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終了報告 恵比寿のHさん

0225  ヨコハマ 晴れ

寒さが和らぎ大分リラックスして作業出来ています。

今日はテーラーのアコギの再設定作業が1本終了させ、そして写真のプレベのセットアップ作業でした。
このプレベはかなり昔にワタシがチューンしたもので何十年ぶりかに再び手を加えた事になります。

最新のブリッジに交換し、長時間を経て劣化した指板を修正しリフレットを行い、WBH ナットに変更。サウンドはとてもタイトで重厚なプレベサウンドでありながらレスポンスにも優れています。

こうして時間が経てもワタシに作業依頼して下さった事に感謝しております。これからもこのベースでバンドライフをお楽しみに下さいね。

経過報告 恵比寿のHさん

0223  ヨコハマ 晴れ

今日は晴れたり雨も降ったり何だか良く分からない天候でした。でも春はすぐそこ。

今日はHさんのプレベネックにフレットを打ち込み指板のコーティング。完璧に指板修正とリフレットを済ませています。
このネックは非常に質の良い、カナディアン・ハードロックメイプル材です。昔はあったんですよ、いいメイプルが。今は無いですけど。
禿げ山にしちゃいましたからね、メーカーさんが。楽器メーカーさんは基本、植林すべきじゃないかな。

最近のメイプルはホントに腰が弱い物が多いです。これも酸性雨の影響でしょうね~
ますます燻煙処理は欠かせませんね。

残念ながら、カスタム製作用のパーツがまだ上がって来ません。まあ、オーダー数が少ないので文句は言えませんね~ 


経過報告 数件

0221   ヨコハマ 晴れ

徐々に暖かくなって来ましたね。嬉しいです。

今日はCCR-LS とレスポールのコーティング、そしてHさんのプレベが追加作業でフレット打ち変えとなり、波打っていた指板面をきっちり修正して、まずは一旦指板面のコーティングを行ないました。

CCR-LS は写真に写っているのがボディとネックのペアです。順調に進んでおります。

O さんのレスポールは既にクリアーコートを進めています。いい味わいの楽器に仕上がりつつあります。お楽しみに。

また、H I さんの5弦チェロがあすの朝、一旦引き渡しなので、下手クソながら暇を見てはギーコギーコ弾いてあげています。(^ε^)♪

穏やかな良い天気の日にいい仕事が出来て満足です。
更にいい仕事をする為にも、より良い人生を送る為にも 更に自己改革を進めます。

周りが良くなる事を待ってるだけでは状況は悪化する一方ですからね。
変わらなくてはならないのは まず自分です。人は見ない、自分の内面だけを見て人間性の向上を目指します。それが生きる事の基本だと思うからです。
その証拠にそうして生きてると毎日が有り難く、そして楽しい。(^ . ^)v


終了報告 H I さんの5弦チェロ

0220  ヨコハマ 晴れ

今日は日差しも出てましたので O さんのレスポールのコーティングもおこないつつ、メイン作業は5弦のチェロのセットアップです。

ワタシは個人的に古典弦楽器の中ではチェロが最も好きな楽器ですので作業していて楽しいです。
折角なのでアフリカ水牛の角のブロックからナットを作りたかったのですが、5弦チェロのナットが取れる程の大きさの物が入手出来なくて今回は諦めました。それが残念でしたね~

とは言っても今回の5弦チェロは品数が少ない上に値段の割りには1ランク以上 上位の素材が使われていてとてもラッキーな個体です。素養がいいので将来が楽しみにです。

少しでも弾き込んでお渡ししたいのですが、チェロはうまく弾けないので残念ですねえ。
それでも暇を見てはギコギコやってますけど、なにか? (^。^)

経過報告 数件

0219  ヨコハマ 晴れ

やっと晴れてくれましたね~ 助かります。

O さんのゴールドトップは今日も中塗り行程です。トップのメイプル質量を落としながらのアーチドのリシェイプも満足な仕上がりです。この中塗りが終了したら一旦研磨してクリアーコーティングへと移行して参ります。 O さん、言わなくても相当楽しみにされてるでしょうね。(^ε^)

ワタシは作業を行う側ですので、こうしたブログで報告される嬉しさは今ひとつ分からないのですが、依頼者の皆さんが「他では味わえない嬉しさがあるんですよ~」と、よく口にされますので「あ~ そーなんだ、嬉しいもんなんだ~なら良かったわ」と思う次第です。

MさんのCCR-312 は本日 WBH ナットに交換が無事終了しております。
お受け取りのご予定をお知らせ下さいね。

恵比寿のHさんのフェンダープレベはかなり昔にワタシがチューンした個体で今回は t.m.p 製のブリッジに交換とWBH ナットに変更作業でしたが、もうフレットがさすがにNG ですねえ。
このフレット高に合わせてナット整形しますと、打ち替えの時にまたナットを作り直さなくてはいけませんから、今回はWBH ナット交換は見送ってブリッジ交換だけで済ませるか、今回フレットの打ち替えを行ない、その際にWBH ナットも合わせて作成するか、このいずれかにすべきかと思います。
Hさん、どのようにされたいか、ご連絡を。



経過報告 CCR-LSのネック製作

0217   ヨコハマ 雨

今日は冷たい雨がずっと降っていました。

昨日から仙台市の T さんのCCR-LS のネック製作を行なっています。
今日は何とかロゴ入れまでを、を目標に掛かりっきりでした。

ロングスケールネックの場合、既にCF 指板は使い切ってしまいましたので、現在はフェンダー・ネックから作り替える事で対応させて頂いておりますので、ストラトのネック面積の中からCCR の形状を削り出している関係で、全て最初から手作りで製作するカスタムネックとはヘッドラインをアレンジせざるを得ません。結果、少しだけ小振りのCCRヘッド形状になっています。

それでも作り替えの場合のメリットもちゃーんと有ります。
既にカタチになっていた既製品ネックはヘッド面の多少の捻れなどが出ている場合や将来確実に変形する物も数多く有りますが、スロープヘッドへの作り替えの際には平面の精度出しを行なった上でイタヤカエデを接ぎ木して削り出し加工をしておりますので、元の1ピースネックの時よりも精度も強度も確実に上回っています。
そして燻煙処理は勿論の事、指板面の捻れや波打ちも解消した上でCF仕様に作り替えていますので、
元のネックとは全く別物です。
皆さんも既にご存知の通り、通常のフェンダーネックをここまで作り替えた場合、燻煙処理+CF仕様化+フレット打ち+スロープヘッドへの作り替えの合計金額がこの1本に集約されています。
非常に手間隙が掛かっているのです。そこは是非ご理解頂きたいと思います。


個別報告 仙台市のTさん

0216  本日2回目のブログ報告

写真は仙台市のTさんの CCR-LS 用のネックについてのご報告です。
本日フジゲンさんからCFの溝切り加工から上がって来たネックを早速スロープヘッド化する為の作業を進行させています。
まずは元のペグ穴の埋木加工、そしてヘッド裏面の切削加工と平面精度出し。その後で上質のイタヤカエデ材を接ぎ木加工。その為にヘッドはクランプだらけです。ここまでが現状報告です。

ボディの方はトップコーティングまで終了しておりますので、今後はこのネックの製作に重点を置いて進めますね。Tさん、お楽しみにお待ち下さいませ。


や〜っと OK 出ました

0216  ヨコハマ 快晴

今日は晴れ温かい日ですが、ど-やら大気中に電磁波が多い様子。軽くひと揺れ来るかな。

本日 O さんのレスポールのVGTカラーリングが終了。中塗り行程に移行しております。
どーもウチの社長はゴールドトップの色合いにはうるさくて (^ε^) 中々 OK が出ませんでしたが、本日の色付けでやっとお気に召した様子。

写真はカラーリング段階でクリアーコーティングされていませんから全体がノッペリして見えますが、品も有り重厚感もあるとても良いGTカラーリングが出来ています。

こうしたトップアーチの削り直しはルックス面で捕われがちですが、目的はバックのマホ材との一体感上での響き方が最も重要です。こうしたラミネート構成材は異種材とを張り合わせる事で最終的に1枚の板材としてロー/ミッド/ハイのレンジバランスが取れていないといけません。

例えば、派手な隆起のトップアーチの為にバック材との厚バランスを無視すれば、最終的にハイ上がりの厚みの無いサウンドになったり、ソフトメイプルを使用したばかりにミッドがスカスカのアンサンブルで存在感の無いサウンドであったり、モコモコの音抜けしない特性に成ったりします。

今回はラミネートバランスがメイプルに偏った設定の個体でしたからアーチのリシェイプを行ないつつ、その都度 材をタップしながら音の定位を確認しながら削って仕上げたものです。
まあ、判り易く言えば、最初はメイプルが厚過ぎて「カンカンっ!」って響きであった物を削り修正で「コンコンッ!」とミッドがミッドレンジに来る様にメイプルの質量を落としていってマホ材とのバランスを整えたワケです。

その意味では見た目でアーチ形状をド派手に隆起させてもサウンド面では使いモンにならない、ってケースがいくらでも出て来ます。1枚1枚 木は響き方が異なりますから、本来はアーチ構造の楽器は今回施した様にハンドシェイプで1本1本レンジバランスを整えながら作るのが正解なんです。でもそうした製作の場合、60万以下の値段ではとても製作出来ませんけどね。

とまあ、もしお手持ちのレスポールがどーも納得が行かないサウンドだと感じる方はワタシの元に送って下されば、無料でチェック判断致しますよ。ご相談にも乗りますからね。
あくまでおよそですが、特注カラーリングで無い限りはアーチド・リシェイプ&トップのみラッカー・リフィニッシュ作業で12万~15万です。
この作業で、現状よりずっといいバランスに持ち込めるケースは沢山ありますからね。

O さん、やっと次の行程は進めそうですよ。引き続きお楽しみに。


経過報告  H I さんの5弦チェロ

0214  ヨコハマ 晴れ

もう土曜日。早いわ~

この仕事も毎日がチャレンジですから日が経つのが早い早い。毎日 腕を磨いてないと、こなせなくなります。

今日は5弦チェロの作業。ナットの溝切りと指板の精度出し。この次は駒の弦溝を入れて全体調整を行なって一旦ご本人にお渡しし、暫く弾き込んで頂きます。

ギター弦と違ってチェロ弦は1セット2万を軽~く超えますので調整時に何度も張り直しての細部調整で弦を痛めない様にしなくてはいけません。まずは安い弦で仮セットアップしておおよその設定が決まったところで本チャンの指定弦を張って仕上げます。
もしチェロの弦を1本切っただけでギター弦3~4セット分のコストが掛かりますからね~

皆さんはギターやエレベ弾きで良かったですね~ 楽器も数十万で買えるし、弦も2~3千円で済みますでしょ。古典楽器の世界では100万以下なんてエントリー楽器ですからねえ。
しかもフレットが無い! ひたすら練習あるのみ!なのは 一緒ですよ~ (^~^)b


終了報告 他

0212  ヨコハマ 晴れ

いい天気でした~感謝。

O さんのレスポール・VGTは一部修正が加わって再度トップカラーリングの前段階まで戻っての再塗装準備です。
と言うのも、元に何処かにぶつけた打痕部分に汗や脂、またコンパウンドなどの油分が内部に浸透している場合がありますと、木部のそこだけ塗装の乗りが悪い事があって色ムラなどが起きるんです。

今回はそうした部分を再度研磨し直してやり直している、と言う事です。人によってはこうして部分的に色ムラがあったり剥げたりしていた方がお好きな方もいらっしゃるでしょうけど、基本的にワタシはレリック作業は好みませんので、あくまでヴィンテージの趣が出る様に仕上げて行きます。

そして I さんのコークレッドのストラトが無事に完成致しました。
I さん好みの強力なストラトに仕上がっていますよ。アーム調整も基本的に一旦チューニングしたらプレイ中にチューニングがバラけても1発アームをダウンすれば元に戻る様に張力バランス調整を行なってありますので、ペグには触る必要が殆どありません。
ちなみに今回は本体のみの製作ですので出来れば空のケースをお送り頂ければ、それに納めて発送を致したいのですが、もし直接受け取りがご希望でしたら当日までお預かりしておきますが、どのようにされますか? ご連絡をお願い致します。

またワタシのチョイミスから大幅にお渡しが遅れていた S さんのCCR-312 も無事に作業を終了し、フロントをP-90に変更してのリセットアップを終了致しております。代金は当初の見積もり金額の¥42.000+TAX で結構です。ご迷惑をお掛け致しました。
ちなみに、やはり t.m.p 製のP-90 いいサウンドしてますよ~ (^ε^)
Sさん、お受け取りのご予定をお知らせ下さいませ。