WORLD HERITAGE
ペルーは世界一の観光資源をもってるとどっかの日本人が言ってた気がする。
ほんまかはしらんが。
ナスカ、マチュピチュと期待してなかったぶん、そのギャップもあって良かった。
ナスカは思った以上にはっきり見えた!
んでなんとか吐かずに最後まで地上絵を見続けた。
そんな自分を褒めたい笑
特にマチュピチュ!
まったく期待してなかった。
日本人がいっぱい行きたいって言ってるし、とりあえずいっとこかなって軽いノリで、金かかったりするなら、なんなら行かんでもいいかなって思ってた。
おれが間違いだった。
むちゃくちゃ良かった!!
ここまで感動したのはそうない!
一番。。。。
じゃないとしても、ベストスリーには間違いなく食い込んできたね笑
早朝のマチュピチュは霧?雲海?に覆われてほんとうに空中都市のようだった。
昼ごろその霧は上空に上がっていく、その様もよかった。
もちろん霧のないその姿もむちゃくちゃきれいだった。
ほんとうに感動した!
あれは一生に一回行くに値する。
おれがここまで言うからかなりのものだ!
って逆に期待をかけすぎて行くと、そのギャップで大したことないってなる可能性もあるんで、そのへんは自己責任で。
ただ、マチュピチュからの帰りの鉄道がストライキ!
勘弁してくれよ。。。
フランスのでもう充分やっちゅうねん!
んでなんかいろいろあって、日本人ブラジル人アルゼンチン人ドイツ人チリ人13人のパーティーで線路を歩いて帰ることに。
それはそれで面白かったし、麓からは確認できないと言われているマチュピチュも見れた!
裏マチュピチュ笑
水かけ祭りでとばっちりにあったり、ブラジル人親子は記念にってビデオメッセージみたいなんまわし始めたり。
出会いや別れがあって。
変なチームを組んでみたり。
ほんとおもしろかったわ!
線路やマチュピチュの周りはジャングルやから、ブヨ?って血を吸うハエみたいなんにいっぱい吸われたり、むちゃ人懐っこい蝶がいたりしてさ。
ほんまに変な昆虫や、グロテスクなトカゲみたいなん、むちゃでかい羽アリみたいなんも。
線路を歩ききるもそこから迎えのバスを待つ。
その間に日は暮れどもバスは一向にこない。。
そしたら外人人達が歌いだした笑
すげぇリズムも歌もよくて、ほんま楽しかった。
そんな中でもパウロってブラジル人がほんといいやつで、おれは大好きやった!
あいつはほんまサイコーやったわ!
確か33、4歳でかなりのぽっちゃり体形、足を痛めてるらしくて杖を持ってた。
ファーストコンタクトはおれが風呂入ってるときに間違ってむっちゃ鼻唄歌いながら扉をあけて入ってきて、謝って出て行って笑
しばらくして迎えのバスが来てみんな乗り込む。
荷物もバスの上に積んでさぁ出発ってときになり、スペイン語でもめだした。
どうやら料金でもめてるみたいだ。
おれたちのパーティーがもっとまけろって言うんだけど、ペルー人は南米特有のファッキンさで、まったく引かない!
料金は向うの言い値で折れたようだ。
だがそれ以上に向うが難題を言ってきた。
「金は先払いだ」とほざく。
みんなもう乗ってるし、かばんも上、どう考えても面倒くさすぎる先払いなんて。
みんな踏み倒すつもりもないだろうし、何よりもう暗い、早く出発したかった。
そしたらパウロはマジかっこよかった!
パウロは切れた笑
まぁ正確には切れたふりをしたんだろうな。
あいつはドアを開けて、杖を捨てて、上から自分の荷物をおろして、「じゃあおれは歩いていく」って飛び出した!
街まで歩きで何時間もかかかるし、てか山道で暗くて周りは見えない。
パウロは自らを犠牲に、主張を通そうとした!
マジいけてるよあいつ!
それをみんなが止めて、バカのペルー人もおれて結局後払いに笑
あいつはほんといいやつだった。
それがほんと随所に感じられて。。
飯くっててもすげぇ子供になつかれてて、行動とかも面白い。
そんでだいたい集団の最後尾にいるの、足を痛めてるってのもあるだろうし、常に周りを気にしてるんだと思う。
バスで動いてたときは、むっちゃ居心地の悪いところに絶対にいた。
誰かが絶対に坐らないと行けないところ。
後ろ向きで、太ってるのに、窮屈そうな態勢で。
そんなところでも寝れて、その寝顔が面白いのか、みんなに笑われていた。
進んでピエロになってって感じ?
バス待ちのときも変な踊りしたり、奇声をあげたりしてさ笑
けどあいつは本気でさいこうだとおれは思った。
ほんとおもしろいやつやったわ。。
あんな外人もいるんやなぁ~
まぁそのあと結局夜遅すぎて、バスがなくなりその13人で温泉で一晩オールして笑
次の日街まで帰った。
ほんま変な縁からこんなことになって、すげぇ面白かったし、いい経験になった。
パウロおまえはサイコーだ!!!