それから、毎日に近いくらい仕事が入っていたので、私は実家へ帰ってきていました。
相変わらずの、彼の家まで5分というトコロ・・・・。
1年半前は・・・・・「会いたい」の気持ちが、二人ともピークだった様に思います。
私が実家に帰るたびに、メールで約束をして会うという毎日。
「会いたくて、会いたくて」たまらなかった。。。
自宅で家の事をしてから実家に行ってたので・・・大体、実家に着くのが23時過ぎ・・・・。
それから私は、下の子を実家の布団に寝かせ、母に頼み・・・「ちょっと、明日いる物の買い物に行ってくるね。」と言って、実家を出て行ってました。
彼は彼で、「レンタルショップ行ってくる。」とか「コンビニ行ってくる。」とか、その時その時で思いつく事を言って、家を出てきていたみたいです。
毎日に近いくらい会いながら、私たちは、全く周りが見えなくなっていました。
お互いが会いたいから会う。
好きだから、会いたい。
そこにあるのは、自分たちの気持ちだけ。。。。。。
そして、毎日彼に会える中で、私は「もし赤ちゃんが出来てたら、絶対に産もう」と心に決めつつありました。
妊娠検査薬を買ったのはいいですが、すぐには出来ない時期。
まだ、早すぎる。
私の中で、早く結果を出したい気持ちで焦っていました。
「旦那の子供として育てよう。」そう思う自分がいました。
そして、6月のある土曜日。
いつものように、夜中23時過ぎに彼と会うことになりました。
いつものように彼の家の近くまで車で迎えに行って、彼が私の車に乗り込み・・・・そして地元をドライブ。
その日もお約束コースでした。
「妊娠したかも?」と言ってから、体を求めてくる事は全くなかったので、車の中で楽しくお話したり、二人の楽しみのマックのコーヒーを飲んだり・・・・・なんか・・・出会った頃を思い出すようで、とても楽しかった。
そしてその日も、朝方3時ごろ彼は自宅へ・・・・・。
私は実家へ・・・・・。
しかし、こんなに楽しい日々は長くは続かなかった。
次の日・・・日曜日・・・。
昼頃、1通のメールが彼からきました。
「ホームセンターに行ってくる。」
この時の彼は、どこかに行く時などは、必ず私にメールしてくれてました。
私は「いってらっしゃい!」と言って返事。
しかし、その日はこれが最後のメール。
なんとなく嫌な予感が・・・・・・・・。
私は、自分からはメールしませんでした。
そして次の日・・・月曜日・・・。
夜・・・・彼からメールがきました。
『嫁に全部バレタ』
私の頭の中は真っ白になりました。