【公認会計士受験】財務会計論の勉強法(論文式) | ぶたおのブログ

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日々学んだことを記録します。

財務会計論の勉強法を記載します。

 

なお財務会計論は、論文試験700点のうち200点を占めます。

R2年度試験に向けては256時間、R3年度に向けては267時間、合計で523時間勉強しました。

R2年の本番からR3年の本番にかけて偏差値を9.3伸ばすことができました。

 

 

■使用した教材

①論文対策集(理論テキスト)CPA

②財務会計論テキスト(計算編)5冊(No.3-No.7)CPA

③CPA模試

 

■勉強方法

講義は一切視聴していませんし、答練も解きませんでした。

上記テキスト①②のみを使用して勉強しました。

 

以下の方法で勉強を行い、あとは一定のサイクルで記憶をメンテナンスします。

 

①のうちA、B部分の論証を180個程度覚えます。

コツは、すべて正確に覚えるのではなく、結論とその理由をキーワード的に覚える事です。

なお優先度が章単位で★マークで表されていますので、B部分は★がついている章のみ覚えました。

 

②AB論点の例題を回します。なお、連結、持分法はC論点まで例題を回します。

なお②についてNo1・2を含んでいない理由は、この2冊は論文の重点範囲でない旨がテキスト冒頭に記載されていたためです。

 

③は解いて復習も行いましたが、回転させる余力はありませんでした。

 

■回転に要した時間

以下の通りです(単位は時間)。

直前期(1週間)に5冊の最速値の合計である、4+3+11+6+14+8=46時間+αの時間を確保しておけば、

財務会計論の計算と理論は回せるでしょう。

 

 

■R2年度のR3年度の違い

R2年度は②(つまり計算)をほぼ取り組んでいないので、計算は壊滅でした。

 

なお、私は短答式試験(2019年=R1年12月)の財務会計論は免除でしたので、計算は税理士簿財(2018年=H30年8月)以来、2年ほどほとんど無勉のまま、R2試験(2020年=11月)に突入したことになります。さすがに無理でした。

 

R3年度は反省して②にも取り組みました。結果、本番では最も高い偏差値を残せました。(とはいっても、56程度ですが)

 

■第5問対策

第5問(連結)は、予備校ではタイムテーブルやクイックメソッドを利用して演習するそうです。

私は予備校に通っていなかったこともありますし、そもそもタイムテーブルもクイックメソッドもイマイチだなーと思いながら見ていました。

ので、自分なりに以下の方法で解いていました。

 

問題の下書き用紙を使って以下の表を作り、仕分けを埋めていきます。

頭の中に仕訳は思い浮かぶので、それをタイムテーブルのように埋めていくイメージです。

必ず貸借がバランスするのでミスが発生しにくいです。これを拡張版タイムテーブルとか名付けてました。

例えば、

 

 

という仕訳は以下の青部分に該当します。PLが必要な年だけBSに加えてPLも記載します。

 

 

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財務会計論の勉強法の解説は以上です。