経過報告 外部販売用SP | tmpブログ

経過報告 外部販売用SP

1102  ヨコハマ 雨

寒い1日でしたね。

本日はスピーカーの外部販売用のモデルの製作を進めておりました。

そろそろ楽器製作用の機械や工具の一部を配置した場所から撤去することも進めなくてはいけません。工房内をスピーカー工房へと作り替えて行く必要があるからです。

楽器製作を行なわなくなると t.m.p に興味を無くす方もいられるでしょうけど、言ってみればこれも前々からの予定通りの展開と言える事です。
世の中で楽器を演奏される方はほんの数パーセントしかいませんし、その中でも本当の演奏家と呼べる方は更に少ないわけです。その限られた方々の為に長年仕事をして来たわけですが、ワタシ自身は自分の能力で人様に貢献出来るのであれば、楽器作りに限定される必要は無いのです。

より多くの人々に再生能力の極めて高いスピーカーで音楽そのものの素晴らしさを堪能して頂けるのであれば、それに越した事は無いと考えています。世の中の殆どの方々は音楽を聴く側なのです。

しかもそれはスピーカーを通しての事であり、それ無しでは基本的に不可能なのです。
また多くの場合、ヘッドホーンやイヤホンを通して聴く音楽は閉鎖的であり聴覚器官に負担を掛けます。現代ではそれは当たり前の音楽の聴き方とも言えるものですが、難聴傾向の方が急増していると言われる問題点が気になるところです。

また、オーディオで聴くよりもヘッドホーンやイヤホンで聴く方が音がいいし、と思われている方も多いんじゃないでしょうかね?
でもそんなふうに思っている若者が t.m.p 製のスピーカーサウンドには全く異なる反応を示しています。
t.m.p スピーカーから出て来るサウンドが一番音楽的にリアルだと。
ワタシの息子もそんな1人で、彼は父親の作るスピーカーの大ファンなのです。(^~^)