Center of Universe~ガリバー世界一周旅行記(笑)~ -2ページ目

全然やさしくなれねぇ

前回空振ったラパスにウユニ塩湖のツアーを終え夜行バスで向かう。

おしりが何回も浮くくらいの悪路、バスがぼろくて振動で窓が開いてみたりして、とりあえず寒かった。



ボリビアはどうかというと、ペルーよりかなりの田舎。

インディヘナと呼ばれる昔ながらの人たちがむちゃ多い。




首都ラパスはそこそこの都会なんだが。

秩序があまりない。

交通ルールはあってないようなもの。

計算とか、おつりの計算はこっちがちょっと変則的な出し方をすると対応できない。

16円の買い物をして、21円出すと5円のお釣りになるってあの計算をできるやつが少ない笑



コピーソフト、CD、DVDがあたかも正規品であるかのように、路上で平気で売られている。

しかも安い!

パソコンソフトのフォトショップが9ボリビアーノ(135円くらい)で売られている。

なんて恵まれた環境いや酷い環境なんだ。

てかこの国におそらく正規品はないんだと思う。

第一正規品を扱う店が見当たらない笑


とりあえずそんなファッキンな国だ!


そんでもって、ウユニ塩湖のツアードライバーに代表されるバカが多い!

けど物価が安くて、屋台が面白いってのはポイント高いよ!

しかも、朝昼晩と出ている屋台の種類が変わるという芸の細かさ笑


治安面もラパスは首絞め強盗とかスリがやっぱり多いみたい。

ラパスのバスターミナルで荷物いかれた人とか、エルアルトって通称どろぼう市ですられたって人にイースターと島で出会った。


ターミナルで3、4人分くらいの荷物を一人が見てて、他の人がトイレ行って留守番しているときに、犯行グループの一人が話かけて注意をそらしている隙に貴重品とかが入ってる小さいバッグを持って行かれたそうだ。

泥棒市は混んでて、いつの間にかポケットに入れてたデジカメをいかれたそうだ。

まぁ注意してたら全然防げることだと思うけどね。。

おれもそのターミナルで荷物見て留守番してたし、泥棒市にも行ったけどまったく余裕だった。

おれ運がいいのかな?

いやそんなことはない。

ついてないことも多い。

まぁ可もなく不可もなく、いたって普通の人間なんだおれなんか。

いやどっちかって言うとむしろついてないほうに入ると思う。

運事態もないし、引きも悪いし、タイミングを逃すことも多々ある。

まぁ運も実力の内っていうしな。。。

仕方ない。。



そんな運のないおれはトラブルがあったりもして、ラパスでは飛行機のフライト待ちで意味なく4日くらい無駄に過ごすことになった。

いや正確には無駄ではなかった。

すごい重要な意味を持っていた、かなり傲慢になっていたおれにとっては。

それに気づき軌道修正できた。

すぐに道をそれて、脇道に行っちゃうから。。

後で何かを履き違えていたって気づく。

そのせいで周りに迷惑かけていた、すいません。

日本食のレストランでバガボンドを読んで我にかえった。

漫画かよ!って突っ込みはやめて笑

漫画は立派なバイブルであり、日本の誇るべき文化だ!



あとラパスで日本の縁日のような祭りに偶然でくわした。

食べ物の屋台が出ていたり、とりあえずむっちゃ数があって、その密度もはんぱなかった!

そんでもって店の並びが意味不明!

まったく同じ食べ物の屋台が10店舗くらいにずらっと並んでるんやもん。

違いをしいてあげろと言われると、やっているおばちゃんが違うくらいだろうか笑

だってその人らが着ている服さえも同じ割烹着のようなものでお揃いやし笑

いやーけどおもろかった!

街のそこらへんに簡易メリーゴーランドや簡易観覧車があって、まぁあくまで簡易なんで笑

なんの祭りだったのだろうか?



とりあえず南米はいたるところで祭りだった。

こっちは南半球で日本と逆の夏やからってのもあるやろうし。

あと変な拾いものをして、そのお陰で暇がつぶれた。

ラパスでは航空会社のトラブルのためにラン工航空って南米の会社に日課のように通ってた。

そこである日、東洋人がおれの後から入ってきて、おれをしばらく見つめて、近づいてきて「日本の人ですか?」って英語で聞かれたので、「はい」とだけ答えた。


んでそんときはそれで、戻って言ったんだけど、また来て、自分はトラぶってるんだって説明してきた。

まぁトラぶってる時はわらにもすがりたい気持ちはよくわかる。

なんか、その日の朝空港に行ったらクレジットカードが気づかない内にスキミングにあってて限度額を超えていて、飛行機のチケットを決済できなくて乗りそこねたと言う。

だから金もないんだけど、チケットを買いたくて今調べているところで、韓国に戻るブラジルのサンパウロからの便もそのせいで逃してしまって、旅行会社からの連絡待ちと、金の送金待ちをしているのだってさ。

なんか変なの巻き込まれそうな予感を感じながら暇だし付き合ってると、荷物はおれに預けてどっか行っちゃうし、しまいには場合によっては金かしてとまで匂わせてくる笑

しかもこれがまた金のかかるやつで笑

韓国の良い家庭育ちぽくて、おれが愛用している屋台なんかじゃダメぽかった。

化学調味量は家じゃ使わないとか、航空会社で席聞くときも「それはファーストクラス?」って聞いてたし、とりあえずかなりの上流階級ぽかった。


そのくせ、今日から宿ないからどっか安い宿知ってる?と聞かれたので今のとこはシングルで35ボリビアーノ(8ドルくらい)だって言うと、ちょう驚いて。

そいつが今日まで泊まってたとこは35ドルだって。

けど宿がないし、そこに連れて行ってといわれたので、多分レベルの違いにそいつ凹みそうなんで気が引けたが、一応おれの宿に連れてきて、そいつとツインをシェアすることになった。

予想通り一瞬顔色が曇ったのがおもしろかった笑

それからそいつと2日行動をともにした。

2日後、別の韓国人にそいつのおもりをなすりつけた笑

なんか街をおれが少し案内したり、ちょっとした観光地に連れて行ったり。

そんときに乗り合いバスとか使うのってやっぱ嫌がるかな?とかいろいろ気ぃ使ったし。。。



けど一番めんどくらかったのはメシ!

屋台は100パーセントダメだろうから、ちょっとよさげな外国人旅行者が行くところや、現地の富裕層が行くようなカフェに連れて行ったために、おれのエンゲル係数が跳ね上がった笑

コーヒーは一日何杯も飲むって遠回しに、カフェを催促してきて、連れていくと、コーヒーにはうるさいからって、満足しない。。

まぁまずいコーヒーであることはおれも同感だった。

どんな舌したらあんなコーヒー出せるのかわからん。

カツ丼が好きやからっていうから、日本食レストランに連れて行ったり。

朝飯は、サンドイッチとコーヒーの店に連れて行ったし。


そのくせなんかいろいろこき使われるしさ。。。

せめてもの罪ほろぼしだこれも。

おれにやさしくしてくれた人のように、おれもようやく少しは返すことができたかな。

まぁ心の底では、韓国に行ったときには何かでかい見返りを期待していたりするのだが笑

アグアスカリエンテス

南米って温泉が多い!

3回はいった。


一回目はその名の通りの村、アグアスカリエンテス(スペイン語で温泉って意味)

マチュピチュのそばの村。

温泉てか温水プールみたいな感じ。

外人がちょう騒いでておもろかった。

Photo!って一緒になって叫んでたけど、ぬるくてさぶかった。



二回目は、まるでテーマパークかでっかいプールのようにきれいな施設。

24時間営業、が野外、そこでオールした笑

けどやはりちょっとぬるい。

外人には熱い温泉の良さがわからんのか!



三回目はウユニ塩湖ツアーの早朝。

温泉に行くとは前日に聞いてたし、期待していた。

がはじめについたところは、湯気が噴き出しているだけの間欠泉!!

はぁ外人はこれを温泉というのかとガッカリしていたら、次はちゃんと正真正銘のジャパニーズ温泉についた。

マジ感激!

温度も完ぺき、風情もあった。

早朝やって、しかもちょう寒かってんその時!

運よくちょうど朝日がみれた、チリフラミンゴも同時に。

温泉の湯気と、朝日に照らされるチリフラミンゴのシルエット。

絶景!

日本帰ったら温泉やー!!!!!

地球上の塩の総量って不変なの?

すべての物質について同様なのかな?

塩といってしまうと正確には間違ってるかもしれんが。

金の場合やと25メートルプール二杯分とかやったような。。


ウユニ塩湖ってあいのりで有名になったんやっけ?

雨期には塩湖に水が張ってまるで鏡のようになるのだ。

太陽が二個になったり、夜には星が地面にも現れたように見えるみたいだ。


塩湖のまわりはすごい道が悪いし、基本1日のツアーか、1泊、2泊、3泊ってツアーに申し込むのが普通。

おれは3泊の塩湖プラス、赤い湖や、緑の湖や、チリの国境や、フラミンゴを見に行くツアーに申し込んだ。


塩でできたホテルがある。

壁とか棚とか。

舐めると当たり前だがしょっぱい笑

はじめは塩湖の上に建つホテルに泊まりたかったんだけど、人が少なくて閉鎖中。。

ここに泊まると塩湖の上にあるから、夜星空が地面に映るのが見れたんだけど、断念。


しゃーなしちょっとお金出して、塩湖のほとりにあるちょっと高級なホテルに泊まった。

そっから塩湖まで歩いて夕日を見に行ったり、てかそのホテル自体が旅始まって以来のきれいさで、ゆっくりできて良かった!

Hotel luna salada!

おすすめです!



まぁ塩湖はどうだったかと言われると、まぁまぁかな。

かなりその日のコンディションによって左右されるところもあるし、ここの場合はおれ自身が期待をかけすぎていて逆にそのギャップがって感じやったわ。

けど鏡みたいな様はすごい絵になるし、塩の結晶はほんまきれいで自然の神秘を感じさせてくれた。

行って損はないと思う。

ただ、そこに行くまでの道のりは、すげぇ悪路で何回かおしりが浮くくらいの荒れたホコリっぽい道、標高もかなり高く高山病の恐怖と戦いながら、まぁ結構過酷やからその辺覚悟して行くように!

あとは運次第。

いいツアーガイドに当たるかですべてが決まる!


おれたちのランドクルザーのドライバー兼ガイドは真正のバカ!

おれはそいつの後ろの席に座ってたんだけど、何回そいつの頭引っぱたいてやろうかと思ったか笑



まず登場の仕方が今思うとバカな彼らしかった。

1泊目は例の塩ホテルに泊まってて、昼の12時彼が迎えに来た。

12時ころにそろそろ来るかなって、部屋を出て、廊下からホテルの受付がある入り口の方をみると、彼がいてちょうオーバーリアクションでおれを呼んでいた。

おっけい!今行く!とおれは手を挙げて合図したが、彼の頭はこれさえも理解できなかったのか。

ホテルの中を通って呼びにきたらいいのに、何故か外を通って窓のそとからおれを再び呼んでいる。

いや、わかってるから!

てか窓の外からじゃなく中入って呼びにこようよ。。。

彼は運転中によくよそ見をする。

現地民のかわいいインディヘナがいると通り過ぎるときに目で追い首をおれの方までひねりやがる。

かわいいインディヘナって言ったが、それは間違いで全然かわいくないの笑

みんな同じ顔に見えるわ。

あいつのセンスはどうなってるねん!

ツアーの最終日に、街に戻るおれ達の車に、インディヘナの母子が相乗りしてきた。

一応おれ達のチャーター車なので許可をとってきたし、おれ達もことわるわけにも行かず結局そいつらは乗ってきた。

けどその母子も常識がなくおれ達に、礼の一つもなければ、おれ達が観光してたら早く出発しろとアホドライバーに催促している。

厚かましすぎるぞ!!

ほんまアホばっかやで。



だが彼のアホさ加減に勝るやつはいない。

そんなアホ母子にいいとこを見せようとしているのか、明らかに今までよりもスピードが上がった!

いやいや、ここかなりの悪路なんですけど!

おれ達は完全にカヤの外笑

前で三人で盛り上がっている。

前の車を抜いては、どうだって顔をアホ母子に向けるアホの彼。

いやいや、なんべんも言いますが一応これはおれ達のチャーター車ですよ。


またあると時は、対向車がもうもうと土煙を上げながら走ってきているのに何故か彼は何を思ったのか、窓を全開にしやがった!

車内には当然ホコリが。

次に対向車がきたときはみんな一斉に、閉めろと注意したのは言うまでもない。

おれなんかシート蹴り飛ばしてやろうかと思ったし笑

極めつけはかれの常識のなさ。

ツアーで列車の墓場と呼ばれる、廃線になった線路と列車がある場所にいく。

が、何故かここにはハエが尋常じゃないくらいいる。

ほんと半端ないあの数は。

水もエサとなるようなものもなさようやのに、ハエだけがむちゃくちゃいる。

車の中にもいっぱい紛れてきて、結局そのハエ達と2日くらいずっと一緒にドライブだよ。。。

そんな場所で彼は何を思ったのか、風呂敷を敷いてランチの準備を始めたのだ。。。

おいおい!

まてまてまてぃ!

そこでメシなんて広げた日にはどうなるか誰だって予想できるだろう。

だが彼にはそんな想像力が乏しかったのか、おれ達が指摘するまでそのことに気づかなかったのだ。

あそこまでアホになれたら、人生はむちゃくちゃ楽だろうね。

おれも見習おっと笑

車輪よ、あれがラパスの灯だ!

ひょんなことから、アメリカ大陸を上から下に車で縦断中のブラジル人親子の車に同情で同乗させてもらい(笑)ペルーとボリビア間の国境を超えた。



けどその車は二国間にある2つの国境の内、ちょっと面倒くさいと評判な国境の方を通っちゃってさ笑

警察官が荷物検査と称して、金目のものをくすねるとか、所持金を見せろっていって幾らかぱくったりすると聞いていた。


実際、警察官に車が止められブラジル人はなんもなかったのに、日本人だけ下されて荷物見せろ、財布見せろって言われた。

注意はしてたし、なんも被害はなかったのだが。

けどブラジル人はマジで南米では幅利かせてびっくりした。



国境のイミグレ職員はやっぱ腐ってて、遠回しにワイロを要求してきたが、何言ってるのかわからないフリをして難無きをえた。


そんなかんだで、初めて個人的に国境を越えた。

んでボリビアに入ったととたんに、大粒のひょうが降ってきた!

車のフロントガラスを割らんとする勢いで、ボディは凹むんじゃってくらいにボコボコ音をたてている。

おもろかった。


車はラパスの街に近づいていく。

けど、どうやらラパスには寄らないみたいな空気を感じる。

約束が違うぞ。


いや英語力がない為に聞き間違えたのか、主張し間違えたのか、弱かったのか。


人に道を聞いてるが、彼の口からラパスという言葉は出てこない、というかラパスより遠いオルーロって街の名前しか発されていない。






ラパスの街は世界で何本かの指に入る夜景だ。

すり鉢状をした街で、その底の部分に高層ビルなどがあり、すり鉢の斜面やその外には貧しい家々が並んでいる。

その夜景をすり鉢の淵にあたるような、上から眺めると綺麗なのだ!

すり鉢状がポイントやね!


まぁそんなラパスの夜景を空振って、深夜12時をまわってオルーロに到着。。。

なんか疲れたわいろいろ。

もう車で国境越えはええわ。

WORLD HERITAGE

ペルーは世界一の観光資源をもってるとどっかの日本人が言ってた気がする。

ほんまかはしらんが。


ナスカ、マチュピチュと期待してなかったぶん、そのギャップもあって良かった。

ナスカは思った以上にはっきり見えた!

んでなんとか吐かずに最後まで地上絵を見続けた。

そんな自分を褒めたい笑


特にマチュピチュ!

まったく期待してなかった。

日本人がいっぱい行きたいって言ってるし、とりあえずいっとこかなって軽いノリで、金かかったりするなら、なんなら行かんでもいいかなって思ってた。


おれが間違いだった。

むちゃくちゃ良かった!!

ここまで感動したのはそうない!



一番。。。。

じゃないとしても、ベストスリーには間違いなく食い込んできたね笑


早朝のマチュピチュは霧?雲海?に覆われてほんとうに空中都市のようだった。

昼ごろその霧は上空に上がっていく、その様もよかった。

もちろん霧のないその姿もむちゃくちゃきれいだった。

ほんとうに感動した!

あれは一生に一回行くに値する。

おれがここまで言うからかなりのものだ!

って逆に期待をかけすぎて行くと、そのギャップで大したことないってなる可能性もあるんで、そのへんは自己責任で。



ただ、マチュピチュからの帰りの鉄道がストライキ!

勘弁してくれよ。。。

フランスのでもう充分やっちゅうねん!

んでなんかいろいろあって、日本人ブラジル人アルゼンチン人ドイツ人チリ人13人のパーティーで線路を歩いて帰ることに。

それはそれで面白かったし、麓からは確認できないと言われているマチュピチュも見れた!

裏マチュピチュ笑

水かけ祭りでとばっちりにあったり、ブラジル人親子は記念にってビデオメッセージみたいなんまわし始めたり。

出会いや別れがあって。

変なチームを組んでみたり。

ほんとおもしろかったわ!

線路やマチュピチュの周りはジャングルやから、ブヨ?って血を吸うハエみたいなんにいっぱい吸われたり、むちゃ人懐っこい蝶がいたりしてさ。

ほんまに変な昆虫や、グロテスクなトカゲみたいなん、むちゃでかい羽アリみたいなんも。






線路を歩ききるもそこから迎えのバスを待つ。

その間に日は暮れどもバスは一向にこない。。

そしたら外人人達が歌いだした笑

すげぇリズムも歌もよくて、ほんま楽しかった。


そんな中でもパウロってブラジル人がほんといいやつで、おれは大好きやった!

あいつはほんまサイコーやったわ!

確か33、4歳でかなりのぽっちゃり体形、足を痛めてるらしくて杖を持ってた。

ファーストコンタクトはおれが風呂入ってるときに間違ってむっちゃ鼻唄歌いながら扉をあけて入ってきて、謝って出て行って笑



しばらくして迎えのバスが来てみんな乗り込む。

荷物もバスの上に積んでさぁ出発ってときになり、スペイン語でもめだした。

どうやら料金でもめてるみたいだ。

おれたちのパーティーがもっとまけろって言うんだけど、ペルー人は南米特有のファッキンさで、まったく引かない!

料金は向うの言い値で折れたようだ。

だがそれ以上に向うが難題を言ってきた。

「金は先払いだ」とほざく。

みんなもう乗ってるし、かばんも上、どう考えても面倒くさすぎる先払いなんて。

みんな踏み倒すつもりもないだろうし、何よりもう暗い、早く出発したかった。



そしたらパウロはマジかっこよかった!

パウロは切れた笑

まぁ正確には切れたふりをしたんだろうな。

あいつはドアを開けて、杖を捨てて、上から自分の荷物をおろして、「じゃあおれは歩いていく」って飛び出した!

街まで歩きで何時間もかかかるし、てか山道で暗くて周りは見えない。

パウロは自らを犠牲に、主張を通そうとした!

マジいけてるよあいつ!

それをみんなが止めて、バカのペルー人もおれて結局後払いに笑

あいつはほんといいやつだった。

それがほんと随所に感じられて。。



飯くっててもすげぇ子供になつかれてて、行動とかも面白い。

そんでだいたい集団の最後尾にいるの、足を痛めてるってのもあるだろうし、常に周りを気にしてるんだと思う。

バスで動いてたときは、むっちゃ居心地の悪いところに絶対にいた。

誰かが絶対に坐らないと行けないところ。

後ろ向きで、太ってるのに、窮屈そうな態勢で。


そんなところでも寝れて、その寝顔が面白いのか、みんなに笑われていた。

進んでピエロになってって感じ?

バス待ちのときも変な踊りしたり、奇声をあげたりしてさ笑

けどあいつは本気でさいこうだとおれは思った。

ほんとおもしろいやつやったわ。。

あんな外人もいるんやなぁ~


まぁそのあと結局夜遅すぎて、バスがなくなりその13人で温泉で一晩オールして笑

次の日街まで帰った。

ほんま変な縁からこんなことになって、すげぇ面白かったし、いい経験になった。

パウロおまえはサイコーだ!!!