人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -2ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「ナース・ジャッキー5」です。

<#9 母の決断 Heart>


警察官のフランクとラブラブで幸せなジャッキー。

だけど、もちろん、ただお花畑なだけじゃなくて親としてのジャッキーには強烈な試練として、娘のグレースの不良っぷりが降りかかっています。


グレースは14歳だけど、ちょっと大人でジャンキーな男の子ダニーと付き合ってて、既にクスリに手を出しちゃってる。まぁジャッキーもついこないだまで依存症だったわけですが、だからこそ、娘の生活態度は許せませんよね。


そんなジャッキーとグレースが病院前でいきなり倒れた男性を救急看護するシーンは、すごく見応えもあったし、グレースはジャッキーへの尊敬を取り戻したかな??とか思ったのに、恋人のダニーから連絡が入ってすぐに消えちゃった。


ガラスの十代、反抗期、難しいお年頃ですよね。

このゴタゴタで、フランクとの仲も、ちょっと陰ってきちゃったジャッキー。

だけど、この二人は、なんとかなると思う!

大切に育ててほしいなー。


ところで今回のエピではちょっと嬉しいことが・・・


あのエロいだけで、何の役にも立たない(でも最近ちょっと仕事してる)女医のキャリーが、今度は、新人で頼りがいもあるセクシードクターのプレンティスに接近し始めた?ハラタツー!!彼女の毒牙にかかってしまうのかーとか思っていたんだけれど、、みんなそう思ってハラハラしてたと思うんだけど!

ふたを開けてみたら、プレンティスったら!!ナースのゾーイといい雰囲気になってた!!


プレンティスはすっごく出来るドクターなんだけど整理が苦手で、身の回りの書類整理などは、ゾーイが完璧に整理してあげてました。それで、ググッと接近した二人、遂に、そういう関係に発展したんですね。

もちろん、当分の間は病院のみんなにはナイショ。


いやー胸をなでおろしたし、すごくうれしかったですよー。

あの二人のカップルは、意外だけれど、ステキ!

絶賛、応援します♪


今シーズンも、早くも次回が最終回。楽しみだけれど、寂しいわ~


▼ポチッとお願いします♪(人・㉨・)♡

にほんブログ村


「ブラックリスト」です。

<#6 ジーナ・ザネタコス Gina Zanetakos>


いぶし銀となった元祖?セックスシンボル俳優ジェームズ・スペイダーによるTVドラマシリーズ「ブラックリスト」、一話を見たっきり、しばらく録りっぱなしにしていたんですが、ここへきて、一気に6話まで視聴。

やはり、面白いです。


今回は、初回から一つの大きなミステリーだった、リズの夫トムの疑惑が暴かれるか!?という、ちょっぴり転換点となるエピかな??と思わせる回でした。


まぁ結論から言うと、結局、謎は謎のまま終わってしまったわけですが。


今回のブラックリスト、対象者はジーナ・ザネタコスという女性の暗殺者なんですが、今回の裏リスト対象者としては間違いなくトムでしょうね。

結局、ジーナは自白し、司法取引が成立するんだけど、そのせいでトムの謎は藪の中というワケになってしまったんでね。


レッドによると、トムはこのジーナの愛人だっていうんだけど、愛人ではないにしろ、明らかにジーナとトムはつながっている感じ。ジーナの部屋にトムの写真があったのに、ジーナは知らないと決め込むもんで、リズはそれを本気にしてレッドを恨んで地獄に堕ちろとまで言うわけだけど、実際はほのかに気付いているんじゃないかな。信じたいけど信じられないトムの裏の顔について・・・


ていうか、そもそもレッドがリズに執着してるのは、明らかにパターナリスティックな感情ってヤツでしょう?

以前にこんなやり取りがありましたよね。

リズ「私のお父さんに会ったことがあるの?」

レッド「その質問自体が非常に複雑な問題を孕んでいる」


これって要するに、そういうことですよね。

レッドの振る舞いを見ていても、リズのことをとても愛おしく思ってはいるけど、彼女を押し倒してどうこうしようというつもりは一切ないよね、むしろ彼女をなんとしてでも守りたいっていう、そっち方面の愛情でしょう。これはもう共通認識といっていいんでは?そう考えないと、極悪非道のレッドがこれほどまでリズを守る理由が説明できないよね。


それなのにリズは、なぜレッドが自分にこれほどまでに執着しているのか分かってない。

分からないふりをしているのかな。


まぁともかく、依然としてトムの怪しさは満開。

けど、トムの言動だけ見ていると、本当に無垢な学校教員っていう雰囲気。

これは本物の曲者ですよ。

感心します。


このトムの謎を追うだけでも相当、そそられる展開になってきました!


▼ポチッとお願いします♪(人・㉨・)♡

にほんブログ村

「CSI:13」待ちに待った新シーズンです!

<#1 カルマの決着>


前シーズンのクリフハンガーで話を広げすぎちゃってドエライ話になっちゃってた、カルマ 、決着しました。


前シーズンのラスト、ラッセルの孫娘ケイティが誘拐されて、絶体絶命!てところで終わったんだけど、それ以外にもイロイロ問題があって、ちっちゃいところでは、ニックストークスが、辞めるとか言い出して駄々こねてたっけね。ちっちゃいといいつつ、ファミリーたるこのCSIメンバーにとっては結構深刻な問題ですよね。とにかくダークなシーズンの幕開けとなりました。

フィンはどう考えても怪しい男クレンショーに罠と知りつつ騙されたふりをしてついていって、ケイティがさらわれてる現場に来ることができるんだけど、結局奪還に失敗、またもやケイティ行方不明。


気が気でないラッセルは、かなり精神的に不安定になって、封印していたプライベートな銃まで取り出しちゃって、犯罪行為にまで発展しかねないギリギリの攻防も見どころでした。

で、ラッセルの想像と現実が交錯するようなサイコサスペンスチックな演出もあったりして、これまたドキハラな感覚で楽しめたんじゃないかな。


とはいえ、あれだけ話を広げた割には、スッキリ一回でカタがついちゃうところなんかは、ちょっと肩すかしって感じかな~

意外とこんなもんで解決しちゃうのねっていう。

まぁ基本的には一話完結の刑事モノで、シーズンをまたいでるためにちょっと話を大きくしちゃっただけともいえるしね。

それにしては、かなり仰々しい話が濃い密度で展開されたので、ちょっとそれ以上のことを期待しちゃったって言うのもあるかな、個人的には。


ところでニックはいつまで駄々こねてるんだろう。

サラとも兄弟げんかみたいな口げんかを展開したりして、あんたたち、それやってる場合なの?とか思いつつ、でもそんな人間ドラマがまさにこのドラマの親近感なのかもね。


早いとこ、機嫌を直して、みんなで仲良くまたお仕事しましょうよ、ね。


ということで、唯一生き残ったCSIシリーズの本家本元の最新シーズン、楽しみにして見ていきたいと思います!


▼ポチッとお願いします♪(人・㉨・)♡

にほんブログ村

「ボードウォーク・エンパイア3」シーズン最終話です。

<#12 戦争 Margate Sands>


一気に緊張感が加速した、シーズン3最終話。

今シーズンもホントにすごかったです。


前シーズンの最後にこのドラマの輝ける光と思っていたジミー・ダーモディがこともあろうかナッキーの手にかかり、その若き命を落としてしまって、さて一体どうやってこの物語を魅力的に引っ張っていくことができようかと、不安に思いながらのスタートでしたが…


その不安もよそに、新たな不安が今シーズンも、欲望の街を埋め尽くしまし、風のように終わってしまいました。

だいたい、1シーズン12話ですから、あっという間感はありますよね。


今シーズンは、特にダークなハードボイルドだったと思います。

そこで大きな役割を演じたのはやはり、イタリア系ギャング、ジップ・ロゼッティでしたね。

彼のキレっぷり、迫力、本当に見事で、このドラマの緊張感とダーク感を常に押し上げてくれました。

もう、あの存在感に、最初から最後までとにかくやられっぱなしでした。


と同時に、今シーズンの見どころはやはり、恋バナだったと思います。

こういうダークなハードボイルドの中で、ホッと一息つける瞬間は、そういう場面なんですよね。


とはいえ、昨シーズンからほのかに芽生えていたマーガレットとオーウェン・スレイターの関係は…、ホントに最後の方まで、希望でもあったのに、絶望に変わってしまいました。

シーズン序盤から、ナッキーの浮気によって、精神的負担を抱えつつ、病院経営に意欲を燃やしていたマーガレットでしたが、そんな彼女の情事というか恋心というか、精神的な支柱といってもよかった「スレイターさん」。あの二人のことは、複雑な思いとともに見守りながらも、でもやっぱり応援していたのに・・・

とても残念です。


ラストでマーガレットはナッキーと決別し、自らの道を選択したように描かれていましたが、今後どうするつもりなのでしょうか。マーガレットは確かにしたたかな女性ですが、ナッキーの力も借りずにたった一人でやっていけるのかどうか。しかも、このとてつもない傷心で。

とはいえ、母は強し、二人の子供を抱えて精一杯、自分の人生を生きていってほしいとも思います。

でも、ナッキーとのこと本当に終わってしまうとしたら、それもさみしいかな。


あともうひとつ、確かな癒しを与えてくれた恋バナは、リチャード・ハローに芽生えた恋心。

傷痍軍人の同僚というか先輩の娘との、本当に素敵な関係でしたが、最後には、リチャードはもう諦めたような感じでした。

彼女の家にトミーを預けて去っていってしまった。彼はもう戻らないつもりなのかも、、、分かりません。


そして、ジミーという最愛の息子を失って傷心のジリアン。強く生きているものの、やはり彼女自身がこの街の、いやしい男たちの被害者であったことは間違いないでしょう。薬をうたれてヘナヘナになっていたけれど、死ぬということはないかな。

最後に出てきたシーンで、ヘベレケになりながらもナッキーに訴えていたのは、おさない少女だったころ、ナッキーの言いつけを守って、薄汚い街の大物にいいようにされてしまった日の、あの屈辱的な思いでしょう。

切ないです。


それにしても、くだらないギャング同士の抗争と思いつつ、本当に恐ろしくて、しかも、複雑な友情関係になぜかホロリとしちゃうこのハードボイルド。


戦争には勝利したものの、喪失感に覆われたナッキーに、未来はあるのでしょうか。

来シーズンを待つよりほかありません。




▼ポチッとお願いします♪(人・㉨・)♡

にほんブログ村



「ニュースルーム2」始まりました!

<#1 見えない敵 First Thing We Do, Let’s Kill >


毎回、実際に起こった事件をモチーフに、ニュースルームの裏側の人間模様を描く、社会派ドラマの第2シーズンです。


シーズン1は諸般の事情により、字幕で観ていたため、結構ストーリーに追いつくのに必死だったので、シーズン2は是非とも吹き替えで観たいと思っていました。

果たして吹き替えで観たのですが、正直・・・難しかったです。


第1話は、初っ端弁護士が出てきて、「ニュースナイト」のキャストやスタッフに事情聴取というか証言録取みたいなことをしているんですよ。そして、そんなことになったいきさつを、過去と行ったり来たりしながら描くわけですが。


まず、なんで訴訟になったのかがよくわからない。

だから何が争いになっているのかもよくわからない。

つまり、根本的に何が描きたいのかがよくわからない。(←批判とか皮肉ではないです、純粋に分からないんです)


ということになってしまいました。


これは、まぁ私の視聴者としてのレベルの低さが原因だし、そもそも何か大切なシーンを見逃してしまったからなのかもしれないのですが、私は比較的、法廷モノとか政治モノは割と好んで見ている方だと思うので、そんな私が分からないとなれば、ドラマの構成として少し難易度が高いんじゃないのかな、って思いました。ハイ、私の勝手な思い込みですけど。


ドラマを見た後で番組のサイトを見てわかったのですが、どうやら、報道番組「ニュースナイト」がある機密作戦について報道後に撤回し、そのせいであるプロデューサーが解雇となり、その彼がAWMを訴えた、というのが今回の訴訟の内容らしいです。


で、分からなかったのは結局そこなので、そこが分かったために、なるほど、全貌が見えてきました。


それはそうと、私に分かった人間関係とかストーリー展開の部分だけ拾い集めても、けっこう面白かったです。


ファーストシーズンのクリフハンガーでいきなり浮上した、スローンのドンへの恋心、それに伴ってハッキリした、ドンのマギーへの恋愛感情の欠如、そしてそのドミノ的な結果として、マギーとジムの二人の関係の発展を匂わすところまで、今回はいったかなって感じです。


というわけですが、とにかくまだまだ謎ときが中途半端なので、もう少し見進めてみないと何ともいえません。


とりあえず、セカンドシーズン初回としての掴みは、うーん、分かりにくいな、でも分からないだけに続きを見てみないとな、と思わせる点で、結果としては成功だったと言えるのではないでしょうか。




▼ポチッとお願いします♪(人・㉨・)♡

にほんブログ村