経過報告 その他
1010 ヨコハマ 晴れ
う~ん今回の台風は心配ですね~強力な風雨でしょうからね。
その台風が来る前に出来る限り作業を進めます。まずはKさんのYAMAHAのアコギの続き。
今日はヘッドに新たな設定したペグロケーションに直接マーキングしてからペグ穴加工です。
コストが掛けられる場合は新たなペグの配置にヘッド外周形状もアレンジ加工した上で仕上げる事も可能ですが、今回は元のヘッド形状のままで進めます。ペグはゴトー製クルーソンタイプに変更です。今回のこの作業で各弦の音の定位位置とサスティーン長が全体的に整いますのでコードバランスもテンション感も心地よくなります。
この張力バランス設定が崩れた楽器がホントに多いのです。
仮にこの作業をリペアーに持ち込んで作業依頼しても、どうしたらベストバランスに出来るかは設計の専門家では無い方には出来ないのです。ですからワタシのお客様はミュージシャンだけでなくメーカーさんもまた依頼者さんなのです。
現在、このKさんの個体は2セットだけ(フルセットではない)燻煙処理に掛けています。
前回にも触れましたが、このモデルはネックの仕込み角が施されていますので、その変更がセットネックですから行なえないのが非情に残念ですが、その他の設定変更にてKさんの音楽活動に欠かせない相棒に生まれ変わらせるべく作業を行なっています。お楽しみに。
もう1本はYさんからチューン依頼頂いている オベーション/ディープボウルのCollectors1990-7です。Yさんご自身からのご要望もあるのですが、この独特の設計のモデルはサウンドホールが無い為にいつものブリッジ設定の作り替え/変更が出来ないんですね。
サウンドホールからのクランプを咬ませる事が出来ないからです。同時にグランドアース落しもいつものやり方が出来ない事になります。 弱りますね~ いつもの技が使えないんですから。
もう1点はヘッド設定です。浅いヘッド角、先細り形状のデザイン、アンシンメトリーな3×3ペグレイアウト、これらヘッド自体の作り替えをご本人がお気に入りのルックスを変える事を避けた上でバランスさせなくてはいけません。(見た目を出来る限り変えないで欲しいと言うご要望)
現状のヘッド角では1、5、6弦のポジションだけは移動の必要は無いのですが、2弦が2.0ミリ
3弦が4.0ミリ、5弦が1.5ミリ横方向へ移動させる必要があります。この点をご本人にご了承頂かなくては各弦の定位とサスティーン・バランスを整える事が出来ないからです。
指板も波打ちが出てますから理想は指板修正&リフレットですが、取り敢えずフレットファイリングでまとめる事は可能です。このオベーションのリフレットも大変なんです。なんせボディバックがラウンド形状で固定する事自体が困難で指板の端末部分を通常ですとサウンドホールから内部の指板裏側をクランプ補強してリフレットするのですが、なんせサウンドホールが無いモノですからその補強を行なわずにフレット打ちを行なわなくてはいけないからです。
こう言った部分が楽器製作が本業ではない方が設計したと言うデメリット部分ですね。
基本的に今回はペグのロケーション変更、WBHナットに変更、フレットファイリングの3点作業ってことになりますね。ブリッジ周りは現状のままでグランドアース落しは何とかしたいのですが、通常の縦方向へのピン止方式ではないのでやり方を考えなくてはいけませんしね。
Yさん、こんな感じなんです。メール連絡をお待ちしております。

う~ん今回の台風は心配ですね~強力な風雨でしょうからね。
その台風が来る前に出来る限り作業を進めます。まずはKさんのYAMAHAのアコギの続き。
今日はヘッドに新たな設定したペグロケーションに直接マーキングしてからペグ穴加工です。
コストが掛けられる場合は新たなペグの配置にヘッド外周形状もアレンジ加工した上で仕上げる事も可能ですが、今回は元のヘッド形状のままで進めます。ペグはゴトー製クルーソンタイプに変更です。今回のこの作業で各弦の音の定位位置とサスティーン長が全体的に整いますのでコードバランスもテンション感も心地よくなります。
この張力バランス設定が崩れた楽器がホントに多いのです。
仮にこの作業をリペアーに持ち込んで作業依頼しても、どうしたらベストバランスに出来るかは設計の専門家では無い方には出来ないのです。ですからワタシのお客様はミュージシャンだけでなくメーカーさんもまた依頼者さんなのです。
現在、このKさんの個体は2セットだけ(フルセットではない)燻煙処理に掛けています。
前回にも触れましたが、このモデルはネックの仕込み角が施されていますので、その変更がセットネックですから行なえないのが非情に残念ですが、その他の設定変更にてKさんの音楽活動に欠かせない相棒に生まれ変わらせるべく作業を行なっています。お楽しみに。
もう1本はYさんからチューン依頼頂いている オベーション/ディープボウルのCollectors1990-7です。Yさんご自身からのご要望もあるのですが、この独特の設計のモデルはサウンドホールが無い為にいつものブリッジ設定の作り替え/変更が出来ないんですね。
サウンドホールからのクランプを咬ませる事が出来ないからです。同時にグランドアース落しもいつものやり方が出来ない事になります。 弱りますね~ いつもの技が使えないんですから。
もう1点はヘッド設定です。浅いヘッド角、先細り形状のデザイン、アンシンメトリーな3×3ペグレイアウト、これらヘッド自体の作り替えをご本人がお気に入りのルックスを変える事を避けた上でバランスさせなくてはいけません。(見た目を出来る限り変えないで欲しいと言うご要望)
現状のヘッド角では1、5、6弦のポジションだけは移動の必要は無いのですが、2弦が2.0ミリ
3弦が4.0ミリ、5弦が1.5ミリ横方向へ移動させる必要があります。この点をご本人にご了承頂かなくては各弦の定位とサスティーン・バランスを整える事が出来ないからです。
指板も波打ちが出てますから理想は指板修正&リフレットですが、取り敢えずフレットファイリングでまとめる事は可能です。このオベーションのリフレットも大変なんです。なんせボディバックがラウンド形状で固定する事自体が困難で指板の端末部分を通常ですとサウンドホールから内部の指板裏側をクランプ補強してリフレットするのですが、なんせサウンドホールが無いモノですからその補強を行なわずにフレット打ちを行なわなくてはいけないからです。
こう言った部分が楽器製作が本業ではない方が設計したと言うデメリット部分ですね。
基本的に今回はペグのロケーション変更、WBHナットに変更、フレットファイリングの3点作業ってことになりますね。ブリッジ周りは現状のままでグランドアース落しは何とかしたいのですが、通常の縦方向へのピン止方式ではないのでやり方を考えなくてはいけませんしね。
Yさん、こんな感じなんです。メール連絡をお待ちしております。

経過報告 ギターのKさん
1009 ヨコハマ 曇り空
何やら、またデカイ台風が接近中とのこと。災害地が心配ですね。
写真はKさんのYAMAHAのエレアコ。今日はヘッドのペグ穴の埋木加工から塗装の下地処理まで、そしてブリッジ台座の段差加工を済ませております。
なるべく安価で済む様に考慮した仕上げです。
同時に内部に接合するボールエンド位置修正ブロック(グランドアース機能付き)の製作も行なっております。
このヘッド部は下地処理が硬化したら、新たな設定でのペグ穴加工へと移行します。
元がヘッド角12度という珍しいヘッド角での張力バランスを得られる位置を算出してベストに設定します。 計算結果、元のペグ穴と同じペグ位置になるのはワンペアもありませんでした。
大型台風の影響で天候が崩れそうですから、塗装や燻煙処理とも遅れが出そうです。

何やら、またデカイ台風が接近中とのこと。災害地が心配ですね。
写真はKさんのYAMAHAのエレアコ。今日はヘッドのペグ穴の埋木加工から塗装の下地処理まで、そしてブリッジ台座の段差加工を済ませております。
なるべく安価で済む様に考慮した仕上げです。
同時に内部に接合するボールエンド位置修正ブロック(グランドアース機能付き)の製作も行なっております。
このヘッド部は下地処理が硬化したら、新たな設定でのペグ穴加工へと移行します。
元がヘッド角12度という珍しいヘッド角での張力バランスを得られる位置を算出してベストに設定します。 計算結果、元のペグ穴と同じペグ位置になるのはワンペアもありませんでした。
大型台風の影響で天候が崩れそうですから、塗装や燻煙処理とも遅れが出そうです。

経過報告&チューン前の検証
1008 ヨコハマ 薄曇り
写真の1枚目はKさんオーダーのSTELLA-P90W のネック。本日はロゴ入れを済ませております。
この後で燻煙処理に掛けてからフレットを打ち込む作業へと移行していきます。
アコギはギタリストのKさんご依頼でYAMAHA AC3M と言うエレアコ。
鳴りに不満をお持ちだという事でした。ワタシも初めて対面するモデルですが、まず目につくのはこのギターはアコギとしては珍しい、ネックに仕込み角が与えられている事です。
正直、これはやっかいな奴が来たなあ~と。(><;)
どーりでブリッジ台座厚が半端なく分厚いはずです。通常アコギはフラット仕込みですから、鳴らない楽器もヘッド部分やブリッジ部分の設定を変更する事で追い込む事は可能なんですが、ネックに仕込み角を付けられちゃうと話しはまったく別。
しかもヘッド角も12度と独特な設定でありながらペグロケーションはヘッド角14度のマーティンにほど近い。う~ん、設計意図が読めませんね。
この設定のままでは倍音豊かに鳴らす事はまず無理でしょう。
実際この個体は通常の程無く鳴っているアコギの2/3程度の倍音しか備えていないデッドな鳴り方です。それをプリアンプで音作りして補正すると言っても生鳴りがバランスして豊かに響く楽器でなければ意味が無くなります。それは言い方は悪いですが、俗にいう「ブスに厚化粧」になってしまいます。
バラして見ての細部チェックの結果が以上のものでしたから大きな溜め息が出てしまいます。
さ~て、どうしたもんか・・いつもの設定変更だけではフィックス出来ないからです。
最大の問題はネックに1.5度もの仕込み角が付いている点です。少しでも弾き手が心地よく鳴り響く楽器に作り替える為にどうするか、考えてみます。
実はこの次に控えているチューンナップ依頼は、オベーションのアコギなんです。
これがまた独特の作りの楽器ですから(何と言っても設計はヘリコプター作ってる会社)いつもの作り替えの内容だけでは独自設計過ぎて対処出来ないんです。
連続でアタマが痛いチューンが続く事になりそうです。
とは言え、そこは設計開発の専門家として世界中の誰よりもいい結果を出さなくてはいけませんからね。結果で現しますよ。お楽しみに。

写真の1枚目はKさんオーダーのSTELLA-P90W のネック。本日はロゴ入れを済ませております。
この後で燻煙処理に掛けてからフレットを打ち込む作業へと移行していきます。
アコギはギタリストのKさんご依頼でYAMAHA AC3M と言うエレアコ。
鳴りに不満をお持ちだという事でした。ワタシも初めて対面するモデルですが、まず目につくのはこのギターはアコギとしては珍しい、ネックに仕込み角が与えられている事です。
正直、これはやっかいな奴が来たなあ~と。(><;)
どーりでブリッジ台座厚が半端なく分厚いはずです。通常アコギはフラット仕込みですから、鳴らない楽器もヘッド部分やブリッジ部分の設定を変更する事で追い込む事は可能なんですが、ネックに仕込み角を付けられちゃうと話しはまったく別。
しかもヘッド角も12度と独特な設定でありながらペグロケーションはヘッド角14度のマーティンにほど近い。う~ん、設計意図が読めませんね。
この設定のままでは倍音豊かに鳴らす事はまず無理でしょう。
実際この個体は通常の程無く鳴っているアコギの2/3程度の倍音しか備えていないデッドな鳴り方です。それをプリアンプで音作りして補正すると言っても生鳴りがバランスして豊かに響く楽器でなければ意味が無くなります。それは言い方は悪いですが、俗にいう「ブスに厚化粧」になってしまいます。
バラして見ての細部チェックの結果が以上のものでしたから大きな溜め息が出てしまいます。
さ~て、どうしたもんか・・いつもの設定変更だけではフィックス出来ないからです。
最大の問題はネックに1.5度もの仕込み角が付いている点です。少しでも弾き手が心地よく鳴り響く楽器に作り替える為にどうするか、考えてみます。
実はこの次に控えているチューンナップ依頼は、オベーションのアコギなんです。
これがまた独特の作りの楽器ですから(何と言っても設計はヘリコプター作ってる会社)いつもの作り替えの内容だけでは独自設計過ぎて対処出来ないんです。
連続でアタマが痛いチューンが続く事になりそうです。
とは言え、そこは設計開発の専門家として世界中の誰よりもいい結果を出さなくてはいけませんからね。結果で現しますよ。お楽しみに。

終了報告 プロヂューサーの O さん
1007 ヨコハマ 曇り
本日は天気予報では晴れでしたが、実際には曇り空。
湿度は低めでしたからネックの塗装を行なっていました。5弦ベースのネックと、もう1本はTさんオーダーのSTELLA 用です。
本日作業が終了したの写真の元シェクター製のストラト。
以前にもスロープヘッド化の作業を行った個体で、今回はWBH ナットへの交換と、トレモロがスムースに作動しないとのことで原因を探った結果、ボディ材がソフトメイプルの為にトレモロ固定用の6本のスクリューがアーム使用の影響で傾いてしまった結果、固定バランスが崩れていた事が原因と分かりました。
特に酷いモノだけ4本、元穴を埋木し、再度精度出しながらの穴加工を済ませてリセットアップしています。結果、スムースなアーミングが得られる様になっています。
今回はWBH ナット交換とトレモロのリセット加工作業でトータル¥12.000+TAX で仕上がっております。O さん、お受け取りのご予定をお知らせ下さいませ。

本日は天気予報では晴れでしたが、実際には曇り空。
湿度は低めでしたからネックの塗装を行なっていました。5弦ベースのネックと、もう1本はTさんオーダーのSTELLA 用です。
本日作業が終了したの写真の元シェクター製のストラト。
以前にもスロープヘッド化の作業を行った個体で、今回はWBH ナットへの交換と、トレモロがスムースに作動しないとのことで原因を探った結果、ボディ材がソフトメイプルの為にトレモロ固定用の6本のスクリューがアーム使用の影響で傾いてしまった結果、固定バランスが崩れていた事が原因と分かりました。
特に酷いモノだけ4本、元穴を埋木し、再度精度出しながらの穴加工を済ませてリセットアップしています。結果、スムースなアーミングが得られる様になっています。
今回はWBH ナット交換とトレモロのリセット加工作業でトータル¥12.000+TAX で仕上がっております。O さん、お受け取りのご予定をお知らせ下さいませ。

迫り来る台風
1005 ヨコハマ ドシャブリの雨
強力な台風が関東圏に近づきつつあります。
本日は昼過ぎまでドシャブリの雨の中、打ち合せで外出してましたが戻って来てすぐにTさんオーダーのTELLESA用のネックをスロープヘッド化する為にネックヘッドに接ぎ木を済ませました。
単に構造的にスロープヘッド化しているだけでなく、高密度なイタヤカエデを密着接合させてますから、これで明らかな音質向上が期待出来ます。
その他、遠赤外線ヒーターに活躍してもらって塗装処理関係の個体の塗膜硬化も促進中。
度重なる強風の影響で外のテント作業場に幾重にも重ねたシートが破れてしまっているので明日の台風本番が少し気掛かりです。
大きなサイズのブルーシートって1枚1万円以上するって知ってます?
実はこれまでにそれが3枚もダメになってます。
あのブルーシートがビリビリに裂けるんですから風の強さはホント侮れませんね。

強力な台風が関東圏に近づきつつあります。
本日は昼過ぎまでドシャブリの雨の中、打ち合せで外出してましたが戻って来てすぐにTさんオーダーのTELLESA用のネックをスロープヘッド化する為にネックヘッドに接ぎ木を済ませました。
単に構造的にスロープヘッド化しているだけでなく、高密度なイタヤカエデを密着接合させてますから、これで明らかな音質向上が期待出来ます。
その他、遠赤外線ヒーターに活躍してもらって塗装処理関係の個体の塗膜硬化も促進中。
度重なる強風の影響で外のテント作業場に幾重にも重ねたシートが破れてしまっているので明日の台風本番が少し気掛かりです。
大きなサイズのブルーシートって1枚1万円以上するって知ってます?
実はこれまでにそれが3枚もダメになってます。
あのブルーシートがビリビリに裂けるんですから風の強さはホント侮れませんね。

経過報告 ナビゲーター/チューンのFさん
1004 ヨコハマ 曇り空
今度の台風、デカイので災害地ではやっかいな事になりそうです。
悲しむ人達の姿はもう見たくないですから。
今日はナビゲーターのテレキャスターのネックのフレット打ちとグリップファイリング&塗装処理。元のグリップではスムースなグリップ感が得にくいので整えておきました。
何をもっていいグリップと称するのか、このネックを握ればお分かり頂ける筈です。
ここまで全て順調に進んでおります。
ここに楽器が送られて来た時点での本体の重さがウソの様に感じますね。
燻煙処理効果で長年内部に閉じ込められていた湿気が飛んだ為にスッと軽くなっています。これなら音の太さは増しながら弦振動にレスポンス良く反応してくれるでしょう。
次の段階ではフレットファイリング仕上げしてから、フロントのピックアップをミニハム用に加工を行ないます。Fさん お楽しみにお待ち下さい。

今度の台風、デカイので災害地ではやっかいな事になりそうです。
悲しむ人達の姿はもう見たくないですから。
今日はナビゲーターのテレキャスターのネックのフレット打ちとグリップファイリング&塗装処理。元のグリップではスムースなグリップ感が得にくいので整えておきました。
何をもっていいグリップと称するのか、このネックを握ればお分かり頂ける筈です。
ここまで全て順調に進んでおります。
ここに楽器が送られて来た時点での本体の重さがウソの様に感じますね。
燻煙処理効果で長年内部に閉じ込められていた湿気が飛んだ為にスッと軽くなっています。これなら音の太さは増しながら弦振動にレスポンス良く反応してくれるでしょう。
次の段階ではフレットファイリング仕上げしてから、フロントのピックアップをミニハム用に加工を行ないます。Fさん お楽しみにお待ち下さい。

シンナー中毒気味
0103 ヨコハマ 晴れ
台風がまた近づいているそうで。今日は貴重な晴れ間なのかもしれないと、一気に塗装関係を進めました。
届いたばかりの 97 年製のLP-Spl を早朝から外でシンナー剥離を半日掛かりで行い、午後は下地処理から着色まで一気に進めることが出来ました。
元の色はどーもイマイチですから自分の仕事として納得感が得られなくなるのは嫌ですから思い切ってヴィンテージのフェイデッド・ワインレッドに変更。
元のラッカー塗装を剥離するだけで 1.5L のシンナーを使用した為に途中でアタマがフラフラして来ます。写真1が剥離後のショット 写真2は着色後
そして更に午後は吹き付け塗装でシンナーを多用しましたから吹き返しで全身に浴びちゃってますから身体が火照っているような感じがします。
なにしろ大量のシンナーに触れっぱなしでしたからねえ~ シンナーは皮膚から浸透して40分で骨にまで到達するそうですから。これじゃ身体にいいワケないよね、まったく。
2本のネックはCF化する為にフジゲンさんにCFの溝加工に出していたネックが戻って来たところです。1本はチューン依頼作業のモノ、生地の方は T さんオーダーのSTELLA 用のネックです。
この14年間で殆どCF用の指板を使い切ってしまいましたので、カスタムオーダーの受付を終了するわけですが、フェンダー製のネックをCF化し直してスロープヘッド化すれば、まだ製作自体は可能と成るわけです。
@サークルフレッティングはワタシが考案したモノですが、フジゲンさんにパテント譲渡済みの為にワタシが勝手に製作する事は出来ないのです。またCF指板をオーダーする際にも必要な枚数だけオーダーすることも出来ません。あくまで数十枚とまとまった枚数でないと t.m.p 仕様のCF指板は製作して貰えないのです。
それで在庫を使い切ってしまった現在、各種の指板を相当数オーダーすることはリスクが大き過ぎるのでネック製作をやめる事にしたのです。
そんなワケでして、一からワタシが手作りしたネックはほぼ終了済みですことをあらためて申し上げておきますね。


台風がまた近づいているそうで。今日は貴重な晴れ間なのかもしれないと、一気に塗装関係を進めました。
届いたばかりの 97 年製のLP-Spl を早朝から外でシンナー剥離を半日掛かりで行い、午後は下地処理から着色まで一気に進めることが出来ました。
元の色はどーもイマイチですから自分の仕事として納得感が得られなくなるのは嫌ですから思い切ってヴィンテージのフェイデッド・ワインレッドに変更。
元のラッカー塗装を剥離するだけで 1.5L のシンナーを使用した為に途中でアタマがフラフラして来ます。写真1が剥離後のショット 写真2は着色後
そして更に午後は吹き付け塗装でシンナーを多用しましたから吹き返しで全身に浴びちゃってますから身体が火照っているような感じがします。
なにしろ大量のシンナーに触れっぱなしでしたからねえ~ シンナーは皮膚から浸透して40分で骨にまで到達するそうですから。これじゃ身体にいいワケないよね、まったく。
2本のネックはCF化する為にフジゲンさんにCFの溝加工に出していたネックが戻って来たところです。1本はチューン依頼作業のモノ、生地の方は T さんオーダーのSTELLA 用のネックです。
この14年間で殆どCF用の指板を使い切ってしまいましたので、カスタムオーダーの受付を終了するわけですが、フェンダー製のネックをCF化し直してスロープヘッド化すれば、まだ製作自体は可能と成るわけです。
@サークルフレッティングはワタシが考案したモノですが、フジゲンさんにパテント譲渡済みの為にワタシが勝手に製作する事は出来ないのです。またCF指板をオーダーする際にも必要な枚数だけオーダーすることも出来ません。あくまで数十枚とまとまった枚数でないと t.m.p 仕様のCF指板は製作して貰えないのです。
それで在庫を使い切ってしまった現在、各種の指板を相当数オーダーすることはリスクが大き過ぎるのでネック製作をやめる事にしたのです。
そんなワケでして、一からワタシが手作りしたネックはほぼ終了済みですことをあらためて申し上げておきますね。


終了報告 トリプルOのKさん
1002 ヨコハマ 曇り
写真は作業が終了したばかりのマーティンのトリプル0です。
WBHナット&オクターブサドル加工とブリッジ台座の段差加工とボールエンド位置修正、そしてグランドアース落しがその内容です。
今回は依頼者の Kさんのご都合で燻煙処理無し、波打っている指板の修正&リフレットも無し、更に出来る限り弦高を低くとのことでした。
可能な限り下げましたが指板は波打ったままですし、フレットも低いタイプでしたので、これ以上弦高を下げると支障が出るギリギリまで下げては有ります。
指定の弦も細めのゲージでしたから、これが下げられる限界とお考え下さい。
燻煙処理無しでもこれだけ鳴る様には出来るという、お手本の様な結果を今回出せております。
Kさん、次回は燻煙処理とリフレットをご予定下さいね。お受け取りに関する日程をお知らせ下さいませ。お待ち下さりありがとうございました。
写真は作業が終了したばかりのマーティンのトリプル0です。
WBHナット&オクターブサドル加工とブリッジ台座の段差加工とボールエンド位置修正、そしてグランドアース落しがその内容です。
今回は依頼者の Kさんのご都合で燻煙処理無し、波打っている指板の修正&リフレットも無し、更に出来る限り弦高を低くとのことでした。
可能な限り下げましたが指板は波打ったままですし、フレットも低いタイプでしたので、これ以上弦高を下げると支障が出るギリギリまで下げては有ります。
指定の弦も細めのゲージでしたから、これが下げられる限界とお考え下さい。
燻煙処理無しでもこれだけ鳴る様には出来るという、お手本の様な結果を今回出せております。
Kさん、次回は燻煙処理とリフレットをご予定下さいね。お受け取りに関する日程をお知らせ下さいませ。お待ち下さりありがとうございました。

あ~あ ┐( ̄ヘ ̄)┌













