Center of Universe~ガリバー世界一周旅行記(笑)~ -5ページ目

エジプト人はやっぱりクソだ!!


じゃあ隣国のヨルダン人はというと。。


フェリーで国境越えをした。

エジプトのヌエバアって街と、ヨルダンのアカバって街を結ぶフェリーだ。

このフェリーって結構いわくつきで、時間なんてあってないようなものなのだ。

海外では、バスや電車の出発が遅れることはよくあること。

有名所ではインドの鉄道なんかもひどい。


そんでそのフェリーに乗ろうとしたんやけど、このとき一緒に行動していた日本人がお金が足りなくて、銀行でトラベラーズチェックを換金しようとして奔走した。

ほんとうに見事なたらい回しにあった笑



一番に目がつき、かつ安心そうなナショナルバンクに行く。

「ここではできない、横のカイロ銀行か、前のミスル銀行でしてもらえ」


横のカイロ銀行に行く。

「ここではできない、ナショナルバンクミスル銀行でしてもらえ」

「いや、ナショナルバンクの人がここならできるって言ってたんですが?」

と反論するも、できないの一点張り。。


ミスル銀行に行く。

「ここではできない、ナショナルバンクカイロ銀行でしてもらえ」

「いや、ナショナルバンクの人もカイロ銀行の人もここならできるって言ってたんですが?」

と反論するも、できないの一点張り。。



ファックエジプシャン!


イライラがピークになるが、考える。

結論としては、多分どの銀行でもしてもらえるんだと思う。

だが、面倒くさいからなのかやらないだけだ。

仕事しやがれ!


やっぱり

ナショナルの名を掲げてるところが一番確率が高そうなので、振り出しに戻る。。

入口のセキュリティーらしき人に換金できるか聞くと。

「できる、何番の窓口にいけ」と言われる。

そこに行くと、窓口の馬鹿は「できない」と言う。。





そこでまた考えた!

銀行の奥に行き、偉いさんらしき人のとこにいき、換金したい旨を伝えるとやはり同じ窓口でしてもらえると教えてくれた。

そんで、もう一度窓口にいき

「おまえのボスがやれると言ってる」というも、なおも「できない」とほざく!


もう一度ボスのとこにいき、一緒に来て頼んでくれとお願いとようやく換金してもらえた。

けど、そのトラベラーズチェックの額面はドルやのに、エジプシャンポンドでしか換金できないと、まだ嫌がらせをしてくる。。

しかしめんどいし、フェリーの出発まで時間がなかったので、あきらめた。

ほんまエジプト人はくそだ!

船の時間は前もって調べていた。

スピードボートが12時と15時発で一時間で着く。

フェリーも同時刻発だが、三、四時間かかる。

しかもフェリーの時間はほんまにあてにならんから、たいていはスピードボートで行くのだ旅行者は。

チケットの窓口で時間と船の種類を聞くと、14時発のスピードボートしか今日はないと言われる笑

ほんまどうなってんのや?

14時発ってかなりの変化球を投げてきたな笑

12時発のが遅れたのか、それとも15時発が早まったのか?

なぞだ。。


でもそんなの関係ねぇ、これしかないのなら仕方がない。

船の乗り場に入ろうとする長蛇の列の最後尾に並ぶと、どこからともなく、周りのエジプト人かヨルダン人かはわからないが先に行けと、一番前まで連れていってくれた、100人抜きくらいした笑

金を多めに払っている外国人特権か?笑


船のシステムがいまいちわからないながら、見よう見まねでさまようと、またしても長蛇の列が!!

エジプトの出国審査のようだ。

するとここでも外国人特権か、あるヨルダン人たちがおれたちを列の一番前まで連れていってくれて、先に並んでいた仲間と合流して、おれたちも仲間だって言って割り込ませてくれた♪


そんで出国をパスして、待合室に行くとやはりスピードボートは遅れていた。


しばらくするとボートが来て、そのヨルダン人の彼らと再びグループになり、こいつらは外国人だと言わんばかりに出口に並んでいる列を割り込む。

外国人強し笑





船の中をうろついてわかったことがあった。

外国人たちは固まって先にフェリーに入って前の方に固まって座っていたみたい。


ヨルダン人達と一緒にいてその流れに乗れなかったことを後悔する。。

どうやらこのフェリーはかなり外国人贔屓のようだ笑




結局このボートは14時出発のところ18時に出発した。

そんで降りるときも、現地の言葉でアナウンスが入り現地民は座ったまま。

外国人だけ先に出ていけた笑




けど、降りたはいいが入船のときにヨルダンの入国のためにパスポートを預けていてそれを返してもらうために外国人は待たされていて、その脇を現地人は通り過ぎていく。。

ようやくパスポートを返却され外に出ると、なんといろいろ世話をしてくれたヨルダン人がわざわざ外で待っていてくれた。



そんでおれたちの行き先を聞きタクシーをつかまえてくれて、値段も交渉してくれて、なんかあったら電話しろと携帯の番号まで教えてくれた!

ヨルダン人はなんて優しいんだ!!!

隣国にありながらここまでエジプト人と違うとは。

歩き方にも書いてるんだけど、歩いていたり、店に入るたびに(ウェルカム ヨルダン!)って言われる。

けど、その胡散臭さは嫌いだった。

その言葉に歓迎の気持ちは感じられない。

もはやそれは、いらっしゃいませと同じ意味で使われているにすぎないからだ。

ヨルダン人も平気でぼってくるんやもん。

歓迎してるならそんなことしないよね?

しかも、ときに彼らの見せる笑みには少し子馬鹿にしたような感情さえ読み取れる。

そう感じてしまうのはおれの性格が悪いからか?


厄年らしい好スタートをきる↓

大晦日は車中で迎えた。

初日の出を見るために、モーセが十戒を授かったシナイ山に登るのだ。

結構きつく、寒く、風がすごい。


PM10:30

バスに乗る

AM01:00

途中いくつも検問を通り、シナイ山の麓に到着。

シナイ半島は爆弾テロやらが何回も起こっているので警戒している。

AM04:30

頂上まであと少しというところで、小さい小屋で日の出までしばし休憩。

日本からのツアー客も二組来ていた。

ほとんどがご年配の方よく登れたな笑



AM06:00

そろそろだろうと外にでると空が明るみ始めていて、すぐに最後の階段100段くらいをかけあがり運よく崖の最前線をキープ!

その刻を待つ。。。

だんだん赤くなってきて、今か今かと太陽の登場を待つ。。

初日の出ってこの瞬間がドキドキするよね笑


隣にはもう一組のツアーのおばあちゃんがいた。

彼女らのツアーはイスラエルのツアーでこのためだけにエジプトINしたらしい。

イスラエルのツアーって大手じゃやってないし、ちょっと高いのって教えてくれた笑

おばあちゃんも寒そうだったが、すごいうれしそうに待っていたのでおれもうれしくなる笑

が、初日の出見れず。。

雲のあほー!!


厄年↓




雲の合間から太陽がのぞかないか待つが、寒さには勝てずまた下の小屋に戻休憩。

前でさっきのばあちゃんが、おじいちゃんに「すごい良い場所に陣取って見れたの。

となりに日本人の人がいうんちゃらかんちゃら」

とほんまにうれしそうに興奮した様子で話している。

心はかなり若い笑

下山開始。

ところが少し下り始めて異変が。

腹が。

腹が。。。

いたい!!!

どうやら冷えたようだ。。

厄年↓↓






AM11:00

眠くてふらふらになりながら宿に戻って爆睡。


PM04:00

目を覚まして、風呂に入ろうかとした。


あぁーー盗られた




これまで何も盗られたりせずにきたがついについにいかれた。。。

厄年↓↓↓



山に登ってる間にいかれた。。

最悪だ!

4人部屋で、その夜は3人いた。

その3人中おれを入れた2人が山に登っていた。

決まりだ、残りの韓国人の女や!!



そいつは31日に来て、おれ達が日の出も見て部屋に戻ると、もう出発していた

はじめから気に食わなかった。

男二人がいる部屋に、入ってきていきなり「え、ここ女性専用ドミトリーじゃないの」てオーバーリアクションでおれたちに尋ねる。

「いや、知らないけどそうなんじゃない?」


ベットの周りも上もちょう散らかしてだらしないやつだった

おれがコンセントの形を変えるプラグを、ぽろっと鞄から落としたら、どこから見ていたのか知らないが。

間髪入れずこう聞かれた。

「私のじゃプラグがでかすぎるから、貸してくんない?」

抜け目のないやつだ。。

「ごめん、おれの日本専用だから無理だと思うよ」と適当にあしらう。

くそーーーーーー許さん!!!

おれのバスタオル返せ。。


いや、盗られたのはバスタオルだけです。


大げさすぎる?笑


けど、その同室の男も小さい置き時計を盗られたようだ。

なんてせこい、かつ実用的なものをパクるんだ笑

スケールが小さいし、せこいよ、それだけのもんだけって!

もう救えないな完全に。。


しかも今から風呂に行こうって、ノッていたときだったしな。。

いやいや、おれどうやって体拭くのって感じやん!



旅のはじめ、タイのバンコクで盗難に関する話を食い入って聞いていたときの話。

男の人が干していたTシャツを盗られたらしく。

数日後にそれを別の女性が着ていた笑

その彼いわく

「いやーおれのこと好きなんかなって思って、何も言わずに許してやったよ」って笑

いやいやいや。。。

とすると韓国人の彼女もおれのことが好きだったのか?笑

いやいやいや。。。


そんな人の使ったバスタオルが欲しいのか?

おかげでほんと今年は厄年らしい良いスタートがきれたよ笑

ダハブラブ


あかん迷いが。。。

旅をしている理由とかが見えなくなってきた。

なんの為に?
何を求めて?

上がってるの?下がってるの?





こんな貧乏旅行で、ホットシャワーが出るのか出ないのか、ベッドに虫はいるのかいないのか、何十円のために必至に交渉して、対応の悪さに嫌気がさしたりイライラしたり。
腹さえ満たされれば名物やうまいもんなんて関係ない安ければいいって食生活。
入場料の高さに行くのをあきらめたり、欲しいものも荷物になるって我慢する。
ローカル線を乗り継いで、やっとの思いで観光地に到着しガイドなしで一人で回って自己満足に浸る。

そんな旅がおれは楽しいと思えない。

むちゃくちゃ豪華なホテルがいいに。
各地の名物や、そのとき食べたいもの飲みたいものを食べたり飲んだりしたい。
観光バスに乗ってるだけで勝手に着いて、日本語ガイドの説明に感心しながら回りたい。


もちろん一長一短ではあるのだが。







飽きたのかな?

おれは生粋の旅好きではないし、長期間旅をしている人が理解できない。
ましてや同じ地で、安宿の主のように長期滞在しているやつなんかもってのほかだ。

なんのために?
いい年してなにしてんの?
って言いたくなるよね、てかみんな心の底ではそう思ってるでしょ?

ドロップアウト?
おれは別に選民思想でもないし、エリート主義ってわけでもないつもりだ。



日本っていいやん、さいこー、こんな国世界にはないって旅のはじめに思い、最近までそうだと盲目的に思ってた。
けど、それって裏を返せば世界的にみて日本が異常なのかもと思い始めてきた。


まるで日本は世間知らずのおぼっちゃまのような温室育ちの国家ではないのかと。。


日本は世界的にトップクラスの経済大国である。
戦争に敗れたにもかかわらず、急速な経済成長をし大国にのし上がった。

けれど、世界から日本はなめられている。

政治体制、外交面であったり、とりあえず日本が金出して物だしてとか、立場が弱い。
泣き寝入りしてばかりではないか。


我々に身近なところでいえば、海外旅行に行ってときのことを考えればわかるだろう。
日本人ってだけでいいかもなのだ。

ヨーロッパ南米では首を絞められみぐるみはがされる。
発展途上国に行ってはぼられまくっている。
黒人差別はだめだって教えられてるけど、あいつらは逆におれたちを差別しているではないか。
いろんな国のやつらにおれたちは差別されている。


まるで、小学生たちがお金持ちの家の温室育ちで、教育ママの言われるがままに塾通いする生意気なガキをいじめるかのごとく。。

世界というクラスの中で日本はそんな立場にいると思う。


ぬるいんだよ。










だけどそのぬるま湯が恋しい自分が情けない。。

今が際の際だ。。。



若いうちは買ってでも苦労しろともいわれる。

ご存じの通りおれはぬるま湯にどっぷりつかってるあまちゃんなのだ。

なんでこんなに泣き事ばっか言ってるんだと自分でも嫌気がさす。







最近惰性で旅をしているのではとも感じる。
旅になれ、刺激にたいして鈍感になっているのかもしれない。


惰性で旅しちゃだめだ、もっと自主的に成長であったり何かを求めて行かなければ。






ある人の成長についての日記を読んで、その日次の日とそんなことばっか考えてた。
ちょうどそのときは日本に帰りたいって気持ちが、この旅を通して最高点だったかもしれない。
良い時期に日記を書いてくれたと思った。
そんでなんか熱くなった笑


どうでもいいけど。
普段日記を書かない人が書く日記って面白いよね笑
そんで結構な頻度で書きだしてると、何かあったのかなぁって興味がでてくる笑
なんかあったの?


一人旅だとそういう考える時間が持てるのが良い。
逆にすごく人恋しくなるときもあるのだが。。。

旅に求めるものとは。

ある人はこう言っている。
自分創りだと。
おれは感心したし、すごく面白いと思う。

自分と向き合い、自分の色を濃く濃くしていく。

その人がおれに与えた影響のように、おれも誰かに影響を与える人になりたい。
種であったり、触媒であったりしたい。





がおれの頭はそんなに記憶力がよくないらしく、また旅に飽き始めた。


なんでみんなそんなにも向上心があるの?
なんでそんな一つのことに打ち込めるの?
その原動力は?
金?名誉?女?

もうおれはだめだ。

何もかも膿んで腐ってしまってる。




おれは成長してるの?

変化していることは自分ではわかる。
が成長しているかは自分ではわからない。

成長は自分では評価できない。
周りが判断することなのだから。


おれはすぐに自分自身で判断して、甘やかし褒めたたえ良くやったと言い聞かせる。

「おまえは自分を褒めるのが早すぎる」
って言われた。

「自分なりに頑張ったじゃあかん、結果を出せ。」
とも言われたこともある。




おれの成長は周りがおれを見て判断する。


2007年も終わる。
2008年はおれの年ネズミ年で、厄年だ。








どう、おれ成長してる?


坊主にして日本を出てきた髪の毛は、風でなびくくらいに成長してるっていうのに。。。笑

旅に出た理由


いくつかあるうちのひとつ。




 

今年(2007年)の元旦にひいたおみくじが凶だったから。




 

すべてがだめ。

出家して旅に出るしか道はないと。




 

だから頭を坊主にして、旅に出た。




 

 

これも旅に出た理由の一つ。

 

いろんな電車


に乗ってきた。


鉄道マニアじゃないけど。。笑

 

 






中国の青蔵鉄道

インドの寝台列車

 

ベルギーのタリス

ドイツのICE

イタリアのES

スペインのAVE

 


ここには書ききれないくらいに、ヨーロッパではいろんな電車にのった。

 

 



エジプトの電車はいいよ!

 

前々から良いとは聞いていたがあそこまでとは。。

 

二等でもシートの間隔がむっちゃ広いし、リクライニングも150°くらいできる。

それでいてバスより安く、バスより早い。

意味わからん笑

 

 


けど買うのが面倒くさい。

 

エジプト人マナー悪すぎ!

中国人は列に並ばないとはよく言うが、北京ではみんなちゃんと並んでいた。

 

エジプト人はひどい!

もう列がどうなってるのかわからないくらいに割り込んでくる!

 

エジプトに限らず中東はそんな感じだった。

何回どついたろかと思ったか笑

 

 



それでいて駅員が切符売ってくれないねん笑

いくら聞いても、ずっと先まで満席だって言われるし。

そのくせ電車はがらすきときたもんだ笑

 

初めて袖の下ってのをしてみた笑

チップは何回かあげたことはある、気持ちのいいサービスをしてくれたり、心から感謝したり、死の淵からリカバリーさせてくれるくらいに助けられたときとか。

 


いくら頼んでも売ってくれないから、ちょっとお金渡したらちょううれしそうに売ってくれたよ笑

 

馬鹿!笑

もっとまじめに働け!

 

 





まぁ鉄道でアスワンってとこに行って。

そっからツアーでアブシンベル神殿ってすごいとこにいてきました。

いやマジですごいから!!!

むっちゃきれい!

 

 


エジプト完全なめてた。

 

 

 



アスワンで関東の某私鉄に務める社会人がいた。

いろいろ嘘か本当かわからないおもしろい話がきけた。

 

学生時代なら、完全に友達いなくて、いじめられてそうな雰囲気としゃべり方をする人だった笑

一緒にいても正直うざいときが多々ある。笑

 

会社の規模は京阪の何倍

線路の長さは阪神の何倍

とどうでもいいような数字を具体的に言うところとかが。。

 

まぁ社会人で旅している人って少なからずそういう人が多いと思うのはおれの偏見ですか?笑

 

なんか変な人が多いねん。

 

 

飛び込み自殺で電車を止めると、一分当たり60万円の損害賠償請求をされる。

 

JRはしないからみんなJRに飛び込むと、都市伝説のように信じられているが、JRほどしつこく回収するとこはないみたい笑

 

阪神電車はけち笑

 

 

まぁそこそこ楽しめたからええわ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 











はぁー何して働こうかぁ。。。。。