Center of Universe~ガリバー世界一周旅行記(笑)~ -4ページ目

おまえのものはおれのもの


って言ってもジャイアンじゃないで~笑





エルサレム滞在中にブッシュ大統領の中東訪問があって、ちょっと物々しい雰囲気だった。



ここはユダヤ、イスラム、キリストの聖地である。




聖書のエピソードになった舞台がいっぱいある。



キリストが十字架を背負って歩いた道がある。




最後の晩餐の舞台もここ。



嘆きの壁をみれてよかった。



正統派ユダヤ教徒の黒ずくめはかっこよかった笑

着崩したツナギもかっこよかった笑



エルサレムのある一地区には正統派の格好をした人ばっかりな地区があると聞いて行ってみてびっくり!!


ほんまに黒ずくめの人しかいない!

おとぎの国みたいだった。

その衣装を買おうかと探してもみた笑











ベツレヘム、そこはキリスト生誕の地。



ここも聖書のエピソードがいっぱい。



パレスチナ人が住む地に、イスラエルの人は入植地を作っている。

彼らの住む地区を分ける分離壁ってのがいろいろ問題で。

てかぶっちゃけ入植地ってイメージがわかへんやろ?

そういうもんやねん。

この問題は本当にむちゃくちゃデリケートな問題だし、無責任な発言をするのは気が引けるが、おれの見たり感じたことをそのまま。

極力おれの意見は述べず、事実だけを。



ヘブロンって街がある。


ここにもイスラエルの入植地があって、ボランティアの人がツアーをしてくれて、この現状を説明してくれた。


至るところに壁やらフェンス、有針鉄線、検問所。

パレスチナ人とイスラエルの入植地をそれらがはっきりと分けられている。


檻みたいなもので窓や家を守っている。

イスラエルの人がものや石を投げてくるからだそうだ。


イスラエルの軍人がいっぱいいる。

若い、楽しそうにここでも雑談、カメラを向けるとすごいうれしそう、けど彼らの肩には銃がぶらさがっている。



検問所では日常的に所持品検査やらが行われていて、パレスチナ人がほんの小さなナイフを所持しているだけ何時間も拘束されるらしい。



何か事件があると、イスラエルの兵士はパレスチナ人の家に勝手に入り込むらしい。


パレスチナ人を監視するカメラを勝手につけている。


道路に黄色い線が引いてあった。

その道路はイスラエルの車しか走れない。





最後に一番印象に残ったこと。

アブラハムモスクって建物があった、お祈りするところ。

それは内部で二つに区切られていた。


一方はユダヤ教の人のスペースで、一方はイスラム教の人のスペース


もちろん入り口も二つ。




はじめはイスラム教の入り口から入る。


身体検査をして入る。

祈りをささげるごく普通の風景。



次にユダヤ教の入り口から入る。

前の広場に人がいっぱい、テルアビブからのイスラエル人の一般のツアー客だった。

けど彼らの中には、イスラエルの兵士が持っているような銃を肩に下げている人もいる。

彼らの教育では、パレスチナ人の住む地域は危険なので、銃で武装するのが普通のようだ。

やられるからやりかえす、それが彼らの理論だ。


そのツアーのガイドが、おれたちに説明をしてくれてるボランティアの人に議論をしかけてきた。

「なんで、おまえらはパレスチナ人の肩を持つんだ」

はたから見ると今にも殴りかかってきそうな、熱さがあってびびった。


あとでボランティアの人が教えてくれた。

「自分はパレスチナ人の側についていて、いつもボランティアのツアーをしている。それをイスラエル人のツアーガイドはみんな知っている。だから、彼らはイスラエル人の観光客の前で好戦的な議論をしかけてくる。けど、今の人はまだましな方、もっと酷い人もいる。」



中を見学して出てくると、さっきのイスラエルのツアーガイドはイスラエル人の観光客に向かってなにやら説明をしている。

歴史とか、自分たちの正しさを説明しているのだろうか?



そこを通り過ぎていくときに、そのツアーガイドは最後にこう言った。


「これだけは覚えとけ、これはおれたちユダヤのものだ」


その一言がすべてを物語っているように思えた。



ボランティアのガイドはこう答えた

「Both」


これでもヘブロンって街はまだましって言ったらなんだが、もっともっと酷い街もあるらしい。









これに関して、すっごいいっぱい考えることがあった。

イスラエルのことだけに考えはとどまらない。

何が悪で、何が善でってのは当たり前だが簡単には決めれない。

悪とか善とかそんなもんはあやふやであって。。。

まぁここではこれ以上はやめた~

ただ事実だけを。。。

いつも一つ


って言ってもコナンじゃないで~笑




イスラエルまでの道のりは容易だった。

おれのパスポートにアラブ諸国の入出国スタンプやビザがなかったから。

普通の入国審査並みの10分弱くらいですんだ。

もちろんノースタンプ!


この国は変な国だ。

この国にはパスポートにスタンプなしで入国できる。


この国の入出国スタンプがパスポートにあると、アラブ諸国に入国できなくなるというすごい効力を持っている。


そんでもってアラブ諸国の入出国スタンプやビザがあると、この国に入国するときに、不当に待たされる。


この国の入国審査をする係の人は、むちゃきれいな女軍人だ笑

しかもかなり若い、てか子供みたい。

審査なんかほってけぼりで、雑談したりじゃれあっている。

ちょっとでも和やかなムードでしようという配慮なのか?笑


国民総軍人。

韓国同様兵役がある。

多分こっちのが真剣さは高いんじゃないだろうか。

世界中にいるバックパッカーは、日本人、ドイツ人、そしてこの国の人だといわれている。

この国のバックパッカーは非常に評判が悪い。

日本人も評判悪い方になるんかな?

どうなんやろ?


面白いという言い方は不謹慎かもしれないが、非常にこの国は興味深かった。


物価は高い。

ヨーロッパみたいと行った人は言うが、おれはまだまだだと思う。

(首都テルアビブには行ってないからはっきりとはいえないが)


しかも治安はちょういい。

行って初めてわかった。

ネットとかでイスラエルは安全だ(まぁ場所にもよるのだが、観光地であるところはめちゃ安全)って前もって調べていても、おれ自身行くまでびびってた。


周りはもっと心配だっただろうが。

「そんなとこ行って大丈夫なん?」

そういう声がいっぱいだ。


けどそれは仕方のないことだ。

誤解や偏見は存在する、メディアを通してしか情報を得れないおれたちは間違った認識を常識だと勘違いしている。

まぁこれは日本に限ったことではないだろうが。



イスラエルのそれも傍目から見るとほんと酷かった。

教育のせいなのか?




いつものことなんだが、おれはよく知らないが、勝手にそう感じたことを書いているだけだ。

無責任な文であるかもしれない。

けどおれはこの国に行き、こんなふうに感じた。

これはおれのフィルターを通している限り、真実からは少なからず遠ざかっていると思う。


この文だけに限ったことではない。

決しておれの言葉をそのまま鵜呑みにしないで欲しい、というかするやつはいないか笑

実際問題、真実を知りたければ自分の目で確かめるしか方法はない。


中東名物


と言われるもの、てか人がヨルダンの首都アンマンにある、てかいる笑


イラクに向かい殺された彼を見送ったのもその人。


そういやイランで拉致された横国大の彼はどうなったのかな?

家族とかは心配でたまんないだろうな。。


たしかこの事件が起こったのは、おれがネパールのカトマンズにいたとき、つまりは旅に出て一カ月くらいだから10月の中旬。。


一体どうなってるのかな?

世間の半分くらいの人はすでに忘れているかもね。。。


そりゃ仕方ない、人はマスコミを通してさえ真実を知れないのだから。

加えてそれは真実であるとも限らない。


イラクで殺害された事件に関しての真実もわからない。


又聞きした話によると、とんでもない理由で彼はイラク入りしたみたいだ。

自己責任論


そんなものがあの時テレビから聞こえてきたのを思い出す。

海外にいて、それを痛感する。




ちなみにこの日記はかなり、遅れて書いている。

2月14日、ボリビアのウユニ塩湖ツアーで夜が暇で、持っている小説も全部読み終えて、旅も終わりに近づいていて、更新が止まっているブログの日記をこのままにしておくのはダメだと一念発起して、ノートにつけている日記を読み返して書いているのだ笑


そんな最中、ツアーの参加者であるチリ人やアルゼンチン人から誘いがかかる。

(TAKA! Smoke? マリファナ、ジョイント。。)

自己責任

旅の意味や、目的は今は考えなくなった。

なぜかはわからないが。

けど、スッキリしている!

勘違いすんな、吸ったからじゃない笑


まぁこの話はここではやめておこう。



話を戻すが、ここアンマンには中東名物の一つであるサーメルというちょう日本人贔屓な人がいる宿があって、そこに日本人は集まる。


そこに行き、死海に一緒に行く人を集めたり、イスラエルに行くための情報を集めた。

死海!!



これサイコー!


一生で一回はみんな行ってください。

不思議体験!

海抜マイナス400メートルくらい。



ちなみに今いるウユニ塩湖は3600メートルくらい。

ただいま高山病。。

死海とウユニ塩湖の区分って一緒なんかなと疑問におもう。

だれか調べて教えてくれい!


死海は当たり前だけど、むちゃくちゃ浮く。

泳ぎが得意でないので、浮くのがむちゃくちゃ気持ちいい!


苦労することなく立ち泳ぎ、寝転んで新聞も読める、丸まっても、変な態勢でもとにかく浮く。

海岸から歩いていくとある瞬間に足が地面につかなくなる。

不思議体験!

いやー死海サイコー!

年頭挨拶?

あけましておめでとうございます。

と一応言ってみよう笑



新年からいろんな人にお世話になります。

改めて自分は一人じゃなんもできないと感じてます。

コメントとか一個も返してないけどちゃんと見ています。

みんなの優しさが心に染みます。

もっともっと暖かく見守ってください笑



あと、旅の残りが2ヶ月を切りました。

んー長いのか、短いのか。。

本気になって日々すごしたいと思います。


やっぱいい経験してるんかな。。

好奇心は消耗品?


世界三大遺跡の一つ。

アンコールワットマチュピチュと肩を並べるペトラ遺跡



とりあえず広い、でかい、だから疲れた。。

大晦日にシナイ山に登った疲れがまだ残っている。

そやのに、この遺跡も30分とか、1時間とか登らないと見れない遺跡があんねんもん。。。

遺跡の一番奥の、一時間くらい山を登って見えるエドディルってやつと、そのもうちょい奥に登っていくとグランドキャニオンみたいな景色が見れて良かった。

シナイ山からの景色もそれと同じくらい壮大だったのと、もうこれ以上は消化不良になりそうだし、金もかかるのでグランドキャニオンは見送ることに決定笑



最近そういうのが多くなってきた。


苦労や金をかけるくらいならって。


好奇心が摩耗してきたのだろうか?





どっかで新しいの売ってないかな。。。