※ネタバレなし!
【1.エージェント・オブ・シールドを見よう!】
突然ですが、エージェント・オブ・シールドというドラマをご存じでしょうか
「アベンジャーズ」シリーズを中心として
数多くの大ヒットヒーロー映画を製作してきた
マーベルスタジオの送る連続ドラマシリーズ。
「アベンジャーズ」と世界観を共有しつつ
重厚なサスペンスが展開します。
このほど、私もこのドラマを視聴したのですが・・・
想像を超えて凄まじく面白い!
公開されてきたマーベル映画を数多く視聴してきた私ですが、このドラマの視聴の優先順位は後ろでした。
それには理由があります。
「スーツの普通のおじさん達が活躍するドラマ?
・・・なんか地味で、つまらなそう」
などと、ナメた考えでした。本当に申し訳ない。
エージェント・オブ・シールドの面白さを
知った今、猛省しております。
(コールソンさん、どうか私を叱ってください・・・ッ!)
ただ、一方でアベンジャーズやマーベル映画を見てはいてもエージェント・オブ・シールドの見栄えの地味さや、連続ドラマの長尺から、視聴をためらう方も私以外にも多いかもしれません。
そんな方たちの背中を押して
エージェント・オブ・シールドの面白さを
一人でも多くの方に知っていただきたい。
そんな思いで今回
皆様にエージェント・オブ・シールドを
紹介させて頂きます。
【2.魅力的なメンバー!】

エージェント・オブ・シールドは「アベンジャーズ」(2012)の直後より始まります。
スーパーヒーローと異星人軍団の戦いののち
宇宙から飛来した物質や兵器、テクノロジーが世界に拡散、それらを使い悪事を働くもの、力に溺れ自らがスーパーヴィランになるもの。組織的に異星由来の力を行使し権力を握ろうとするもの。
様々な脅威が、世界に混乱を呼び込む中
その問題と対峙し、人々を救う秘密組織
それこそが「シールド」です。
シールドのメンバーは個性的で
きわめて理想的なバランスで構成されます
チームを率いる、厳しくも温かいリーダー
コールソン
サブリーダー的存在として戦闘、決断の役割で活躍
メイ
ハッキングの腕を買われたトリッキーな新人
スカイ
科学力で武器の開発や解析を担当する
フィッツ
医療知識でチームの命を守る
シモンズ
豊富な戦闘経験と機転を発揮する
ウォード
彼らのプロフェッショナルとしての
責任感ある仕事ぶり
そして時折見せる人情のメリハリ
鮮やかなコントラストは
視聴者の心をつかんで離しません。
アベンジャーズシリーズで培われた
チームを魅力的に描写するノウハウ
マーベルスタジオの潤沢な予算を最大限活用した
テレビシリーズの枠を超えたスペクタクル
海外ドラマらしい先の読めない
スリリングなストーリーテリング
それぞれの魅力の相乗効果は
本作を高みへ押し上げます。
【3.普通の人々VS超常の力】

本作の主人公たるエージェント・オブ・シールドの面々、彼らは皆、スーパーパワーを持たない常人、普通の人々です。
一方で彼らが対峙する敵は
「コード:084」と総称される地球外の脅威。
異星のテクノロジーを悪用するもの
超常的な科学力を行使するもの
あるいは、異星人そのもの・・・
といったように、思わず
「反則だろ!」
と言いたくなるようなパワーバランスです。
しかし、コールソン達、シールドの面々は不平を漏らすことはあっても、市民の平和のために淡々と職務を遂行します。
普通の人々の地道な努力の積み重ね、職務への誇り、そして何よりチームワーク・・・
地に足の着いた地道な力の積み重ねが
マンガ的な超常の悪意を打倒する様は
実に痛快です。
本作はメッセージ性の強い作風ではなく
サスペンス中心のドラマですが
堅実な努力とチームワークが
反則の力を行使する悪意を打倒する様には
「人間賛歌」的なメッセージ性を感じずにはいられません
プロフェッショナリズムの渋みの格好良さは
社会人として仕事に取り組む人々にこそ刺さるものではないでしょうか。
(余談ですが本作、アベンジャーズの中でも特にホークアイとブラックウィドウが好きという方には強くお勧めです。超人の中で常人としての矜持を発揮する彼らの勇姿に「ロマン」を感じた方々は本作のシールドエージェントの活躍は深く刺さること請け合いです!)
【4.壮大な世界、クロスオーバーを味わおう!】

上述したように、本作、アベンジャーズシリーズを知らない方も楽しめます。
しかし、知っていればもっと楽しめます。
本作は「アベンジャーズ」(2012)の直後から始まり、ロキの手にかかり命を落としたはずのコールソンがなぜ復活したのか「魔法の国、タヒチ」をキーワードに復活の謎を追う縦軸が本作の中心となっています。
また、シーズン1の後半から「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)とのクロスオーバーシリーズが展開され、共通する「シールドの内乱」という一大イベントが相互補完的に展開されます。
映画の世界とドラマの世界が密接に関連しあうというのは、他のメディアでも類を見ない画期的なものです。
さらに、シーズンを通してマーベル映画登場の
キャラクターや設定、組織等々様々な影響が
ちりばめられる豪華さ!
(シールド、ヒドラ、エージェント・カーター
アスガルド、クリー人、エクストリミス
インサイト計画、ソコヴィア協定
世界安全保障委員会、ギデオン・マリック
ゴーストライダー、ダークホールド等々・・・)
映画とドラマを合わせて
壮大な世界観にどっぷりつかれます。
マーベル映画は壮大な世界観を共有しますが
映画という性質上、2時間前後でその世界を一気に駆け抜けてしまいます。
しかし、エージェント・オブ・シールドは連続ドラマ、長尺を活かして科学、魔術、宇宙、神話が交錯するマーベル映画の世界をじっくり味わえます。
普段車で走っている道を、歩きで通ってみると
いつもと違う発見がある。そんな感慨を味わえます。
(余談ですが、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)は本作と密接に関わるだけでなくマーベル映画としても随一のクオリティを誇る傑作政治サスペンス映画です。未見の方がいたらこちらも是非!)
【5.とにかく見てくれ!】

本作は1~7の壮大なシーズンで構成されます。
シーズン1は
王道の刑事ドラマ、ヒドラとの死闘
シーズン2は
インヒューマンズによる超能力バトル
シーズン3はヒドラの起源
ハイヴを巡るコズミックホラー
シーズン4はゴーストライダーも参戦し
アンドロイドと仮想世界でのSFサスペンス
そして、その後は・・・
長尺ではありますが、シーズンが進むごとに
多彩な作風が展開され視聴者を飽きさせません。
長々と語ってきましたが
私が言いたいことは一つ
「マーベル映画を知っているのに
エージェント・オブ・シールドを見ないのはもったいない!」
「マーベル映画を知らなくても
エージェント・オブ・シールドを見ないのはもったいない!」
ということです。
(あれ?二つ?)
この記事で、一人でも多くの人がエージェント・オブ・シールドに興味を持ってくれると嬉しいです。
最後に、この一言でしめましょう。
「この記事を読んで、少しでもエージェント・オブ・シールドに興味を持ったなら
君はもう、シールドのエージェントだ!」
※「エージェント・オブ・シールド」と
特につながり深い作品のレビューです。
※アメコミドラマは
こちらもおすすめです。







