空想dejavu  明鏡ゆらぎのひとりごと- -263ページ目

戦火の虹




『 戦火の虹 』




           明鏡ゆらぎ










部屋の灯りを消して

ストーブの前に座りました




これから点ける煙草が

黒い影になりました






いつもより 存在感があって 少しだけ 見入ってた





赤のぬくもりが 

黒に伝わりますように・・・









テレビのスイッチを入れたら

どこかの国が在りました




そこには戦火に 黙る 

小さな瞳が在りました




あの子の想いが どうか

神様に届きますように・・・・







本当は色々あるのに

毎日が同じに見えていました




その毎日の色々は

同じように感じる程度のモノでした




そんな毎日の たった一つに

一喜一憂なんかして




  色々ある 僕の毎日の その色々達は





  無事に明けては 無事に暮れる



  
  そんな上にあることを忘れていた









あの小さな瞳に 映ってる 毎日達は



次の瞬間 自分が 在るかどうかの


瞬間達が繋がれた 尊い時間








同じ時間に 同じ大地で 同じよう在るのに


同じ時間に 同じ大地で 同じでない場所がある











  灯りの赤が 影な煙草に届く度に



    綺麗な虹がかかり 戦火の時間が



           止まりますように・・・







  僕の毎日に色々が生まれる度に



       あの子の上の戦火が止み



          綺麗な虹がかかりますように・・・




















*********************************




  毎日毎日を辛い しんどいと嘆く中で



  その毎日の ほんの10秒だけでも



  こんな風に悩める自分が どれだけ安全の中にいるのか


  戦火ではなく 平和の下で 「無事悩めている」のかを


  

  想ってもいいと     そう俺は思う。





   感謝 (^人^)

伝説の木 ~YGGDRASILL,otherside Ⅲ~




『 伝説の木 ~YGGDRASILL,otherside Ⅲ~ 』



                     明鏡ゆらぎ




・・・・・Yggdrasill。



万物の根源


世界樹




ビッグバンよりも 遥か以前


無の中で唯一の存在



矛盾を生み出す 母なる木



すべてはそこからはじまったと言われる




有機無機物を問わず 

現存する万物の中


記憶の奥 さらに奥深く


その姿は刻まれている。。。。




すべてはあるはずのない矛盾から生まれた


そして いずれそこにまた還る




完全無欠でない完全体


存在しない物質からなる生命体


無に有を存在させる 矛盾で出来た樹





先ず最初に生まれたのは 


宇宙でも星でも 生命でもない


矛盾が落ちる音


       ・・・『 誕生音 』



そう この世界は音から誕生していた







 ・・・・・Yggdrasill



万物の根源 


無と有にさえ侵されない






行き着く先に聴こえる音は 


破滅の誕生か  誕生の破滅なのか




誰にもわかるはずがない・・・



なぜなら そこではまた


誕生していない


無いモノ


あり得ないモノが

生れ落ちてくるのだから




そう この世界にまだ響いたことのない


真新しい「音」とともに・・・







素直な微笑



『 素直な微笑 』




            明鏡ゆらぎ




ドアを開いて
涙を堪え


一人ぼっちじゃない
ことを感じて


嬉しいような
安らぐような


素直になっていいのか
不安なような






どんな顔をして
いいのか困って


立ち尽くす君を
眺めて想う


どんな言葉でもなく
そっと優しく抱きしめよう







少しだけ ゆっくりと

 記憶を辿って 出逢ったあの時と

 似たような気持ち






溢れる想い
右手に集めて



まだ言葉交わさずに
頭を撫でる




俯いたまま
君が照れ微笑う



素直な微笑み
取り戻す君






何にも言わずに
このままもう少し



流れる時間を
感じていよう



いつか二人で
笑いながら

話す今の時



そんなこと 想いながら・・・







特別



『特別』



            明鏡ゆらぎ










群青の夜明けは


別に特別ではなくて





力強く昇る朝陽は


別に特別ではなくて




たとえば 車でひとり


行き先は 前を走る見知らぬ車任せのドライブが



別に特別ではなくて







そんな特別じゃなく


気づけば ココロを許している



その場に在らずとも


どこかで必ず在ってくれていると想うだけで


ココロが安らぐ…




特別とは


そんな感じであってほしいと思う






「時間場所に関係なく」



心が安らぐのなら





安心にとっての特別とは


        「 」 内がソレなんだろう





眠れぬ夜に花束を



『眠れぬ夜に花束を』




                 明鏡ゆらぎ










夜風のささやきが 


ココロに染み込んでくる時間




なんかすべてを落ち着かせてくれそう・・・


こんな夜を みんなは眠れない夜と言うのかな








バルコニーから見下ろす


空と街の間には


漆黒の世界が浮き沈み




月や星達は雲の上か・・・




時々 風の音に紛れて 車音が聞こえる程度


静かな 静かな時間






この街もがんばっているんだね・・・



そして この時間に ゆっくりと 




ほんとゆっくりと街が 呼吸を整えている





・・・・・・・





少し ほのかな明かりが・・・




重い雲間に・・・・






そっか  月や星達が微笑み始めたのか






空気は澄み 


優しい明かりが降り注ぐ





今日はいつもより星達が近いなぁ。。




雲間で微笑む星達を繋ぎ 


月明かりで包み込み


花束を作ってみた






天空に浮かぶ 儚くも壮大な花束



華やかさはない



なんとも言えない・・・優光の花束






低く 薄く流れる雲の帯をリボンにして


そっと海に置いてみた・・・





漆黒の天空


  月のささやき


    星達の微笑み


       雲のリボン





飽和と欲望  一息つくことも許されない街



止まることなく がんばり続けてる街





そんな君の・・・




眠れぬ夜に 花束を ―