RYUの生き方、逝き方 -2ページ目

死に場所

「しあわせはいつも、じぶんのこころがきめる」と相田みつを氏は言い、「幸せはなるものじゃなく、感じるものだ」と長渕剛は唄った。

でもそれを理解し熟考しても俺の人生は幸薄いものだったと残念ながらしみじみ思う。

哀しいのに「笑え」と言われても笑えないし、辛さや苦しみを前向きにとらえろと言われても俺にはさらさら無理な話しだ。

頼むから「頑張れ」と言わないでくれ。

頑張って頑張った結果「今」があるのだから。

猫は本来死が近づくと、可愛がってくれた主人に別れを告げ、人目につかない所で孤独に死を迎えるという。

俺の中でも死に場所を探している自分がいる。

また反面流れにまかせて生きようという自分もいる。

今この二つの心が葛藤中だ。

愛のない人生はいばらの道だ。

今の俺は家族を除いて誰も愛していないし、愛されてもいない。

人の愛し方も忘却の彼方に消えてしまった。

唐突に脈を計ってみた。

ちょうど70だった。

俺の心臓は主人の意思とは関係なく一分に70回鼓動している。

この期に及んで懸命に生きようとしている心臓が哀れでもある。

死に逝く人の心におざなりの「かけがえのない命を大切に!」と言うメッセージは、空虚で届かない。

唯一届くのは「私はあなたが必要です。」「あなたが死ぬと私は悲しい」と言う心の底からのメッセージだ。

いったい俺の魂の安息の古里は何処にあるのだろうか?

魂の解放を夏の終わりに渇望してならない。

                                        RYU































近況ご報告

皆さん、お久しぶりです。

15日に母が入院してから今日まで今週は仕事になりませんでした。

母の手術が想像していたより難しい手術で、主治医の説明、輸血の同意書、麻酔に関する同意者などなど手術前も、結構忙しかったです。

なので17日の手術後も、ずっと付き添っていました。

手術後は首の切開部位と尿管にチューブが入っているし、とても仕事する気分ではなかったので今週の仕事はキャンセルしました。

また手術翌日から昨日まで熱があったので、心配していましたが、今日やっと平熱になってくれました。

それにしても首の手術なので髪の毛を頭頂部から下半分を剃らなければならず、見ていて可愛そうでした。

今日やっと少し落ち着いたところです。

又諸事情があり今月の引っ越しはキャンセルしました。

また詳しく記事にします。

今日は簡単な近況報告にとどめます。

心配してプチメ他頂いた方、読者の皆様、本当にありがとうございました。

                                        RYU



















































永久(とわ)の願い

売りに出していたマンションに買い手がついた。

震災以降の消費動向の冷え込みの中やっと見つかった買い手だが、

買値は大幅な元値割れの上に8月中にマンションを明け渡すというシビアな条件付きだ。

不動産屋は仲介手数料欲しさに、すぐに引っ越し先を探す様にせっつくのだが、

もう8月の9日だ。

あと22日で転居先を見つけ引っ越しを完了るのは、仕事しながらでは至難の業だ。

それに急にせわしく動く気分でも体調でもない。

今月は15日に母が入院し17日に首の脊髄の手術を受けるし、やる事が一杯あるのだ。

仕事はきちんとこなすが、それ以外はあまり時間が取れない。

第一気力がない。

俺にすればマンションの売却の件はほんの一部で、他にも本当にやりきれない事実と対峙しなければならない。

しかしその数々の問題も今は負担でしかかなく、立ち向かっていく気力があまり湧かない。

今の俺の背負ってる問題は、俺の生あるうちの根本的解決は無理だからだ。

出来るのは対処療法だけだ。

だからすべてを忘却の彼方に追いやってしまいたい。

追いやるツールとして酒を飲む、

要は疲れたののだ。

今まで問題があると即座に対応してきたが、今は自分の人生に失望し、すべてがどうでもよく感じる。

さっきも書いたが俺の問題は人生の不治に病なので、今世紀中は解決しない。

来世に期待したいと思う。

来世はささやかでも普通の家庭に育ち、普通の家族をもちたいと切に願う。

                                        RYU













































































ヘモグロビンA1cの結果

結果から先に言うとヘモグロビンA1c(過去1~2ヶ月の血糖値の平均)数値は正常値でした。

でも何故その前の血液検査で血糖値が193もあったのか謎のままです。(1ヶ月後再検査です)

ドクターにはバランスの良い食事と酒の量を減らすように言われました。

現在のままでは膵臓に負担がかかり糖尿病になるそうです。

でも酒の適性値では、酔わないので、悩ましいところです。

そもそも外食主体の食生活でバランスの良い食事を採るのは、至難の技です。

まあ自分なりに努力はしますが、中々困難な命題です。

話しは少し変わりますが母には寂しい思いを毎度の事ながらさせられます。

今日俺が糖尿病かどうかの血液検査の結果を聞きに行く事は昨日言っていたのですが、当日はそんな事さらさら忘れて喜々としてデイサービスに行ってしまい電話の1本もありませんでした。

でも本当に寂しいのはその事を言うと「覚えていたけど聞くと悪いかなと思った」と平然と意味不明の嘘をつく事です。

これは老化と関係なく以前からそうでした。

俺としては母の検査の時は仕事を休み1日病院で母の車椅子を押しています。

でも俺が病を得たら母は他人事です。

何か親子ながら「利用されている」様な気になります。

俺はそれが寂しいのです。

身内である母からは利用され、娘からはシカトされ俺は何の為に生きているのかと自問してしまいます。

人生の目的が母の執事では、やりきれません。

まあ身体の事はゆっくり対策を考えます。

とりあえずご報告まで。

                                    RYU
































ヘモグロビンA1c

今日病院で血液検査したら空腹時血糖値が193(正常値70~110)もあった。

詳しい事は今日採血したヘモグロビンA1c(過去1~2ヶ月の血糖値の状態が分かるらしい)の値を見ないと分からないが、ドクターは糖尿病を疑っているようだ。

ドクターが「よく食べるの?」と聞くので、

体型維持の為朝と昼はヨーグルトですまし、夜は酒のあてに数品食べるだけだと伝えると、

「どれくらい飲むの?」と聞かれたので「生ビール中ジョッキ4杯と日本酒2合ぐらいかな?」と答えると、
「週に何日それだけ飲むの?」とまた質問された。

正直に「毎日です」と答えると、「飲み過ぎだよ!毎日宴会状態じゃないか!!!」と言われた。

「毎日宴会」と言われてみれば、浮世の憂さ晴らしに毎晩宴会していたと言えなくもない。

まあ今はヘモグロビンA1cの結果が出ていないので、何とも言えないが、体調良好でない事は確かだ。

ただ酒の適量とされるビール中ジョッキ一杯か日本酒一合なら、酔えねえじゃないか!

それはさておき飲み過ぎで肝硬変は聞いた事はあるが糖尿病は聞いた事がない。

でも何にしろ、身体は疲れきっているので、出来れば三食キチンと出てくる病院に静養を兼ねて入院したいものだ。

                                   RYU

































































低空飛行の人生

このところすこぶる体調が悪い。

Wワークも体力の限界を感じ辞めてしまった。

昨年取引先が数社倒産して莫大な未収金を抱えた事。

親友の会社も倒産し、俺が親友の連帯保証人になっていた事。(親友は俺に一言の謝罪もなく夜逃げしました。)

母の自宅介護。(施設に入所していましたが、経済的理由で今は自宅にいます。)

娘の反抗期。

度々襲ってくるうつ症状、希死念慮、、、。

書き出したらキリがないが、要は底辺低空飛行なのだ。

30代前半が経済的にもプライベートでも絶好調だったので、この年になっての様々な苦労は、ひとしお身に染みます。

また神経擦り減らして、仕事を終えてからの、母の介護、食事や洗濯、掃除などは体力的にもう疲れました。

この様な折り重なるストレスのせいか、身体が疲れやすく、日常生活が辛いです。

出来ればここらで長期休暇が欲しいところです。

でもその前に時間見つけて病院で精密検査受けてみたいです。

少し仕事をセーブして、また新たな一歩を踏み出したいと思います。

多忙のせいでPCのピグに中々アクセス出来ません。

またプチメも貯まったまま返信出来ずすいません。

少しずつ返信させて頂きます。

                                        RYU

















































                                       RYU






15minutes

珍しく通勤電車で座れた。

俺の背後から若い男の大きな声が聞こえてきた。

「しかし今日の新入生は華麗やったよな!エレベーターで後ろ姿見た時からスタイルええなと思てたけど、前にまわっても期待裏切らへんどころか想像以上やったもんな!」

今度は女の声で「アタックしたらいいやん」

男「なんぼ俺でも無理や!身長あの子170以上あるやろ、俺170ちょうどやもん。女の子は身長にこだわるからな~」

女「〇〇君、あーいう顔が好みなん?それとも年下が好きなん?」

男「両方や!四回生はすぐ就職するから絶対続かへんしな。」

女「そんな事ないと思うよ」

女の話を無視して男は話続ける。

男「男は顔で選ぶけど女は身長重視しよるからな、俺も後10センチあればアタックするねんけどな。だいたい男は175以上あって性格よかったら、よっぽどのブサイク以外絶対モテんねん」

女「女の子は友達から彼氏になる事多いけど、男の人は一旦女友達になると、それから彼女になる事って少なくない?」

男「そうやな~。友達は友達やからな~。彼女にしてるなら最初にしてるわな。」

女「そうやね。でも友達から好きになったら、相手には友達としか思われてないって、女は辛いね」



女の子の会話内容、口調から、彼女が大声で話す彼の事を好きなのは明白だっただけに、男の若さゆえの無神経さと、彼女の最後の台詞が切なく印象に残った乗車時間15分でした。

電車降車時に二人の顔を見たが、男の子は普通で彼女は決して見目麗しいは言えないが、いい奥さんになりそうな、やさしい顔をしていました。

                                      RYU

P.S.過去記事の誤字を後で訂正しますので、過去記事の更新通知が配信されるかもしれませんが、スルーして下さい。






















鯨海酔侯

1月21日の「酔って候」という記事にも書いたが10年以上断っていた酒を1月8日に娘と乾杯してから解禁にした。

あれから半年経つが、最近はほぼ毎日豪快に飲んでいる。

とにかく酒がうまい。

よくこれ程好きな酒を10年以上断てたと自分でも感心している。

今宵は七夕。

無礼講の無頼酒だ。

ただ10年前と違うのは、家飲みが増えたのと、飲み行く店が変わった。

もうクラブ活動が出来る身分ではないので、コストも考えて美味い酒と肴を出す店に行く。

酒も日本酒が多くなった。

そして以前は男を磨く場と酒席を定義していたが、今は忘れる為に酒を飲むのだ。

いわば浮世を忘れる為の装置として酒を利用している。

幾多の浮世の憂さが、飲んでいると混じりあい、酔いがまわるにつれ、灰色の塊となり、そして最後は砂塵に帰し夜風に散ってゆく。

なかなか風流なものだ。

嗚々、七夕も終わる。

皆様の願いが叶う事を祈って乾杯!

                                         RYU

























Chapter(チャプター)

振り返れば人生なんて短いものだ。

つかの間の夢のよう。

映画はいい。

つかの間の夢の美しく輝いた瞬間を切り取ってそこでエンドロールが流れる。

エンドロール後のけだるい日常はカットされている。

しかし人生は違う。

キラキラ輝く時は一瞬で、あとはけだるい日常に飲み込まれていく。

俺は自分の人生にエンドロールが流れた時を知っている。

一人の女性を狂う程愛しぬき、そして別れがきた時だ。

それから恋をしなくなった。

思えばその人との別れがエンドロールだった。

それからの人生は余生の様なものだ。

それでも光り輝く時をもてた事は幸せだ。

けだるい日常だけで生を終える人も多い。

でも妻子とともに平凡に生きて、平凡に死んでゆくのは、尊い事だ。

思えば戦い続けた人生だった。

常に何かと戦ってきた。

ある時はそれががんじがらめの校則であり、ある時は社会制度だった。

社会からドロップアウトした結果自分で事業を始めた。

今日部屋にあるブリザードフラワーを捨てた。

フェイクは邪魔に思えたからだ。

花は生花、盛りで捨てるのが正解だ。

叙情詩の様に生き、そして死んでゆきたいものだ。

夢かな?

以上盛りを過ぎた男の呟きでした。

                                   RYU






















#酒と肴と駄文人生

昨日は加害者の医師の代理人である医師会の理事と、医療過誤の件で話し合いだった。

話し合いの場所は医師会だ。

普通加害者が俺を訪ねるのがスジだと思うが、被害者を呼び付けるとは、つくづく「先生」と呼ばれる人種の傲慢さを感じた。

それを気のおけない医者と弁護士に言ってやった事がある。

彼らは同じ事を言った。

社会に出ると普通下積み時代があるが医者や弁護士はすぐに「先生」と呼ばれるので、自分が特権階級と勘違いするバカが多いのだそうだ。

昨日の医師会の担当理事も、応接室で待たせたあげく、二人もお供を従えて入室してきた。

俺1人を3人で威圧してるつもりだろうが、日常的に30人くらい相手にプレゼンしてる俺は、何の威圧も感じなかった。

でもこれが女性が被害者なら、結構な恫喝に感じただろう。

話し合いの内容をかい摘まむと、客観的に手に痺れがある事を確認したいので「神経伝達速度」を計る検査を兵庫医大で受けてくれと言われたのと事実確認だった。

注射をした看護士は注射中に2回「痛くないですか?」と俺に聞いたと嘘の供述をしていた。

他にも何点か加害者の医師は嘘の供述をしている。

まあ予想はしていたが、あまり嘘をつかれるのは気分のいいものではない。

つくづく人間は自己保身のさもしい心根を持っていると思う。

で「神経伝達速度」の検査の件だが、俺は人間ドックなどで行き慣れた関西労災病気での検査を希望し、了承を得た。

費用はすべてこっちが立て替え示談成立時に清算するらしい。

どこまでもケチな医師会だ。

それにしても左手でキーボードが叩けないのが辛い。

とりあえず6月中は仕事をセーブした。

それにしても、最近すべてがめんどくさく感じる。

ついでに生きるのも面倒だ。

ボタン1つで俺が消滅出来るなら躊躇なく俺は押すだろう。

どうせ気楽な独り身。

生まれ方が選べないなら、せめて死に方は選べないだろうか?

最近芦屋大丸の地下の食料品売り場で酒の肴買って、家でビールと日本酒で晩酌するのが、常である。

体型管理の為に食べたものと、飲酒量を以前紹介したコナミスポーツのサイトで記録しているが、俺の飲酒量はアル中予備軍の数値らしい。

つまり酒浸りらしい。(本来酒は強いのでそんなに酔った覚えはない)

それはさておき昨日の肴は、カツオのたたきとサーモンだった。

そんなささやかな時間にも、よく人生の身の引き方を考える。

日常の雑事と仕事に追われる毎日に疲れ果てたのだ。

将来に対する不安感もある。

そして孤独感、過去の記憶(トラウマ)、日常の辛さ、、、。

みんなが一塊になって俺を苛(さいな)む。

もう勘弁して欲しいのだ。

俺はもう充分生きた。

雑多で面倒な日常が辛い。

俺は人生は詩でありたいと常々思う。

今の俺の人生は駄文だ。

左手の痺れだけが、皮肉にもまだ生ある事を教えてくれる。

さて夜の帳(とばり)が落ちる前に酒の肴を買いに行こう。

今宵の孤独な宴の為に、、、。

                                      RYU