「確実さ」を手放すとラクになる!?
競技ダンサー専門メンタルコーチ・瑞江です!
今日のテーマは![]()
「確実さ」を手放すとラクになる!?
です![]()
「確実」「確実性」=「間違いではないもの」「失敗がないこと」
例えば、電車のダイヤ🚃
日本の鉄道は世界でも指折りの技術を持っています![]()
時刻表通りに運行されることが「当たり前」の日常です🚃
当たり前だから、少しでも遅延があると「確実性」が失われ、不安・苛立ち・不満・怒りなどネガティブ感情が生まれます![]()
程度の差はありますけどね![]()
どうしてそうなるのでしょう![]()
「電車は時刻表どおりに運行されるのが当たり前だ・運行されるべきだ・運行されなくてはいけない」
という「べき」という強い感情があることに気づかない、あるいは「べき」が当たり前になっている![]()
私の父は、長いこと「帝都高速度交通営団」現在の「東京メトロ」の技術職に就いており、日本の鉄道レベルの高さはよく聞いていました![]()
職員は、時刻表通りのダイヤ運行が「当たり前」なんですね![]()
でも、現場では何が起きるかわからない![]()
車両トラブル、乗務員のトラブル、乗客同士のトラブル、自然災害でのトラブル![]()
そこに「確実」なものはないわけです![]()
常にインシデントはつきもの![]()
だからこそ、そこに「予測」をし、トラブルを最小限に留める策を常に講じているんですね、実は![]()
「不確実」なダイヤも受け入れている、ということなんです![]()
ダンスに置き換えてみます🕺
「こう踊るのが正しい」「こう踊るべきだ」「こうでなくてはならない」
という「確実なもの」だけしか受け入れない、認めないとします![]()
そうなると、「こう踊る」自分しか認められない事態が起こります![]()
そして、自分が望む踊りができない自分を責め続けます![]()
「なんて自分はダメなダンサーなんだ
」
こんな時に周りの人がどんなに評価したとしても、そこで自分を認めるわけにはいかないのです![]()
だって、「自分はダメなダンサーだから」
これが「セルフイメージ」です![]()
セルフイメージのあげ方は人によって様々ですが、このように一見「自分はこうあるべき」って良さそうと思いがちですが![]()
思わぬ落とし穴が潜んでいる、ということなんです🕳️
「不確実なこと」を受け入れてみると![]()
そもそも、時刻表通りに電車が来ること自体、すごいことなんです![]()
極端にいうと「期待しない」![]()
「こう踊る」ことを、いったん手放してみる![]()
「こう踊らなくてもいいんだ」という体験を自分にさせてあげる![]()
自由度を自分に与えてあげる![]()
そうすることで、実は「こう踊りたい」のヒントが隠されているかもしれませんよ![]()
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました![]()
アナタの日常に少しでもお役に立てれば嬉しいです![]()
では、次回のブログでまたお会いしましょう![]()
メンタルコーチが「何のためにイギリスへ行くの?」と尋ねるのは!?
競技ダンサー専門メンタルコーチ・瑞江です!
イギリスでは、「THE OPEN」もプロカテゴリが終わり、今度は「ブラックプール」に向けて
また一段と街中賑わっていきますね🇬🇧
私がメンタルサポートしている選手も、旅立ちました✈️
海外遠征の際、私が選手に伝えることは「気をつけていってらっしゃい
」「楽しんで踊ってきて
」です![]()
「頑張ってね」
とは言いません![]()
そんなのイヤっていうほど、聞いているでしょうし、頑張るために行くのですから![]()
海外遠征が近づくと、「何のために」海外へ行くのかいつも尋ねます![]()
「外人コーチャーのレッスンを受けるため」「海外選手と同じ練習を肌で感じるため」
目的はそれぞれですが、案外、ふわっとしていることもあるんです![]()
思いつきでもいいんです![]()
それは、その選手の「潜在意識」にあることだから![]()
「そこまで考えていなかった」でもいいんです![]()
思いつきを、一緒に具体化していくのがメンタルセッションなので![]()
考えると、そこから見出した「目標」や「目的」に向かうための「手段」を見つけるようになります![]()
日常の中で、無意識に![]()
海外遠征に限ったことではないですけどね![]()
「どうして行くの
」
それだけでも、気づくことがたくさんあるのです![]()
サポートする選手が戻ってきた時にはたくさん「よかったこと」を聞いています![]()
現地にいる時は、新しい学びや一流のパフォーマンスに触れたことの感動や衝撃などで
「この学びを無駄にしない
」と誰でも意欲満々で、帰国した時には「とても貴重な経験でした
」
としばらくはモチベーションが高くなっています![]()
「どんないいことがありましたか
」
いろいろ報告してくれます![]()
よかったことも、失敗したことも、いろいろです![]()
でもね、意外と忘れてるんですよ![]()
そんな時はダンス以外のことでも、全て「ちょっとでもよかったこと、嬉しかったこと」を尋ねます![]()
タクシーの手配ができた、レストランでオーダーできた、リーダーが荷物を持ってくれた、そんなことも、できるだけたくさん思い出してもらう![]()
そうすると、話してる途中でも「あっ、まだありました、よかったこと
」とどんどん思い出してくるんです![]()
こんなこともよかった、そういえばこんな練習方法はいいなと思ってたんだ、こんな選手のここを真似してみたいと思ったんだ![]()
と記憶が蘇ってくるんですね![]()
これって、「成功体験」から思い出すことで、脳の「ドーパミン」というモチベーションアップに効果的な
タンパク物質の分泌が活発になって「よし
かんばろう
」という気持ちが高まるんですね![]()
せっかく時間と費用をかけて海外まで遠征するのですから、少しでも次に繋がるために、その後に「何を」するのか![]()
それは、その選手次第なんです![]()
そして
アナタにとって、そのことは「どうして」よかったのでしょう![]()
これも重要な問いです![]()
そこに、その選手の「価値観」や「思い」が詰まっているからです![]()
そうすると「自分はこんなことを大事にしているんだ」「こういう思いを大切にしているんだ」
という「自分軸」がはっきりしてきます![]()
だからまずは、自分の成功体験から思い出して欲しい![]()
「課題」はたくさん見つかるでしょう![]()
メンタルセッションをしていても、この「よかったこと」から聞いた方が圧倒的に次への「やる気度」は増すのです![]()
課題ばかり聞いていたら、自分への「ダメ出し」コメントばかりになってしまうのです![]()
これは、海外に限らず、どんな競技会でも同じ![]()
日々の練習でも同じ![]()
「少しずつタイミングがあってきたね」「あそこのスピン、昨日の練習より少し良くなってきたよね」
「じゃ、もっと良くなるためにどこをどうしたらいいだろう(=課題)」
そんな会話から始まると、もっと自分の可能性を信じられるはず![]()
「コンペは終わった後が一番大事」
だと考えている理由は、これなのです![]()
遠征中の選手は、オンラインでサポートします![]()
今から、セッションするのが楽しみです![]()
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました![]()
アナタの日常に少しでもお役に立てれば嬉しいです![]()
では、次回のブログでまたお会いしましょう![]()
「神奈川ダンス選手権」を観戦したメンタルコーチの感想〜その2 「ムカつくのもわかる」
競技ダンサー専門メンタルコーチ・瑞江です!
5/10に行われた「JBDF 神奈川ダンス選手権大会」の感想をもう少しお伝えします![]()
大さん橋ホールは、あまり広いフロアではないので、踊りづらいと感じている選手が多いように思います![]()
実際、よく聞きますしね![]()
とにかくぶつかるのがイヤ、怖い、止まりたくない、とかとか![]()
確かに、選手同士が衝突するんじゃないかってハラハラしながら観てる感じもありますもんね![]()
ただ、10組以上同時に踊ったら、他の選手との接触は当たり前に起こるわけです![]()
先日の「神奈川大会」に限らず、どんなコンペでもいつも思うのですが、
接触時の表情って「素」が出てるんですね![]()
衝突されたり、自分たちエリアに侵入してきた時、一瞬
「チッ
」って
わかりますよ、邪魔ですもんね![]()
でね、ちょっとその選手になったつもりで観てたんですね![]()
ぶつかった瞬間、何がイヤだったんだろう![]()
どうしてイヤだったんだろう![]()
自分に「悪影響」があるとしたら、なんだろう![]()
それはどうしてだろう![]()
こうやって自問自答をしていたら![]()
ぶつかった時、邪魔されたのがイヤだった
↓
自分たちの形が崩れたのがイヤだった、動きが中断されたのがイヤだった
↓
ジャッジの評価が悪くなる、観客に「あれくらい避けられないのかな」と下手に思われそう
↓
自分の評価が落ちる
↓
相手に対してネガティブな感情になる(イライラ・ムカムカ)
↓
こんなことでイライラしてる自分がいやになってしまう
みたいなことかなって思ったんです![]()
一方、自分が衝突してしまった時は![]()
ぶつかってしまった、避けられなかった自分はダメだ
または
避けなかった相手が悪い
という自分にダメ出し、相手にダメ出し![]()
そうなるとどうなるか![]()
「セルフイメージ」が低くなり、本来持っている力が発揮されにくくなってしまうんです![]()
ぶつかる事は「不可抗力」なのです![]()
だから「想定内」なわけです![]()
誰が悪いわけでもない![]()
もう一度体勢を整えて、「何かありましたか
」みたいに澄まして再開すればいいのです![]()
やはり、そういう時の対応でその後の「心」のパフォーマンスに差が出てくるんですね![]()
常に自分に意識を向けていれば、何かが侵入してきたとしても、すぐに自分に戻ってこれます![]()
自分の「何に」意識を向けたらいいか、それはそれぞれなので一概には言えませんが![]()
「呼吸」「音楽」「背骨」とか色々あると思います![]()
アナタなりの「意識」の向け方をしていれば、接触してもアナタのままでいられるはず![]()
アナタが「絶好調
」だった時に、そのヒントが隠れていますよ![]()
最後まで読んでいただき、ありがとうございました![]()
アナタの日常に、少しでもお役に立てれば嬉しいです![]()
では、また次回のブログでお会いしましょう![]()
2026.5.10 JBDF 神奈川選手権 メンタルコーチの感想です
競技ダンサー専門メンタルコーチ・瑞江です!
昨日は、私のメンタルコーチングを受けていただいているダンサーさんが出場する
【JBDF 第59回神奈川ダンス選手権大会】に当日のサポートのため観戦してまいりました![]()
会場の「大さん橋」には、35年で地球を約133周した🚢「にっぽん丸」が5月10日午前9時の横浜寄港を最後に引退するとのことで
イベントが行われ、たくさんの人が詰めかけていました![]()
大型客船は、近くで見ると本当に迫力があって「こんな大型船でクルーズできたら素敵だなあ
」とワクワクします![]()
山下公園に「氷川丸」が係留されており、「にっぽん丸」も今後はどこかで係留されてその歴史や航跡を伝えていくのでしょうね![]()
さて、本題です![]()
大さん橋ホールは、フロアサイドギリギリに観客席が設けられているので本当に近いんですよね![]()
その分、選手の表情もよく見えます![]()
プロラテン・スタンダード、アマラテン・スタンダードの4セクションを観戦して、全体的に感じたことは![]()
「踊ることが楽しい
」ことが伝わってくる選手と
「絶対勝つ
」ということが伝わってくる選手と
「あんまり自信がないな
」ということが伝わってくる選手と
「あまり楽しくないな
」ということが伝わってくる選手と
まあ、色々だったわけです![]()
男性はいい表情だけど、女性がなんとなく暗いなとか、その逆も然り![]()
「楽しいから踊る」のか「踊るから楽しい」のか、どう思いますか![]()
どちらも正解だし、答えなんてありません![]()
ただ、人の心理として「感情」を先取りした方が行動しやすいのです![]()
「楽しく踊ろう
」とフロアに出るのか
「踊れば楽しくなる
」とフロアに出るのか
「踊り終わったら、こんなふうに感じていたいな」
「こんなふうに」というのは、なんとなくでいいんです![]()
「楽しかったな」「やりきったな」「やっぱり踊ることって楽しいな」
不安や心配を抱えたままフロアに出て、楽しいことはありますか![]()
うまく踊れなくても、カッコよく踊れなくても、できないところがあっても、それも全部「ダンス」なのですから
丸ごと楽しんでいいんです![]()
そうすれば、自然と表情に現れてくるのです![]()
ずっと無表情だった選手が、ふと、とてもいい表情をする時がある![]()
そんな時は、動きも大きくてしなやかでとても良いダンスなんですね![]()
きっとそれは自然と出てきた笑顔なんだと感じます![]()
それをもっと感じてほしい、それが「メンタル」「心持ち」ということなんです![]()
「楽しむ」ということは、ラクをするということではありません![]()
「楽しむ」の本質は![]()
【今、この瞬間に集中し目の前の出来事に夢中になれること】
だから、たとえキツくて苦しい練習であったとしても、夢中になって踊っていれば「楽しかった」と言えるのです![]()
そんな経験、ありませんか![]()
![]()
そして、「○年後の自分が、今、ここに降りてきたらどう踊るだろう
」
という未来の自分の気持ちを先取りしてみる![]()
「○年後の自分はもっと成長している
」
今はまだその実力はなくても「気持ち」は降ろしてくることはできるはず![]()
「○年後の自分は、こんな選手になっている
実力もついて自信に満ち溢れているに違いない
」
だとしたら、その「自信」だけ持ってくればいいのです![]()
そして、目の前のコンペを思い切り楽しむだけ![]()
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました![]()
アナタの日常に少しでもお役に立てれば嬉しいです![]()
ではまた、次回のブログでお会いしましょう![]()
人の第一印象は「約3秒」で決まる!ってホントなの!?
競技ダンサー専門メンタルコーチ・瑞江です!
どんなコンペでも、ジャッジの先生はまずどこを見るか![]()
競技ダンサーの方ならお分かりだと思います![]()
入場から![]()
ですよね![]()
私のダンスの師匠も🧑🏫
「歩き方でどんな踊りをするかわかる。そこで見る選手を決める」
と常々仰っています![]()
特に予選ラウンドは、初めて見る選手もいたりしてじっくり観察できない時間的制約もあるでしょう![]()
「歩き方」で、選手のテクニック的なこともある程度わかってしまうということもあるのでしょうが![]()
では、どうして「入場」の時なんでしょう![]()
それは
「人の第一印象は約3秒で決まる!」
からです![]()
一般的に知られていることですね![]()
これは「メラビアンの法則」という50年以上も前のアメリカの心理学者によって唱えられた法則です![]()
それによると
「人と人がコミュニケーションをとる場合の影響力は、言語情報7%、聴覚情報38%、視覚情報55%の割合を占めている」
ということ![]()
ただ、これには少し誤解を招くおそれがあるんです![]()
人間には、「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」があります![]()
前者は「会話」「言葉」「文字」で伝えること✒️🗒️
後者は「表情」「しぐさ」など身体の一部分、あるいは全体で伝えること💃
この2種類で人はコミュニケーションをとっているのです![]()
そして2種類のコミュニケーションは、お互いを補完しあう要素でありその重要性はコミュニケーションの目的や状況に応じて影響を与える、ということなんです![]()
どういうことか![]()
例えば、アナタが「ちょっと気になるな
」と思っている異性と食事に行ったとします![]()
アナタは、もう少し一緒にいたいと思っていて2軒目にお誘いした時に![]()
「あと1杯くらいなら」となんとなく浮かない顔で言われたら![]()
「明日も早いからあまり行きたくないな
」と明るく言われたら![]()
前者は、「まだ一緒にいてもいい」と言われているのになんとなく断られているような感じを受けますよね![]()
一方、「行きたくない」と言われているのに、まだ一緒にいてもいいんだなという感じですよね![]()
この対話の中でアナタの中で何が起きているかというと![]()
「表情」「仕草」「声のトーン」と「発している言葉」が一致しないとき、前者を優先しているのです![]()
すなわち![]()
「まだ一緒にいてもいい」<「浮かない顔』=帰りたい
「行きたくない」<「明るい」=帰りたくない
ということなんですね![]()
もっとわかりやすい例![]()
アマデモにお誘いした生徒さんに![]()
「はい、いいですよ」と事務的に言われた時![]()
「え〜
イヤよ
この前も失敗しちゃったし
先生にご迷惑ばっかりかけてしまうわ
」と笑いながら言われた時![]()
アナタが受ける印象にどんな違いがありますか![]()
このように、「視覚
聴覚
言葉」の情報に優位性があるため「人は見た目が9割」というようなことがあります![]()
では、入場時の話に戻ります![]()
ジャッジは、この「いちばん優位性の高い視覚情報」しかないわけです![]()
そして、比較的長い時間をかけて観察できるのが「入場」のタイミングなんですよね![]()
その時に、どんな「表情」「目線」「姿勢」「雰囲気」「カップルの距離感」「カップルの関係性」をしていたら![]()
「よし、あのカップルから見よう
」と思ってくれそうでしょうか![]()
これは、選手側が「コントロールできること」なのです![]()
また、退場時もそうですね![]()
どうしても決めかねている2組がいたとしたら、最後まで見比べるはず![]()
お辞儀をして、腕も組まずさっさと引き上げていくカップルと![]()
お辞儀をして、相手とアイコンタクトをとり腕を組んで微笑んで退場していくカップルだったら![]()
どちらが「次のラウンドも見たい」と思うでしょうか![]()
どうして「入退場の歩き方」が重要なのかというのは、こういうことなんです![]()
なんとなく入っていく・・・・のか
自信満々で、堂々と背筋を伸ばして颯爽と入っていく
・・・・のか
アナタ次第![]()
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました![]()
アナタの日常に少しでもお役に立てると嬉しいです![]()
では、次回のブログでまたお会いしましょう![]()