アメリカ駐在員時代に国立公園めぐりをしていた時は、山小屋というかコテージなどによく宿泊していた。

そして日本の山小屋には生まれてこの方泊まったことがなく今年初めての経験となる。

そんな訳で評価もなにもあったものではないけど、せっかくの山小屋泊なので思いつくまま記録しておくぞというコーナー。

2014年8月14日-15日

宿泊:1泊
料金:8,500円/泊 (なんかのキャンペーンで通常9,000円のところ割引らしい)
メンバー:ワタクシ・かわいい妻 計2名

全体 :★★★★☆ 
第1回につき大盤振る舞い

部屋 :★★★★★
和室8畳に二人で広々宿泊。寝具も清潔でふかふか。建物古くて廊下を歩くとかなりミシミシ言うので夜中のトイレは気をつかったけど、全体的に掃除が行き届いていて気持ち良い。

食事 :★★★★☆ 
ボリューム・品数ともに沢山あって味も良し。

応対 :★★★★☆ 
みなさん明るく気さくな感じ。

眺望 :☆☆☆☆☆
天気予報を追っかけていて予約が前日になったため見晴らしのない部屋となってしまった。見晴らしがないというわけではないが、窓を開けると向かいの小屋。小屋自体が山小屋街の中にあるので見通しのある眺望は望めない。

その他施設
風呂 :有
トイレ:水洗
乾燥室:無

「ひげくまさん」という白いひげを蓄えたやさしそうなおじ様がオーナーの「桧枝岐小屋」。
収容人数100名の大きな小屋。

しかも風呂有り!でも尾瀬の環境保全のためシャンプーや石鹸の使用はダメよ。

...ダメダメ。(ついつい書いちゃった♪)

立地としては数件の山小屋が集まる一角。湿原から来ると弥四郎小屋の次に建っているので、湿原に近く夕食後や早朝の散策に便利。

基本どの小屋も尾瀬の中だから便利なんだけどね。

隣の弥四郎小屋の脇には清水もあってこれがうまい。

「喫茶ひげくま」を併設した小屋は2階建て。建物前にはベンチもあって、夕涼みしながらワインやビールなんぞ飲むのにちょうど良い。
桧枝岐小屋

お風呂は檜のお風呂。カランが2台有り、浴槽は二人は入れる広さだったと思う。
ワタクシが入った時は他に誰も居なかったので気兼ねなくジャバジャバお湯を浴びさせてもらった。
ただ石鹸類が使えないためか、浴槽に入ろうとしたら色んなものが浮いていて、潔癖症のワタクシはせっかくのヒノキ風呂だったけど今回は遠慮...一番風呂なら入るかな。

石鹸禁止なんだけど、なぜか風呂前の洗面台にキレイキレイが置いてあって???

夕食は17:30から。
品数があってボリュームに大満足!デザートまである。
揚げ物、煮物、おひたしとバランス良いね。
ご飯はお櫃にたっぷりあるのでお代わりし放題。これもうれしい限り♪
桧枝岐小屋夕食1

素麵もついててテーブルいっぱいのお膳がまた気分をアゲる。

生ビールは食堂から玄関を挟んだ隣の喫茶「ひげくま」に注文をしにいってその場で受け取る。

キンキンに冷えた中ジョッキは800円。

最高の一杯♪♪
桧枝岐小屋夕食2

食堂で相席となったご夫婦の話では、桧枝岐小屋は尾瀬でも「高級」らしい。

それは宿泊代とかではなく、ご飯も贅沢そしてお風呂が贅沢と言う事らしく、尾瀬の山小屋の中にはお風呂で桶2杯までしかお湯使うな等、厳しい規制がある小屋があるらしい。実際にご夫婦はそんな小屋に2軒も泊まったことがあるらしい。

残念なことにどの小屋か名前を教えてくれなかった。

再来週に燧ケ岳登山のため尾瀬のある宿に予約を入れてしまっているが、これではまるでロシアンルーレットである。

桶2杯のお湯規制...絶対破る自信あり!

ところで朝食。

のりと目玉焼きと焼き魚とその他モロモロだったような気がするが...おぼえてない。

とは言え旨かったし腹いっぱいになったことだけはおぼえてる。

そして7:30に出発。出発時には「ひげくまさん」がきちんとお見送りをしてくれたのがうれしい。

宿泊先をネット検索しているときに、別の小屋へのコメントに「出発時に誰も見送りもせず...気分悪かった」とあった。

たしかに送られるほうとしてはお見送りで声掛けてくれるとそれだけでうれしい。

大事なことだと思う。

友達へのお勧め度:★★★★☆
総じて満足度の高い小屋だった。ただし小屋からの眺望にこだわる方は竜宮小屋や弥四郎小屋などの方がよいんだろうな。


今回はこんな忘備録をつけると想定していなかったので、朝食や小屋の中の雰囲気などの写真を一切撮ってない。

次回の尾瀬泊ではそこんとこちゃんとしよ。


この記事、お気に召したらクリックお願いします。
☟☟☟☟
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村