R02の論文式試験で自己採点をしていたわけですが、それを実際の素点(※)と比べてみて、正しかったのかを振り返ります。
以下の図をご参照ください。赤いほど甘い採点であったことを意味します。
青い列は予備校ボーダーの正確性を表しています。
緑の列は、私の自己採点と、実際の素点を比較しています。
※実際の素点は、開示答案を入手していないのでネット上の各受験者が公開している素点と偏差値の関係と、自身の偏差値から推定した数字である。
判明した事実は、
- 計算はある程度正確に評価可能。
- 理論は自己採点が甘く、実際の素点は自己採点の80%強しかなかったという事です。
ですので、R03の自己採点に向けての方策は3つあります。
- 方策1:R02年度と同じ条件で見積もり80%を乗じる。
- 方策2:R03年度よりも厳しく見積もる。(以下は租税法理論の例)
- R02年度は、結論と条文指摘あっていればその設問は満点(5点中5点)としていた。
- R03年度は、結論と条文指摘あっていても、その設問は4点中5点とする。
- 方策3:予備校の先生に確認してもらい偏差値を得る。
上記の方策の結果はR03の成績開示後に検証が必要です。
いずれにせよ計算でリードできていれば、成績が理論の不確実性に左右されにくいため、合格発表までの間の期間を割と健やかな気持ちで過ごすことができます。
財務(100点分。特に連結。)、租税(60点分)の計算強化を続ける必要があると思います。