経過報告 まとめて
0117 ヨコハマ 晴れ
晴れてくれて嬉しいのですが、外で作業をしておりますと身体はさすがに冷え込みますね~
時々、指先が麻痺してきたり、つったりもします。
O さんご依頼のギブソンLP-Stdのチューンも順調に進んでおります。
ペグロケーション変更で写真の様に元の位置とはかなり異なる事がお分かり頂けると思います。
どー言う訳なんでしょうかねえ~、この個体もそうでしたが最近のギブソンは17度のヘッド角でありながら14度の時のペグ位置にペグがセットされているものを良く見かけます。
さっぱり意味が分かりません。
まあ、それもこの個体に限っては過去の事。もうこれで張力バランスは理想的に確保しました。
いよいよこの個体は全体の研磨仕上げを行なって塗装行程へと進めます。O さん、お楽しみに。
TさんのCCR-LS/TOM のボディ本体に本日セルバインディングを施しました。実にいい感じです。次からは各キャビティ加工など、生地加工全体を進めて行きます。Tさん、お楽しみに。
コークレッドのストラトのネックは今日から塗装処理に移行しています。I さんも楽しみに。

晴れてくれて嬉しいのですが、外で作業をしておりますと身体はさすがに冷え込みますね~
時々、指先が麻痺してきたり、つったりもします。
O さんご依頼のギブソンLP-Stdのチューンも順調に進んでおります。
ペグロケーション変更で写真の様に元の位置とはかなり異なる事がお分かり頂けると思います。
どー言う訳なんでしょうかねえ~、この個体もそうでしたが最近のギブソンは17度のヘッド角でありながら14度の時のペグ位置にペグがセットされているものを良く見かけます。
さっぱり意味が分かりません。
まあ、それもこの個体に限っては過去の事。もうこれで張力バランスは理想的に確保しました。
いよいよこの個体は全体の研磨仕上げを行なって塗装行程へと進めます。O さん、お楽しみに。
TさんのCCR-LS/TOM のボディ本体に本日セルバインディングを施しました。実にいい感じです。次からは各キャビティ加工など、生地加工全体を進めて行きます。Tさん、お楽しみに。
コークレッドのストラトのネックは今日から塗装処理に移行しています。I さんも楽しみに。

個別報告 埼玉の I さん
0116 ヨコハマ 晴れのち雨
夕方に雨が降り出しましたが早朝からの燻煙や塗装には影響が出ませんでした。助かります。
本日は埼玉の I さんのコークレッド・カラーのストラトのスロープヘッド化作業の生地仕上げを行ない、燻煙処理に移行しています。
写真はそのストラト本体に同スペックのネックを仮マウントしてパーツ関係の位置確認を行ないました。ピックガードも製作済み。
すべて順調です。それよりも問題なのはギター&チェロ弾きの I さんから特注で5弦のチェロ製作の依頼が来ているので明日その為の打ち合わせなのですが、やる事になったら作業スペースや工具の入れ替えやらで、アタマの切り替えも必要になります。
更にはスピーカーの製作依頼も相変わらず頂戴してますしね~ これでアコースティックギターの製作もやっていたらどーなっていた事か・・アコギ製作は諦めた、って言ってるのにドイツ人からオーダー来ちゃうしねえ~ ドイツ語で断り方がよー分からん。(@_@)
世界中探してもこんな製作家は居ないでしょうね~たぶん。
まあ、そこがマツシタらしさであるわけでして・・でも無理するのだけはよそうと思っています。
夕方に雨が降り出しましたが早朝からの燻煙や塗装には影響が出ませんでした。助かります。
本日は埼玉の I さんのコークレッド・カラーのストラトのスロープヘッド化作業の生地仕上げを行ない、燻煙処理に移行しています。
写真はそのストラト本体に同スペックのネックを仮マウントしてパーツ関係の位置確認を行ないました。ピックガードも製作済み。
すべて順調です。それよりも問題なのはギター&チェロ弾きの I さんから特注で5弦のチェロ製作の依頼が来ているので明日その為の打ち合わせなのですが、やる事になったら作業スペースや工具の入れ替えやらで、アタマの切り替えも必要になります。
更にはスピーカーの製作依頼も相変わらず頂戴してますしね~ これでアコースティックギターの製作もやっていたらどーなっていた事か・・アコギ製作は諦めた、って言ってるのにドイツ人からオーダー来ちゃうしねえ~ ドイツ語で断り方がよー分からん。(@_@)
世界中探してもこんな製作家は居ないでしょうね~たぶん。
まあ、そこがマツシタらしさであるわけでして・・でも無理するのだけはよそうと思っています。
経過報告 パーツ上がり待ち
0115 ヨコハマ 雨
一日中 冷たい雨が降っています。今日は手が凍えてスムースに動きませんねえ。
今日は I さんのストラトのスロープヘッド化作業でペグ穴の埋木加工の次はヘッド裏面に高密度のイタヤカエデを接ぎ木する作業です。
t.m.p のカスタムストラトはHさんオーダー分ですが、ブロックサドルとオリジナル形状のネックセットプレートの上がり待ちが続いています。
写真ではフェンダーストラトに見えるでしょうけど、カスタムはフェンダーのラインをより洗練されたラインにデザインし直したt.m.p のオリジナルなストラト形状です。
製作中のネックプレートもまだメッキ行程中ですから、ここは待つしかないです。
@ギルドのCO-1 のチューン品は売約済みとなりました。

一日中 冷たい雨が降っています。今日は手が凍えてスムースに動きませんねえ。
今日は I さんのストラトのスロープヘッド化作業でペグ穴の埋木加工の次はヘッド裏面に高密度のイタヤカエデを接ぎ木する作業です。
t.m.p のカスタムストラトはHさんオーダー分ですが、ブロックサドルとオリジナル形状のネックセットプレートの上がり待ちが続いています。
写真ではフェンダーストラトに見えるでしょうけど、カスタムはフェンダーのラインをより洗練されたラインにデザインし直したt.m.p のオリジナルなストラト形状です。
製作中のネックプレートもまだメッキ行程中ですから、ここは待つしかないです。
@ギルドのCO-1 のチューン品は売約済みとなりました。

経過報告 諸々
0114 ヨコハマ 晴れ
今日も晴れてくれたので助かります。そして快食快便快眠の毎日に感謝。エ~調子や。
写真のレスポールはOさんの個体。アーチドのリシェイプをしてみれば細かな美しい杢が出ています。いい素材ですね。
今日は燻煙前にピックアップ・キャビティの塗膜を落として、尚一層 燻煙の効果が出易い様にして前準備中です。
そうそう、写真でお判りの様に最近のギブソンはブリッジのスクリューネジ方式からスタッッド&ボルト方式になってます(ブリッジ穴の側に置いてあるのが元のスタッド&ボルト)
これがですね~ハッキリ申しまして、この方式はホント頂けませんね~
アナタのギブソンも同じ方式でしたら、これでだ~いぶ損してるんですよ、サウンド面でね。
あえて細いスクリューでブリッジを支えているからこそ、音が分離出来るんですよ。
前にも解説した気がしますけど、早い話し、ホースのさきっちょをつまんで水を出すと勢いよく水が飛び出すけど、つままずに水を出すとドボドボと水が流れるでしょ?アレと同じで、細いスクリューを通じてトップ材に振動を伝えるから音が素早く分離出来るのですよ。
ボディに弦振動自体を伝えるのがテールピースの役目で、ブリッジは音を分離させるのが役目ですからね。
このスタッッド&ボルト方式ですとね、音がダラ~っとしちゃう。絶対に変更すべきなのです。
ですから t.m.p のチューンナップでは必ず元穴を埋木してスクリュー式に変更するのです。
そしていつもの事ですが、ズレてしまっているペグ位置の変更の為に、まずは元穴の埋木加工。
ペグロケーション変更は手間が掛かる作業ですが、ここが適正でないと絶対にまともな張力バランスは得られませんから面倒であっても行なっています。
これらの重要な設定ポイントが追求されていない製品の多い事。誠に残念です。
何度も申しますが、楽器の設計も基本は物理特性が基本なのです。デザインや見た目優先などの設定などでは全く通用しないのです。
そしてこの個体もよく見られる事では有りますが、指板の端末部分がめくれ上がっていて、早い話しが指板面に波打ち状態が出ていました。
そこで今回は12フレット以降のフレットをすべて抜き去り、指板の削り修正を行ない、そして再びリフレットを行なって仕上げ直してあります。ですから12フレット以降の指板の色合いが変わってますでしょ? まあ、トラスロッドがヘッドアジャスト方式ですとネックの端末部にはロッドの効力が得られないので、こうしたケースがよ~く見受けられます。
ですからトラスロッドは端末締め方式がベストなのです。
この後でこのレスポールは生地を剥き出しにした状態で燻煙処理してから、その後で無駄に深過ぎるピックアップのキャビティに埋木加工を施します。ネックからボディセンターに掛けての振動の通り道をしっかりさせてあげるのです。これによって重要なボディセンター部分に不足気味のマホガニー材を補ってあげるわけです。これをしないとダイナミクスが減少したままになります。
いかに市販品のままで使用するのが勿体ないか、お分かり頂けるかな?
もう t.m.p も今年で15周年ですが、この点はず~っと主張し続けて来た点です。
天然資源を使わせて頂いて何かしら形にするに於いて、決して無駄になる様なものにしてはならないと思いますね。形ばかりの「なっちゃってギター」があまりに多過ぎます。
世の中の楽器をより価値の高いものに作り直すことで楽器に魂を宿させるのが、 t.m.p のチューンナップ作業です。今後も世界最高水準のノウハウと技術を提供したいと思っております。
I さんのストラトネックもまずはペグの元穴の埋木加工を済ませています。
明日はスロープヘッド化の作業予定です。


今日も晴れてくれたので助かります。そして快食快便快眠の毎日に感謝。エ~調子や。
写真のレスポールはOさんの個体。アーチドのリシェイプをしてみれば細かな美しい杢が出ています。いい素材ですね。
今日は燻煙前にピックアップ・キャビティの塗膜を落として、尚一層 燻煙の効果が出易い様にして前準備中です。
そうそう、写真でお判りの様に最近のギブソンはブリッジのスクリューネジ方式からスタッッド&ボルト方式になってます(ブリッジ穴の側に置いてあるのが元のスタッド&ボルト)
これがですね~ハッキリ申しまして、この方式はホント頂けませんね~
アナタのギブソンも同じ方式でしたら、これでだ~いぶ損してるんですよ、サウンド面でね。
あえて細いスクリューでブリッジを支えているからこそ、音が分離出来るんですよ。
前にも解説した気がしますけど、早い話し、ホースのさきっちょをつまんで水を出すと勢いよく水が飛び出すけど、つままずに水を出すとドボドボと水が流れるでしょ?アレと同じで、細いスクリューを通じてトップ材に振動を伝えるから音が素早く分離出来るのですよ。
ボディに弦振動自体を伝えるのがテールピースの役目で、ブリッジは音を分離させるのが役目ですからね。
このスタッッド&ボルト方式ですとね、音がダラ~っとしちゃう。絶対に変更すべきなのです。
ですから t.m.p のチューンナップでは必ず元穴を埋木してスクリュー式に変更するのです。
そしていつもの事ですが、ズレてしまっているペグ位置の変更の為に、まずは元穴の埋木加工。
ペグロケーション変更は手間が掛かる作業ですが、ここが適正でないと絶対にまともな張力バランスは得られませんから面倒であっても行なっています。
これらの重要な設定ポイントが追求されていない製品の多い事。誠に残念です。
何度も申しますが、楽器の設計も基本は物理特性が基本なのです。デザインや見た目優先などの設定などでは全く通用しないのです。
そしてこの個体もよく見られる事では有りますが、指板の端末部分がめくれ上がっていて、早い話しが指板面に波打ち状態が出ていました。
そこで今回は12フレット以降のフレットをすべて抜き去り、指板の削り修正を行ない、そして再びリフレットを行なって仕上げ直してあります。ですから12フレット以降の指板の色合いが変わってますでしょ? まあ、トラスロッドがヘッドアジャスト方式ですとネックの端末部にはロッドの効力が得られないので、こうしたケースがよ~く見受けられます。
ですからトラスロッドは端末締め方式がベストなのです。
この後でこのレスポールは生地を剥き出しにした状態で燻煙処理してから、その後で無駄に深過ぎるピックアップのキャビティに埋木加工を施します。ネックからボディセンターに掛けての振動の通り道をしっかりさせてあげるのです。これによって重要なボディセンター部分に不足気味のマホガニー材を補ってあげるわけです。これをしないとダイナミクスが減少したままになります。
いかに市販品のままで使用するのが勿体ないか、お分かり頂けるかな?
もう t.m.p も今年で15周年ですが、この点はず~っと主張し続けて来た点です。
天然資源を使わせて頂いて何かしら形にするに於いて、決して無駄になる様なものにしてはならないと思いますね。形ばかりの「なっちゃってギター」があまりに多過ぎます。
世の中の楽器をより価値の高いものに作り直すことで楽器に魂を宿させるのが、 t.m.p のチューンナップ作業です。今後も世界最高水準のノウハウと技術を提供したいと思っております。
I さんのストラトネックもまずはペグの元穴の埋木加工を済ませています。
明日はスロープヘッド化の作業予定です。


経過報告 O さんのLP-Std
0123 ヨコハマ 晴れ
いい天気に恵まれて有り難いです。
本日は Sさんの CCR-312 のコーティングとTさんのCCR-LS/TOMのボディワークでバックコンター加工作業、そしてO さんのギブソンLP-Stdのトップアーチのリシェイプ作業でした。
写真は1はCCR のバックコンター用のテンプレートで加工ラインを直接ボディ材に入れた時点でのショット。
2枚目の写真がO さんのアーチドのリシェイプ中のショットです。
本来の予定ですと I さんのコークレッドカラーのストラトネックのスロープヘッド化作業を行う予定でしたが、レスポールのトップリシェイプを済ませないと、この個体を最後の3セット目の燻煙処理が出来ない事に気付き、急遽予定を変更してリシェイプ作業を行った次第です。
I さん、明日には作業再開しますのでお許し下さいね。

いい天気に恵まれて有り難いです。
本日は Sさんの CCR-312 のコーティングとTさんのCCR-LS/TOMのボディワークでバックコンター加工作業、そしてO さんのギブソンLP-Stdのトップアーチのリシェイプ作業でした。
写真は1はCCR のバックコンター用のテンプレートで加工ラインを直接ボディ材に入れた時点でのショット。
2枚目の写真がO さんのアーチドのリシェイプ中のショットです。
本来の予定ですと I さんのコークレッドカラーのストラトネックのスロープヘッド化作業を行う予定でしたが、レスポールのトップリシェイプを済ませないと、この個体を最後の3セット目の燻煙処理が出来ない事に気付き、急遽予定を変更してリシェイプ作業を行った次第です。
I さん、明日には作業再開しますのでお許し下さいね。

個別報告 仙台市のTさん
0110 ヨコハマ 晴れ
今日の作業はギタリストSさんのCCR-312 の塗装と O さんのLP-Stdの燻煙処理、そして写真のTさんオーダー分のCCR-LS/TOM-HP のボディワークです。
@ I さんのコークレッドのストラトの燻煙処理は無事 3セット終了済み。
TさんのCCR にはネックポケット加工とトップ外周にセルバインディング用のスロット加工を施し、各パーツの配置を直接ボディにマーキングして次の加工に備えています。
後日バックコンター加工を行ないます。
@Tさん、まだセットアップは随分先の事では有りますが、2枚目の掲載写真をご覧になってプラスティック・パーツの色をアイボリー系かブラック系か、どちらか決めて連絡くださいね。
ちなみに、燻煙庫のひとつが昨年の台風で倒壊してしまったので、ひとつの燻煙庫で入れ替わりで処理してますので殆ど休む暇が無いです。幸い連日の様に風が吹いていますので行なえています。
@無風状態の日は煙が停滞し周囲に煙が留まってしまうので無風状態では行なえないのです。
過去に2回消防署に通報された事がありましたが、その時もいつの間にか無風状態になっていた為に漂う煙を見た通りかかりの人や近所の人に通報されてしまいました。(><;)
塗装の時は風は大敵ですが、燻煙の時は味方してくれるってワケです。

今日の作業はギタリストSさんのCCR-312 の塗装と O さんのLP-Stdの燻煙処理、そして写真のTさんオーダー分のCCR-LS/TOM-HP のボディワークです。
@ I さんのコークレッドのストラトの燻煙処理は無事 3セット終了済み。
TさんのCCR にはネックポケット加工とトップ外周にセルバインディング用のスロット加工を施し、各パーツの配置を直接ボディにマーキングして次の加工に備えています。
後日バックコンター加工を行ないます。
@Tさん、まだセットアップは随分先の事では有りますが、2枚目の掲載写真をご覧になってプラスティック・パーツの色をアイボリー系かブラック系か、どちらか決めて連絡くださいね。
ちなみに、燻煙庫のひとつが昨年の台風で倒壊してしまったので、ひとつの燻煙庫で入れ替わりで処理してますので殆ど休む暇が無いです。幸い連日の様に風が吹いていますので行なえています。
@無風状態の日は煙が停滞し周囲に煙が留まってしまうので無風状態では行なえないのです。
過去に2回消防署に通報された事がありましたが、その時もいつの間にか無風状態になっていた為に漂う煙を見た通りかかりの人や近所の人に通報されてしまいました。(><;)
塗装の時は風は大敵ですが、燻煙の時は味方してくれるってワケです。

経過報告 O さんのLP-Std
0109 ヨコハマ 快晴
いや~実にいい天気。心身共に絶好調です。
写真はOさんのギブソンLP-Std で今回は一連の定番 LP チューンに加えてトップのメイプルの質量変更を兼ねたアーチトップの削り直しです。
写真では分かりにくいかな?
マシン加工し易い、のっぺりしたアーチ形状と言うだけではなくてトップ厚が厚過ぎるのです。
この個体の場合は本来のレスポールのトップ厚からは3ミリ厚いです。5ミリも厚いものもよく見かけますけどね。こうなると本来のレスポールのサウンドとは完全に異なる響き方になります。
早い話しトップのメイプルが厚過ぎる分だけバックのマホが薄い設定になっているわけで、このままではハイ上がりのレスポールサウンドになってしまいます。そこでトップのメイプルの質量を落としバランスを修正する必要があるのです。
レスポールは本来ジャズギターですからフルアコの音圧を得る為にこれだけの分厚いソリッドボディ構造をしておりますので、低域の成分はゆとりを持って出せる楽器なので、ハイ寄りな傾向を修正してあげればバランスは得られます。
そこで今回は定番のチューン内容(燻煙処理、PU キャビティの埋木再加工、ペグロケーション変更、WBH ナット交換、フレットファイリング、ブリッジ位置とブリッジ交換、ピックアップ交換、回路変更/MV+MT+2LCV に変更)に加えてアーチ形状変更とヴィンテージ・ゴールドトップへのリフィニッシュ作業を行なうのです。
現在は昨日から燻煙処理に入っております。Oさん、お楽しみにお待ち下さいね。
いや~実にいい天気。心身共に絶好調です。
写真はOさんのギブソンLP-Std で今回は一連の定番 LP チューンに加えてトップのメイプルの質量変更を兼ねたアーチトップの削り直しです。
写真では分かりにくいかな?
マシン加工し易い、のっぺりしたアーチ形状と言うだけではなくてトップ厚が厚過ぎるのです。
この個体の場合は本来のレスポールのトップ厚からは3ミリ厚いです。5ミリも厚いものもよく見かけますけどね。こうなると本来のレスポールのサウンドとは完全に異なる響き方になります。
早い話しトップのメイプルが厚過ぎる分だけバックのマホが薄い設定になっているわけで、このままではハイ上がりのレスポールサウンドになってしまいます。そこでトップのメイプルの質量を落としバランスを修正する必要があるのです。
レスポールは本来ジャズギターですからフルアコの音圧を得る為にこれだけの分厚いソリッドボディ構造をしておりますので、低域の成分はゆとりを持って出せる楽器なので、ハイ寄りな傾向を修正してあげればバランスは得られます。
そこで今回は定番のチューン内容(燻煙処理、PU キャビティの埋木再加工、ペグロケーション変更、WBH ナット交換、フレットファイリング、ブリッジ位置とブリッジ交換、ピックアップ交換、回路変更/MV+MT+2LCV に変更)に加えてアーチ形状変更とヴィンテージ・ゴールドトップへのリフィニッシュ作業を行なうのです。
現在は昨日から燻煙処理に入っております。Oさん、お楽しみにお待ち下さいね。
経過報告 ギタリストのSさん
0107 ヨコハマ 曇りのち晴れ
ヨコハマは一日中冷こんでます。
本日は I さんからオーダー頂いたコークレッドのストラト・ボディの燻煙処理と写真のCCR-312 のコーティング作業です。
気温が18度に達したタイミングで塗装作業をしていましたが、足下が冷えますねえ。
カスタム製作品に使用する特注パーツがまだ上がって来ていませんので、その間にこのCCR-312の作業を出来る限り進めて行くつもりです。
仙台市のTさんからオーダーいただいた CCR-TOM 用のネックは本日CFの溝切り加工に出しております。まだまだ先は長いですがお楽しみにお待ち頂きたいです。
実はあの311の大震災以来、東北方面の被災地の方々からのオーダーや問い合わせがピタッと止まっていたのです。少なからずそれがずっとワタシは気掛かりでした。
復興は時間が掛かるとは予想してましたが、やはりここまで何年も時間を要している上に未だに充分とは言えない被災地支援状況に心が痛みます。
前回の700億円を費やしたと言われる選挙費用は被災地のバックアップに使って欲しかったと思うのはワタシだけなんでしょうか?
あのクラスの震災が首都圏で起きたら、この国の政府は機能出来るんだろうか?と思わざる得ませんものね。たぶんこの国の政府に期待してはいけないでしょう。
いざと言う時は日頃の自分と家族、そして周囲の方々の絆がモノを言うのでしょうね。
人が生きる上での基本は何よりも家族ですから。
FBなんかで「友達を作ろう、増やそう」なんて言ってますが、顔も知らない、会った事も無い、当たり障りの無いネット上のやり取りでしかないのに、それで友達の筈は無いのですから。
そー言うのは 単なる知り合い でしょ。
そんなに軽いもんじゃないでしょう、そもそも友達って。
更にその友達より繋がっていなくちゃいけないのが、夫婦親子ですもんね。
そこが出来てなくて 世界中に友達を!なんて本末転倒ですからね。
広告料や登録ユーザーのデータを売って飯を食ってる連中の「友達を増やして世界と繋がろう!」てのは営利キャンペーンに過ぎない事を我々は忘れてはいけませんね。
まずは夫婦親子の絆、それには会話ですね。人間の基本は対話による相互理解。
今年も基本を大切に生きて行きたいです。
ヨコハマは一日中冷こんでます。
本日は I さんからオーダー頂いたコークレッドのストラト・ボディの燻煙処理と写真のCCR-312 のコーティング作業です。
気温が18度に達したタイミングで塗装作業をしていましたが、足下が冷えますねえ。
カスタム製作品に使用する特注パーツがまだ上がって来ていませんので、その間にこのCCR-312の作業を出来る限り進めて行くつもりです。
仙台市のTさんからオーダーいただいた CCR-TOM 用のネックは本日CFの溝切り加工に出しております。まだまだ先は長いですがお楽しみにお待ち頂きたいです。
実はあの311の大震災以来、東北方面の被災地の方々からのオーダーや問い合わせがピタッと止まっていたのです。少なからずそれがずっとワタシは気掛かりでした。
復興は時間が掛かるとは予想してましたが、やはりここまで何年も時間を要している上に未だに充分とは言えない被災地支援状況に心が痛みます。
前回の700億円を費やしたと言われる選挙費用は被災地のバックアップに使って欲しかったと思うのはワタシだけなんでしょうか?
あのクラスの震災が首都圏で起きたら、この国の政府は機能出来るんだろうか?と思わざる得ませんものね。たぶんこの国の政府に期待してはいけないでしょう。
いざと言う時は日頃の自分と家族、そして周囲の方々の絆がモノを言うのでしょうね。
人が生きる上での基本は何よりも家族ですから。
FBなんかで「友達を作ろう、増やそう」なんて言ってますが、顔も知らない、会った事も無い、当たり障りの無いネット上のやり取りでしかないのに、それで友達の筈は無いのですから。
そー言うのは 単なる知り合い でしょ。
そんなに軽いもんじゃないでしょう、そもそも友達って。
更にその友達より繋がっていなくちゃいけないのが、夫婦親子ですもんね。
そこが出来てなくて 世界中に友達を!なんて本末転倒ですからね。
広告料や登録ユーザーのデータを売って飯を食ってる連中の「友達を増やして世界と繋がろう!」てのは営利キャンペーンに過ぎない事を我々は忘れてはいけませんね。
まずは夫婦親子の絆、それには会話ですね。人間の基本は対話による相互理解。
今年も基本を大切に生きて行きたいです。











