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完成報告 モデル:T10-PP のMさん

1107  ヨコハマ 晴れ

また明日から天候が崩れるそうです。
現在 チューンナップ依頼が3本程入って来てますので燻煙処理からスタートするこれらの作業が停滞しそうです。

本日は5弦ベースのネックの生地仕上げを行なっておりました。
ワタシの作る最後の5弦ベースですから、記念の肉球スタンプを押しまくっておきました。(^ε^)

写真のスピーカーが本日完成したMさんのオーダーのモデルです。今日から音出しランニングテストに入ります。問題が無ければ月曜にお引き渡しです。お待たせを致しました。

今日、嬉しい知らせが届きました。
t.m.p スピーカーで自分のソロCDを聴かれた、あるバイオリニストさんが、その再生音を聴かれて自分のやって来た事が間違いなかったと確信されたそうです。

録音された奏者の魂まで再生したい、と言うワタシの願いも叶ったみたいです。
大変嬉しく、光栄に思います。

経過報告&チューン見積もり

1106  ヨコハマ 快晴

気持ち良く晴れてますが朝晩は急に冷え込みますね~

実は今日はあまりに長い間 休暇が取れてなくて身体が悲鳴を上げ始めていますので、これから横になって休みます。

写真のネックは Retro City Bass5のネックグリップを仕上げ終わったばかりでのショット。
この後で研磨します。とてもスムースないいグリップに仕上げる事が出来て満足です。


ギブソンのレスポールは大阪の I さんからのチューンナップのご依頼です。
まずは現状チェックですが、相変わらずペグロケーションはやり直さなくてはいけませんね。
これも良く見かける事ですが、ヘッド角が17度設定なのにペグの配置が14度の時の設定に近いのです。ハッキリ言って全くズレてます。 

こんな状態のレスポールを多くの人がそのまま使用しています。50’s仕様のモデルであっても、実際には当時のレスポールとはかなり設定が異なっていますからね。

なんか、違うんだよな~ って、そりゃ当たり前です。全く違う設定ですもん。
だから作り替えるしか無いのです。

後はナットをWBHナットに変更、ブリッジもダイレクトにスクリューインさせるチューン0タイプに変更。位置もズレてますから修正します。回路はMV+MT+2LCV回路に変更。
ピックアップをギブソンのままいくか、 t.m.p 製に変更するか、どうかですね。
ご連絡をお待ちしております。


 経過報告 スピーカー

1105  ヨコハマ 晴れ

いい感じで晴れてくれましたね。
今日はスピーカーの塗装を2セット行なっていました。

Sさんオーダー分と外部販売モデルで共にコーヒーブラウンに着色塗装です。
この樹脂製のスピーカー本体への塗装もやっとコツを掴めて来たところです。ギター系と同じ様にオールラッカー塗装ですが、楽器の場合とは段取りや吹き方、濃度などが異なっています。
曲面だらけですから独特のテクニックが必要になります。

でももう大丈夫。この独自のスピーカー製作に関しては設計法から製作法の全てが見えて来てますから。

経過報告 外部販売用SP

1102  ヨコハマ 雨

寒い1日でしたね。

本日はスピーカーの外部販売用のモデルの製作を進めておりました。

そろそろ楽器製作用の機械や工具の一部を配置した場所から撤去することも進めなくてはいけません。工房内をスピーカー工房へと作り替えて行く必要があるからです。

楽器製作を行なわなくなると t.m.p に興味を無くす方もいられるでしょうけど、言ってみればこれも前々からの予定通りの展開と言える事です。
世の中で楽器を演奏される方はほんの数パーセントしかいませんし、その中でも本当の演奏家と呼べる方は更に少ないわけです。その限られた方々の為に長年仕事をして来たわけですが、ワタシ自身は自分の能力で人様に貢献出来るのであれば、楽器作りに限定される必要は無いのです。

より多くの人々に再生能力の極めて高いスピーカーで音楽そのものの素晴らしさを堪能して頂けるのであれば、それに越した事は無いと考えています。世の中の殆どの方々は音楽を聴く側なのです。

しかもそれはスピーカーを通しての事であり、それ無しでは基本的に不可能なのです。
また多くの場合、ヘッドホーンやイヤホンを通して聴く音楽は閉鎖的であり聴覚器官に負担を掛けます。現代ではそれは当たり前の音楽の聴き方とも言えるものですが、難聴傾向の方が急増していると言われる問題点が気になるところです。

また、オーディオで聴くよりもヘッドホーンやイヤホンで聴く方が音がいいし、と思われている方も多いんじゃないでしょうかね?
でもそんなふうに思っている若者が t.m.p 製のスピーカーサウンドには全く異なる反応を示しています。
t.m.p スピーカーから出て来るサウンドが一番音楽的にリアルだと。
ワタシの息子もそんな1人で、彼は父親の作るスピーカーの大ファンなのです。(^~^)




完成報告 ベーシストKCさま

1031   ヨコハマ 晴れ

今日はベーシストKCさんの売約スピーカー[ HL-10 ]を完成させました。

例によって、エイジングの為にサンプル音源を流しっぱなしにしておりましたら、この界隈の庭師をされている音楽ファンの O さんがたまらずに工房に入って来られました。(^ε^)

でっかい JBLスピーカーで音楽を聴いていたOさんは「何か違う」と思い続けて来られたそうで、ここで t.m.p スピーカーの音を聴いて「これだ、やっぱこれだ」と盛んに感銘されてました。
「仕事頑張ってお金貯めますから」

あれだけ喜んで下さるなら、もう売約されたのと同じですね。

O さん、いつでも最高のヤツを作りますから。

いろいろある

1029  ヨコハマ 晴れ

今日はLH-10M を元に新たにサイジングしたモデル「BRL-10」の塗装処理でした。
写真ではグレーに見えますが、実際には上品なアースカラー系の色合いで調合したデザートシルバーなんです。単純なシルバーをレギュラーカラーにしたくないなあ、と思いましてね。

夕方から大田区のサウンドクルーさんのスタジオにお邪魔してデビュー当時からのお知り合い、0 氏に久しぶりに再開。
t.m.p ギターの製作要望でしたが、まずは手持ちの楽器をチューンナップしましょうと、話をまとめさせて頂き後日、楽器をお送り頂く事にしました。

かれこれ30年近くもの間 この業界で活動を続けるのはなかなか出来るもんじゃありませんからね。大したもんですわ。 O 氏の為に 久しぶりに腕を振るいましょうかね。(^ε^)

ビックリするわ〜

1028  ヨコハマ 晴れ

今日は10センチのユニットを使ったLH-10を何とかサイズダウン出来ないかと言うテーマの試作をやっておりました。
1本が70センチ近くあるのを2本発送することを考えますと、高さを低い設計に変更出来るかどうかが決め手です。
その場合、筐体設計を変更するより手は無いので現状よりも大きいヘッドサイズの筐体を使用してヘッド容積を1リットル増す事で全体のサイズを低く抑える事にしました。それでも50センチ代ですけどね。

全国に発送出来る様にスピーカー専用の段ボール箱も発注するつもりです。
何かと手間が掛かります。

それよりも一番ビックリしたのは t.m.p のロゴデカールを業者発注していたのですが、見積もりが25万オーバー!! えーっ、にじゅうごまんーっ ヽ(*'0'*)ツ  今時どーしてそんなに掛かるかなあー ちょっと信じられない値段です。 無理でしょ~

工房内にはロゴ入れ待ちの個体が溜まって来ていると言うのに、弱ったなあ。

塗装日和

1026  ヨコハマ 晴れ

塗装日和で助かります。
イエローサンバーストの5弦ベースのコーティングも行ないつつ、スピーカー達の塗装も進めています。
旧モデルのT-100を最新の設定でツイータ仕様に作り替えての再塗装作業も行っております。
上がプラス3000Hz位まで高域が出る様になりますからお薦めですよ。

写真のT-28T は あの「ザク」みたいなヤツにしちゃってます。(^ε^)♪
スフィンクスみたいな LH-10DTMとならぶとスピーカーなのか、なんだか分からない絵図らです。
これがまた すんごい音するんですわ。(ノ゚ο゚)ノoh~


手間掛かり過ぎ

10124  ヨコハマ 晴れ

今日はDTM用スピーカー LH-10 DTM ニックネーム「スフィンクス」の塗装仕上げ。

この個体は予定販売価格を20万を設定していたのが、作るのに手間隙が掛かり過ぎてコストオーバー。この1本で設計変更としました。

内部を3段構造とすることで、よりレスポンスが早くなるのはいいのですが、重量が筐体のみで1本7Kgもあるのです。塩ビ材の固まりみたいなもんです。

次回は筐体設計をもっとシンプルにして販売価格を抑える工夫をする予定です。
スタジオワークの最終確認に打ってつけのモデルですし、この世に1セットのみですから、ホームスタジオで音楽製作をされる方にお薦めします。
10センチ最新限定生産ユニット専用設計。再生レンジ:60~40000Hz *ハイレゾ対応

明らかに20万オーバーの仕様ですが、この1セットのみ特価20万+TAX でお譲り致します。
興味のある方はメールにてお申し込み下さいまし。

ハマるとよけいに凄い

1022  ヨコハマ 晴れ

本日は塗装作業中心の1日でした。写真はRK氏の5弦ですが、クリアーコートを済ませています。
まだ塗膜が足りないので今週一杯は掛かりそうです。

その他はスピーカーの塗装だらけ。なぜかと言うと、今回以前追求し切れていなかった設計ロジックをこれがベストであろうと言うところまで追い込んだ結果、同じモデルでも以前とは設定が変化したので、最終設定へと作り替えている為に作り替え&再塗装作業が必要となっている為です。

また以前製作した T-100やT-28 など、ツイータ無しの仕様のモデルのツイータ仕様への変更&新設定へとバージョンアップ作業も行っている為に(4万5千~プラスTAXで可能です)塗装作業が増えています。

@以前アマゾンと言うモデルを製作しておりましたが、現在製作中のBRL-8とルックス上、同じもモデルに見えるでしょうけど、BRL-8は最新の8センチ・ユニットを採用し容積設定その他の内容は全く別物です。
BRL-8は下は60Hzから上は3万Hzまで再生可能なハイレゾ対応スピーカーなのです。
アマゾンをこのBRL-8と同じ設定に作り替えるには5万+TAXで受け付けております。

実を言うと、この設定法の確立でワタシはすごく嬉しいのです。喜んでいるのです。
よくぞここまでバランスさせたね!って言えるポイントに設定出来るツボにハメると、それはもう素晴らしい再生音が得られるからです。そのポイントを導き出すノウハウを習得したのです。

そうなんですよ~ ものすごいノウハウを掴んでしまったんですよ。v(^ε^)v