぁ、ドラマですから~ね。


それはともかく、少し前からこのチームの情報屋としてキンブル・チョウが雇っている元娼婦のサマーっていうキャラクターがいるわけですよ。彼女はすれっからし風に見えてチョウのことを気に入ってて、チョウもまんざらでもないってことが、無口でクールな振る舞いの中でも分かっちゃう。


この二人はいずれどうにかなるかな、なってほしいなって、みんなが見守ってたと思うんだけど、なんとそれが今回のエピで実現。


おとり捜査に協力して、ちょっと大胆に突っ込んでいっちゃうサマーを見て、チョウは心配だし嫉妬してるわけ。だから、もうこれ以上、サマーを危険な目に会わせたくないって気持ちもあって、チョウはサマーをクビにする。でも、サマーは納得いかない。この仕事のために他の仕事、要するに街の女辞めちゃったわけだし、何よりもチョウに会えなくなるっていうのがつらいよね。

それで二人のやり取りがなんとも可笑しくて、しまいには、

「私のこと好きなんでしょ!なんとか言ったらどうなの」

「ああ、好きだよ」

「もう!素直になりなさいよっ」(平手打ち)

みたいな展開になって、えっとサマー、ちょっとまって、今、チョウは素直に好きって言ったよね、なんで思いっきり平手打ち食らわせてんの!?的な。ハートウォーミングなシーンでした。


なにより、あのマッチョな体で、華奢なサマーに対して一切手を出さない、しかもひっぱたかれてるチョウに胸キュンしちゃうよね~。うんうん。


てなわけで、いつしかチョウの胸板ファンになってしまってる私でしたが…

ジェーンの笑顔にもやられるけど、チョウの無口なマッチョぶりも捨てがたいわ~


ちなみに今回、チョイ役でマクラスキーさん出てたね。ウフフ♪



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「ホワイトカラー3」です。

<#11 ライバルの自供 CHECKMATE>


えっと、ちょっと自分で驚いてるんですが、ホワイトカラーって私結構好きなドラマなのに、これまで記事書いたことない(ホント!?)みたいで、「ホワイトカラー」というブログテーマを初めて設けました。


天才詐欺師がひょんなことからFBIと手を組むことになったって話で、私の中では、「SUITS」などとともに、「イケメンドラマ」ってジャンルに一応位置づけていたのですが…


んなことはどうでもいいですね、とにかく意外と興味深く楽しんでるドラマの一つではあるんですが、割と気軽にみられるので、最優先というよりは、あまり深刻な気持ちになりたくないときなんかに再生する、この辺も私の中では「SUITS」とかと同じレベルなのです。


さて、とはいえ、今回は若干シリアスな展開がありました。シーズンを通して見てもかなりターニングポイントとなるエピだったんだと思います。

前回の続きからなんですが、FBI捜査官のピーターの妻エリザベスが、かつてのニールの友人で今はニールの財宝を狙う犯人ケラーに誘拐されてしまいました。

ピーターは、このとき、やはりニールが自分を裏切って、財宝を隠していたということを知るとともに、最愛の妻エリザベスが誘拐されたことに酷く怒り、困惑してしまいます。


ところがニールはピーターのことを裏切っていたわけではないんですよね、それどころか親友のモジーとけんか別れ風になってまでも、ニューヨークでのピーターとの暮らし(FBIのミッション含む)を選び、財宝を言わば捨てていたわけです。


ところがこんなことになってしまって、とりあえず、財宝を持って逃げているはずのモジーとなんとか連絡を取ります。どうやって連絡取ったかっていうのが、伝書鳩ってところが、なんともかわいいんですが。


エリザベスの危機を知って、モジーも当然姿を現し、ピーターに謝罪します。

しかしとにかくなんとかして財宝をケラーに渡すふりをして、エリザベスを奪還しなければならない。

この緊張感ある展開、ホワイトカラーの中でもこれほどの手に汗握るエピはなかなかなかったですよ、だって危機にあるのがエリザベスなわけですからね。


ところが、結局みんなで力を合わせてなんとかするんですよね。

もちろん、エリザベスもただ黙って浚われているだけではなく、本当に各所に機転を利かせて、驚くべきいい仕事を成し遂げます。


そして、事件が解決した段階で、ニールは、自分が財宝を盗ったことを自白しようとするわけです。

ようやく選んだニューヨークでの暮らしにピリオドを打ち、自白によって数年刑務所暮らしになるっていうことを選択するわけです。

全てはエリザベスが平和に暮らせるため、引いてはピーターのためなわけなんですが。


そこまで決意した朝、逆転チェックメイト!が起こるわけです。

ケラーが、やってもいないことを自白し、(彼も彼でメリットがあるわけですが)ニールはなんと、その目覚ましい活躍から、保護観察処分を逃れ足枷を取ってもらえることに…!


この辺は確かにドラマっぽいんだけど、結構感動しましたよ。

この人間関係、これからも良好に築いていけると本当にいいなって思ってます。


だけど、優等生なだけのイケメン天才詐欺師ってのもちょっと魅力に欠けるかなー

今後、どんな風に役作りが展開されていくのかも、ちょっと楽しみです♪



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「デスパレートな妻たち8」ファイナルシーズン最終回となってしまいました~!!

<#23 晴れやかな妻たち  Finishing the Hat


今更ながら、このドラマのホントにすごいところは、ハウスワイフたちの日常を丁寧に描きながらも、とても日常とは言えない、いわば「超絶非日常」みたいなドラマが次々と展開されちゃうところ。

正直言って、そのドラマはいつも重犯罪レベル。終わってみれば、殺人だっていくつあった?って感じで。


でも、一人ひとりの生活や人生については、視聴者としても共感したり、とても共感できなかったり、憎らしくなったり絶対に許せない!、と思えば同情したり愛しく思ったり…の繰り返し。

私も最初は順当に(?)スーザンに思い入れがあったけど、そのうち、彼女に対してはとても複雑な心境になってきて、リネット同情的になったと思ったらすごく許せなくなって、やっぱギャビーだわって思うんだけど、いやとんでもないワガママ女だろって思ったり、超保守派のブリーには感情移入できないわームリムリと思ってたくせに、やっぱ一番信用できるのはブリーかもとかって、もうとにかくコロコロと感情移入先が変わってくる。

もちろん、主要4人のほかにも、常に同情できる隣人たちが次々と出てきては消えていくんですよね。


これって、現実生活でもアルアルのパターンだと思うんですよ。

だから、友人は、複数の方がいいし、だけど多すぎない方がいい、とかって感じるんですよね、このドラマ見てると。


ファイナルシーズンでは、これまでの登場人物がイロイロ出てきて、ファイナルだわーって雰囲気を醸し出していたけれど、最終回には、かのキャサリンが出てきて・・・ボディ・オブ・プルーフが終わった今となっては、ホントに会いたかった~ってじんわりきたよね。相変わらず上から目線で嫌味っぽくてスタイル良くて、なんだかホッとしました。



今回の面白い演出としては、レネの結婚、ジュリーの出産、そしてマクラスキーさんの最期、という、人生の超大型イベントが交錯するところ。

それぞれに感動的だし、涙涙。


レネの結婚式については、ベンの優しさに感嘆しましたよ。

いろいろあって式場にすっかり遅れて到着したレネ、もう怒りと興奮とかが入り混じった変な感情の中で、ベンにあった途端に、ベンにいわれなき怒号を浴びせて、「私に怒るんならオーストラリアに送り返してやる!」とかっていうんだけど、ベンはそんなレネに対して、全てを受け止めるように、「今まであった誰よりもきれいだよ」って、優しく言うんですよね。

いやー泣いたわー。

ベン、ホントに大人のいい男。

レネは世界一の幸せ者ですよ。


そして、リネットの乾杯のあいさつもよかった。

結婚すると、次の幸せを探し始めるけど、実はそんなものは探したって見つからない。

心の隙間を埋めることはできない。

なぜなら隙間なんてないから、

みたいな話なんだけど、こうやって書くと全然分かんないですよね、

要するに青い鳥の話みたいなことです。


でも私は分かってましたよ。結局トムが折れて、一緒にニューヨークに行くってことは。

そういうカップルだもんね、あの二人は。

そして、そんな二人だからこそ、最高なんですよ。


立場が逆転したギャビーとカルロスのエピでも、庭師との不倫の過去がチラッと出てきて、あーそんなこともあったよね~みたいにして遠い過去を懐かしく思い出しました。


ブリーは弁護士のトリップと結果的には上手くいって、しまいには保守派の議員になるっていうオチ。

今シーズンの裁判沙汰で、ブリーの信頼度は私の中でかなり増してるので、議員とかスンごく向いてると思います。応援したいわー。


スーザンが引っ越すことを友人たちに告げて、それを皮切りに結局、二度とふたたび会うことはなかった4人。

でもすごくまとまったよね。

ラストのミステリーチックな終わり方もよかった。


崖っぷちの主婦たちよ、永遠に~!

という感じで、爽やかに、かつそれらしく、締めくくったと思います。



なんだか本当に寂しいけれど、みんなにはとにかくお疲れさまと言いたいわ~

そして、またいつか会いたいけれど、多分会えない。

人生って一期一会ですね。

そこがいいんだよね。

それでいいんだよね。





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「ナース・ジャッキー5」いよいよ第5シーズンに突入です!

<#2 消えるのは誰? Luck of the Drawing


ジャッキーは皆からの信頼も厚く、仕事のできるキレキレのナースなんだけど、ジャンキーで依存症、しかも恋多き女性で、プライベートでは正直トラブルが耐えない。
でも何故か魅力的で、どうにも褒め難い行動に対しても、なんか応援したくなっちゃうのです。

今シーズンからニューフェイスが加わり、また、馴染みの顔が早くもいなくなりそうで、新鮮な空気が漂うオールセインツであります。

ニューフェイスの一人目は、セクシーなだけの最低女(としか今は思えない)、ドクター・ローマン。この人がどんな意図で出てきたのかは全く不明です。面白くもないし。

そして今後キーマンになってきそうなもう一人の新人はドクター・プレンティス。
こちらはイラクやアフガンでの経験もある元軍医のワイルドな外科医。
っていうと、グレイズアナトミーのオーウェンを連想させるんだけど、役割としてはまぁそんな感じ。
一見すると医師とは思えない、オサレでセクシーな感じなんだけど、医師としての腕はすごくてジャッキーもすぐに認めてしまうほど。
彼も薬物依存症の過去があるみたいで、ちょっと影ある感じの魅力的なキャラです。

シーズン早々にいなくなってしまいそうな重要キャラ、というのはジャッキーの親友でもあるドクター・オハラ。ベイビーを授かった彼女は、もう子供が愛しくて仕方ない。仕事なんかほっぽり出して常に子供のそばにいたいというオハラに、ジャッキーは、「世の中の母親が、子供につきっきりになれないことを罪悪感に思わないとでも?」とちょっと叱咤するんだけど、オハラはもう愛しのベイビーしか見えてない。
「私はすごい自己中でリッチだから、子供と会うのを我慢して仕事なんてする必要ない」といって、仕事を捨て、ロンドンに旅立って行ってしまいます。

現実離れしてるけど、オハラなら可能だし、そんな選択もありかななんて思ったりして。
子供が無条件に愛しいってのはすごく大切な感情だよね。
そんな選択をするオハラも素敵だなって感じするけど、、、そのうちまた仕事に復帰したくなると思うよ。
子育てだけやるっていうのも、とても厳しい世界で、そんなにお花畑みたいなことだけじゃないと思うし。
でも今は愛しの我が子との時間を堪能するのもいいかもね。

とはいえジャッキーは寂しい。。。
だって離婚調停中で、元夫のケヴィンには、子供たちを奪われそうなのに、オハラまでいなくなってしまうなんて。

で、今回、ナースの同僚ゾーイの計らいにより、子供たちがバースデイパーティに来てくれるというサプライズが!!

本当によかったね!っていいたいけれど、子供たちにはやはり、様々なストレスを抱えた末の異変がありました・・・

ジャッキーはいまだ前途多難。
ていうか、常にだけれどね。

さてこれからも目が離せないこのダークコメディにしばらくは集中したいと思います♪





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