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ぶたおのブログ

日々学んだことを記録します。

企業法の勉強法を記載します。

 

なお企業法は、論文試験700点のうち100点を占めます。

R2年度試験に向けては187時間、R3年度に向けては152時間、合計で339時間勉強しました。

R2年の本番からR3年の本番にかけて偏差値を4.6伸ばすことができました。

 

 

 

■使用した教材

①論文対策集1冊 CPA

 

■勉強方法

STEP1:①をツリー分解します。

STEP2:ツリーの入り口だけ見て、後ろに続く論点や規範定立といった記述内容を思い浮かべられるように覚えます。

STEP3:条文の目次体系をざっくり覚えます。(設立といえば25条‐103条だな、とか)

STEP4:上記のSTEP2において条文番号もそらんじれる様にします。

STEP5:あとは一定のサイクルで記憶をメンテナンスします。(上記STEPの繰り返し)

 

なお、講義は一切視聴していませんし、答練も解きませんでした。

コツは、すべて正確に覚えるのではなく、キーワード的に覚える事です。


なお以下にツリーのイメージを記載します。

 

 

 

企業法は、システム構成に似ていまして、発動条件、対象イベント、アカウント権限(実行主体)・権限変更、引数、出力(法律効果)、バグ監視プログラムで構成されている、と捉えました。
 

バグ監視プログラムとは、取締役による監督や、監査役、損害賠償責任などのことです。

法律はシステムと違って、よくバグな状態が発生するので、面倒くさい感じの体系になっています。

そんな感じで6グループくらいのモジュールに分解して、覚えました。

 

これだけだと分からないと思うので、一部抜粋して以下に掲載します。

色んなモジュールから、任務懈怠責任に流れてきているのが分かると思います。

 

 

 

成績悪かったのですが、方向性は間違っていなくて、続けていたらよくなっていたのではないかと考えます。

 

■回転に要した時間

以下の通りです(単位は時間)。

直前期(1週間)に18時間を確保しておけば、1周は回せるでしょう。

 

 

 

 

■R2年度のR3年度の違い

R2年も同じようにツリーを作ったのですが、論文対策集をそのまま転記したようなツリーで、

無駄に多かったので作りなおしました。

 

***

 

企業法の勉強法の解説は以上です。

監査論の勉強法を記載します。

 

なお監査論は、論文試験700点のうち100点を占めます。

R2年度試験に向けては145時間、R3年度に向けては52時間、合計で197時間勉強しました。

R2年の本番からR3年の本番にかけて偏差値を3.7伸ばすことができました。

 

 

■使用した教材

①論文対策 講義レジュメ2冊CPA

②答練

③CPA模試

 

■勉強方法

STEP1:②③の設問と解答を見ます。

STEP2:その問われ方から、覚えるべきことを把握します。

STEP3:①のどこに記載があるか確認します。

STEP4:①の該当箇所を暗記ペンで塗りつぶします。(A論点のみ)

STEP5:塗りつぶした箇所を覚えます。

STEP6:あとは一定のサイクルで記憶をメンテナンスします。(上記STEPの繰り返し)

 

なお、講義は一切視聴していませんし、答練も解きませんでした。

コツは、すべて正確に覚えるのではなく、結論とその理由をキーワード的に覚える事です。

 

■回転に要した時間

以下の通りです(単位は時間)。

直前期(1週間)に2冊の最速値の合計である、4+4=8時間+αの時間を確保しておけば、

1周は回せるでしょう。

 

 

■R2年度のR3年度の違い

違いはありません。R3は、STEP6を継続したのみです。

 

***

 

監査論の勉強法の解説は以上です。

財務会計論の勉強法を記載します。

 

なお財務会計論は、論文試験700点のうち200点を占めます。

R2年度試験に向けては256時間、R3年度に向けては267時間、合計で523時間勉強しました。

R2年の本番からR3年の本番にかけて偏差値を9.3伸ばすことができました。

 

 

■使用した教材

①論文対策集(理論テキスト)CPA

②財務会計論テキスト(計算編)5冊(No.3-No.7)CPA

③CPA模試

 

■勉強方法

講義は一切視聴していませんし、答練も解きませんでした。

上記テキスト①②のみを使用して勉強しました。

 

以下の方法で勉強を行い、あとは一定のサイクルで記憶をメンテナンスします。

 

①のうちA、B部分の論証を180個程度覚えます。

コツは、すべて正確に覚えるのではなく、結論とその理由をキーワード的に覚える事です。

なお優先度が章単位で★マークで表されていますので、B部分は★がついている章のみ覚えました。

 

②AB論点の例題を回します。なお、連結、持分法はC論点まで例題を回します。

なお②についてNo1・2を含んでいない理由は、この2冊は論文の重点範囲でない旨がテキスト冒頭に記載されていたためです。

 

③は解いて復習も行いましたが、回転させる余力はありませんでした。

 

■回転に要した時間

以下の通りです(単位は時間)。

直前期(1週間)に5冊の最速値の合計である、4+3+11+6+14+8=46時間+αの時間を確保しておけば、

財務会計論の計算と理論は回せるでしょう。

 

 

■R2年度のR3年度の違い

R2年度は②(つまり計算)をほぼ取り組んでいないので、計算は壊滅でした。

 

なお、私は短答式試験(2019年=R1年12月)の財務会計論は免除でしたので、計算は税理士簿財(2018年=H30年8月)以来、2年ほどほとんど無勉のまま、R2試験(2020年=11月)に突入したことになります。さすがに無理でした。

 

R3年度は反省して②にも取り組みました。結果、本番では最も高い偏差値を残せました。(とはいっても、56程度ですが)

 

■第5問対策

第5問(連結)は、予備校ではタイムテーブルやクイックメソッドを利用して演習するそうです。

私は予備校に通っていなかったこともありますし、そもそもタイムテーブルもクイックメソッドもイマイチだなーと思いながら見ていました。

ので、自分なりに以下の方法で解いていました。

 

問題の下書き用紙を使って以下の表を作り、仕分けを埋めていきます。

頭の中に仕訳は思い浮かぶので、それをタイムテーブルのように埋めていくイメージです。

必ず貸借がバランスするのでミスが発生しにくいです。これを拡張版タイムテーブルとか名付けてました。

例えば、

 

 

という仕訳は以下の青部分に該当します。PLが必要な年だけBSに加えてPLも記載します。

 

 

***

 

財務会計論の勉強法の解説は以上です。

管理会計論の勉強法を記載します。

 

なお管理会計論は、論文試験700点のうち100点を占めます。

R2年度試験に向けては14時間、R3年度に向けては33時間、合計で47時間勉強しました。

R2年の本番からR3年の本番にかけて偏差値を2.4伸ばすことができました。

 

 

■使用した教材

①すっきり分かる簿記1級テキスト×4冊

②CPAテキスト(論文向けの理論テキスト2冊)

 

■使用方法

①を見て、記憶が曖昧な部分はメンテナンスします。(標準原価の第1法と第2法など)

②でABもしくはBAの論証を結論とその理由だけ覚えます。(77個)

 

■回転に要した時間

以下の通りです(単位は時間)。

直前期(1週間)に4時間+5時間を=9時間を確保しておけば、

管理会計論の理論は回せるでしょう。

 

 

上記の合計は21時間です。冒頭で述べた47時間との差分26時間の使い道ですが、

①にかけた時間+②の回転に入る前の1回目の理解の時間+その他

で構成されています。

 

■R2年度のR3年度の違い

R2年度は②を一切取り組んでいないので、理論は壊滅でした。

R3年度は反省して②にも取り組みました。結果、本番では最も高い偏差値を残せました。

(とはいっても、偏差値低いですが)

 

***

 

管理会計論の勉強法の解説は以上です。

管理会計面白いのに、試験勉強は全然できなくて残念でした。

 

成績表が返ってきました。総合偏差値は52.96で合格でした。

 

■予想偏差値と実際偏差値の比較

総論としては、予想の総合偏差値は52.3で、結果が52.96でしたのでそこそこの精度で予測できたかなという印象です。

おそらく前提として、R3年度は12月合格組がいない状況でしたので母集団のレベルが例年に比べてやや低かったのではないかと考えています。(ラッキーでした)

 

 

各科目別にみると、概ね、予想した偏差値と同じ傾向の偏差値となりました。

ただし実際のほうが予想よりも、偏差値の上下がよりシャープに出ているな、という印象です。

ただ上下が相殺し合って、総合偏差値では予実差異が0.66程度になりました。

 

■R2年度とR3年度の比較

 

以下のグラフは、棒グラフが投入時間(H)、折れ線グラフが偏差値を意味します。

青はR2年度、赤はR3年度です。

 

 

総論としては、全体的に、得意・不得意の傾向は昨年と変わらず、全体が底上げされて合格したという形でした。

背景理由としては、母集団のレベルがやや低かったことに加えて、結局、理解度は特に変わらずに、単純に時間を増やしたから点数が上がった。という事かもしれません。

各科目に対する得意・不得意の感覚は1年前から変わっていませんので。

 

2年目は、1年目に比べて勉強時間が減っています。

これは、最初の理解には時間がかかるが、一度理解して仕組みさえ作れば記憶をメンテナンスするだけで成績を伸ばすことができるといことです。

 

忙しい社会人でも、最初は苦労するかもしれませんが、勉強に目途がつけば、メンテナンスで回せるようになるかもしれません。

 

なお別の日記に記載していますが、R2年度試験に向けては22時間/週の勉強、R3年度試験に向けては18時間/週の勉強時間でした。

 

これくらいであれば社会人でもなんとか時間を捻出できるのではないでしょうか。

 

次に科目別の所感を述べます。

 

  • 企業法
    • 短答の時からずっと嫌い。面白いと思う時もあったが、会社法は論理性欠如(答えありき、空気読むみたいなところある)のように見えてしまって、「こんな感情論みたいな理屈で”論理的”とか言ってるんだからしょうもないよなー」なんて思ってしまって毛嫌い。多分、法律家向いてないわ。
    • で勉強して偏差値は上がるものの、効率は良くない。
  • 監査論
    • 内容は好き。頭に入ってきやすいし、結果も割と安定して良い。今までの業務経験や、性格的に相性がいいと思う。
    • CPA松本先生のレジュメが最高。それしか読んでない。
    • R3年度は52時間しか勉強していないが、偏差値57となった。
  • 租税法
    • 内容はわりと好き。
    • R2年は計算演習を一切しないという勉強方針で臨み、357時間もかけたのに偏差値46。
    • R3年は反省し法人税は計算演習を中心に実施。173時間と、そこそこ時間かけたが、結果偏差値は56まで上昇。
    •  
  • 管理会計
    • 内容は好き。というか自身の仕事は管理会計のコンサルだが、ほぼ勉強せず成績も悪いという矛盾。
    • R2年は14時間しか勉強せずに試験に臨み、偏差値は44。
    • R3年は反省。せめて管理会計の理論くらいは覚えようということで理論を77個暗記(AB中心に)。計算はほぼ無勉。33時間かけて、結果偏差値は47まで上昇。理論がセーフティネットになった感じ。
  • 財務会計
    • 内容は好き。
    • R2年は256時間かけて、理論オンリー。計算はほぼ無勉で挑んだら、偏差値47で撃沈。
    • R3年は反省し、理論は範囲を広げずメンテナンスにとどめ、計算を中心に勉強。結果、267時間かけて偏差値56まで上昇。
 
■偏差値1上げるのにかけた時間
 
以下は棒グラフは、R2年からR3年にかけて偏差値を1上げるためにかかった時間です。
折れ線グラフは偏差値です。
科目の得意・不得意を見ています。
その際に、偏差値が低いほど、1上げるのにかかる時間は少なくなるはずなので、偏差値も掲載しています。
 
 
  • 企業法
    • 偏差値1上げるのに33時間もかかっているうえに、偏差値45。根本的に嫌い。生理的に無理。
  • 監査論
    • コスパ良し。
  • 租税法
    • コスパ良し
  • 管理会計論
    • 理論を勉強するのはコスパ良し!理論を77個くらいは覚えてから試験に臨んで本当によかった。
    • 理論大事です。足きりの危機を理論が下支えしてくれます。
  • 財務会計論
    • コスパ悪く見える。
    • しかし実態としては、計算ほぼ無勉の状態から立ち上げたので、コスパは悪くない。
***
 
振り返りは、以上です。
ありがとうございました。

本日21年11/19は公認会計士試験(論文試験)の合格発表でした。


結果は




















合格でした。
頑張りが報われてよかったです。これからも腕を磨き続けます。

成績は後日届きますので、また日記を書きます。

 

合格した日(21日11月19日)の行動を以下に記します。

仕事がやや忙しくて合格発表のことが、あまり気にならなかったのは逆に良かったです。

 

■7:00 出社。いつも通りコンビニでアイスコーヒーを買って着席。

■7:00-9:00:作業

超久々にエクセルVBAで簡易ツールを作る。午後にお客様に説明しないといけないので集中。

こういうのは若手が作ってほしいなー、学んでくれないかなー、でもツール作るの楽しいなー、とか色々と考えながら70%程度完成。

■9:00‐9:30:お客様とMTG

■9:30‐10:03:社内MTG

社内MTG。目の前のMTGに集中していたので、気づいたら10:00過ぎていた。

■10:03

MTG終了。自席でHP確認。番号を発見。何度も見返して、検索もかけて、自分の番号であることを認識。

■10:04

妻にLINEで報告。色々と感謝の念しかない。

この報告時に、なんかどういう感情なのかよく分からないが、やや泣きそうになる。

その後、母に報告、twitterで報告。友人(1名)に報告。

■10:04-13:00:作業

仕事に切り替え集中。ツール完成。データセットも完成。途中で昼飯を調達し、席で食べながら作業。近くのビルで売っている鶏三昧弁当が美味しい。

■13:00-14:30:作業

お客様への提案書を仕掛にしていたので、詰めの作業。

■14:30-15:00:お客様とのMTG。

ツールの説明。無事にOKが出た。

■15:00-15:30:お客様とのMTG。

提案書を説明。特に否定されることもなく、次のアクションを具体化できた。本件は、かなり不安だったので無事に前に進んで本当によかった。ここで一気に緊張が緩和し、疲れが押し寄せる。帰りたい気分となる。

■15:30-16:00:社内MTG

上司と面談。チームの営業方針と自分の果たす役割について意見交換。

■16:00-17:00:お客様とMTG

チームメンバーが頑張ってくれているので本当に助かる。話はいつものように盛り上がり、その場でいくつかコメントをして無事に終了。

■17:00-18:00:作業

いくつかメールの返信と業務報告など雑務をこなす。もう気が抜けていて仕事をする気があまり起きない。

合間合間でトイレや自席を行ったり来たり。

■18:00-19:30:夕飯

とりあえずお祝いという事で、一人でステーキハウスへ。5000円分のステーキを食べて満足する。

お酒を飲めなかったのは不満だったがな・・・。

 

 

■19:30-22:30:作業

会社に戻る。本当は戻りたくなかったが。

昼に説明したツールと提案書を改めて見直して、部分修正しお客様に送付。

他にもたくさんのタスクが残っていたが、力尽きて帰宅。

■22:30-23:30:

電車ではぼーっとしていただけ。

いつも電車で勉強しているので、勉強しない電車が新鮮。しかし、その時間がもったいなく感じた。

早く次のアクションを明確にして。電車の移動時間を有効活用できるようにしたい。

■23:30-25:30

妻とお祝い。コンビニでSVBビール350缶を2缶、ほろよい350缶を1缶、ポテチ(カルビーコンソメパンチ)、クラッツを購入して食べた。

健康診断の結果が良くないので、普段はお酒を飲まないようにしているが久々に解禁。

すごい酔いやすくなっていて衝撃。

■26:00:就寝

 

***

 

書いていて思い出してきたが、やはり自分の今後の電車の時間の使い方や土日の時間の使い方など、アクションを具体化していく必要がある。

 

・本棚の整理

・実務補習で取られる時間の負担感とその形態(通学なのかWEBでいいのか)

・修了考査のノウハウ(どれくらい記憶維持が必要なのか)

・仕事での専門性蓄積の方向性

 ‐インダストリーの知識、自社の知識、など様々

 ‐情報発信(会計領域)、etc…

・次のキャリアの解像度を上げる

 ‐今の会社で頑張るのもよし。

 ‐より専門性を求めるか?

 ‐英語しか使わないような職場に転職するか?、etc…

 

■20日に家族がお祝いしてくれました。本当にありがとう。

 

 

■8月の受験時の受験生の様子。暑い中みんな大変だなと、日陰から眺めていました。

 

 

R02の論文式試験で自己採点をしていたわけですが、それを実際の素点(※)と比べてみて、正しかったのかを振り返ります。

以下の図をご参照ください。赤いほど甘い採点であったことを意味します。

青い列は予備校ボーダーの正確性を表しています。

緑の列は、私の自己採点と、実際の素点を比較しています。

 

※実際の素点は、開示答案を入手していないのでネット上の各受験者が公開している素点と偏差値の関係と、自身の偏差値から推定した数字である。

 

 

判明した事実は、

  • 計算はある程度正確に評価可能。
  • 理論は自己採点が甘く、実際の素点は自己採点の80%強しかなかったという事です。

ですので、R03の自己採点に向けての方策は3つあります。

  • 方策1:R02年度と同じ条件で見積もり80%を乗じる。
  • 方策2:R03年度よりも厳しく見積もる。(以下は租税法理論の例)
    • R02年度は、結論と条文指摘あっていればその設問は満点(5点中5点)としていた。
    • R03年度は、結論と条文指摘あっていても、その設問は4点中5点とする。
  • 方策3:予備校の先生に確認してもらい偏差値を得る。

上記の方策の結果はR03の成績開示後に検証が必要です。

いずれにせよ計算でリードできていれば、成績が理論の不確実性に左右されにくいため、合格発表までの間の期間を割と健やかな気持ちで過ごすことができます。

財務(100点分。特に連結。)、租税(60点分)の計算強化を続ける必要があると思います。

R03年度の各予備校の解答速報&素点ボーダーが出そろいましたので、採点を行いました。

 

 

自己採点では偏差値51.6~52.15に収まる気がします。

偏差値52で合格なのですが、結果的には合否が微妙すぎて予測不能です。

更に以下の条件が重なっており、ますます予測不能です。

  • 補足1:偏差値52合格という条件は、R02年度は51.8以上で合格だった。
  • 補足2:論述はそこそこ書いたが、その評価が相対評価でどうなるのか不明。
  • 補足3:R03年度は12月短答試験がなく5月のみであるが、その母集団レベルへの影響。

1つの淡い期待としては、各予備校の素点ボーダーが700点中310点-323点(44.3%-46.1%)となっていますが、

  • R02年度の偏差値52の素点が311点前後(44.5%)であったこと
  • R02年度は試験が8月から11月まで3か月延長し、母集団レベルが上がっていたこと

を考慮すると、R03年度の素点ボーダーはもう少し下がるような気がしています。

おそらく実際のボーダーは、280点-300点(40.0%-42.9%)ではないでしょうか。

 

11月19日(金)が合格発表となりますので、合格発表と成績開示を待ちます。

 

 

8月20日、21日、22日と公認会計士試験(論文式)がありましたので受験しました。

疲れました。ので、試験終わりにカルビ焼肉350グラム食べました。

 

 

出来はギリギリ合格か不合格か、といった感じです。(今のところ)

偏差値52で合格なのですが、51.8くらいになりそうです。

 

 

次に投入時間です。

 

論文式試験R03を受験するまでに投入した時間は1,822時間でした。

その内訳をR02受験までと、R03受験までに分解すると以下になります。(単位は時間)

 

 

勉強時間は減少の傾向にあります。

R03受験に向けた1週間当たりの勉強時間は18時間/週であり、目標としている20時間を下回ってしまいました。

要因は、①仕事が忙しくなったこと(管理職になった)、②YOUTUBEにハマってしまった(1日2時間見てしまう)。③受験が長期にわたることによるマンネリの3つです。

①は解決困難ですが、②は本当に無駄な時間が多いです。スマホロックアプリを導入し改善しましたので、今後はロックをより強化していきます。③についてはある程度仕方ないと考えています。

 

次は科目別です。時間の構成比率を表すグラフです。

 

 

既習科目である監査論、租税法を圧縮し、経営学を免除し、その浮いたリソースを、課題のあった企業法、無勉の管理会計論、財務会計論に投入し学力を強化しました。

結果としてはいい方策でしたが、上記述べた通り勉強時間の総枠が減っており、結果として回転数が落ちまして、記憶力の維持に悪影響を及ぼしました。勉強時間を今以上に減らさないように無駄な時間を消化しないことが重要です。

 

以下の図は科目別の毎月の勉強時間です。黒い縦棒から右がR03試験に向けた勉強です。

 

 

R03のグラフの特徴を説明します。

■租税法の計算強化

R02年の反省点として、租税法の計算を勉強しなさ過ぎたことがありました(答練を一回も解いてない、など)。

そこで12月に租税法テキスト(全4冊)の計算例題を全部回しました。

以降、テキストの復習サイクルに組み込みました。これは良かったです。

従来はテキストの公式を語呂合わせで覚えておけば計算演習は不要である、という考え方をしていましたが、その考え方は間違っていて、計算問題を解いてみて初めて分かる・記憶に残る計算イメージ(感覚)というものが存在していて、そのイメージを捉えることが重要であるということを学ばせてくれました。

もし今回落ちていたら同じサイクルを維持したいです。

 

■財務会計論の計算強化
R02年の反省点として、財務会計論の計算を勉強しなさ過ぎたことがありました(答練を一回も解いてない、テキストも読んでないなど)。

そこで1月にテキスト(全5冊)の計算例題(A、Bランクのみ、ただし連結はCまで)を全部回しました。

以降、テキストの復習サイクルに組み込みました。これは良かったです。もし今回落ちていたら同じサイクルを維持したいです。

 

■企業法の強化

R02の課題は企業法の偏差値が上がらない事でした。

そこで3月に使用していたテキストを21年向けに変更の上、企業法のツリーマップを刷新しました。

これは、かなり効果的でしたが時間も多くかかりました。もし落ちていたら来年度に向けてはこのツリーマップを活用していきたいです。

今回も結局、答練を一回も解いていないのですが、もし来年も受けるならば答練を活用したいです。

その際には、答練の演習結果をツリーマップに体系的に肉付けができるので、ツリーマップは更なる威力を発揮するような気がします。

 

■管理会計論の強化

R02の課題は管理会計論を無勉で受験したことでした。

そこでR03は理論テキストの理論90個を7月に暗記しました。これは非常に効果的で管理会計の計算問題で崩壊しても、理論が支えてくれるという安定性を得る事ができました。この理論暗記は本番でもその効果を発揮し、計算が崩壊する中でかなりの安定感をもたらしてくれています(結果はふたを開けてみないと分かりませんが)。

もし来年も受けるならば、これは記憶の維持ルーチン(サイクル)の中に、引き続き組み込みたいです。

 

■直前期(8月)の回転

試験は8月20日からの3日間でしたが、14日(土)から夏季休暇が取れたのが大きかったです(9連休)。

そこで試験日までの6日間、毎日9時間勉強して、回転数を増加させ理論の忘却をケアし、帳尻を合わせました。

これがないと理論の吐き出しが絶望的な出来になっていたと感じています。

もし来年受けるならば、同様に夏季休暇が試験直前に取れることは合格の必須条件と考えます。

ただし、実際には財務計算の復習が間に合わず、6月末に演習した後に無勉のまま受験することになってしまいました。

財務計算は特に連結のC論点や、組織再編と連結の絡む部分について長期記憶に定着しておらず、即答できる状態ではなかったので危険でした。結果的には、幸いにも本番の点数に影響はありませんでした。

財務計算(連結、組織再編)については計算テキストを繰り返すことで長期記憶に移行させることが来年に向けたポイントになります。

 

 

ご無沙汰しております。butaoです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近は夏っぽい晴れの日が続いていて私は嬉しいです。

 

 

令和3年(2021年度)の公認会計士試験ですが、CPAの論文式模試(第2回)を7月上旬に受験しました。

結果を報告します。

結果は総合偏差値48.6(C判定)でした。

C判定の場合は合格率50%弱であり、ボーダーラインだそうです。

 

昨年度の論文式に落ちて今回2回目の挑戦となりますが、思ったよりも成績伸びませんでした。

社会人受験生ですので勉強する時間も限られていますが、お盆に勉強できるのでラスパかけます。


 

なお科目別の成績は以下の通り。経営学は昨年免除。
 

 

ざっくり傾向としては、

管理会計と企業法は低位安定。

監査論は、高位安定。

財務会計と租税法は伸びている傾向。

  • 管理会計の対策
    • ここ3年くらい、ほぼ無勉なので、せめて今から理論90個覚えて安定させます。
  • 財務会計の対策
    • 計算はテキスト、理論は論文対策集を繰り返します。
    • 時間あれば模試の復習(連結と組織再編のみ)。
  • 監査論の対策
    • 論文対策集の暗記を繰り返します。
  • 企業法の対策
    • 論文対策集の暗記を繰り返します。
    • あとはLEC直前予想を確認。
  • 租税法の対策
    • 計算は、テキスト繰り返します。理論は理論対策集を通読します。
    • あとは所得税、消費税はメルカリで手に入れた答練を解きます。
    • 模試の復習を行います。
 
以上、近況報告でした。