Hiroのブログ
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「君たちに明日はない」第1話を観て

しばらくの間感激できるドラマがなかったので、ブログを書くことがなかった。ほとんどのドラマは毎回観ているので幾つかのドラマは感想を書こうとしたが、いつも否定的な文章にまってしまう。ネガティブな感想を書いていると気分が滅入るので、その都度途中で破棄していた。


今回のクールでも期待して観ているが、まだいいドラマに出逢えないでいた。だがNHKのこのドラマは、久しぶりに感動して観ることが出来た。


リストラを請け負う会社の人間と、リストラを宣告される社員との苦悩と葛藤を描いているが、見応えのあるドラマだった。6回で終わるようだが、こういうドラマこそじっくり観て行きたいものだ。


特に今の時代は企業においてリストラは必要不可欠なものだ。だがリストラは、する方もされる方も辛い事には違いない。その為に今は別のリストラ専門の会社の存在が必要なのだろう。仕分け作業をする会社といい、外部からの冷静な専門的な判断による行為が、会社を立て直していくのだろう。


このドラマではその中での人間模様を描いているが、配役も展開もテンポも申し分ない出来だと思う。リストラを任される村上(坂口)の冷徹なまでの鋭い情報の分析能力、だが個人的にはその行為に対する苦悩を常に内在させている。


最初に対象者として登場してきたのが平山(村田)だが、難航すると思われたが村上の情報分析によりあえなくリストラを受け入れる結果になってしまった。この流れは余りクドクしないでテンポよく描かれていた。観ていてこのリストラの正当性がすんなり受け入れられた。ほかのドラマではこの部分だけで相当な時間を要するのだろう。


2番手に指名されたのが芹沢(田中美佐子)だが、この流れはジックリと描いていくのだろう。会社の為必至に戦ってきた企業戦士なのだが、会社の存続を掛けた大リストラの前には、所詮不要な駒の一つに過ぎないのだろう。良いか悪いかではない、生き残るか潰れるかなのだ。それだけに会社内部での人事作業では、到底達成されないのだろう。


その人の人生を・その人の家族をも含めた将来設計全てを左右する決断を下す村上の行為は、並大抵の精神力では耐えられないだろう。だが残された社員と会社の存続の為には、必要不可欠な、他に誇れる行為のはずだ。


日本全国で同じ様な事が行われているのだろうが、このドラマが最終的に前向きで建設的なリストラドラマで終わる事を望みたい。リストラされる人にとってそれは、終着点ではなく新たな旅立ちの出発点でもあるのだから。


ドラマの中でも使われていた言葉だが、新たな可能性を求めるいいチャンスかもしれない。人は一つの可能性だけを持って生まれてきたわけではない。第2の人生・第3の人生に生きがいを見つけた人は沢山いる。その誰もが求めて転職した人ばかりでは無いはずだ。


マイナスに考えるか・プラスに行動するか、そこにこそその人間の真価があるのだろう。


私もこれからもずっと挑戦者であり続けようと、あらためて決意した。

「ギネ」第8話を観て

このドラマには男の私にはその大変さが分からない、産婦人科の様々な問題が提起されている。女性ならではの病気、妊婦ならではの苦しみや難病、どれも私には目新しい問題だが、全国各地にはそれらの問題で悩み苦しんでいる人が数多くいるのだろう。


出産後まもなく死んでしまう赤ちゃん、母体か赤ちゃんかを選択しなければならない病気、子宮摘出により赤ちゃんが埋めなくなってしまう体、どれも女性にとって死ぬほどの苦しみを伴う問題だ。


当然それらに携わった医者も無関係ではいられないだろう。医者個人個人にもそれぞれの信念や哲学がある。また患者との人間関係においても、少なからず感情の触れ合いがあるだろう。その中での苦悩も避けて通れない問題だ。


生まれてまもなく死んでしまうのが分かっていながら、帝王切開を希望する母親の必至な願いには涙が出た。母親ならではの父親には分からない願いなのだろう。


自分の死と引き換えにしても赤ちゃんを産もうとする一代もまた、母親なるが故の思いなのだろう。この二つの事例は担当医においても、同じ様な悩みを抱えさせる。


今回は多くの感動を覚えた。やっとこのドラマの本質に出逢える事が出来たような気がする。本来全編を通してこういう流れにして欲しかった。

「ギネ」第7話を観て

ドラマの流れが医療裁判になってしまった。観る側としては、余り好ましくない展開だ。桧口の明るさもすっかり影を潜めてしまった。スタート時の流れが全く無くなってしまった。


<ホンビル>という耳慣れない言葉で裁判は収束してよかったが、<無過失補償>という言葉には関心が湧いた。医療現場でも大きく変わろうとしている事が分かった。日本の制度にはまだまだ未成熟な部分が多いようだ。政権が替わって様々な変化を目にしているが、そこにもっとスピードを加えて欲しいものだ。


女医三人の<精子>の話は、久々に笑えた。こういう場面をもっと多用して欲しかった。次回は新しい展開になっていくようだが、感動出来るようなものにして欲しいものだ。

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