経過報告 TさんのCCR-LS
0129 ヨコハマ 晴れ
穏やかな1日でした。
ちょっとピンぼけで申し訳ない写真はTさんのCCR-LS/TOM-HP です。
当初はシースルーレッド系のカラーオーダーでしたが、ナチュラルでの仕上げに変更となっています。ナチュラルとは言え、燻煙処理でナチュラルイエローに生地が染まってますので、煙が着色した様なもんですね。自然な色むらも味わいでしょう。
ミディアムスケールのカスタム用ネックは本日ロゴ入れまで終了出来ました。
材密度がハンパ無いので通常のネックよりズッシリとした重さがあります。
たぶんこのネックを手に取られたら多くの人が驚くでしょうね。
同じメイプル材でこうも違う物かと。そのくらいの高密度な素材ネックです。
変なこと言うかもしれませんが、こうしてカスタムメイドのネックを製作すると、また作りたくなっちゃうんですよね。これはもう性(さが)としか言い様が無いな。
仕事は誰かに奉仕する事を意味しますから、皆さんにも必ず持って生まれた適職が有る筈です。
ギャラがいいとか、悪いとか、天職に就いたらそんなこと大した問題じゃないです。
誰にでも何かしらの才能が必ず備わっているものです。
その行いで人様に仕えることを仕事と言うのですからね。
損得勘定で仕事を選ぶ事が、ある意味では自分の才能を殺します。
ひとつのことを継続出来ないってことは、それは才能に無い事をやってるからでしょう。
才能とは、継続し続ける事柄を示しますからね。生涯精進出来るのが自分の生きる道の証です。
ですから本来、才能の有る無しなんて無いのだと思いますよ。
誰もがひとつは生涯継続出来る仕事を天から与えられている筈ですから。
人間の価値とは、人に喜ばれることを我が喜びとする、ってところに有るのだと思います。

穏やかな1日でした。
ちょっとピンぼけで申し訳ない写真はTさんのCCR-LS/TOM-HP です。
当初はシースルーレッド系のカラーオーダーでしたが、ナチュラルでの仕上げに変更となっています。ナチュラルとは言え、燻煙処理でナチュラルイエローに生地が染まってますので、煙が着色した様なもんですね。自然な色むらも味わいでしょう。
ミディアムスケールのカスタム用ネックは本日ロゴ入れまで終了出来ました。
材密度がハンパ無いので通常のネックよりズッシリとした重さがあります。
たぶんこのネックを手に取られたら多くの人が驚くでしょうね。
同じメイプル材でこうも違う物かと。そのくらいの高密度な素材ネックです。
変なこと言うかもしれませんが、こうしてカスタムメイドのネックを製作すると、また作りたくなっちゃうんですよね。これはもう性(さが)としか言い様が無いな。
仕事は誰かに奉仕する事を意味しますから、皆さんにも必ず持って生まれた適職が有る筈です。
ギャラがいいとか、悪いとか、天職に就いたらそんなこと大した問題じゃないです。
誰にでも何かしらの才能が必ず備わっているものです。
その行いで人様に仕えることを仕事と言うのですからね。
損得勘定で仕事を選ぶ事が、ある意味では自分の才能を殺します。
ひとつのことを継続出来ないってことは、それは才能に無い事をやってるからでしょう。
才能とは、継続し続ける事柄を示しますからね。生涯精進出来るのが自分の生きる道の証です。
ですから本来、才能の有る無しなんて無いのだと思いますよ。
誰もがひとつは生涯継続出来る仕事を天から与えられている筈ですから。
人間の価値とは、人に喜ばれることを我が喜びとする、ってところに有るのだと思います。

残念な偏見
0128 ヨコハマ 晴れ
今日は晴れてくれましたので当然塗装作業を行いつつ、先日から製作し始めたミディアムスケールのCFカスタムネックの作業を進めました。
このネックは高密度のイタヤカエデ材ですから加工はかなり大変ですし、元が暴れ材として楽器製作には避けられて来た素材ですから変形修正を繰り返しながら加工することが重要です。
そうした狂い出しを丁寧に行ないながら、そして燻煙処理と言う手間隙を惜しまなければ、音質は最高レベルの響きが期待出来る素材です。
皆さんが通常手にされている製品のネックの多くはマシン加工で一気に削り出されますが、こうした手作りネックではまさに木の個体毎の性質と職人が向かい合って作り上げる物なのです。
ですからメーカーでは日に数百から数千本のネックが製作されますが、カスタム製作では1日1本程度しか製作出来ないのです。
片やマシン 対 天然木、片や製作家 対 天然木、その対峙の違いが最終的に音に出ます。
そして今回、皆様にひとつ申しておきたいことがひとつ。
それはこのネックに見られる様な節目についてです。こうした節目は製品製造に於いて現場ではねられてしまう素材なんです。早い話し、見た目でユーザーに嫌われ易いからメーカー製造に於いて、これらの素材を最初から避けるのです。その為に現場ではそうした節目やシミがある部分は放棄されることも多いのです。
そうした材も時にはカラーリングで塗りつぶしの仕様の製品に流用されてりもするのですが、実際には多くの節目材が放棄されています。
しかし節目がある周辺部分は非常に強度が高いので古典楽器の世界ではネックの張力負荷が架かる部分にあえてこうした節目部分が来る様に木取りして製作したりもするのです。
今回もそうした節目部分をネックのアゴに当たる部分に用いてヘッド面の起き上がりを抑える強度を得ています。またベースなど弦長が長い構造のネックの最も負荷が大きく掛かる14フレット以降にこうした節目部分が来る様に木取って製作しますと長年の張力負荷にも耐えられる良いネックの製作が可能なのです。音の張りや腰の強い楽器作りに貢献してくれるからです。
今回も人によっては、いくら音が良くても見た目が嫌だな、と避ける方がおられる事は充分承知の上で製作しています。
ワタシにすれば、節目だって天然木の証です。その性質をうまく利用すれば通常ネックより、ずっと楽器としてのグレードを上げる事が出来るのに、単に見た目だけで捨ててしまうなんて、ある種,人間の傲慢さとも言える態度に思えるのです。
勝手に切り倒しておきながら気に食わないから捨ててしまうんですからね。
ワタシがお伝えしたい事は伝わりますかね? 本当の技術やノウハウとは、見た目優先主義を超えたところに存在するものだと思います。いかに生き物の命を生かすか、そこに尽きるのだと思うからです。
ですからこのネックを使って完成されたギターが有無を言わせぬスゴイ鳴りの楽器に仕立てる事がワタシの使命だと思っています。
そんな気持ちで製作したネックである事を少しでもご理解頂けましたら幸いです。
写真1&2 グリップシェイプ中のショット
写真3 生地加工が済んだところで下地処理塗装を施した直後のショット。
通常のメイプルネックでは有り得ない程の音密度を備えた最高のネックに仕上がっています。
この素材の命を生かし切ったネックの製作が行なえて、非常に満足です。イエイっ!(^ε^)v

今日は晴れてくれましたので当然塗装作業を行いつつ、先日から製作し始めたミディアムスケールのCFカスタムネックの作業を進めました。
このネックは高密度のイタヤカエデ材ですから加工はかなり大変ですし、元が暴れ材として楽器製作には避けられて来た素材ですから変形修正を繰り返しながら加工することが重要です。
そうした狂い出しを丁寧に行ないながら、そして燻煙処理と言う手間隙を惜しまなければ、音質は最高レベルの響きが期待出来る素材です。
皆さんが通常手にされている製品のネックの多くはマシン加工で一気に削り出されますが、こうした手作りネックではまさに木の個体毎の性質と職人が向かい合って作り上げる物なのです。
ですからメーカーでは日に数百から数千本のネックが製作されますが、カスタム製作では1日1本程度しか製作出来ないのです。
片やマシン 対 天然木、片や製作家 対 天然木、その対峙の違いが最終的に音に出ます。
そして今回、皆様にひとつ申しておきたいことがひとつ。
それはこのネックに見られる様な節目についてです。こうした節目は製品製造に於いて現場ではねられてしまう素材なんです。早い話し、見た目でユーザーに嫌われ易いからメーカー製造に於いて、これらの素材を最初から避けるのです。その為に現場ではそうした節目やシミがある部分は放棄されることも多いのです。
そうした材も時にはカラーリングで塗りつぶしの仕様の製品に流用されてりもするのですが、実際には多くの節目材が放棄されています。
しかし節目がある周辺部分は非常に強度が高いので古典楽器の世界ではネックの張力負荷が架かる部分にあえてこうした節目部分が来る様に木取りして製作したりもするのです。
今回もそうした節目部分をネックのアゴに当たる部分に用いてヘッド面の起き上がりを抑える強度を得ています。またベースなど弦長が長い構造のネックの最も負荷が大きく掛かる14フレット以降にこうした節目部分が来る様に木取って製作しますと長年の張力負荷にも耐えられる良いネックの製作が可能なのです。音の張りや腰の強い楽器作りに貢献してくれるからです。
今回も人によっては、いくら音が良くても見た目が嫌だな、と避ける方がおられる事は充分承知の上で製作しています。
ワタシにすれば、節目だって天然木の証です。その性質をうまく利用すれば通常ネックより、ずっと楽器としてのグレードを上げる事が出来るのに、単に見た目だけで捨ててしまうなんて、ある種,人間の傲慢さとも言える態度に思えるのです。
勝手に切り倒しておきながら気に食わないから捨ててしまうんですからね。
ワタシがお伝えしたい事は伝わりますかね? 本当の技術やノウハウとは、見た目優先主義を超えたところに存在するものだと思います。いかに生き物の命を生かすか、そこに尽きるのだと思うからです。
ですからこのネックを使って完成されたギターが有無を言わせぬスゴイ鳴りの楽器に仕立てる事がワタシの使命だと思っています。
そんな気持ちで製作したネックである事を少しでもご理解頂けましたら幸いです。
写真1&2 グリップシェイプ中のショット
写真3 生地加工が済んだところで下地処理塗装を施した直後のショット。
通常のメイプルネックでは有り得ない程の音密度を備えた最高のネックに仕上がっています。
この素材の命を生かし切ったネックの製作が行なえて、非常に満足です。イエイっ!(^ε^)v

久々のチェロ
0127 ヨコハマ 晴れ
まず、Mさんのギブソン/ナット交換が終了済み。いつでもお渡し可能です。
今日は塗装作業と平行してチェロ&ギターの I さん(ハルちゃん)の5弦チェロが到着したので、早速修正部分のチェックと駒の製作から進めています。
素材が値段の割には1ランク上の物が使用されており、ラッキーな1本。
今回は取り敢えずバラしをせずに基本部分の精度出しグレードアップを施して一旦ご本人にお渡しする予定です。
付属の駒はさすがに使えないレベルでしたので燻煙済みのチェロ用駒の半加工材から削り出し加工を行なっております。
折角だから、まだ新婚のハルちゃんの嫁の顔イラストを入れておきました。(^O^) 遊んじゃった。
これで演奏中も嫁の顔が浮かんで熱のこもった演奏が出来る事でしょう。がはは。


まず、Mさんのギブソン/ナット交換が終了済み。いつでもお渡し可能です。
今日は塗装作業と平行してチェロ&ギターの I さん(ハルちゃん)の5弦チェロが到着したので、早速修正部分のチェックと駒の製作から進めています。
素材が値段の割には1ランク上の物が使用されており、ラッキーな1本。
今回は取り敢えずバラしをせずに基本部分の精度出しグレードアップを施して一旦ご本人にお渡しする予定です。
付属の駒はさすがに使えないレベルでしたので燻煙済みのチェロ用駒の半加工材から削り出し加工を行なっております。
折角だから、まだ新婚のハルちゃんの嫁の顔イラストを入れておきました。(^O^) 遊んじゃった。
これで演奏中も嫁の顔が浮かんで熱のこもった演奏が出来る事でしょう。がはは。


経過報告 数件
0126 ヨコハマ 薄晴れ
今日は何とか塗装が出来て助かりました。今週は不安定な天候らしいですから。
写真のギブソンはMさんのLGですが、作業はナット交換なのですが、その時にワタシ自身が状態をチェックして判断をするに於いて判断に迷ったんですね。
お預かりした後も なぜさっき判断に迷いが出たのか、当然気になったワケです。
で、もう一度楽器をチェックしながら、なぜなのかを探った結果、ワタシの老眼が更に進み、現状の老眼鏡ではコンマ1ミリ2ミリが ぼやけていて判断出来なかったんです。
そこで今日はメガネ屋さんがオープンするタイミングで出掛けて、今までより度数の高い老眼鏡を購入しに行って参りました。そこからが本日の作業スタートでした。
いや~度数が0.5上がっただけでぜ~んぜん見え方が変わり、コンマ何ミリが目視出来る様になりました。 いや~ホント歳はとりたくないなあ~
でも作業は快調に進み、各塗装工程中の個体達の作業も順調に進んでおります。やれやれ。(;^_^A
LG は明日には完成させます。Mさん、お待たせして申し訳ない。m(u_u)m


今日は何とか塗装が出来て助かりました。今週は不安定な天候らしいですから。
写真のギブソンはMさんのLGですが、作業はナット交換なのですが、その時にワタシ自身が状態をチェックして判断をするに於いて判断に迷ったんですね。
お預かりした後も なぜさっき判断に迷いが出たのか、当然気になったワケです。
で、もう一度楽器をチェックしながら、なぜなのかを探った結果、ワタシの老眼が更に進み、現状の老眼鏡ではコンマ1ミリ2ミリが ぼやけていて判断出来なかったんです。
そこで今日はメガネ屋さんがオープンするタイミングで出掛けて、今までより度数の高い老眼鏡を購入しに行って参りました。そこからが本日の作業スタートでした。
いや~度数が0.5上がっただけでぜ~んぜん見え方が変わり、コンマ何ミリが目視出来る様になりました。 いや~ホント歳はとりたくないなあ~
でも作業は快調に進み、各塗装工程中の個体達の作業も順調に進んでおります。やれやれ。(;^_^A
LG は明日には完成させます。Mさん、お待たせして申し訳ない。m(u_u)m


経過報告 数件
0123 ヨコハマ 晴れ
やっと雨が上がり晴れてくれました。感謝。
本日はチューン途中のレスポールとCCR-LS/TOM の塗装下地の続きを行なっていました。
またSさんのCCR-312 のクリアーコーティングも進んでおります。
TさんのCCR はご本人の要望から当初のレッド系のカラーリングを中止して、ナチュラルで仕上げる事になりました。素材の美しさからカラーリングする気が無くなってしまったそうです。
それは分かりますね。
そしてミディアムスケールのCF指板で久しぶりにカスタム用のネック製作。
今回はドイツ製の新しいトラスロッドを試す為に専用のロッド溝加工治具の製作からスタートしてネック本体へのロッド溝加工と指板接合を済ませています。まあ、このネックはのんびり仕上げて行きます。

やっと雨が上がり晴れてくれました。感謝。
本日はチューン途中のレスポールとCCR-LS/TOM の塗装下地の続きを行なっていました。
またSさんのCCR-312 のクリアーコーティングも進んでおります。
TさんのCCR はご本人の要望から当初のレッド系のカラーリングを中止して、ナチュラルで仕上げる事になりました。素材の美しさからカラーリングする気が無くなってしまったそうです。
それは分かりますね。
そしてミディアムスケールのCF指板で久しぶりにカスタム用のネック製作。
今回はドイツ製の新しいトラスロッドを試す為に専用のロッド溝加工治具の製作からスタートしてネック本体へのロッド溝加工と指板接合を済ませています。まあ、このネックはのんびり仕上げて行きます。

嬉しい発見
0122 ヨコハマ 雨
今日も冷たい雨が降っていました。
そんな中でつい先日の事ですが、以前に台風で倒壊してしまい放置したままだった古い燻煙庫の中に入れっぱなしの*ギブソン/ミディアムスケール仕様のサークルフレッティング指板が在りました。 *指板自体の寸法はレスポールなどと全く同じミディアムスケールでCF仕様
倒壊した燻煙庫の中の素材ストックは水を散々被っていましたから全てダメだと諦めていましたが、いざそれらを捨てようとしたら、その中でそのCF指板材の半分が全く水を被っていなかったのです。
たった10枚程ですが、それでも原価総額は15万もしますからね、ラッキーッ!と大喜び。
まあ、これまでの製作でロングスケール仕様のCF指板は全て使い果たしてしまいましたが、今回ミディアムスケールの指板だけとは言え、これで作ろうと思えばカスタムネックの製作も可能というわけです。
そんなワケでちょっと嬉しくなって早速、寝かし続けてあったイタヤカエデのネックブロック材を取り出して製作に取り掛かってしまった、と言うのが本日のショット。
手前のマホガニーみたいな色したブロックが、実は長期の燻煙で変色したイタヤカエデ材、その奥がそのブロック材をネック形状に切り出したもの。ですから中身は白木であることが分かりますでしょ? そして一緒に写っているのが今回発見されたミディアムスケール仕様のセルバインディングしたCF指板です。
これらのミディアムスケール・ネックの製作は暇を見て進めるつもりです。

今日も冷たい雨が降っていました。
そんな中でつい先日の事ですが、以前に台風で倒壊してしまい放置したままだった古い燻煙庫の中に入れっぱなしの*ギブソン/ミディアムスケール仕様のサークルフレッティング指板が在りました。 *指板自体の寸法はレスポールなどと全く同じミディアムスケールでCF仕様
倒壊した燻煙庫の中の素材ストックは水を散々被っていましたから全てダメだと諦めていましたが、いざそれらを捨てようとしたら、その中でそのCF指板材の半分が全く水を被っていなかったのです。
たった10枚程ですが、それでも原価総額は15万もしますからね、ラッキーッ!と大喜び。
まあ、これまでの製作でロングスケール仕様のCF指板は全て使い果たしてしまいましたが、今回ミディアムスケールの指板だけとは言え、これで作ろうと思えばカスタムネックの製作も可能というわけです。
そんなワケでちょっと嬉しくなって早速、寝かし続けてあったイタヤカエデのネックブロック材を取り出して製作に取り掛かってしまった、と言うのが本日のショット。
手前のマホガニーみたいな色したブロックが、実は長期の燻煙で変色したイタヤカエデ材、その奥がそのブロック材をネック形状に切り出したもの。ですから中身は白木であることが分かりますでしょ? そして一緒に写っているのが今回発見されたミディアムスケール仕様のセルバインディングしたCF指板です。
これらのミディアムスケール・ネックの製作は暇を見て進めるつもりです。

経過報告 数件
0120 ヨコハマ 晴れ
今日の晴れは段取り的に凄く助かります。いいぞっ!
まずはOさんのLP-Stdの全面的な作り替えチューンですが、ブリッジは元より、テールピース位置もセンターズレを起こしていたのと、最近のギブソンはテールピーススタッドの長さが短いので、位置修正とともにゴトー製に変更する事に致しました。
最初の写真はテールピースの元穴を埋木した状態です。
本来ですとレスポールのラミネート構造ではブリッジのスクリューはトップ材厚と同じ長さだけねじ込まれてセットされ、テールピースのスタッドはトップを貫通してバックのマホに到達されていなくてはいけないのですが、なぜか最近のギブソンはトップ材より短い長さしかないのでバックのマホ材にスタッドボトムが到達していないのです。
どう言う経緯でこうなったかは不明ですが、設計面からすると厚過ぎるメイプル材仕様と共に残念な変更です。
まあ、とにかくマズイ部分は作り替えてしまえばいいわけですから。これで問題無し。
ご覧の通り深過ぎるピックアップ・キャビティの埋木も行ないセンター部分の座グリも最小限に留めてありますから、これでダイナミクスがグンと出て来ます。
その上でこのレスポールは今日から塗装行程に移行しています。まずは下地処理です。
TさんのCCR も下地行程に入っています。いい感じ進行してすべて順調です。
トップの再塗装を行なっているギターのSさんのCCR-312も漸く本日からトップのクリアーコート段階に入りました。
ちょっと今日は塗装のオンパレードでシンナーを吸い過ぎてしまいましたね。
こうした場合、必ず後で身体に変化が起きます。体中に赤い発疹の様なものが出て痒くなりますね。職業病みたいなモンですね。でも頑張りますよ。


今日の晴れは段取り的に凄く助かります。いいぞっ!
まずはOさんのLP-Stdの全面的な作り替えチューンですが、ブリッジは元より、テールピース位置もセンターズレを起こしていたのと、最近のギブソンはテールピーススタッドの長さが短いので、位置修正とともにゴトー製に変更する事に致しました。
最初の写真はテールピースの元穴を埋木した状態です。
本来ですとレスポールのラミネート構造ではブリッジのスクリューはトップ材厚と同じ長さだけねじ込まれてセットされ、テールピースのスタッドはトップを貫通してバックのマホに到達されていなくてはいけないのですが、なぜか最近のギブソンはトップ材より短い長さしかないのでバックのマホ材にスタッドボトムが到達していないのです。
どう言う経緯でこうなったかは不明ですが、設計面からすると厚過ぎるメイプル材仕様と共に残念な変更です。
まあ、とにかくマズイ部分は作り替えてしまえばいいわけですから。これで問題無し。
ご覧の通り深過ぎるピックアップ・キャビティの埋木も行ないセンター部分の座グリも最小限に留めてありますから、これでダイナミクスがグンと出て来ます。
その上でこのレスポールは今日から塗装行程に移行しています。まずは下地処理です。
TさんのCCR も下地行程に入っています。いい感じ進行してすべて順調です。
トップの再塗装を行なっているギターのSさんのCCR-312も漸く本日からトップのクリアーコート段階に入りました。
ちょっと今日は塗装のオンパレードでシンナーを吸い過ぎてしまいましたね。
こうした場合、必ず後で身体に変化が起きます。体中に赤い発疹の様なものが出て痒くなりますね。職業病みたいなモンですね。でも頑張りますよ。


個別報告 仙台市のTさん
0119 ヨコハマ 晴れ
さあ、新たな1週間の始まりです。今日はTさんの CCR-LS/TOM の生地加工に集中して作業を行っています。
バックコンターはこんな感じです。サイズ的に何か有ればTさんご連絡下さいね。
各キャビティ加工もすべて済ませております。
これで塗装処理の下準備は整いましたので、これより塗装行程へと進めます。
ちなみに今回はリヤーのP-90のスラント設定だけでなくキャビティボトムに金属プレートをセットして、そのプレートにピックアップ・アジャスタースクリューをマウントする方式を採用します。
これはTさんからのリヤーPUサウンドに対する希望でテレキャスターのリヤーのキャラクターを付加させて欲しいとの要望が出た為です。
ブリッジの金属プレートの振動の影響を付加させているのがテレキャスター・リヤーの重要なキャラクター・エレメントですので、今回はボディに直接密着させたベースプレートにピックアップ・マウントさせることで少しでも似たニュアンスを得ようとするものです。
ちなみにネックは現在、フジゲンさんでCFの溝切り加工に出しておりますので戻って来次第、スロープヘッド化及びネック塗装、そしてフレット打ち作業へと進めて参ります。
仙台市のTさん、お楽しみに。


さあ、新たな1週間の始まりです。今日はTさんの CCR-LS/TOM の生地加工に集中して作業を行っています。
バックコンターはこんな感じです。サイズ的に何か有ればTさんご連絡下さいね。
各キャビティ加工もすべて済ませております。
これで塗装処理の下準備は整いましたので、これより塗装行程へと進めます。
ちなみに今回はリヤーのP-90のスラント設定だけでなくキャビティボトムに金属プレートをセットして、そのプレートにピックアップ・アジャスタースクリューをマウントする方式を採用します。
これはTさんからのリヤーPUサウンドに対する希望でテレキャスターのリヤーのキャラクターを付加させて欲しいとの要望が出た為です。
ブリッジの金属プレートの振動の影響を付加させているのがテレキャスター・リヤーの重要なキャラクター・エレメントですので、今回はボディに直接密着させたベースプレートにピックアップ・マウントさせることで少しでも似たニュアンスを得ようとするものです。
ちなみにネックは現在、フジゲンさんでCFの溝切り加工に出しておりますので戻って来次第、スロープヘッド化及びネック塗装、そしてフレット打ち作業へと進めて参ります。
仙台市のTさん、お楽しみに。




















