2016年2月22日(月)

 

本渡バスセンター-Hondo Bus Center-(熊本県天草市)

 

171.九州産交バス(天草)
大河内経由教良木行
熊本200あ373
本渡バスセンター→教良木(940円)
7時00分~7時56分


マイクロバスのローザと小型路線車のリエッセが並んでいる。教良木は前者のようだ。
本渡バスセンターから2台一緒に発車する。しばらく走るとかなり狭い道に入る。離合は困難。海辺の道ではハザードを焚いて待っていた本渡バスセンター行きとすれ違う。離合する場所をあらかじめ決めているのだろう。向こうは中型車だけど一人しか乗っていない。


住宅街も、田舎道も、とにかく狭い道を選んで走っているんじゃないかというくらいの経路だ。え、そっちに曲がるの?
最後は森の中の狭い道を一気に下る。小さな車だからあまりスピードを緩めない。下りきった先の集落が教良木だった。


教良木-Kyoragi-(熊本県上天草市)
診療所が隣り合っているバス回転場。学校も近くにある。バス一台分のスペースしかないが、長居する運用はなさそうだ。



172.九州産交バス(天草)
知十経由松島行
熊本200か304
教良木→松島(520円)
8時12分~8時33分


おそらく本渡からやってきたバスはちょっと遅れてやってきたものの無人。さっきのバスで通った狭い県道の続きを走る。一山越えると快速あまくさ号も走る国道に出てそこからはそのまま松島へ。最後まで乗客はいなかった。写真に乗客らしき人が移っているけど、この人はあまくさ号について尋ねている人です。



松島-Matsushima-(熊本県上天草市)
コンビニの駐車場の中にある変わったバスターミナル。コンビニで産交バスの切符の発券も行っている。一番下の写真では上下のあまくさ号が共演している。ドアの位置的に左右逆の方が乗りやすそうだ・・・。



173.九州産交バス(三角)
樋合瀬高経由さんぱーる行
熊本200か132
松島→さんぱーる(410円)
9時43分~10時15分


こ こは天草の上島で本渡バスセンターは下島。この二つが天草諸島の本島といった感じなのだがそこと九州の三角半島の間にも前島、池島、大池島、永浦島という 島があって天草五橋で繋がれている。あまくさ号などは通過するだけだが、そのうち大きな前島、永浦島に寄っていくバスに乗る。


まず最初の橋を渡っ て前島へ。狭い道に入るがすぐに二車線の道になる。バスは集落の先にある二股の分かれ道の股に当たる部分にある回転場で折り返す。そして国道へ戻り3つ橋 を渡って永浦島へ。こちらはセンターラインのない道に入る。行き違いできる広さがあるが、集落の家々に駐車場がないためか路駐が多く、狭く感じる。港町の 雰囲気だが、丘をあがった運動場の隅の駐車場でバックで転回する。そして国道へ戻ると次のさんぱーるまでは2キロ以上バス停はない。ここまで乗降なし。丁 寧に集落を回った割に残念な結果となった。



174.九州産交バス(三角)
登立経由三角病院行
熊本22か2684
さんぱーる→三角産交(430円)
10時15分~10時37分


接続していたかのような三角行に乗り込む。バスは急な坂道で高度をあげて五橋の最後の橋を渡り、すぐに三角に着いてしまった。産交バスの営業所のある三角産交はJR三角駅の向かいだった。




三角産交-Misumi Sanko-(熊本県宇城市)

 

三角産交の営業所は三角駅のすぐ近くだった。あまくさ号ができる前は鉄道と天草の連絡基地だったのかもしれない。

時間があったので早めの昼食を近くの農水産物直売所で購入して営業所の待合室で食べた。魚を丸ごと押し寿司にしたこのしろ寿司と、まくらぎというお菓子だ。



このしろ寿司


まくらぎ

豆と砂糖でできた郷土菓子。食べてみたらおいしかったので再び直売所に戻ってお土産に大量に買い込んでしまった。


175.九州産交バス(三角)
松橋産交行
熊本22か2571
三角産交→松橋産交(930円)
11時50分~12時58分


三角支所で数人乗せ、バスはすぐに小道に入る。なかなか狭い道、すごい。オレンジ畑の中の手場というところと大口というところでは小道に少し入って回転場を使って出る。運転手さんがいうにはこの路線一番の狭隘路は崖崩れのため迂回になってしまっているという。これは残念。松合で我慢してね、って言われたけれ どその松合、古い街並みは美しいし、道も狭くて楽しい区間だった。なお、迂回区間はバイパスを経由したため、何度も時間調整をしながらの行程となった。

この辺りが松合かな。

 

 

松橋産交-Matsubase Sanko-(熊本県宇城市)

 



176.九州産交バス(八代)
八代市役所行
熊本200か986
松橋産交→八代駅前(790円)
13時01分~13時47分


松橋産交をゆっくり眺めてみようと思ったけれど八代市役所行きがちょうど発車するところだったので飛び乗ってしまった(上の写真は後で電車で戻り撮影)。幹線道路を淡々と走る。この先の乗継を調べてみたけれど、水俣方面へ向かうと日が暮れてしまいそうだ。今日は八代までになりそうだ。

調べ終わってうとうとしていたら八代の市街地だった。今日は熊本交通センターからサンライズ号で帰るから鹿児島本線に乗り換えられる八代駅で下車した。

 

帰りに松橋産交撮影ついでに砥用まで行ってきたのでその写真だけでも別記事にします。

 

 

 

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2016年2月21日(日)

早岐から西海橋方面へのバスは平日3本(画像の休日ダイヤに加えて夕方の1本)、土休日は朝の2本しかない。今日は日曜だから午前7時25分の最終バスで西海橋まで向かおう。

 

目次

 

早岐まで

 

 

 

164.西肥バス(東部)
西海橋コラソンホテル行
佐世保22か1198
早岐駅前→西海橋東口(570円)
7時25分〜7時49分


一人しか乗せずにやってきたバスは入れ替わり客が降りて自分だけになる。重尾というすぐ近くのバス停が始発のはずだ。
早岐田子の浦を過ぎたあたりで中学生など10人くらい乗せる。平日ならもっと混むのかもしれない。バスは川に沿って進む。中学前でほとんどの中学生を降ろすと海の見える丘を進む。朝日が眩しい。


西海橋東口では自分と高校生くらいのお客さん二人と全員が降りた。近くに運動公園があるようなので部活の練習だろう。

(なお西海橋へは早岐よりも佐世保駅方面からの方が多数運行されている。日曜ダイヤで佐世保駅方面からの初発が遅いため、早岐からの便を利用することにした)

 

西海橋東口-Saikai Bridge East-(長崎県佐世保市)

佐世保市から西海市へ乗り継ぐ場合、西海橋の佐世保市側の東口か、西海市側の西口で乗継となる。西肥バスは西海橋を渡らないコラソンホテル行がほとんどなので、多くの場合はここ東口での乗換だ。連絡はしていないものの極端に本数が少ないわけではないので乗継は容易だ。

西海橋-Saikai Bridge-(長崎県佐世保市西海市境)
1955年竣工。当時世界3番目のアーチ橋として完成した。

周辺は西海橋公園となっており、袂から美しい橋梁を眺めることができる。

もともと西海橋は有料道路として設計されているので歩道はない。また路肩にも十分な広さがないので徒歩横断は危険だ。一方、隣の新西海橋には道路の下に遊歩道が設置されている。一部地面がガラス張りで下が見えるようになっていて運が良ければ渦潮を見ることができるそうだ。

朝早く到着したのですべて独り占めすることができた。圧倒的な存在を前にして一人というのは少し心細かったけれど、、、


新西海橋

2006年竣工。

165.さいかい交通
樫の浦行
佐世保200か227
西海橋東口→板の浦(860円)
8時34分〜9時57分


大串行きというバスで行くとまっすぐ長崎市内へ抜けられるがせっかくなので西彼半島の西を行こう。運転手さんにそのことを伝えると「でもこのバスだとかなり 遠かとよ」と言う。だがこのバスなかなか面白い路線だった。バスはいちいち小道に入って漁師町に寄る。横瀬桟橋や面高といったところでは狭隘路の先に回転 場があって方向転換して折り返す。


そこからもいくつかの狭隘路を経由してさいかい交通の本社がある板の浦に到着した。

 

 


板の浦-Itanoura-(長崎県西海市)

166.さいかい交通
桜の里バスターミナル行
佐世保200か372
板の浦→桜の里バスターミナル(660円)
10時00分〜10時50分


前のバスに接続していたようですぐに出庫して発車する。さっきのバスの終点の樫の浦は西海市役所の最寄りで市の中心部のようでたくさんの乗車がある。ここからは乗客はほとんど増えていく一方だった。
道はアップダウンを繰り返しながら時折海が見えたり高い橋を渡る。そして最後の方に一箇所だけ狭い道を通って集落を寄った。


しばらく進むと丘の上に白い建物が見えてきた。長崎バスの営業を併設する桜の里バスターミナルに到着だ。



桜の里バスターミナル-Sakuranosato Bus Terminal-(長崎県長崎市)


167.長崎自動車(時津)
琴海ニュータウン経由長崎新地バスターミナル行
長崎22か2900
桜の里バスターミナル→長崎駅前(610円)
10時57分〜12時02(10)分


前のバスに接続した長崎新地ターミナル行きもあったが接続を待たずに行ってしまっていた。すぐ後にやって来たこのバスに乗ったのは自分の他は一人だけ。3分後のバスにも違う経由地の長崎新地ターミナル行きがあるからそれの方が市内へは早く着くのかもしれない。
このバス、海沿いも進むが西海(にしうみ)というところから一度琴海ニュータウンに寄り道する。琴海ニュータウンは丘の上にある新興住宅地で、住宅街を進んだ先の行き止まりにバスの回転場があった。そこで折り返してバスは西海まで戻る。


道が広くなってきて長崎市内に入ったがそこから渋滞気味。次のバスとの乗り継ぎ時間が短いから心配になる。


バスは前を走る短距離線を追い抜きながら進むようになり、長崎市電が見えてくるころにはそこそこ遅れを取り戻していた。約8分の遅れで長崎駅に到着した。


長崎駅県営バスターミナル-Nagasaki Prefectural Bus Terminal-(長崎県長崎市)



168.長崎県央バス(諫早)
諫早・東厚生町行
長崎22か2593
長崎駅前東口→諫早駅前(830円)
12時17分〜13時22分


長崎観光の暇もなく、県営バスの子会社、県央バスで諫早へ向かう。自治体経営のバスに子会社があるなんて驚きだ。諫早行きは高速便は多いけれど一般道経由は 本数が少ない。バスはトップドアの補助席付きで長距離利用にも対応しているが、市内では少し乗り降りが大変そうだ。バスは主にバイパスを走る。長崎と諫早 の中間くらいから混み始め、そこそこといったところで諫早駅県営バスターミナルに到着した。



諫早駅県営バスターミナル-Isahaya Prefectural Bus Terminal-(長崎県諫早市)



169.島原鉄道
小浜経由大屋行
長崎200か276
諫早駅前→口之津(1600円)
14時10分〜15時47分


立派な県営バスターミナルから発車する。幹線道路を淡々と走り、途中までは島原鉄道の鉄道線と並走する。途中からは鉄道が島原半島の東海岸を走るのに対して西海岸を南下する。途中からずっと海沿いだから景色は美しい。
温泉街の小浜は駅舎のあるバス乗り場になっていた。10人くらい地元の人を乗せる。そしていくつものトンネルを抜け海沿いを口之津へ抜けるころには乗客は3人ほどになっていた。



口之津-Kuchinotsu-(長崎県南島原市)
フェリー乗り場とバスの車庫が向かい合っている。フェリー乗船券発券所は津軽の大間フェリーに比べて簡素な造りだが、バスの切符も発券するなどバスセンターも兼ねている。
実はさっきのバスに忘れ物をしてしまったのだけれどバスが大屋から回送されて戻ってきてくれたので取り戻すことができた。島鉄に感謝。



170.島鉄フェリー
鬼池港行
フェリー天草Ⅰ
口之津港→鬼池港(360円)
16時15分〜16時45分


バスで降りた人は少なかったけど車をたくさん詰め込んで出航する。見たところ満車である。30分という短い航海。最初のうちはみんな外の椅子に腰掛けて景色を見ていたけど、寒いので飽きると全員中に入ってしまった。
ちょうど真ん中の地点で島原行きとすれ違う。日も傾き寒くなってきたところで天草の鬼池港が近づいてきた。
みんな着岸前から車へ戻ってしまったので3人だけの徒歩客と一緒に甲板に出て船を降りた。



170.九州産交バス(天草)
本渡バスセンター行
熊本200か424
鬼池港→本渡バスセンター(550円)
17時15分〜17時41分


ちょっと遅れて折り返しの鬼池港行きがやってくる。一人だけ降ろして自分を一人だけ乗せて発車する。フェリーからはそれなりに接続しているが、これは寂しい。
鬼池を出ると小さな車体を活かして小道に入る。なかなかおもしろかったが残念ながら誰も乗ってこなかった。


そこからは本渡までほとんど広い道を走る。天草にこんな広い道があるなんて正直意外だった。バスは市の中心地の本渡バスセンターに到着した。


サンキューパスは今日まで。明日、最後の1日はわくわく1dayパスという券を利用します。

 

 

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管理人多忙につき、古い旅行の記事更新が遅れて申し訳ございません。しばらくの貯金を作るべく、数日かけて書き溜めたいと思います。

2016年2月20日(土)


宮の浦からは南を目指します。

目次

宮の浦まで。


161.西肥バス(平戸)
平戸桟橋行
佐世保200か329
宮の浦→平戸桟橋(1350円)
14時13分~15時36分

さてさて運転手さん曰く、ほとんど誰も乗ってこないのでちょっとお話ししつつ平戸桟橋へ戻ります。本州出身の運転手さん、大都会からやってきて数十年、平戸の交通を支えているのだ。

 
ここで待ち時間を利用してオランダ商館を見学。本当は漁協でヒラメの刺身とか食べたかったけど時間が悪くて閉まってた。残念。


162.西肥バス(平戸)
(半急行)佐世保駅前バスセンター行
佐世保200か532
平戸桟橋→佐世保市役所前(1300円)
16時30分~18時01分


途中の吉井まで各駅停車、そこから佐世保まで急行なので半分急行、、というわけで半急行。ここでも乗せる客は平戸新町と平戸口桟橋が多いが田平の地区でほとんど降りてしまう。貸切車だけれど短距離利用も多くてドアが足りないから大変そう。
途中の江迎バスセンターは駅舎付きのバスセンター、、のはずだったけど、バスセンター前の交差点で交通事故があってそっちに気を取られてしまい、写真は撮れませんでした。衝突横転事故、結構ヤバい。みなさんもスピードの出しすぎには気をつけましょう。。。
で、あまり街は途切れることなく今度は吉井の町へ。ここは路上のバス停。ここから急行運転になる。運転手さんも乗って来るお客さんに「佐世保バスセンター行き急行です」って言うようになっていた。
佐々バスセンターは駅前のロータリーだけど、バスセンターの端っこに駅舎が遠慮がちにあるって感じだ。
佐々町を過ぎると広いバイパスを走る。その辺りからやっぱり佐世保バーガー食べたいなぁ、と思ってサーチ開始。で、いい店見つけて降車地変更。駅まで行かずに市役所で下車を決めた。
佐世保は久々に大きな町。いつの間にか席はほとんど埋まっていた。



ミッサロのハンバーガー。これは美味しい。
店内に並べられたマンガも他のお客さんには大盛況みたいだった。



163.佐世保市交通局(矢峰)
藤原橋経由下の原橋行
佐世保200か464
佐世保市役所前→早岐駅前(480円)
18時27分~19時06分


佐世保駅で乗り換えるつもりだったけれど乗ったバスがちょうど早岐も通るというので早岐まで乗る。しばらくは広い道を走るがジャンクション構造の道を左折すると単線のJR佐世保線と並ぶ。それが遠ざかると高速の大塔インター、さらには田子の浦というところでは海が見える。JRの車庫が見えてくるとまもなく早岐駅だった。駅にはバスロータリーはなく、路上の停留所だった。

明日の乗り場と駅からのアプローチを確認して対向の西肥バスで宿泊地の佐世保駅へ戻った。


早岐~


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