がんばらない、でも諦めない -7ページ目

がんばらない、でも諦めない

主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

伊方原発3号機の再稼働について、愛媛県の中村知事の再稼働同意に注目が集まっていることから、地元愛媛新聞でも西予市産廃焼却炉問題が報道されていないようです。

2015年7月17日の愛媛新聞報道以降の状況を少し報告しておきます。

産廃焼却炉の運転は、1ヶ月に2回程度でほとんど動いていません。
住民は運転時の悪臭を訴えていますが、保健所は臭気を感じられないと言っています。
2015年8月末、行政不服審査の決裁書が愛媛県から届きました。愛媛県は審査請求を棄却
地域住民は愛媛県の審査請求棄却は納得できないので、2015年9月中旬、環境省に再審査請求を提出しました。環境省の判断待ちです。

2015年10月13日、産廃焼却炉設置許可取り消し訴訟の公判。私は仕事で傍聴できないので詳細内容は不明です。
こちらの続きです。

まずは、日本国憲法
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

私の考え「相手の名誉を毀損しない範囲で」

市民メディア宮崎さんが、IWJ記事の削除を要求しています。
また、検証記事を書くのなら一般向け無償公開も要求しています。
判決から一夜明けてIWJへメッセージを
この記事には、岩上さんとのダイレクトメールのスクリーンショットを公開しています。ダイレクトメールは一般に公開しないで話し合うものです。岩上さんの了解を得ていれば問題ないと思うけど。
木星通信さんも
【偽装スラップ】黒木睦子さんの裁判、賠償金72万円の支払を命じる判決
なんか途中で1つのアカウントの個人攻撃のようになってますが。

この件について、2015年8月8日に私のブログに書きました。
グリーンサンド名誉毀損裁判を取材したIWJ記事の削除を求める署名キャンペーンが始まった
これ以降も継続しています。

IWJ記事のタイトルは
【IWJルポルタージュ】宮崎県日向市在住の主婦をめぐる裁判はSLAPPなのか?!
SLAPPなのか?!であって、SLAPPだと断定していません。

興味を引くタイトルにして記事の一部を有料にすることは良くあることです。
例えば、本屋の雑誌の袋とじ部分。本屋で他の部分は立ち読みできるけど、この部分は買わないと読めません。あとはビニール掛けしたマンガ本とか。

読者がお金を払って読む価値があると判断すれば買って読むでしょうし、その価値がないと判断すれば買いません。それだけです。

Kさん近所の土地造成には謎が多すぎます。私は真実を知りたくて追いかけているだけです。

市民メディア宮崎さんのChange.org貴社の記事の削除を求めますの署名者数の推移です。
2015年 7月30日 開始
2015年 8月 5日 100名を突破(やまもといちろうさんのツイートの影響?)
2015年 8月 6日 署名目標を5000人の賛同者が集まるまでに変更
2015年 9月 6日 150名

20150906IWJ記事公開キャンペーン

2015年 9月26日 151名

20150926IWJ記事公開キャンペーン

2015年10月 5日 152名

20151005IWJ記事公開キャンペーン

2015年10月17日 152名

20151017IWJ記事公開キャンペーン

最近は1ヶ月に1人署名です。
今後もこのペースで増えると仮定すれば、目標の5000名まであと4848ヶ月、約400年かかります。

つづく
こちらの続きです。

この裁判について色々書いてきた中で、私のまとめが一番最後になったと思います。

この裁判に名称をつけるとすれば何が適切なのか。
市民メディア宮崎さんは【宮崎・日向ネット名誉毀損事件】としていますが、原告は宮崎県でもなければ日向市でもありません。
そこで【グリーンサンドをめぐる名誉毀損裁判】とさせて頂きました。

判決の詳細は、裁判を直接傍聴し、判決文を読まれた方のレポートを読んで頂きたいと思います。
市民メディア宮崎さん 平成26年(ワ)第86号、第89号損害賠償請求等事件 判決書概要
イワシさん 宮崎地方裁判所延岡支部 10月14日 判決言渡

要点を簡単に書き出すとすれば、以下の点だと私は思います。

①被告は、原告製錬所に対し、27万5000円及び、これに対する平成26年10月2日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。
②被告は、原告S社に対し、25万円(以下同文)を支払え。
③被告は、原告Kに対し、20万円(以下同文)を支払え。
⑧被告は第3者に対し、「原告製錬所が製造するグリーンサンドは有害物である、同グリーンサンドにより健康被害が生じている」という趣旨の内容を文書、口頭又は通信により告知又は流布してはならない。
ホームページおよびブログの原告に対する名誉毀損に該当する部分の削除

被告は判決に納得していないようで、今でもツイッターで発信を続けています。裁判結果に納得できないのであれば、法に基づいて手続きをしてください。手続きを進めないのであれば、判決に従ってください。

今の調子でやっていると、本当に刑事事件になってしまいます。子供さんのためにも、刑事事件だけは避けてください。

この件に関して、支援というと金銭面の事を話す人が多いですが、被告は最初に金銭の支援を断っています。金銭の支援を受け付けていたとしても、私は貧乏人ですから、支援できる余裕はありません。

そこで、裁判でどのように反論したら良いかアドバイスをしてきました。しかし、被告は自分のやり方でやると言って、我々のアドバイスを採用してくれませんでした。これは被告の裁判であって、全ての責任は被告にあります。我々には何もできません。

イワシさんのブログから引用すると
3,摘示事実の真実性及び相当性
④行政機関職員が「グリーンサンドは有害である」と発言した件について。⇒行政機関職員が、上記を(自分のメモが読めず)発言をするとは通常考えられない。
とあります。

裁判官は通常考えられないと判断していますが、そういう事が実際にあるのです。例えば、
①福島第一原発事故対応に注目している方は、説明するまでもなく、行政がどのような酷い対応をしているかはご存知かと思います。
②これも福島第一原発事故関係ですが、福島県鮫川村では環境省が200kg/h以上の焼却炉は生活環境影響評価が必要なのを知っていて、あえて199kg/hの高濃度放射性廃棄物焼却炉を作り試験焼却しました。

ですから、被告のブログやツイッターは真実を訴えていると感じます。

それで、今後どうするかですが、私の最近のブログを見て頂ければわかると思います。
幸いにも裁判官は廃棄物かどうか判断していません。廃棄物かどうか判断するのは宮崎県です。

何処まで真実に迫れるかわかりませんが、あらゆる手段を使って宮崎県から攻めていくことになると思います。

話はそれますが、場外乱闘が始まっています。
【偽装スラップ】黒木睦子さんの裁判、賠償金72万円の支払を命じる判決
判決から一夜明けてIWJへメッセージを
こちらにも時々コメントする事になるかと思います。

つづく