「ナース・ジャッキー5」です。
<#7 救える命 Teachable Moments>
相変わらず、面白いです。
一応コメディっていうけど、とんでもない、今回は特に、かもしれないけど、シリアス系ドラマだし、社会派ドラマでもありますよね。
この回を特に取り上げたかったわけではなく、このシーズンが始まってから、これまでの展開がものすごかったので、なんとなく一段落したのかなと。
一番ビックリしたのは、病院を辞めたクルスの再登場でした。
もう彼はすっかりボードウォークエンパイアでギャングとして忙しい生活をしてると思っていただけに、まさか戻ってくるとは思ってもみなかったので、ちょっと嬉しいサプライズではあったけど。
しかも、そのまま勢いでジャッキーと関係しちゃったっていうのがさらにビックリ!
ジャッキーも新しい恋バナが始まったばかりで、そっちの方はかわいらしく順調に進んでいた矢先のことで、正直、あぁジャッキーってだからダメなのよねー、、って思っちゃった。
そんな人間としての弱さ、脆さもまた、彼女の魅力の一つでもあるのかもしれないけれど。
とはいえ、その次の会で、クルスとの関係はきれいに終わり、あぁ本当に良かったって胸をなでおろしましたよ。クルスには確かに同情したかもしれないけれど、彼とは何でもないんだから、新しいステキな恋人に集中してほしいですよ。
そして、ようやく今回のエピですが、始まったばかりの初々しい関係である、警察官フランクとのやりとりは、結構好きです。
ランチデートを控えて、トイレで口紅を直すジャッキーがいざトイレを出てデートに向かおうとしていたら、その前に現れたフランク、サウスストリート・シーポートで事件があり、デートをキャンセルするのを、わざわざ病院まで伝えに来たんです。
カワイイ二人ですよね。
ところがそんなムード一変、ERに、警官が撃たれたという一報が入ります、ジャッキーが思わず、どこ?とアカライタスに詰め寄ると、アカライタスの口から出たのは「サウスストリート・シーポート」。
ジャッキーは気が気でなくなります。
そして、担架で運ばれてきた重症の警官をスローで下からなめていくときのドキドキ感。
ジャッキーと同じ目線で、ビクついてる自分に気がつきます。
ハートフルコメディみたいに一応くくられてるこのドラマだけど、病院モノだけにやっぱりこういうシリアスシーンも見応えありです。
そして、遅れて現れたフランクを少し呼びつけて、抱きつくジャッキーを見れば、自分も一緒になってハグしたくなっちゃうってどんだけ思い入れ強すぎ。
ラストシーン、酒場から酔って電話してきて、警官仲間と愛の告白の歌を合唱っていうのも、本当にカワイイ!!
ジャッキーはフランクみたいな純粋な彼と恋に落ちて本当に良かったし、この恋を丁寧に育てて欲しいな!!
ところで今回、アカライタスが最近すごく忘れっぽくて、認知症を心配したジャッキーやエディが血液検査をさせようとちょっとしたことを仕組んで、薬局に出入りしていた全員に血液検査を課すってことをするわけだけど、その際に、とばっちりを受けたソー、昨日たまたま出会ったお相手のせいで、今までやったこともないドラッグに手を染めたってビクビクするシーン、あれなんて、現代アメリカの風俗をよくあらわしていると思います。ジャッキーだってついこないだまでドラッグ依存症だったわけですが、全然、経験していなかった人だってふとしたきっかけでつい魔が差すってことがあちこちで起こる。
まぁソーが本当にドラッグバージンだったかどうかは眉つばって感じもしなくもないですが、とにかく、病院関係者だろうがなんだろうが、ドラッグに汚染される危険は常日頃からあるっていうことにも思えました。
それはそうと、アカライタスの検査結果には注目です。
やっぱ、病院モノはこれくらいオリジナリティ&リアリティがないと!!笑
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