「コンカツ・リカツ」第3話を観て
<結婚運><健康運><金運>の招き猫貯金箱が置いてあるのは面白い。こういう楽しい家庭ならポジティブに生きられるだろう。だが<結婚運>の貯金が貯まり過ぎては困りものだ。
七海と梨香子のイヤミな言い合いがこのドラマの楽しみでもある。毎回激しいバトルを繰り返している。
梨香子がダンナから<兵糧攻め>にあっているが、敵もさるものである。プラス思考もいいが、失敗に学ばないのは考えものだ。梨香子が離婚されるのも分かるような気がする。
結婚を前提にしたストレートでずうずうしい会話を繰り返しているが、自分の現実を全く無視している。選ぶより選ばれる人間に成る事が大前提だ。
世の中には<安定を求める人>と<愛を求める人>がいるのだろうが、それは相反するものではない。愛がある安定した家庭が一番いいのだろう。
男の場合はどうしても<ヤリガイ><生きがい>を優先してしまう傾向があるので、時として安定をわきに置いてしまう事がある。(最近は女性でも例外ではないが)
最近<優しい人>を求める人が男女を問わず多いようだ。だが<優しい>という定義には疑問がある。<優しさ>に大切な事は、自分を犠牲にした<優しさ>は、本当の優しさではないという事だ。
自分を犠牲にした<優しさ>は、無意識のうちに相手からの<みかえり>を期待する。相手からの感謝や<優しさ>のお返しを期待している。
また相手から攻撃されないための<優しさ>もある。自分に自信のない人は、自分を守る為に他人に優しくなる。他人から<優しい人>と見られている人は、自分を分析してみる必要があるだろう。
今回も色々な<専門用語>が出てくるが、それだけでも面白い。どこまで一般化しているかは分からないが、納得できる単語ばかりだ。
梨香子は常識人の見本のようだ。<こうでなければならない><こうあるべきだ>の連発で、その押し付けが周りの人間をイライラさせる。だが当人はそれに全く気づかない。<記念日>を大切にする女性の話もよく耳にする。
「結婚はお祭り、離婚はビジネス」この言葉は印象に残った。面白いフレーズが随所に出てくるので、それを見つけるのも楽しみの一つだ。
このドラマを観て参考になる人は結構多いのかもしれない。<他人の振り見て我が振り直せ>、正にその通りだ。理想を求めるとともに、現実も見つめなくてはならない。
「NUMBERS」第3話を観て
今回のテーマは感染ウィルス。近年細菌兵器の話題をテーマにした映画やドラマが増えた。現実にあるから題材になるのだろうが、日本は実際に<オーム事件>があっただけに切実な問題だ。
まず数式で感染の発生源<ゼロポイント>を突き詰めていく。いつ観てもその公式は全く分からないが、見事にデータを解析していく。
<スペイン風邪>が、名前の割には多数の死者を出しているには驚いた。そのウィルスを意図的にばら撒くとなると、どんな犯罪よりも悪質だ。防ぎようもない。
感染ルートが駅かバスターミナルか、そして北ルートに南ルートか、さらに2種類のウィルスの存在、次々と解明していく。<犯罪は現場だけで捜査するんじゃない、会議室でも捜査するんだ>何処かで聞いたフレーズの逆だ。
結局ウィルスの研究者が、自分を製薬会社に売り込む為の行為だった。自分の利益の為に多数の犠牲者を出す。自分さえ良ければ他人がどうなってもいい。利己主義の極みだ。
バイオテロというのは良く聞くが、利益追求の為にそれを行うとは世も末だ。20人以上の犠牲者をだして、それをもっと多くの人間を救う為だという研究者の傲慢さには呆れる。
「BOSS」第1話を観て
落ちこぼればかりを集めた精鋭部隊、なかなか面白い出だしだ。特別犯罪対策室、名前だけはカッコイイが中身はヒドイ。楽しませてくれそうな設定だが、どのくらいのギャップを見せてくれるかだ。
個性的なメンバーばかりだが、彼ら一人一人に何らかの能力が備わっているのだろう。コメディータッチだけでなくどの位痛快な気分を味わわせてくれるかだ。
こういうドラマは脚本家の腕の見せ所だろう。やり方次第でどうにでもなる。
天海はいつ見てもカッコイイ、大好きな女優の一人だ。彼女の出演ドラマはほとんど観ている。
最近はプロファイリングが当たり前になってきたが、日本ではどの位の能力を持っているのだろう。犯罪検挙率が極端に悪くなっているという事だが、日本が世界で一番安全という神話は遠い昔の事だ。
やはりメンバー一人一人に優れた能力があった。この能力がフルに発揮され、チームワークがとれれば最強の軍団ができあがる。
武田鉄矢が出てきたのにはビックリした、1話目の食いつきには申し分ない。簡単に事件をかたずけないのもいい。天海と武田の取調室のやり取りが、今回の最大の見せ場だ。武田鉄矢を起用した価値がここにある。かなり見応えがあった。
時計が出てきた段階で流れは読めたが、それでも面白かった。事件が解決してから終わりまでの演出も最高だった。腹を抱えて笑ってしまった。これなら最終回まで楽しく観れそうだ。