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「ギネ」第4話を観て

産婦人科といえども、単純に出産できるとは限らない事が良く分かる。五体満足で、それも安産で生まれてくれる事がいかにありがたい事か痛感させられる。当然産婦人科医も相当の力量が要求される。


無事に生まれて当然、何かがあれば医者の責任では辛い職業である。勤務時間も不規則で大変で、収入もそれほど高給ではないのでは、なり手が不足するのも分かるような気がする。今、新政権の中で医療従事者への報酬が見直されようとしているが、早急に改善してもらいたいものだ。


奈智が患者の美和子に全幅の信頼を得ている。普段冷徹で不人気のようだが、患者に対して親身に対応している事が伝わるのだろう。奈智はただ生き方が不器用なだけなのだ。


美和子を助ける事が出来なかった。娘の泣き叫ぶ声を前に、医者にとってこれほど辛い瞬間はないだろう。幾つもの新しい命が芽吹く中、しかし儚く命を落とす者もいる。これが現実なのだろうが、観ているのも辛くなる。


美和子の出棺を見送るスタッフと見送りに立ち会えないでいる奈智。しかし、それでも立ち止まっている訳にはいかない。患者は日々新たに送られてくる。感傷に浸っている事も許されないのだ。


奈智の心の内は誰にも理解できない。彼女は見かけとは違い、相当のダメージを受けている。その繊細な心は壊れかけていた。これから何をキッカケに立ち直っていくのだろうか。

「ギネ」第3話を観て

産婦人科でも教授回診があるとは思わなかった。だがあんなにゾロゾロ回診されては、患者はいい迷惑だろう。患者に何か価値でもあるのだろうか。ただの権威主義にしか思えないが。


玉木の精子の話は笑えた。このドラマはチョットした笑いの部分でも、緊張と緩和のせいで大笑い出来る。笑いの基本だ。こういうシーンがあるので、このドラマをだいぶ柔らかくしている。


今回は奈智の離婚した夫が出てきたが、およそ奈智に相応しくないタイプだ。これからどう展開していくのか分からないが、この部分は余り広げて欲しくないものだ。ドラマが陳腐なものになってしまう。奈智の性格分析だけの為なのだろうが。


商店街での事故現場や奈智への緊急招集があったが、まるでERのドラマだ。毎回同じ様な救急シーンがあるが、医療ドラマの定型なのだろうか。だが<ヌルパラ>は産婦人科でしか使わない単語だろう。私は知らないが。


<高学歴の狂乱分娩>これも耳慣れない単語だ。こういう時だけ産婦人科のドラマなのだなと実感出来る。それにここに出てくる赤ちゃんは、最年少の子役だろう。これが縁で名俳優になるかもしれない。

「アンタッチャブル」第2話を観て

京本政樹をドラマで久しぶりに観るが、昔とほとんど変わらない。もう何歳になるのだろう、独特な雰囲気は何年たっても全く変わらない。彼の役は彼以外には出来ない。出演する作品が限定されてしまうのが残念だが。


遼子の<怨みノート>が毎回出てきそうだが、何だか流行りそうだ。それで感情を抑えられるなら意外といいかもしれない。今回の仲間の役を悪評する記事を目にしたが、もう少しジックリ観てから判断したいものだ。


人気作家の盗作騒動だが、内容には大分無理がある。カルト教団がずっと関わっていくのだろうが、もう少し現実的な展開でないとドラマに入っていけない。当然感動も出来ない。


ドラマを観て行くとき感情移入出来ないと、観ていてつまらない。<こんな事はありえないだろう>という事の連続だと、一歩引いてしまう。それに話をひろげ過ぎて焦点がぼけてしまっている。もう少し一話一話を納得できるように作っていって欲しい。