連休中の宿題
4/30 もう今日で4月もオシマイ。早い。
でもこの快晴は嬉しいですね。午前中から予定の来客お二方の対応を済まして午後からは塗装作業に集中したのは言うまでもありません。
塗装に関しては吹き付けが終了したら次は乾き待ちですから数日置いて次のコーティングまで時間が出来ます。その間に行っているのが以前、一旦設計を立ち上げたセロギター(ボーイング・ギター)の試作のやり直しです。
この開発は長らく休止中でしたがスロープヘッド設定で完璧な結果を得られたのでワタクシ独自の基本設定でやるべき事はほぼ終了したのでこれで安心して遊べます。(^ε^)
前回との変更点はスケール設定をミディアムからロングスケールに変更した点です。弓で演奏するセロギターですからブリッジでの弦間ピッチがミディアム・スケールでは10,5となりますが、これはあの4弦楽器でサイズの小さなヴァイオリンよりも弦間隔が狭いのです。
これでは6本の弦それぞれに弓で単弦にしか触れずにボーイングすることは至難中の至難になってしまうのでブリッジでの弦間も広いロングにスケール変更したのです。
そのスケール変更に伴ってボディ・マスや形状変更を加えて基本設定を出し直したのです。今日はその最終形状のマスター・テンプレートの製作と試作に使用する素材の切り出しを行いました。
まあ、暫くは各部のテンプレートや加工治具製作作業となりますね。それら全てで15~20程製作する事になります。それと同時にアーチド形状に削り出す為のヴァイオリン・ノミやカンナの手入れも行わなくちゃね。それらがこの連休中の宿題かな。
とにかく、楽しくやりましょ。 ふ~っ (* ̄Oノ ̄*)
でもこの快晴は嬉しいですね。午前中から予定の来客お二方の対応を済まして午後からは塗装作業に集中したのは言うまでもありません。
塗装に関しては吹き付けが終了したら次は乾き待ちですから数日置いて次のコーティングまで時間が出来ます。その間に行っているのが以前、一旦設計を立ち上げたセロギター(ボーイング・ギター)の試作のやり直しです。
この開発は長らく休止中でしたがスロープヘッド設定で完璧な結果を得られたのでワタクシ独自の基本設定でやるべき事はほぼ終了したのでこれで安心して遊べます。(^ε^)
前回との変更点はスケール設定をミディアムからロングスケールに変更した点です。弓で演奏するセロギターですからブリッジでの弦間ピッチがミディアム・スケールでは10,5となりますが、これはあの4弦楽器でサイズの小さなヴァイオリンよりも弦間隔が狭いのです。
これでは6本の弦それぞれに弓で単弦にしか触れずにボーイングすることは至難中の至難になってしまうのでブリッジでの弦間も広いロングにスケール変更したのです。
そのスケール変更に伴ってボディ・マスや形状変更を加えて基本設定を出し直したのです。今日はその最終形状のマスター・テンプレートの製作と試作に使用する素材の切り出しを行いました。
まあ、暫くは各部のテンプレートや加工治具製作作業となりますね。それら全てで15~20程製作する事になります。それと同時にアーチド形状に削り出す為のヴァイオリン・ノミやカンナの手入れも行わなくちゃね。それらがこの連休中の宿題かな。
とにかく、楽しくやりましょ。 ふ~っ (* ̄Oノ ̄*)
個別報告 港区のMさん
4/29 今日から連休の方も多い様で。晴れて良かったですね。
ワタクシはこの天候不順の影響でまるっと2週間分作業が遅れてますので休んでいられません。
幸いこの連休は晴れが多いそうなので遅れを取り戻す良いチャンスであります。
しかしながら今日のヨコハマは湿度が高めで風が強くて塗装は出来ない状況です。時折かなりの突風が吹いてます。
写真のMさんのTELESAも今日からカラーリング予定でしたがこの風じゃ無理ムリ。塗料が真っすぐ飛びませんからね。塗料が渦巻いちゃう感じですからね。きっぱり諦めました。
*ちなみに屋外塗装ではほんの少しの風でもサンバースト塗装などはまともに吹けなくなります。
写真のTELESAの横のメイプル指板のネックが同じくMさん用。本日フレットの打ち込みが終了。これも本来でしたら今日中にフレット・エッジ処理後に塗装作業に進めるんですがこれまたお預け。
明日は晴れて風も収まってくれるといいのですが・・
ワタクシはこの天候不順の影響でまるっと2週間分作業が遅れてますので休んでいられません。
幸いこの連休は晴れが多いそうなので遅れを取り戻す良いチャンスであります。
しかしながら今日のヨコハマは湿度が高めで風が強くて塗装は出来ない状況です。時折かなりの突風が吹いてます。
写真のMさんのTELESAも今日からカラーリング予定でしたがこの風じゃ無理ムリ。塗料が真っすぐ飛びませんからね。塗料が渦巻いちゃう感じですからね。きっぱり諦めました。
*ちなみに屋外塗装ではほんの少しの風でもサンバースト塗装などはまともに吹けなくなります。
写真のTELESAの横のメイプル指板のネックが同じくMさん用。本日フレットの打ち込みが終了。これも本来でしたら今日中にフレット・エッジ処理後に塗装作業に進めるんですがこれまたお預け。
明日は晴れて風も収まってくれるといいのですが・・
次期製作品
4/28 ヨコハマに降っていた雨も夕方までに止みましたがカスタム品の追い込み作業はストップ。
写真の中央のベースネックは次期製作品のTB-4/SS-PB 用に製作中のものです。
今回はソリッド・スプルース材でTB-4/プレベサウンドを作ります。非常に奥深いナチュラルな響きが得られる仕様なので作りながらとても楽しみです。
このエレベとしては特殊な針葉樹のソリッド・ボディ仕様はジャズマンには特にお薦めです。昔、修理の仕事を行っていた頃にはアップライト・ベースにピックアップ装着する場合、よくプレベのピックアップをマウントしたものです。
箱ものベースサウンドにはプレベのピックアップが一番フィットしますのでね。
そのアップライト・ベース+プレベ PU・サウンドのコンビネーションに一番近いエレベ・サウンドが出せる仕様が今回のモデルと言うわけなんです。まんまジャズを演奏する方にはフレットレスで作れば良いわけですが今回はフレッテッドでの製作です。
勿論ジャズマンでなくてもヴィンテージ・プレベのナチュラルでウッディーな響きがお好きな方には打ってつけでもあります。ベースシストの皆さん、完成をお楽しみに。
写真の中央のベースネックは次期製作品のTB-4/SS-PB 用に製作中のものです。
今回はソリッド・スプルース材でTB-4/プレベサウンドを作ります。非常に奥深いナチュラルな響きが得られる仕様なので作りながらとても楽しみです。
このエレベとしては特殊な針葉樹のソリッド・ボディ仕様はジャズマンには特にお薦めです。昔、修理の仕事を行っていた頃にはアップライト・ベースにピックアップ装着する場合、よくプレベのピックアップをマウントしたものです。
箱ものベースサウンドにはプレベのピックアップが一番フィットしますのでね。
そのアップライト・ベース+プレベ PU・サウンドのコンビネーションに一番近いエレベ・サウンドが出せる仕様が今回のモデルと言うわけなんです。まんまジャズを演奏する方にはフレットレスで作れば良いわけですが今回はフレッテッドでの製作です。
勿論ジャズマンでなくてもヴィンテージ・プレベのナチュラルでウッディーな響きがお好きな方には打ってつけでもあります。ベースシストの皆さん、完成をお楽しみに。
おニューなモデル
4/26 今日のヨコハマやっと春らしい晴れ方をしてくれました。
ちょっと湿度は高めですがガンガン塗装処理を行いました。写真は在庫用に製作しているバスウッド材のCCR-WHです。335のトーンを重点に置いた設定でのCCRです。
タネ明かしはあえてしませんが、この個体には通常のソリッド素材では出し切れないリアルなセミアコ・トーンがメイク出来る様にボディ内部に特殊な加工を施してあります。
少なくとも335のファンの方にはうってつけのCCRとなるでしょうね。勿論スロープヘッド・ネック仕様ですから335トーンを備えながらよりワイドレンジで腰の強いサウンドでありながら深いベンド感と、これ以上は有り得ないテンションバランスを備えていますのでコードのまとまり具合も従来の楽器では味わう事の出来ないレベルです。
端的に言えば、335では表現出来なかったワイドレンジ・サウンドの開放感が魅力であり表現力の豊かさが特徴でしょうね。勿論トーンを少し絞ればまんま335トーンにもなりますしね。
吹き始めはアイスティー・バーストに吹くつもりだったのですが、なぜか吹きながらタバコサンバーに近いダークなブラウンサンバーにしたくなってきて、結果こうなりました。気まぐれ。
プハッ~(* ̄Oノ ̄*)
6月完成予定で販売用として在庫します。セミハードケース付きで39万+TAXとなる見込みです。予約希望の方はメールにてお申し込み下さいね。
ちょっと湿度は高めですがガンガン塗装処理を行いました。写真は在庫用に製作しているバスウッド材のCCR-WHです。335のトーンを重点に置いた設定でのCCRです。
タネ明かしはあえてしませんが、この個体には通常のソリッド素材では出し切れないリアルなセミアコ・トーンがメイク出来る様にボディ内部に特殊な加工を施してあります。
少なくとも335のファンの方にはうってつけのCCRとなるでしょうね。勿論スロープヘッド・ネック仕様ですから335トーンを備えながらよりワイドレンジで腰の強いサウンドでありながら深いベンド感と、これ以上は有り得ないテンションバランスを備えていますのでコードのまとまり具合も従来の楽器では味わう事の出来ないレベルです。
端的に言えば、335では表現出来なかったワイドレンジ・サウンドの開放感が魅力であり表現力の豊かさが特徴でしょうね。勿論トーンを少し絞ればまんま335トーンにもなりますしね。
吹き始めはアイスティー・バーストに吹くつもりだったのですが、なぜか吹きながらタバコサンバーに近いダークなブラウンサンバーにしたくなってきて、結果こうなりました。気まぐれ。
プハッ~(* ̄Oノ ̄*)
6月完成予定で販売用として在庫します。セミハードケース付きで39万+TAXとなる見込みです。予約希望の方はメールにてお申し込み下さいね。
個別報告&
4/23 寒いですねえ。しかも雨降ってますし。
写真の一番手前のテレキャスター・ネックはHさんのチューン品のスロープヘッドへの作り替えで生地加工が終了したもので、その他の3本はカスタム製作用のネック達で生木の響きが素晴らしい個体達です。
本体の作業が進められない時の多くはこうして半加工状態で寝かしてあった中途加工ネックを仕上げ加工に向かって作業を行っています。寝かしてあった板材がこうしてどんどん完成品へと姿を変えて行くのは作っている本人からしても何となく不思議な思いがします。
自ら作っているのに「作らされている」気もするからです。
最近では主立った仕様のカスタム品の製作を数本まとめて行い、それらを在庫で置いてカード購入がその場で出来る様にと新たな体制作りの備えをしています。
その結果、木工加工の手作業を連日行っていますので最近は両腕の筋肉が張りっぱなし。作業が終わると両腕を取り外したいくらい重いです。やはり年齢のせいで疲れが取れにくくなっているようですねえ。でも完成した楽器のサウンドが全ての苦労を消し去ってくれるので、またこうして作業に励めるのでしょう。
特に自らの製作スタイルや手法が確立出来た事で精神的にブレや迷いが無く仕事が出来る様になれたことで以前より随分楽になりました。とは言え、知れば知る程、やればやる程に奥深さが見えて来るので終わりは無いのですけどね。
この充実感を味わえる様になるのに30年以上を要した事も今となっては単なる過去にしか過ぎません。そう口に出来るワタクシは本当に幸せ者なのでしょうね。( ̄∀ ̄)
写真の一番手前のテレキャスター・ネックはHさんのチューン品のスロープヘッドへの作り替えで生地加工が終了したもので、その他の3本はカスタム製作用のネック達で生木の響きが素晴らしい個体達です。
本体の作業が進められない時の多くはこうして半加工状態で寝かしてあった中途加工ネックを仕上げ加工に向かって作業を行っています。寝かしてあった板材がこうしてどんどん完成品へと姿を変えて行くのは作っている本人からしても何となく不思議な思いがします。
自ら作っているのに「作らされている」気もするからです。
最近では主立った仕様のカスタム品の製作を数本まとめて行い、それらを在庫で置いてカード購入がその場で出来る様にと新たな体制作りの備えをしています。
その結果、木工加工の手作業を連日行っていますので最近は両腕の筋肉が張りっぱなし。作業が終わると両腕を取り外したいくらい重いです。やはり年齢のせいで疲れが取れにくくなっているようですねえ。でも完成した楽器のサウンドが全ての苦労を消し去ってくれるので、またこうして作業に励めるのでしょう。
特に自らの製作スタイルや手法が確立出来た事で精神的にブレや迷いが無く仕事が出来る様になれたことで以前より随分楽になりました。とは言え、知れば知る程、やればやる程に奥深さが見えて来るので終わりは無いのですけどね。
この充実感を味わえる様になるのに30年以上を要した事も今となっては単なる過去にしか過ぎません。そう口に出来るワタクシは本当に幸せ者なのでしょうね。( ̄∀ ̄)
試作
4/20 ヨコハマ雨降り。近年雨が本当によく降りますね。
写真はSTELA-SS/SSP-CTMの生地仕上げ品です。これが試作でニューモデル誕生として1本目。
STELAのカスタム・モデルとお考え下さい。
写真でお分かり頂ける様にコントロール部はバックルーティング仕様になっています。
これまでのSTELAはTELESA同様コントロール・パネルマウント仕様でしたが、今回バックルーティング仕様としたワケは、このモデルがピックアップ・システムがSSP仕様をベーシックとしている上、コントロールがマスター・ヴォリューム+P-90/ローカット・ヴォリューム+マスター・トーンの3コントロールで、CRL-5WAYセレクターSW仕様での製作ですので2コントロール+SWセレクターのコンパネ仕様では不可能なんですね。
まあ以上の仕様の都合上、バックルーティング仕様と相成ったワケでございます。ピックガードもSTELA専用のコンパネ仕様をあらたに変更した同じデザインのものをマウントします。
このSTELA-CUSTOM仕様では通常のSTELAより価格が上がり、特に今回は素材がソリッド・スプルースの為に販売価格は¥435.000+TAXとなる見込みです。
ちなみに素材がバスウッドですとSTELA-CUSTOM/BW-SSPで¥405.000+TAXとなります。勿論ネックはスロープヘッド仕様です。
今回のこの試作モデルは3Tサンバースト系でのカラーリング仕様で完成させるつもりでおります。まあ、気分次第ではありますけどね。(^~^)
写真はSTELA-SS/SSP-CTMの生地仕上げ品です。これが試作でニューモデル誕生として1本目。
STELAのカスタム・モデルとお考え下さい。
写真でお分かり頂ける様にコントロール部はバックルーティング仕様になっています。
これまでのSTELAはTELESA同様コントロール・パネルマウント仕様でしたが、今回バックルーティング仕様としたワケは、このモデルがピックアップ・システムがSSP仕様をベーシックとしている上、コントロールがマスター・ヴォリューム+P-90/ローカット・ヴォリューム+マスター・トーンの3コントロールで、CRL-5WAYセレクターSW仕様での製作ですので2コントロール+SWセレクターのコンパネ仕様では不可能なんですね。
まあ以上の仕様の都合上、バックルーティング仕様と相成ったワケでございます。ピックガードもSTELA専用のコンパネ仕様をあらたに変更した同じデザインのものをマウントします。
このSTELA-CUSTOM仕様では通常のSTELAより価格が上がり、特に今回は素材がソリッド・スプルースの為に販売価格は¥435.000+TAXとなる見込みです。
ちなみに素材がバスウッドですとSTELA-CUSTOM/BW-SSPで¥405.000+TAXとなります。勿論ネックはスロープヘッド仕様です。
今回のこの試作モデルは3Tサンバースト系でのカラーリング仕様で完成させるつもりでおります。まあ、気分次第ではありますけどね。(^~^)