この裁判について色々書いてきた中で、私のまとめが一番最後になったと思います。
この裁判に名称をつけるとすれば何が適切なのか。
市民メディア宮崎さんは【宮崎・日向ネット名誉毀損事件】としていますが、原告は宮崎県でもなければ日向市でもありません。
そこで【グリーンサンドをめぐる名誉毀損裁判】とさせて頂きました。
判決の詳細は、裁判を直接傍聴し、判決文を読まれた方のレポートを読んで頂きたいと思います。
市民メディア宮崎さん 平成26年(ワ)第86号、第89号損害賠償請求等事件 判決書概要
イワシさん 宮崎地方裁判所延岡支部 10月14日 判決言渡
要点を簡単に書き出すとすれば、以下の点だと私は思います。
①被告は、原告製錬所に対し、27万5000円及び、これに対する平成26年10月2日から支払い済みまで年5分の割合による金員を支払え。
②被告は、原告S社に対し、25万円(以下同文)を支払え。
③被告は、原告Kに対し、20万円(以下同文)を支払え。
⑧被告は第3者に対し、「原告製錬所が製造するグリーンサンドは有害物である、同グリーンサンドにより健康被害が生じている」という趣旨の内容を文書、口頭又は通信により告知又は流布してはならない。
ホームページおよびブログの原告に対する名誉毀損に該当する部分の削除
被告は判決に納得していないようで、今でもツイッターで発信を続けています。裁判結果に納得できないのであれば、法に基づいて手続きをしてください。手続きを進めないのであれば、判決に従ってください。
今の調子でやっていると、本当に刑事事件になってしまいます。子供さんのためにも、刑事事件だけは避けてください。
この件に関して、支援というと金銭面の事を話す人が多いですが、被告は最初に金銭の支援を断っています。金銭の支援を受け付けていたとしても、私は貧乏人ですから、支援できる余裕はありません。
そこで、裁判でどのように反論したら良いかアドバイスをしてきました。しかし、被告は自分のやり方でやると言って、我々のアドバイスを採用してくれませんでした。これは被告の裁判であって、全ての責任は被告にあります。我々には何もできません。
イワシさんのブログから引用すると
3,摘示事実の真実性及び相当性
④行政機関職員が「グリーンサンドは有害である」と発言した件について。⇒行政機関職員が、上記を(自分のメモが読めず)発言をするとは通常考えられない。
とあります。
とあります。
裁判官は通常考えられないと判断していますが、そういう事が実際にあるのです。例えば、
①福島第一原発事故対応に注目している方は、説明するまでもなく、行政がどのような酷い対応をしているかはご存知かと思います。
②これも福島第一原発事故関係ですが、福島県鮫川村では環境省が200kg/h以上の焼却炉は生活環境影響評価が必要なのを知っていて、あえて199kg/hの高濃度放射性廃棄物焼却炉を作り試験焼却しました。
ですから、被告のブログやツイッターは真実を訴えていると感じます。
それで、今後どうするかですが、私の最近のブログを見て頂ければわかると思います。
幸いにも裁判官は廃棄物かどうか判断していません。廃棄物かどうか判断するのは宮崎県です。何処まで真実に迫れるかわかりませんが、あらゆる手段を使って宮崎県から攻めていくことになると思います。
話はそれますが、場外乱闘が始まっています。
【偽装スラップ】黒木睦子さんの裁判、賠償金72万円の支払を命じる判決
判決から一夜明けてIWJへメッセージを
こちらにも時々コメントする事になるかと思います。
つづく