大手口-Ohteguchi-(佐賀県唐津市)
唐津バスセンター。唐津市の交通の拠点でありJR唐津駅から徒歩圏内のため多くのバスは駅に乗り入れない。停留所名は地名の大手口となっている。

大手口までの行程はこちら


157.昭和自動車(唐津)
伊万里駅前行
佐賀200か289
大手口→伊万里駅前(1030円)
7時45分8時37分

2分前の唐津東中高行きは学生を満載にして発車していった。続いてやってきた伊万里行きも高校生を数人乗せて発車する。
市内で高校生を降ろしてしまうと市街では佐賀行きと若干異なる経路を走ったようだ。河原町というところで佐賀行きと別れて川を渡らず西へ。道は空いてるし、車内もガラガラだから時間調整をしながら進む。知らなかったけれど伊万里は梨とブドウの産地のようでブドウ畑の中を進む。伊万里市内で何人か乗せるも駅の一つ前の東町というところで唐津からの高校生もろとも全員降りてしまった。伊万里はバスセンターが閉鎖されて駅前に乗り場が集約されたが、駅から遠い降り場で降ろされてしまった。



158.西肥バス(伊万里)
江迎中央経由松浦駅前行
佐賀200か726
伊万里駅前→松浦駅前(800円)
9時24分~10時16分


集まっていたお客さんは皆博多行きに乗って行ってしまった。残った数人だけを乗せてバスは発車する。沿線では松浦鉄道の線路がちらちら見えて併走する。まもなく長崎県松浦市に入り、海が見えてくる。アップダウンを繰り返して江迎へ。坂を下った先に海が見える。そしてしばらくは海沿いを進む。そしてまもなく松浦駅に到着した。





道の駅松浦海のふるさと館で買ったお弁当が今日の昼ごはん。


松浦駅



159.西肥バス(伊万里)
平戸桟橋行
佐賀200か681
松浦駅前→平戸桟橋(790円)
11時10分~11時56分


長崎県だけを走るバスなのに佐賀ナンバーの伊万里営業所のバスがやってきた。
バスはこれも松浦鉄道の線路の横を付かず離れずという感じ。利用は少なく、あっても短距離利用という感じで中距離路線のわりになんだか残念。しかし平戸口桟橋ではどっと10人以上乗ってくる。そこから平戸大橋を渡る。ここから先は九州本島ではなく平戸島だ。平戸口桟橋は切符売り場もある立派なバスターミナルだった。


乗ってきた乗客は中心地の平戸桟橋新町でほとんど降りてしまった。入口におしゃれな石橋がかかった平戸市役所を過ぎるとまもなく平戸桟橋だ。


平戸桟橋-Hirado Pier-(長崎県平戸市)
平戸大橋開通前は平戸口桟橋からここまでは船で横断した。橋で繋がっていない離島への船舶は現在もここを出港する。平戸島内のバスの拠点だ。マイカー時代の今ではどちらかというと観光拠点になっている。(写真を撮り忘れたので生月島への生島バスでも。桟橋バス停は最近建て替えた新しい建物です)


160.西肥バス(平戸)
宮の浦行
佐世保200か329
平戸桟橋→宮の浦(1350円)
12時14分~13時37分


平戸島は広い。北側にある桟橋から南西端の宮の浦まで約90分かかる。市街地で10数人乗せると田平から続く県道を平戸大橋とは反対方向へ進む。
 
 
海に沿って進む山道で最初に現れたのは川内の漁港。蒲鉾が有名で海岸線に沿って蒲鉾店が並ぶ。そしてまた山道になる。次に開けるのは紐差。ここは商業地のようで沿線で唯一見えたスーパーマーケットやガソリンスタンド、ホームセンターなどがあった。この辺で北の生月へ向かう道が別れてここから宮の浦まで大きな交差点はない。

志々伎というバスの車庫があるところを過ぎるとアップダウンが激しく道も狭い悪路が続く。だが対向車線もほとんどなくなった。沿線に続いていた棚田や時々木と木の間から姿を覗かせる海が美しい。
 

宮の浦は坂を下った先の漁港の集落だった。「なにもないよ」って運転手さんに言われてバスを降りる。自分としては意外に大きな集落でびっくり。最初のゴール宮の浦に到着だ!


 
宮の浦-Miyanoura-(長崎県平戸市)


まだまだ続きます。



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久々に更新します。お待たせしました。


さてさて、まずは昨日の書ききれなかったことから。
当初は唐戸でふぐを食すために下関泊にしたのだけれど、朝が早すぎて市場に行くバスがない。てなわけで夜の唐戸市場のからと屋というお店で海峡を眺めながらビールとともにいただきます。2,710円也。

そして唐戸からの帰りのバスが5分以上の早通で20分余計に待たされるハプニングがあるもこんな車に遭遇しました。

ふぐ君ではなくみんくるです。品川や渋谷営業所とかで使われてたなら東京でもお世話になっていたかもな車でした。


では翌朝、ふくふく福岡号の一番便で福岡へ向かいます。

今日からの3日間はサンキューパス北九州版を利用します。高速バスを含めて福岡、熊本、大分、佐賀、長崎県のバスとサンデン交通の山口宇部空港行リムジンバスを除いた路線が乗り放題で8,000円。宇美までの交通手段を含めて甘木観光バスを除いてすべてサンキューパスを利用しました。


前回の旅


ふくふく号を中洲で降りて西鉄の390都市高速・月隈経由の上宇美行きで宇美町へ向かいます。


シートベルトのないバスでちょこっと都市高速を使ってショートカットをするのは西鉄の得意技です。たしか首都高でお台場と大井町などを結ぶ京急バスにはシートベルトがあったはず。←先日所用で利用しましたがありませんでした。
そんなこと考えているうちにバスは桜ヶ丘、ひばりヶ丘両団地をぐるぐる回り、宇美町へ。



上宇美-Kamiumi-(福岡県宇美町)
宇美町から福岡市街へのほとんどのバスはここを発着する。隣にスーパーマーケットがあり、JR宇美駅からも近い。到着したバスはほとんどが宇美営業所へ回送されていく。四王寺坂からのバスは回転場内ではなく路上のバス停から発車するので注意が必要だ。



いまいち影の薄いJR香椎線。



149.西鉄バス二日市(原)
4-1太宰府市役所前行
福岡200か3114
宇美町役場入口→太宰府(390円)
9時09分~9時30分


旧国鉄勝田線をたどり原田橋、勝田と進み、太宰府市に入る。おばあさんが各バス停で乗ってきておばあさんだけで席が埋まるくらいの混雑になる。平地になるとまもなく太宰府だった。西鉄太宰府駅のロータリーに入った。




太宰府天満宮は中国人や韓国人の観光客で大混雑。ここは本当に日本ですか?笑
博多や福岡空港からの西鉄バス路線の開業ももうまく作用しているようです。
ここで就職祈願のお守りでも…


西鉄高速バス「旅人」。空港~太宰府間を500円25分で結ぶ路線でアジア人観光客に大人気です。


150.西鉄バス二日市(原)
1-2西鉄二日市駅行
福岡200か1412
太宰府→JR二日市駅(410円)
10時33分~10時56分

バスは一回台地をのぼってすぐに降りる。その下り坂の途中に原営業所があった。そこから断続的に住宅街が続き、お客さんが乗ってくる。西鉄の踏切を渡って紫駅、そして次がJR二日市駅だった。


151.西鉄バス二日市(甘木)
40甘木営業所行
久留米200か1065
JR二日市→甘木バスセンター(600円)
11時04分~11時42分


このバスは西鉄二日市を経由しないため、JR駅で乗り継がねばならなかった。バスは県道を日田方面に淡々と南下する。集落を過ぎるとところどころ田園風景が広がる。朝倉市に入るとまもなく甘木バスセンターだった。意外にも短距離利用が多い路線だった。



甘木バスセンター-Amagi Bus Center-(福岡県朝倉市)
甘木観光バスの甘木中央はバスセンターの外にあるがすぐ目の前だった。



152.甘木観光
田主丸中央病院行
久留米200か125
甘木中央→田主丸駅前(450円)
12時00分~12時24分

前のバスの続きのような路線。久大線の田主丸駅を目指す。この辺りは米どころで前のバスからの田園風景が続く。筑後川を渡ると久留米市に入る。駅は町外れにあった。



153.西鉄バス久留米(吉井)
25吉木経由西鉄久留米駅行
久留米200か603
田主丸駅前→西鉄久留米駅(640円)
12時28分~13時25分


前のバスの車内から見えた対向車線のJR久留米行きのバスはタッチの差で逃してしまった。途方に暮れていたら反対側から西鉄久留米行きのバスがやってきた。どっち方向にも久留米行きがでているようだ。
このバスは前半は中央分離帯のないような狭い道を進む。沿線は人家も多いから乗降もそれなりにある。そこを抜けると広い幹線道路だ。どんどん乗客が乗ってきて立ち客が出るほどになった。車窓も徐々に都会的になってきて立派な造りの西鉄久留米バスセンターに到着した。



西鉄久留米バスセンター




大栄ラーメン
西鉄駅の近くでランキング上位の店。あっさり豚骨で甘い味。胡桃みたいなの入ってたけど胡桃かな? ご飯を追加したらセット料金にしてくれた。親切!



154.西鉄バス佐賀(佐賀)
40佐賀第二合同庁舎行
佐賀200か754
西鉄久留米駅→片田江(870円)
14時10分~15時22分


食後の長距離便でちょっとウトウト。気がついたら吉野ヶ里町の目達原というとこらだった。ここは西鉄バスの車庫があり、運転手さんが交代する。JR長崎線の線路が近くに見えてきて併走する。神崎市を抜けるとまもなく佐賀市だ。
予定では佐賀駅で唐津行きにジャストタイミングで乗り継ぐのだが、路上看板に誘われてちょっと寄り道してみる。これも何かの縁だと思う。



大隈記念館
佐賀市は大隈重信の出身地。生家の隣には記念館が建てられている。残念ながら生家は修復中で中には入れなかった。



155.佐賀市交通局
佐賀駅バスセンター行
佐賀200か783
片田江→佐賀駅バスセンター(150円)
16時05分~16時14分


片田江からも唐津行きに乗れるけど始発から乗るために佐賀駅へ向かう。車内はそれなりに混み合っていた。




佐賀駅バスセンター-Saga Station Bus Center-(佐賀市)


156.昭和自動車(佐賀)
唐津・大手口バスセンター行
佐賀200か185
佐賀駅バスセンター→大手口(1180円)
16時30分~18時37分

佐賀駅で5、6人乗せるも市内で小学生や高校生が乗ってきて一時は立ち客が出る。併走するJR唐津線は本数が少ないから自分の他におばあさんと中学生が佐賀市内から終点まで利用していた。
バスはJRに沿って走るも一つの道を進むわけではなく何度も曲がりながら道を選ぶ。混んでいたバスは小城市の中心の小城発着所で一気に降りてしまい、バスは空いた。小城はホームと待合所のある立派なバスターミナルだった。
山道を一度のぼってくだると多久駅だ。このあたりで武雄温泉行きの後追いになるがすぐに別れてまた山道をのぼる。下る直前で唐津市に入る。厳木駅から高校生を数人乗せる。この辺りから鉄道と完全併走するようになる。外はそろそろ暗くなってきた。市内から乗ってきた中学生は裁縫をはじめていた…。
唐津線が筑肥線と合流する山本駅が見えるとラストスパート。右手にライトアップされた唐津城。鉄道と別れるといつの間にか大手口に着いていた。アナウンスが流れなかったので2時間の乗車の最後は呆気なかった。


ライトアップされた唐津城。


旅の続き


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前日の旅


2016年2月18日(木)
 

大田バスセンター-Ohda Bus Center-(島根県大田市)

かつて大田市駅前には国鉄バスが乗り入れていた関係で石見交通のハブとして設置されたターミナル。バス営業所や、イワミツアーズの営業所、石見交通営業のコンビニが同居する。
石見交通も一部路線は大田市駅のバス停からも乗ることができる。



134.石見交通(大田)
国道経由済生会江津病院行
島根22き1911
大田バスセンター→江津駅前(1090円)
9時40分~10時58分

 
バスセンターを出たバスは片側2車線の国道を走る。しばらく進むとイオンモールが見えてきてそこで他の客は全員降りてしまった。イオンを過ぎると国道9号線は片側1車線になり、日本海が見えてくる。仁万駅付近では住宅街をぐるりと回り、バックで仁万駅につける。
そこから海沿いを走ったり、海沿いを山陰本線に譲って内陸を走ったりを繰り返す。途中道の駅から乗ってきたおじいちゃん、初めてバスに乗った、と言って整理券が出る場所がわからず他のお客さんに取ってもらう。そんな喜寿を過ぎての初めて記念日に感動。商店がいくつか現れて江の川を渡るとまもなく江津駅だった。




江津の市街は東西に広がっています。

135.石見交通(浜田)
有福温泉経由周布行
島根200か464
江津駅前~浜田駅前(1210円)
12時20分~13時28分


都野津駅まで山陰本線に沿って走るがそこから山をのぼっていく。まず左折して横道に入る。行き違いできないほどだけれど三角形に曲がって復帰する。そこからだんだん道が狭くなっていき、跡市バス停周辺はかなり狭い。
 
 
そして人家が少なくなってきても道が狭い状態が続く。有福の近くでは木造校舎の学校が見えた。これはなかなか素晴らしい。
 
一旦左折して山をのぼり有福温泉バス停に到着。

なんとなく温泉街な感じだけれど、これといった旅館やホテルは見えなかった。バスは交差点で方向転換。こんな道の狭い山奥だけれど広島行きの高速バスの時刻表も貼ってあった。いさりび号の一部が浜田を越えてここまでくるのだ。
有福温泉を過ぎるとあまり狭隘な道は通らなかった。宇野小学校も木造の美しい校舎。
山陰本線が見えるとまもなく9号線を走る。そしてまもなく浜田駅だ。
このバスは浜田営業所のある周布まで行く。旧道経由で、次乗る国道経由のバスより浜田駅を12分早く出て3分しか早く着かない。こちらの方が周布までの景色は楽しそうだけど乗り継げないといけないので浜田駅で乗り継ごう。



136.石見交通(本社)
周布経由石見交通本社行
島根200か157
浜田駅前→益田駅前(1060円)
13時40分~14時58分


エメラルド色の日本海を右手に見ながらひた走る。晴れてよかった。海が綺麗である。周布付近では港を見下ろす国道を経由する。周布を過ぎるとまもなく乗客は自分だけになった。全体的に山陰本線に沿うものの、浜田益田市境では内陸を行く。国道だけれど人家は少なく、海沿いに戻るまで乗客はなかった。

益田市内で何人か乗せ、益田駅の北側に着くが、駅の出口は南側にあるので回り込んで線路を渡る。益田駅では自分を含めて全員が降りてしまった。


益田駅で山口線に乗り換え下関へ。今日は下関に泊まり、明日は宇美から最西端を目指す旅再開です。



広益線の広島行き、乗ってみたい路線のひとつです。


こちらは大阪を9時に出た中国JRバスの浜田道エクスプレス。乗務員の方、7時間の乗務お疲れ様です。


山口線で下関へ向かいます。お隣は鳥取行き特急スーパーまつかぜ14号。デザインが不評とされているキハ187ですが私は好きです。

次回の旅



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