本日(自民党香川県連青年局部合同大会)で発表されました青年局・青年部の活動方針案と決議案の骨子を、足達副部長とともに作成させていただきました。
■活動方針(案)
青年局・青年部は、自主自立の旗を掲げ、信じる道を自らの信念に忠実に、臆することなく堂々と主張を展開する。
われわれは、自由民主党の「結党理念」に則り、日本国の隆盛と国民生活の安寧に深く寄与するために、先人より受け継いだ世界に誇れる良き伝統・文化を、そして安定した平和な社会を次の世代へと継承する責務を負う。
しかし民主党政権下において我が国が受けた物質的、精神的なダメージは計り知れない。大震災や原子力災害事故など非常事態における指揮管制形態、デフレ脱却、税と社会保障制度、外交・国防問題、外国人参政権や人権救済機関設置法の推奨など、国家の体を成さざる政権であったことは明白である。日米同盟を希薄にし、中国による尖閣諸島魚釣島への不法上陸や反日運動、韓国による竹島不法占拠、北朝鮮による拉致被害者の救出に対する無作為をみても、国家を解体せしめる勢力としか思えない実態が浮き彫りになったと断じざるを得ない。
しかし国民はこれに耐え、ようやく解散総選挙にこぎ着けた。もちろん自民党に課せられる様々な反省点は、自戒の念として決して忘れてはならないことである。
われわれは、日本人の自尊心や自負心をいま一度呼び起こし、希望を語り勇気づけ、経済を復興させ、その領土領海の内外を問わず、日本人が胸をはって生活できる環境を構築するためにも、今回の衆議院総選挙で単独過半数を獲得し政権奪還を果たし、さらに来年夏の参議院選挙の必勝を期す。
自由民主党香川県連青年局・青年部は、広く国民に政策を唱えるため街頭に立ち、自己研鑚を積み、地域においては日頃から忌憚のない議論を交わせる良い人間関係の構築につとめ、次世代を担う若い人材の発掘と育成活動を一層強化するとともに、政権奪還を期した暁には「戦後レジュームからの脱却」を掲げる安倍総裁を衷心より支持し、真の主権回復を果たす。
■決議(案)
一、われわれは、国民の生命と財産、わが国固有の領土・領海を守りぬき、その主権の及ぶ範囲を開発し繁栄させ、世界に冠たる日本国が古来より尊んできた平和的価値観を前面に押し出し、自主独立国家として国際社会の安寧に寄与する。
一、われわれは、現行憲法における前文、及び9条に規定される「平和主義」により、国防面においてわが国が直面する喫緊の課題を洗い出し、憲法改正に向けて全力を挙げるとともに、国防軍の存在意義を広く国民に問う。
一、われわれは、北朝鮮による拉致被害者の早期救出実現、歴史教育の改善などに全力を挙げて取り組むとともに、わが国を解体せんとする勢力とは徹底的に対峙する。また、政権奪還後の安倍政権には、毅然とした外交対応ができるよう組織を挙げて支援する。
一、われわれは、日本の伝統・文化を次世代へと継承し、国家観を明確に提示した上での強靭な国土形成や、それらが円滑に行われるためのたくましい経済活動、公的支援などについて率先して政策提言を行う。
一、われわれは、日常活動を積極的に展開し、地域経済の発展や雇用の創出、地域防災を担う住民の確保など、若い人材の発掘と育成に努め、愛郷心を起源として国の発展に尽くす。
一、今回の衆議院選挙は、わが国の浮沈をかけた最大の戦いである。またわが党にとっては存亡をかけた戦いである。われわれは、今こそ真正保守政党として結党の原点に立ち返り、総力を挙げて戦いぬき単独過半数を勝ち取り政権奪還を期すとともに、来年夏の参議院選挙に向けた必勝体制を構築する。
平成24年12月2日
自由民主党香川県支部連合会
第27回青年局・第51回青年部合同大会
自民党はこの3年間で、党の綱領や政策をひとつずつ見直し、新しく生まれ変わっています。
それと同時に、県連青年局部の活動方針案・決議案も刷新されました。
旧きを温め新しくを知る、温故知新の精神で青年局部活動に携われます事を大変光栄に存じますとともに、責任政党自民党の一員としてこの活動方針を重く受け止めて参りたいと思います。