Earthists.『LIFEBINDER』バンドの良さを残しつつ、成長を見せる2枚目の作品! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

以前、こき下ろしたDDFFNTとダクソリマスターを早々に見限り


PS Storeのサマーセールで2000円台にまで割引きされてた

 

 

ウィッチャー3 GOTY版

 

を、現在プレイ中。 自身初の洋ゲーです。

 

そしてPS3から数えてもDL版初購入です。

 

めっちゃ面白いな

 

250を超えるGOTY受賞は伊達じゃないな。

 

3年前のゲームとは言え、グラフィックはかなり綺麗だし

 

ボリュームもすげーある。

 

メインストーリー、サイドクエストもシナリオ良好。

 

その辺はやっぱ小説原作だからかね。

 

9月にはスパイダーマンの購入を検討してるけど

 

それまでに終わる気がせん。

 

20時間以上はやってるハズだけど、まだ半分も終わってなさそう。

 

下手したら1/3も終わってない感。

 

来週1週間夏休みだけど、ライブ以外は完全引きこもりですわw

 

どうも、トトです。

 

 

 

さて、今日は久々に国産バンドのレビュー。

 

前回、With Confidence のレビューで

 

洋楽レビュー記事は100に到達したけど、

 

国内レビュー100記事到達はまだまだ先だなぁ…笑

 

でもね、このバンドもちゃんと1stから追ってるバンド。

 

しかも、楽曲云々以外の面で

 

他の国産バンドがなかなかやらないこともやっていて

 

非常に応援、サポートのし甲斐のあるバンドです。

 

昨年のマイ アルバムランキングでも

 

国内編の3位を見事!獲得しましたからね。

 

今年も上位に食い込んでくれるかな?

 

それもこの最新作次第です。

 

 

 

 

 

Earthists.『LIFEBINDER』
01. PHANTOM
02. FREEFALL
03. memento mori (Album remix)
04. LEAVES feat. YU from Life Awaits, YUL from END THESE DAYS
05. WILL (Interlude)
06. DOGMA
07. IVORY
08. UNWEAVE
09. OCEANS
10. DROUGHT
11. NOVA feat. Kyle from The Afterimage

 

日本発Djent/プログレ・メタルコア系の大本命バンド、Earthists. 獰猛さ増した2ndフル・アルバムで覚醒した姿を見せる!】(激ロック)

 

 

 

昨年、1stアルバムをリリースした日本の


Djent/プログレッシブメタルコアEarthists.


今年、早くも2枚目のアルバムをリリース!


今年は既にThe Afterimage 呼んでて


来週にはNovelists


で、そういった招聘活動の裏で制作を進め


フルアルバムリリース、と。


Earthists.忙しすぎじゃない!?

 

大丈夫?(´・ω・) 頑張りどころとはいえ、

 

ちゃんと休める時には休んでくださいね。


いや、でもスゴイね


それを全てやり切ってるのも…


Novelists はこれからだけど。


そういった点でも非常にサポートしていきたい


Earthists.の最新作、聴いてみました。

 

 

 

 

 

PHANTOM

オープニングの1曲目は、2分弱のインストメインの曲。

打ち込みと静かに鳴るギターとドラム、

50秒あたりを過ぎるとへヴィなバンドサウンド、

ラスト30秒はボーカルも入ってきて、

むしろ次の曲へのイントロとなってますね。

 

 

FREEFALL

ここからが本編となる2曲目。

前曲のラストからそのまま繋がり始まります。

手数の多いドラムからブラストビート、

エコー増しなスクリームで幕を開けます。

djekt/プログレ系のバンドですし、

ギターもベースもへヴィにガツンと来るのも○

ラストサビ前には、前作でふんだんに使われていた

ピアノサウンドも取り入れ、Earthists.節も健在。

とにかく手数の多いドラムがとても好みです。

 

 

memento mori

今作でいちばん最初に公開された曲を3曲目に。

なにげに「Album remix」ってなってるから、

シングルとしてリリースされたものとは若干変わってるよう。

のっけから疾走パートで始まる勢いや良し。

曲の知名度、バンドの知名度が上がっていけば

シンガロングできそうなパートもあります。

曲中、vo.YUIとは違うタイプのシャウト聴こえるけど

あれは誰のシャウトや?

 

 

LEAVES

4曲目には、今作初のMVを発表した曲を。

そして、アジア圏から2つのバンドのボーカルをゲストに。

中国産メタルコア、LIFE AWAITSvo.YU

韓国産メタルコア、END THESE DAYSvo.YUL

そしてEarthists.のvo.YUI

YU / YUL / YUI と、コレだけ見たら3兄弟みたいっすねw

しかし、先日のTragic Hero Tourの時の

In Your Faceもそうだけど、Earthists.はけっこう

アジア圏のバンドをフューチャーしてきますよね。

なかなか知る機会がないからありがたいけど。

 

イントロではピアノを交えたサウンドで始まり、

ミドルテンポだけど、サウンドは安定、

それでも前作にはない雰囲気の曲なのも確かで

新しいEarthists.を垣間見た曲でもありますね。

 

 

WILL (Interlude)

タイトル通り、1分弱のインタールードな5曲目。

浮遊感のあるサウンドに混じる

ピアノの美麗な旋律がとても良い。

曲順的にも、ここから後半戦スタートって感じ。

 

 

DOGMA

そして最新MVとなっている6曲目。

不穏なイントロからスタートし、

プログレッシブさも大いに取り入れたサウンドに。

1'25"あたりからの、ガッガッガッガッ!っていう

リフが超クール&超気持ちいい。

でもって、この曲ではgt/Yutoがクリーンを担当。

1stの時とは全く別の切り口だけど、

Yutoクリーンも上手く曲に、作品にマッチしていて

これはこれでアリだぞ、と。

 

 

IVORY

今度は流麗なリフから始まる7曲目。

Earthists.のこういう綺麗で繊細なサウンド、

1stの頃からホントに好きですよ。

バンドサウンドが入ってくるとアグレッシブだし、

今作のYUIは叫びまくりだしだけど、

バックで鳴ってる打ち込みの綺麗さ、繊細さも

ずっと続いていて、こういうEarthists.サウンド

マシでツボです。

 

 

UNWEAVE

続く8曲目は、のっけからへヴィなリフがお目見え。

イントロを抜けるとスクリームと共に疾走。

そしてプログレならではの変拍子も。

2'30"あたりからのインストパートも

聴いててホントおもしろいです。

僅かながら、ここでもピアノは健在で何より笑

 

 

OCEANS

ピアノが!力強く!そして流れる連弾!な9曲目。

そして後から追従してくるへヴィなバンドサウンド。

こういう始まり方も、とても良いですね。

曲の勢いも良く、何気にEarthists.では珍しい?

ブレイクダウンも出てきました。

まぁ、基本的にDjent/プログレなサウンドって、

メタルコアじゃなくて、メタル寄りなサウンドですしね。

そもそもブレイクダウン入ることも少ないでしょう。

でも、ラストのプログレな変拍子なリフと

ブレイクの併せ技みたいなとこ、やべーカッコイイんだけど。

また終わり方もちょっとシアトリカルっぽくて

いいなー、この曲ツボだわー好きだわー( ´∀`)

 

 

DROUGHT

頭ッからブラスト全開で始まる10曲目。

メンバー曰く、インスタ映えしそうなドラム

でも確かに、このプレイ動画とか上げたら

手数多くて、ブラスト多用だし、映えるかもねw

自分もドラム好きなので、必然的にこの曲も好きです笑

そんなドラム押しな曲でも、しっかり変拍子リフ、

ピアノサウンドも忘れずのEarthists.サウンド。

素晴らしか。

 

 

NOVA

今作ラストを飾るのは、5月末にEarthists.が招聘した

The Afterimagevo.Kyle をゲストに迎えた曲。

音源ではさすがのハイトーンを披露してくれるKyle さん

しかも、1コーラス目も2コーラス目も

きっちり出番あって、ラスト前のパートなんて、

さすが黒人系のボーカリストと言うべきか、

R&B感もあって、サウンドはEarthists.でも、

なんかこう…上手いこと言葉が出てこないけど

Earthists.であり、Earthists.じゃない、みたいな

Kyle がゲストに加わったことで、

良い方向に変化したサウンドの曲になったな、と。

 

 

 

 

以上、バンド2枚目のアルバム

 

Earthists.『LIFEBINDER

 

でした。

 

良いじゃないか!

 

でも、1月にUPされた"memento mori"

 

リリース前にUPされたMV2曲、

 

これだけで、そもそもあまり不安視もしてませんでした。

 

しかし、1stとは少し違う感じですよね。

 

そのへんもインタビューで少し語ってはいましたが。

 

1stはあのサウンド、あのクリーンと

 

サウンドとボーカルのシンクロ率も高く、

 

かなり良い作品でした。

 

今作の2ndは、楽器隊のクオリティが高いのは変わらず、

 

サウンド面では2作目も問題なし。

 

ボーカル面では、あの良い意味でナヨいクリーンが

 

聴けなくなってしまったのは残念だけど、

 

それは1stのサウンドだからだったってのもあるし。

 

多くのバンドがスクリームオンリーから、

 

クリーンを入れて軟化していくのがシーンの常でありつつ

 

逆にスクリームメインになったのも好感でした。

 

その上でサウンド面も、ピアノサウンドをはじめとした

 

1stの時の綺麗なサウンドは残しつつ、

 

スクリームがメインを張るに適したサウンド

 

ってのになってるのも、曲作り上手いんだなぁ

 

と、素直に思ってしまいましたね。

 

 

 

やっぱりEarthists.は

 

これからも応援していきたいと思うし、

 

2枚目がこのクオリティなら、離れることなく

 

これからも応援できると思いました笑

 

もちろん、海外のレーベルと契約していること、

 

海外での活動もちゃんと視野に入れていること、

 

海外のバンドを日本に呼んでくれること、

 

それらをちゃんと実践しているからこそ

 

サポートしたくなるって部分もあるんですけどね。

 

こういった日本のバンドは貴重ですし。

 

 

 

そんなEarthists.が企画する、

 

The Afterimage に続く、海外バンド招聘企画

 

Novelists Japan Tour 2018

 

が、もう来週に迫ってます。

 

Novelists の来日と共に、

 

Earthists.のレコ発ツアーも兼ねているライブですしね。

 

Novelists はもちろん、

 

このEarthists.の『LIFEBINDER』も

 

しっかり聴き込んで、ライブを楽しみたいですね。

 

 

 

 

関連記事

Earthists.『Dreamscape』美メロが光るプログレメタルコア

2017 Best Album - TOP 10 国内編

The Afterimage『Eve』カナダ産Djent/プログレバンド初の1stフル作

 

自分の気になるレーベル(1980~2009)を勝手に数値化してみた

自分の気になるレーベル(2010~)を勝手に数値化してみた