個別報告&
7/3 写真左は長野のHさん用に形状加工を終えたTELESAのネックです。
勿論スロープヘッド構造。今後もう通常のフェンダー・スタイルのフラットヘッド構造でtmpが楽器製作する事は無いと思って下さいね。
Hさんにはあらためてネックのグリップ形状のご要望をお聞きしてからグリップの削りを行い仕上げて行きます。ご連絡をお待ちしています。
右の写真は今日全ての塗装工程を終了したCCR-BW/WHとTELESA-SS/P-90Wのボディです。ネックもほぼ完成させてありますのでオーダー頂けたら2週間以内にお届け出来る状態です。
出来れば来週は梅雨の中休み的に塗装が何とか出来る日が1日でもいいからあって欲しいです。
では皆さん、また来週!(^.^)/

勿論スロープヘッド構造。今後もう通常のフェンダー・スタイルのフラットヘッド構造でtmpが楽器製作する事は無いと思って下さいね。
Hさんにはあらためてネックのグリップ形状のご要望をお聞きしてからグリップの削りを行い仕上げて行きます。ご連絡をお待ちしています。
右の写真は今日全ての塗装工程を終了したCCR-BW/WHとTELESA-SS/P-90Wのボディです。ネックもほぼ完成させてありますのでオーダー頂けたら2週間以内にお届け出来る状態です。
出来れば来週は梅雨の中休み的に塗装が何とか出来る日が1日でもいいからあって欲しいです。
では皆さん、また来週!(^.^)/

個別報告 中央区銀座のTさん
7/2 降りそうで降らない状態のヨコハマ。湿度は高いままです。
写真は54年製のギブソンLPのハーフチューン作業が終わった時点でのショット。
元はP-90W/GTだったものを改造したものですね。PU位置などはオリジナルの位置とも異なっていますが、今回はロケーションもピックアップも手は付けず燻煙処理やブリッジ位置修正、サーキット周りのパーツ変更、フレット再整形、クライオフラットケーブル配線化などでした。
持ち込まれた時点では随分湿気を溜め込んでいる状態でしたが、今ではすっかり木部の響きに色艶も出て鳴り響くコンディションになっています。更にフラットケーブル配線によってノーマル状態では出て来なかった情報/レンジ感もしっかり出ています。表現力が確実に高まっています。
実際にオリジナル・ヴィンテージもので本体がここまでバランスして鳴っているものはそうそう無いですからね。殆どが日本国内で湿気を溜め込んで、くすんだ響きの為に色艶を失っている事が殆どですから。実に勿体ない。
ヴィンテージ物に燻煙などのtmp・チューンは必要ないだろうと思われている方は沢山いらっしゃるでしょうが、ワタクシに言わせればそれは大きな認識不足です。こんな長い梅雨のシーズンがある国では枯れていた楽器ほど湿気は溜まり易いですからね。死にいくままにして置く事の方が問題だと思いますけどね。
これまでに何本もオールド個体をチューンして参りましたが、その全ての個体がtmpチューンの有効性を証明しています。この個体にしてもそれを証明したいいケースですね。
まあ、こう話しても聞く耳持たぬ方がヴィンテージ・ファンには大勢居ますからね。
これ以上語らずにおきましょう。( ̄+ ̄)
追伸:ひとつ申し上げておきますが、ワタクシの発言はヴィンテージギター・ファンの方々が製造当時のままのオリジナル・コンディションに拘る気持ちを理解もせずに申し上げているのでは無いと言う事はご理解下さいね。
この多湿なアジア圏ではこの湿気が大敵で楽器の鳴りを確実に劣化させています。従来の木材乾燥法にて製造された楽器は経年変化の末に確実に鳴りは衰え衰弱していきます。そこが製作家としてなんとかして寿命を延ばしてあげたいと思う点なんです。
真新しい製造楽器ですら数年以内にかなりの鳴りを示してくれる様に出来るのが燻煙処理でもあり、内部に溜め込んだ湿気を抜き去り、湿気に左右されにくく木部劣化を最少に抑えることが可能ですので古き楽器の良さはそのままに、楽器の寿命を延ばすことの出来る唯一の方法です。
勿論、燻煙処理だけでは楽器の鳴りをフルに引き出す事は出来ませんが、その木部に対しては最上の手段である事を長い経験からも実感しています。
ワタクシはコレクターさん方の様に楽器を収集し眺めて愛好する趣味は持ちません。但し、それらの楽器に対する真の愛情は遥かに深いと思っています。なぜならそれぞれの個体が音楽的な反応が深く優れたものほど奏者に感動を与え、その楽器が奏者から愛され大切にされるからこそ、製作家は修練を重ねた腕を振るうのです。いつまでも愛される楽器にするにはどうしたらいいのか、何十年もそれを課題に取り組んで来たのです。
また、楽器屋さんで数百万の値段が付けられた個体であってもその多くは当時の量産品である事に変わりはありません。製造当時は誰しも入手可能な価格帯であったのです。その事が何を示しているかもお考え下さい。在る程度の数量を製造してコストを下げる努力がなされているという事はそのメーカーの技術力に於いても決してベストな製造法は選択されてはいないと言う事でもあるのです。数量を製造し易い様に作られているワケですからね。だからこそ以前行っていたtmpチューンナップで確実にグレードを上げる事も可能であったわけです。
毎回毎回何十時間も掛けて体力的にも精神的にもキツイ燻煙処理を行うのもその愛情があるからです。その点だけは誰がなんと言おうが事実です。これまでに優に4000時間以上燻煙に時間を費やして来ましたが、それも「恐らく世界でここまで追求した人間は居ないだろう」と自ら言えるところまでやってみよう、そんな思いが未だにあるからです。
写真は54年製のギブソンLPのハーフチューン作業が終わった時点でのショット。
元はP-90W/GTだったものを改造したものですね。PU位置などはオリジナルの位置とも異なっていますが、今回はロケーションもピックアップも手は付けず燻煙処理やブリッジ位置修正、サーキット周りのパーツ変更、フレット再整形、クライオフラットケーブル配線化などでした。
持ち込まれた時点では随分湿気を溜め込んでいる状態でしたが、今ではすっかり木部の響きに色艶も出て鳴り響くコンディションになっています。更にフラットケーブル配線によってノーマル状態では出て来なかった情報/レンジ感もしっかり出ています。表現力が確実に高まっています。
実際にオリジナル・ヴィンテージもので本体がここまでバランスして鳴っているものはそうそう無いですからね。殆どが日本国内で湿気を溜め込んで、くすんだ響きの為に色艶を失っている事が殆どですから。実に勿体ない。
ヴィンテージ物に燻煙などのtmp・チューンは必要ないだろうと思われている方は沢山いらっしゃるでしょうが、ワタクシに言わせればそれは大きな認識不足です。こんな長い梅雨のシーズンがある国では枯れていた楽器ほど湿気は溜まり易いですからね。死にいくままにして置く事の方が問題だと思いますけどね。
これまでに何本もオールド個体をチューンして参りましたが、その全ての個体がtmpチューンの有効性を証明しています。この個体にしてもそれを証明したいいケースですね。
まあ、こう話しても聞く耳持たぬ方がヴィンテージ・ファンには大勢居ますからね。
これ以上語らずにおきましょう。( ̄+ ̄)
追伸:ひとつ申し上げておきますが、ワタクシの発言はヴィンテージギター・ファンの方々が製造当時のままのオリジナル・コンディションに拘る気持ちを理解もせずに申し上げているのでは無いと言う事はご理解下さいね。
この多湿なアジア圏ではこの湿気が大敵で楽器の鳴りを確実に劣化させています。従来の木材乾燥法にて製造された楽器は経年変化の末に確実に鳴りは衰え衰弱していきます。そこが製作家としてなんとかして寿命を延ばしてあげたいと思う点なんです。
真新しい製造楽器ですら数年以内にかなりの鳴りを示してくれる様に出来るのが燻煙処理でもあり、内部に溜め込んだ湿気を抜き去り、湿気に左右されにくく木部劣化を最少に抑えることが可能ですので古き楽器の良さはそのままに、楽器の寿命を延ばすことの出来る唯一の方法です。
勿論、燻煙処理だけでは楽器の鳴りをフルに引き出す事は出来ませんが、その木部に対しては最上の手段である事を長い経験からも実感しています。
ワタクシはコレクターさん方の様に楽器を収集し眺めて愛好する趣味は持ちません。但し、それらの楽器に対する真の愛情は遥かに深いと思っています。なぜならそれぞれの個体が音楽的な反応が深く優れたものほど奏者に感動を与え、その楽器が奏者から愛され大切にされるからこそ、製作家は修練を重ねた腕を振るうのです。いつまでも愛される楽器にするにはどうしたらいいのか、何十年もそれを課題に取り組んで来たのです。
また、楽器屋さんで数百万の値段が付けられた個体であってもその多くは当時の量産品である事に変わりはありません。製造当時は誰しも入手可能な価格帯であったのです。その事が何を示しているかもお考え下さい。在る程度の数量を製造してコストを下げる努力がなされているという事はそのメーカーの技術力に於いても決してベストな製造法は選択されてはいないと言う事でもあるのです。数量を製造し易い様に作られているワケですからね。だからこそ以前行っていたtmpチューンナップで確実にグレードを上げる事も可能であったわけです。
毎回毎回何十時間も掛けて体力的にも精神的にもキツイ燻煙処理を行うのもその愛情があるからです。その点だけは誰がなんと言おうが事実です。これまでに優に4000時間以上燻煙に時間を費やして来ましたが、それも「恐らく世界でここまで追求した人間は居ないだろう」と自ら言えるところまでやってみよう、そんな思いが未だにあるからです。
あらためて
6/30 6月ラストです。
今日もえらく湿気でベトベトしますが港区MさんのTELESAはいつでも引き渡しOKとなりました。
製作者のワタクシが手渡したく無いなあ、と思う様なギターに仕上がりました。出来立てホヤホヤなのに既に俗に言う、鳴りまくり、ですね。
このギターが弾き込まれ10年20年と経過したらいったいどれ程鳴るんだ?と恐ろしくさえあります。
Mさんにとりましてこのギターが生涯の友となれれば製作者として幸いです。
お引き取り、お待ちしております。
もう一枚の写真はTELESAのセミホロウ構造の楽器3本。左の受注製作品だけはまだ生地上がりでの燻煙処理を行っておりませんので白っぽいでしょ?となりのTELESA-EAの黄化具合と比較するとよく分かりますね。大体20時間燻煙するとこのくらいは黄化します。
元はこの3本のトップ材は1本の南ドイツ産針葉樹から製作したものですから「共材」関係なんです。言ってみれば南ドイツ三兄弟みたいなもんですね。現在のワタクシの息子達みたいでとても可愛いです。いつでも完成するまでの間がワタクシと楽器達の親子関係なんです。
Wカップで我がニッポンは敗退してしまいましたが、これでまたニッポン・サッカーは強くなれるでしょう。また4年後が楽しみですね。個人的にはチーム・プレイはニッポンお得意分野なので突出したシュート力を備えた暴れん坊な選手の登場に期待したいです。
「オレのシュートで相手のキーパー殺してやる」くらいの強烈なシュートを打ちまくる選手。
そんな選手がいたらオモシロいのになあ。( ̄▽ ̄)

今日もえらく湿気でベトベトしますが港区MさんのTELESAはいつでも引き渡しOKとなりました。
製作者のワタクシが手渡したく無いなあ、と思う様なギターに仕上がりました。出来立てホヤホヤなのに既に俗に言う、鳴りまくり、ですね。
このギターが弾き込まれ10年20年と経過したらいったいどれ程鳴るんだ?と恐ろしくさえあります。
Mさんにとりましてこのギターが生涯の友となれれば製作者として幸いです。
お引き取り、お待ちしております。
もう一枚の写真はTELESAのセミホロウ構造の楽器3本。左の受注製作品だけはまだ生地上がりでの燻煙処理を行っておりませんので白っぽいでしょ?となりのTELESA-EAの黄化具合と比較するとよく分かりますね。大体20時間燻煙するとこのくらいは黄化します。
元はこの3本のトップ材は1本の南ドイツ産針葉樹から製作したものですから「共材」関係なんです。言ってみれば南ドイツ三兄弟みたいなもんですね。現在のワタクシの息子達みたいでとても可愛いです。いつでも完成するまでの間がワタクシと楽器達の親子関係なんです。
Wカップで我がニッポンは敗退してしまいましたが、これでまたニッポン・サッカーは強くなれるでしょう。また4年後が楽しみですね。個人的にはチーム・プレイはニッポンお得意分野なので突出したシュート力を備えた暴れん坊な選手の登場に期待したいです。
「オレのシュートで相手のキーパー殺してやる」くらいの強烈なシュートを打ちまくる選手。
そんな選手がいたらオモシロいのになあ。( ̄▽ ̄)

ちなみに
6/26 ヨコハマ曇り空、湿度高し。
写真は港区MさんのTELESA-SS/P-90Wです。一部目痩せ修正をしてましたのでまだ磨きが済んでおらず半艶状態ですが、左がMさんのオーダーでブラックパーツでまとめた場合のショット。
右の写真ではリヤーのマイクカバーをボディ色に近いホワイトクリームにしてフロントはピックガード同色のブラックカバーのままのあえて色違いのコンビネーション例で、オーダー指定無い場合はこの仕様で作るでしょうね。
下の写真はこれを全てベージュ系のパーツカラーでまとめた場合のショット。
イメージがぜんぜん変わりますよね。
ちなみにMさんのTELESAとはリヤーP-90のロケーション違いのブロンドカラーの個体も製作中。これは在庫用の製作ですが、その個体は下の写真のベージュ系パーツでまとめ製作します。予約可です。
以上、参考例でした。


写真は港区MさんのTELESA-SS/P-90Wです。一部目痩せ修正をしてましたのでまだ磨きが済んでおらず半艶状態ですが、左がMさんのオーダーでブラックパーツでまとめた場合のショット。
右の写真ではリヤーのマイクカバーをボディ色に近いホワイトクリームにしてフロントはピックガード同色のブラックカバーのままのあえて色違いのコンビネーション例で、オーダー指定無い場合はこの仕様で作るでしょうね。
下の写真はこれを全てベージュ系のパーツカラーでまとめた場合のショット。
イメージがぜんぜん変わりますよね。
ちなみにMさんのTELESAとはリヤーP-90のロケーション違いのブロンドカラーの個体も製作中。これは在庫用の製作ですが、その個体は下の写真のベージュ系パーツでまとめ製作します。予約可です。
以上、参考例でした。


個別報告 長野のHさん
6/25 ヨコハマ晴れには晴れど湿度高し。
写真は長野のHさんのオーダーが決まったTELESA-SMMです。フロント/ミニハム+リヤーTL/PUブリッジ仕様です。本日はピックアップ設定加工を済ませました。
昨日のブログの推奨仕様での作製となりました。フロントはテレキャスターのフロントと同じくダイレクト・マウントです。Hさん、ここまで進んでいれば、後は天候次第ですね。長梅雨だと言われてはおりますがいかがなるものか分かりません。取りあえずじっくりお待ち下さいね。
W杯でニッポン勝ち進んだ様子ですね。パスワークのボールスピードが遅いのとシュートのキック力自体がまだ不足してる点がワタクシとしてはどうにも気になるところですが、選手寿命の短いのがスポーツ選手達ですから悔いの無い試合をさせてあげたいですね。
何の仕事であろうと悔いを残さない生き方をすることがまずは基本でしょうね。
時代の流れを読んで自分の立場に於いて何が求められているのか、それを成し遂げるには何が自分に必要なのか、自問自答&実践。人間社会にはこの繰り返しが必要なんでしょうね。
同じ時など二度と流れる事はないのですからね。過去の成功も失敗もこれから先の未来には関係のない事。留まる事の無い流れの中で生きているんだと言う事を忘れてはいけないんだと思いますね。
そんな中、創意工夫が出来ない人が行き詰まってしまう、現代はそんな世の中であるとワタクシの目には映っています。
6/26:専用ピックガードを乗っけた写真追加
写真は長野のHさんのオーダーが決まったTELESA-SMMです。フロント/ミニハム+リヤーTL/PUブリッジ仕様です。本日はピックアップ設定加工を済ませました。
昨日のブログの推奨仕様での作製となりました。フロントはテレキャスターのフロントと同じくダイレクト・マウントです。Hさん、ここまで進んでいれば、後は天候次第ですね。長梅雨だと言われてはおりますがいかがなるものか分かりません。取りあえずじっくりお待ち下さいね。
W杯でニッポン勝ち進んだ様子ですね。パスワークのボールスピードが遅いのとシュートのキック力自体がまだ不足してる点がワタクシとしてはどうにも気になるところですが、選手寿命の短いのがスポーツ選手達ですから悔いの無い試合をさせてあげたいですね。
何の仕事であろうと悔いを残さない生き方をすることがまずは基本でしょうね。
時代の流れを読んで自分の立場に於いて何が求められているのか、それを成し遂げるには何が自分に必要なのか、自問自答&実践。人間社会にはこの繰り返しが必要なんでしょうね。
同じ時など二度と流れる事はないのですからね。過去の成功も失敗もこれから先の未来には関係のない事。留まる事の無い流れの中で生きているんだと言う事を忘れてはいけないんだと思いますね。
そんな中、創意工夫が出来ない人が行き詰まってしまう、現代はそんな世の中であるとワタクシの目には映っています。
6/26:専用ピックガードを乗っけた写真追加
コリ〜ン星?
6/24 ヨコハマ快晴でございます。しかしながら湿度は高め。残念。
ギター&チェロリストのIさん、本日ストラト完成予定でしたが弦の在庫切れで完成出来ませんでした。明日には弦が到着しますので明日完成させます。すみませんでした。m(_ _ )m
写真は生地半加工で寝かし予定のTELESA-SSのボディにネックを乗っけてみた図。
この個体のセンター材はW・アフリカンマホなんですが、よ~く目が詰まった個体でしてコリンッ!って感じで響きます。やはり個体質量も高めですね。
でもSMMのホロウ構造ですから基本的にボディはかる~いです。でも音のコアレンジ密度が高いのと倍音が豊かなので音が軽かったり軽率な響き方は全くしません。ここがホロウ楽器の設定上の重要なポイントとなる部分です。
ちなみに、例えばこのボディのピックアップ設定についてですがリヤーをまんまtmpのテレキャスターのプレートブリッジ仕様/TLリヤーPU設定でフロントをギブソンの70'sミニハムと言う設定もカスタム仕様として受注可能です。
コントロールはマスター・V+マスター・T+ローカット・ヴォリュームでトグルSW切り替え。
程よい太さのジャジーなフロント・トーンからテレキャスター特有のリヤーのエッジの効いたカッティング・トーンのミクチャー・サウンドはとても魅力的であり実戦的でもあります。
フロントのミニハムはローカットを効かせればテレキャスターのシングル・フロントのサウンドもリアルにカバー出来ますし、ローカットをフルにすればミニハムのタイトで豊かなトーンでプレイ出来ます。この事で程よいパワー感も密度の高い色艶溢れるサウンドもシャープなカッティング・トーンもこの楽器の魅力として備わります。フロントを通常のハム仕様ではなくミニハムを採用する理由がそこにあります。
勿論、スロープヘッド・ネックですから全体のコードまとまり感は従来の楽器の比ではありませんし、ベンド感もフェンダー系の楽器のソレとは異なり、まるでギブソン系の楽器のベンド感に近く、その上ロングスケールですからより深い表現力を備えています。この部分は従来のtmpの楽器とも一線を画す部分です。
まあ、オーダーを予定されている方々に「こんな楽器はいかが?」と言うひとつの提案でした。
ご参考まで。う~ん、いい設定案だわ。うんうん。( ̄ー ̄)
6/24 PM10:30 この個体は上記お薦め仕様にて長野のHさんにほぼ決まりました。m(u_u)m
ギター&チェロリストのIさん、本日ストラト完成予定でしたが弦の在庫切れで完成出来ませんでした。明日には弦が到着しますので明日完成させます。すみませんでした。m(_ _ )m
写真は生地半加工で寝かし予定のTELESA-SSのボディにネックを乗っけてみた図。
この個体のセンター材はW・アフリカンマホなんですが、よ~く目が詰まった個体でしてコリンッ!って感じで響きます。やはり個体質量も高めですね。
でもSMMのホロウ構造ですから基本的にボディはかる~いです。でも音のコアレンジ密度が高いのと倍音が豊かなので音が軽かったり軽率な響き方は全くしません。ここがホロウ楽器の設定上の重要なポイントとなる部分です。
ちなみに、例えばこのボディのピックアップ設定についてですがリヤーをまんまtmpのテレキャスターのプレートブリッジ仕様/TLリヤーPU設定でフロントをギブソンの70'sミニハムと言う設定もカスタム仕様として受注可能です。
コントロールはマスター・V+マスター・T+ローカット・ヴォリュームでトグルSW切り替え。
程よい太さのジャジーなフロント・トーンからテレキャスター特有のリヤーのエッジの効いたカッティング・トーンのミクチャー・サウンドはとても魅力的であり実戦的でもあります。
フロントのミニハムはローカットを効かせればテレキャスターのシングル・フロントのサウンドもリアルにカバー出来ますし、ローカットをフルにすればミニハムのタイトで豊かなトーンでプレイ出来ます。この事で程よいパワー感も密度の高い色艶溢れるサウンドもシャープなカッティング・トーンもこの楽器の魅力として備わります。フロントを通常のハム仕様ではなくミニハムを採用する理由がそこにあります。
勿論、スロープヘッド・ネックですから全体のコードまとまり感は従来の楽器の比ではありませんし、ベンド感もフェンダー系の楽器のソレとは異なり、まるでギブソン系の楽器のベンド感に近く、その上ロングスケールですからより深い表現力を備えています。この部分は従来のtmpの楽器とも一線を画す部分です。
まあ、オーダーを予定されている方々に「こんな楽器はいかが?」と言うひとつの提案でした。
ご参考まで。う~ん、いい設定案だわ。うんうん。( ̄ー ̄)
6/24 PM10:30 この個体は上記お薦め仕様にて長野のHさんにほぼ決まりました。m(u_u)m
オルセー
6/22 今日は晴れましたが、すんごい湿度。作業してますと汗がボタボタ滴ります。
生地加工ではこの汗に気をつけなくてはいけません。未塗装の生地材は汗が一旦染込むと蒸発して形跡も消えると思われがちですが実際には汗には塩分や皮脂も含まれている為に蒸発した後にシミとなって残ってしまうのです。
これが消えないんですねえ~その部分の木を削らないと。我々職人がよく鉢巻きして作業するのも滴る汗が生地に落ちない様にする為なんです。
写真はIさんのtmpカスタム・ストラトでスロープヘッド化したネックを再度仕込み直した時点でのショット。その他の作業はサーキット変更などです。SSPのPUシステムですので、マスター・ヴォリューム+P-90専用ローカット・ヴォリューム+マスター・トーンと言う最新のサーキット仕様に変更します。
まあ、こんな天候が続く様なので思う様に製作作業の方は進みそうにありませんが汗もかきつつ頑張りますよ。 (;^_^;>
ところで、今来ているオルセー美術館展は展示作品内容が素晴らしいのでこの梅雨時に観に行って来ようと思っています。ちなみに、音楽は好きだけど絵にあまり興味を示さない人が結構多い様ですが、それじゃ~大した表現者/アーティストにはなれませんぞっ。自分が何を表現したいのか、絵画はそのいい勉強になりますよ。
(^~^)
生地加工ではこの汗に気をつけなくてはいけません。未塗装の生地材は汗が一旦染込むと蒸発して形跡も消えると思われがちですが実際には汗には塩分や皮脂も含まれている為に蒸発した後にシミとなって残ってしまうのです。
これが消えないんですねえ~その部分の木を削らないと。我々職人がよく鉢巻きして作業するのも滴る汗が生地に落ちない様にする為なんです。
写真はIさんのtmpカスタム・ストラトでスロープヘッド化したネックを再度仕込み直した時点でのショット。その他の作業はサーキット変更などです。SSPのPUシステムですので、マスター・ヴォリューム+P-90専用ローカット・ヴォリューム+マスター・トーンと言う最新のサーキット仕様に変更します。
まあ、こんな天候が続く様なので思う様に製作作業の方は進みそうにありませんが汗もかきつつ頑張りますよ。 (;^_^;>
ところで、今来ているオルセー美術館展は展示作品内容が素晴らしいのでこの梅雨時に観に行って来ようと思っています。ちなみに、音楽は好きだけど絵にあまり興味を示さない人が結構多い様ですが、それじゃ~大した表現者/アーティストにはなれませんぞっ。自分が何を表現したいのか、絵画はそのいい勉強になりますよ。
(^~^)