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Business Code-仕事の本質と人生-

仕事の本質とは?人生の本質とは?

とにかくやらなくてはいけない事が多過ぎる。

そろそろ年度末なのでおぼろげに描いてきていた来年度の計画を具体化していかなくてはいけないし、年度末までに片づけなくてはいけない仕事もなんとかしなくてはいけない。


① うちの会社のAPフレームワークのソース・モジュール管理

システムとビルド環境の刷新

⇒ VSS2005をどううまく使うか。リリース管理まで

含めたプロセス整備。


② 統一ソリューション基盤に対応したAPフレームワークの

構成見直し

⇒ SOA?WCFで?BizTalk入れちまうか?

どうもスマートではない・・・


③ 研修をどう乗り切るか・人材育成のとっかかり

⇒ 研修を実施した結果としての効果をどう定量的に

計測するか・・・


④ プロジェクトの要員を増やさないと

⇒ このままだと死にます


やりたい事、やらなきゃいけない事、全てが多過ぎて手につかず。悪循環。



先程世界卓球がやっていた。

残念ながら日本はシンガポールに0-3で負けてしまったが、選手のとてつもない気合いに見ていたこちらも力が入った。スポーツでは選手の気合いを感じる場面を見る事がよくあるが、仕事のケースではどうだろうか。


残念ながら最近気合いが入った仕事をしている人を見かける事が少ないように思う。別に闘志むき出しで仕事をする必要はないが、内に秘める気合いはあってもいいのではないだろうか。仕事に対する気合いと、仕事の成果に対する責任、結局自分の中でどれだけ信念を持って仕事に対する考え方を深堀りできるかにかかっているような気がする。


辛い時こそ、厳しい状況を打ち破る為にも、気合いと信念を持とうという思いから逃げないようにしたい。そういった場面でこそ、その人の真価が問われるだろう。



当社では人事担当の目からではなく、現場で働くエンジニアの目から人材を見極める目的で採用活動における1次面接をエンジニアが行う。これがなかなか大変。


人を見極める目は持っていても、こちらの評価次第で学生さんの進路の一端が決まってしまうと思うと、簡単な気持ちではできない。仕事とは比較にならないほどの神経を使う面もある。


ただ学生もかなりレベルのバラつきがあり、「本当に就職活動している自覚があるのか??」というのも中にはいたりする。自分の時はもっとマシだったんじゃないか・・・、なんて思う事もしばしば・・・


どの業界も人材の確保が急務だろうが、学生だけじゃなく会社側にとってもこの先の未来がかかっている時期なのだと痛感させられる・・・

この前テレビで熊川哲也の

『K-Ballet Company』

のCMが流れていた。


気になってそのWebサイトを見てみたら、

PrincipalやSoloistのダンサーの名前が並ぶ中、

Guest Principalに「吉田 都」の名前が。


単にサイトの作りによるのかもしれないが、

どの人もみんな格好いい。


その中に吉田 都の名前が光っていた。

熊川哲也のバレエは見た事ないが、

なぜかダンサーの名前が連ねてある

ページを見ると「プロ集団だなー」と

思ってしまう。

なんか格好いいのだ。


なぜこれほど格好いいと思うのか、

ちと考えてみたい。

うちのプロジェクトも「プロ集団」と

思われるように。。。


年末キャリアアップを検討する組織横断的なプロジェクトからインタビューさせて欲しいという依頼が来た。そして3週間ほど前にそのインタビュー結果のレポートが送られてきた。正式に資料として取り扱う前にチェックして欲しいとの事。


昨今システムインテグレーターではほとんどの会社で下流工程を外注化し、その結果として技術力含めてその領域に対する空洞化が起こってしまい、ノウハウが一切蓄積されずに厳しい状況に陥っている。


私はシステムインテグレーターで働いてはいるが、出向等の経験の中で実装含めてシステム開発における全ての領域に携わってきた。当然その経験も含めてインタビューの中では話をしたのだが、果たして今のうちの会社で話の内容を理解してくれる人は何人いるだろうか。


顧客からの元請けであるがために、契約構造上力がある状況にはある風だが、それを自分の力だと勘違いし、ひたすらメーカーに作業を投げ込む。それが仕事だと思い込んでいる風潮を何とかしたいと思って日々頑張ってはいるが、送られてきたレポートをチェックしている中で自分の経験や積み上げてきたものを果たして理解してくれる人がいるのだろうか、という不安に駆られる。


自分が何をすべきか、会社としてどの領域までをしっかり押さえておかなくてはいけないのか、そしてその目的は何か、突き詰めて考えて仕事をするのがプロとしての最低限の役目ではなかろうか。


こんな言葉を書き連ねても、現実はなかなか厳しい。ただ今までほとんどシステム開発らしい仕事をしてこなかった社員でも、うちのプロジェクトに来てメキメキ力をつけてきている若手社員もいる訳で、1つのポイントとしては必要に迫られる状況の中で正しい社員育成ができる上司の元仕事をさせていく事で、研修や自己研鑽だけでは身に付かない実践力を身につけさせる事ができるのだと思うようになってきた。


仕事の力とは研修や自己研鑽と実践の場での経験のバランスが重要だと思っている。たまたま自分は結果としてそのような状況・環境に恵まれて仕事をしてくる事ができた。今回のレポートを見るやる気のある若手にも、そういった環境を作ってあげたいと思う。




昨日の金曜、昨年の夏まで一緒に仕事をしていたPJの人達と協力会社の方々と飲む事になった。協力会社の方々はいずれも仕事ができる切れ者ばかり。密かに転職するならこの会社が有力かな、と思うほど、一緒に仕事をしてみたいと思う人が多い。


そして今日、会社の同期が結婚し、その2次会に行ってきた。久し振りに会社の仲の良い同期が集まり、やっぱり同期もいいもんだ、と思うほど楽しかった。


今の会社で働き続ける事、キャリアアップ・報酬・仕事の内容や質といった面を重視して転職をする事、どちらもなかなか難しい。うちの会社は特に社内の人と人のつながりが良くも悪くも強い。この前転職をした後輩も転職をしてつくづくそう感じたようだ。


別に今の会社に辞めたいほどの不満がある訳でもない。だがキャリア・報酬・仕事の質等を考えると転職も選択肢として無い訳ではない。が、社内の人とのつながりは非常に大きいと感じてしまうがために、転職には本気で考えるところまではいかない。


私と同じように考える人はいるだろうか。考えが甘いのか、人とのつながりこそ大事なのか、仕事とプライベートはきっちり線を引くか。何にプライオリティをおくかこそ、大事なはずなのだが、そこがイマイチ決めきれない。。。


もうちっと色々考えてみたいと思う。



システム障害が発生してしまうと、どの会社でも上層部・経営陣に対して説明・報告をするだろう。そこで大きな問題が起こってしまうケースが多い。


技術的な領域や製品・プロダクトが原因で障害が発生した場合、えてしてシステムに疎い経営陣の場合、その製品に対して悪いイメージを持ち続けてしまう事がある。


最近ではWindowsServerのMSCSの不安定さからフェイルオーバーに時間がかかったり、そもそもフェイルオーバーせずストップしてしまう、という事象が多い。なぜかIA64のDBサーバで。その際、正しく・しかも分かりやすく報告をしないと「またSQL Serverか・・・そんなDBやめてしまえ!」という結果になりかねない。MSCSの場合はSQL Serverではなく、OSのサービスなのである。


まぁ他にも似たようなケースは多々あるだろう。

そこで大きな問題となるのが、会社としてのアーキテクチャーの軸足がおかしな理由で狂ってしまう事である。

オープン化の波が到来して早10年近くになるが、現状ではシステムを開発する際のアーキテクチャーの選定は多種多様な技術、製品、思想などから組み合わせなくてはならず、確固たる品質を確保できるアーキテクチャーの軸を持つべきだと考えている。

うちならStrus+Seasor+S2Dao、うちはMSアーキテクチャーで固める、など。

1つのアーキテクチャーだけに偏るのはよろしくないが、1つベースラインを持つべきだとは思う。


アホな報告を経営陣にしてしまったがために、おかしな方向に行ってしまう事だけは避けたいところだ。アホっぽい話だが、実際にあり得る話である。。。



OracleなのかSQL Serverなのか


WindowsなのかUnixなのか


.NETなのかJavaなのか


私は突き詰めて言うと何を選択しても、どうシステムを作るか次第だと思っている。仕様や特性、性能、開発生産性、色々比較する観点はあるが、結局は選択したアーキテクチャーの特性や仕様を十分に把握し、そのアーキテクチャーにあったシステムを構築すればよいのではないだろうか。


そういった考え方でいくと、アーキテクチャー選定はただ単に製品仕様や特性を把握しているだけではダメで、システムデザインを確実に設計できるアーキテクトが必要になってくる。より高い技術スキルで、よりあるべき論理でアーキテクチャーを選定していきたい。



2月16日(土)の夜、NHKが「東芝がHD-DVD事業からから撤退」というニュースが流れた。実際には東芝はまだ明言はしていないようで今後の動向が注目されるが、事実上Blu-rayに規格が統一される事になる、という事で間違いないだろう。


2007年末までは互角と言われており、映画タイトル数はほぼ同様だったのだが、2008年に入ってからワーナーブラザースを始めとするアメリカ大手映画会社6社のうち4社がBD支持を表明し、本格化した録画再生機販売競争では国内だと90%近くがBDだった。


私としては、もう少し競争が続くのかと思っていたのだが、あっけなく勝負はついた。結局ソニー、Panasonicの力なんだろう。HD-DVD陣営は東芝以外に有力な家電メーカーがいなかった。ちょっと儚さが漂う感じもするが、これでBlu-rayの普及により一層拍車がかかるだろう。消費者側としては製品も今後さらに充実してくるだろうし、うれしい状況になっていくだろうが、なんか寂しい気もする。。



今日、会社の上司が新卒の面接官だった。

当社では中堅幹部選抜試験という試験制度があり、それに合格した上でサブリーダー以上の

役職になると新卒採用の面接官をやらなくてはいけない。


私は今年度試験に合格し、サブリーダーにもなっているので、面接官をやらなくてはいけない。。。

そもそも人を評価するに値しない気もするのだが・・・


ただ1つ納得するのは、自分が評価し、そして入社してきた社員は会社という組織の中で

ともに仕事をしていく人間になるので、部下にしたいと思えるか、一緒に仕事をして

いけるか、という観点で評価すべき、という点である。


入社してきた新入社員がへんてこな社員だと、「何を見て内定だしているのか・・・」と

思うだろう。でも自分らが評価した結果として内定したという事になれば、また見る目が

変わってくるし、部下たる社員はどうあるべきかも考えるようになる。また社員に対する

育成の意識も変わってくるだろう。


願わくば、自分が面接官をやる際にへんてこな学生に当たらないで欲しい。

まぁ学生も「おめーに面接されたくねーよ」と思うかもしれんが・・・

何せその学生の人生を変えてしまう事にもなりかねないので・・・