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(2024.6.30更新)
【乗車:2023.8.3】
門司港〜小倉間の続きです。過去ログと同じく、区間快速久留米行での小倉~折尾間での乗車記です。
(特記がない限り走行中の車窓は右手)
↑九小倉駅【JA28/JA51】
【起点(門司港)から11.0km】
島式ホーム4面8線を有するターミナル駅(JR九州・在来線)で、山陽新幹線の駅(JR西日本)と併設し、日豊本線の起点駅であります。
駅ビルである小倉ターミナルビル(アミュプラザ小倉とJR九州ステーションホテル小倉)を有し、北九州モノレールの起点駅でもあります。
東九州(大分県・宮崎県)の玄関口の役割を担っております。
博多と大分・宮崎とを結ぶ特急「ソニック」と「にちりんシーガイア」はこの駅で進行方向を変えて行きます。
↑小倉駅5・6番ホームの元ラーメン店。
現在は既に営業はしておらず、店だけは残ったままとなっています。
↑こちらのかしわうどんの店は営業しております。
立ち食いかしわうどんの店は連絡通路にもあります。
列車待ちでお腹を満たしたい時はここ一択です。
↑小倉13:45発の区間快速久留米行。
すべて817系9両編成です。
門司港駅始発です。
こちらで折尾に向かいます。
↑小倉駅を発車。
進行方向右手に山陽新幹線、左手に日豊本線と並行して行きます。
紫川を渡るまでポイントをいくつか通過しますが、こちらが「紫川信号場」になります。
↑小倉駅発車〜紫川信号場通過時の動画。
↑小倉の街中を流れる紫川を渡ります。
進行方向右隣の複線は貨物線です。
1分ちょっとで次の西小倉駅に到着します。
↑九西小倉駅【JA27】
【累計11.8km、前駅(小倉)から0.8km】
単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線の計3面5線を有する駅です。
単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線の計3面5線を有する駅です。
鹿児島本線、日豊本線ともに快速停車駅です。
鹿児島本線は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面のうち1線を使用し、残りは日豊本線(城野駅から入る日田彦山線も含む)で使われています。
駅ナンバリングは鹿児島本線がJA27であるほか、日豊本線は JF02で、日田彦山線はJI02となっています。
博多方面~大分方面を特急で乗り通す際、小倉~西小倉間は鹿児島本線と日豊本線の分と重ねて徴収されます。
普通・快速で博多方面~大分方面との乗り通しはこの駅で乗り換えとなります。
↑西小倉駅を発車。
それまで並行していた山陽新幹線とアンダークロスします。
鹿児島本線は比較的海寄りを進み、山陽新幹線は山寄りを進んで博多駅に向かいます。
↑しばらく行くと、右側にコロナワールドが見えます。
天然温泉のあるアミューズメント施設です。
愛知県小牧市が本拠地で、東海地方をはじめ、北陸、関東、東北(仙台)等にもありますが、九州ではここのみです。
↑その先、JR貨物の浜小倉駅の前を行きます。
貨物列車数本が待避時等に停車するだけで、定期貨物列車の発着はありません。
↑浜小倉貨物駅の先、小さな川を渡りますが、この川を境にして、旧国名の豊前から筑前に入ります。
(画像右側、西小倉側が豊前国)
↑更に先、日本製鉄くろがね線を跨ぎます。
日本製鉄(旧新日鉄)の専用鉄道です。
↑九州工大前駅手前。
住宅地図大手のゼンリンの本社が見えます。
かつてゼンリンは、Googleマップに地図データを提供していた時期がありました。
島式ホーム1面2線の駅。
各駅停車(区間快速含む)のみ停車します。
昔は新中原(しんなかばる)という駅名でした。
駅名の由来となっている九州工業大学は、南に500m離れております。
↑九州工大前駅を発車。
右手に都市高速の料金所が見えます。
しばらくの間、都市高速と並行します。
↑戸畑駅到着時。
右手に見える赤く大きい吊り橋は若戸大橋。
名前の通り、戸畑と若松を結んでいます。
戸畑〜若松の移動手段は若戸大橋のほか、渡船もあります。
↑九戸畑駅【JA25】
【累計17.2km、前駅(九州工大前)から1.9km】
島式ホーム1面2線の駅で、快速はもちろん、一部特急が停車します。
ホームからも若戸大橋が挑めます。
↑戸畑駅発車直後。
右手に並行していた貨物線が右カーブで海方向へ逸(そ)れて行きます。
↑この先、福岡県道50号線を跨ぎ・・・
↑トンネルに入って行きます。
牧山トンネルといい、北九州市内の鹿児島本線で唯一のトンネルです。
↑牧山トンネルを出た先。
↑そして再び福岡県道50号線を跨ぎ、枝光駅に到着します。
↑九枝光駅【JA24】
【累計20.0km、前駅(戸畑)から2.8km】
対向式ホーム2面2線の駅で、各駅停車(区間快速含む)のみの停車駅です。
↑枝光駅上りホームの向こうにゴルフ練習場が見えます。
「グリーンエクスプレスゴルフクラブ」といい、JR九州の系列です。
その裏を戸畑駅の先で別れた貨物線が走っています。
↑枝光駅を出た先、ゴルフ練習場の向こうから貨物線が見えてきました。
↑そして再び貨物線と合流し、スペースワールド駅の高架に差しかかります。
↑合流した貨物線(上り)を行く貨物機関車、「金太郎」と行き違いました(乗車当時)。
↑スペースワールド駅手前、僅かだけ錬瓦色の建物の建物が見えますが、こちらが官営八幡製鐵所の建物です。
【JA23】
【累計21.1km、前駅(枝光)から1.1km】
島式ホーム2面4線の高架駅です。
こちらも各駅停車(区間快速含む)のみの停車駅です。
駅構造上、この駅で通過待ちを行うことがあります。
JR駅としては珍しいカタカナ表記の駅名となっています。
(他にニセコ、トマム、マキノ、ハウステンボスがあり)
駅名の基となったスペースワールドという施設は2018年に閉園となり、施設は撤去されましたが、駅名は今も健在であります。
閉園した施設そのままの駅名は、ここスペースワールドのほか、同じ福岡県の西鉄貝塚線に「香椎花園」駅があり、また、千葉県のJR外房線に「行川アイランド」駅があります。
スペースワールド(施設)が営業されていた頃は快速はもちろん、一部特急が停車していましたが、現在は基本、各駅停車(区間快速含む)しか停車しておりません。
(は停車)
(一部小倉方面への快速、大分行特急ソニック11号は停車)
駅付近のスペースワールド跡地にイオンモールがあり、そして2022年4月にTHE OUTLETS KITAKYUSHUが開業しました。
↑スペースワールド駅を発車。
ここより再び旅客線と貨物線の複々線となります。
↑九八幡駅【JA22】
【累計22.2km、前駅(スペースワールド)から
1.1km】
島式ホーム2面4線の駅で、快速はもちろん、一部特急も停車します。
【同名駅情報】
同じ漢字表記の駅が2つあります。
こちらが八幡(福岡県)。
この他に・・・
八幡(愛知県)=愛知県豊川市の名鉄豊川線の駅。「やわた」と読みます。
八幡(静岡県)=静岡県浜松市の遠州鉄道の駅。「はちまん」と読みます。
※乗換案内を使用の際は注意
↑九黒崎駅【JA21】
【累計24.9km、前駅(八幡)から2.7km】
島式ホーム2面4線の駅で、全列車停車駅です。
2駅先の折尾駅から筑豊本線直方方面に乗り入れる系統は「福北ゆたか線」の愛称が付けられ、この黒崎駅は福北ゆたか線系統の起点とされております。(陣原駅とともに駅ナンバリングなし)
鹿児島本線は駅舎寄りの島式ホームを使用し、反対の島式ホームは主に福北ゆたか線で使用しています。
駅舎の隣に八幡西区役所が入居しているコムシティがあり、そこの1階から筑豊電鉄が中間・直方方面へ発着しています。
(筑豊電鉄は「黒崎駅前」駅という駅名)
↑黒崎〜陣原間。
この辺りが東折尾信号場で、貨物線と旅客線が合流します。
↑東折尾信号場の先、鹿児島本線(複線)と福北ゆたか線(単線)の3線となります。
↑九陣原駅【JA20】
【累計27.1km、前駅(黒崎)から2.2km】
単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線の計3面5線の駅で、各駅停車(区間快速含む)しか停車しません。
↑陣原駅を発車時の左手車窓。
左側の複線は福北ゆたか線。
福北ゆたか線は陣原駅より複線となります。
↑この踏切を越えた辺りから、折尾駅の高架に入って行きます。
↑九折尾駅【JA19】
【累計30.1km、前駅(陣原)から3.0km】
鹿児島本線と筑豊本線との交差駅。
筑豊本線はこの駅で若松からの若松線と、直方・飯塚方面への福北ゆたか線との境界駅になっています。
鹿児島本線小倉方面〜福北ゆたか線を結ぶ列車はこの駅より鹿児島本線から筑豊本線に入っていきます。
鹿児島本線側は島式ホーム3面6線+単式ホーム1面1線の計4面7線となっており、筑豊本線(若松線)側は島式ホーム1面2線の構造になっている高架駅となっています。
全列車停車駅です。
福北ゆたか線の駅ナンバリングのJC26はこちら(鹿児島本線側)の駅名標に表示はされていません。
鹿児島本線、筑豊本線ともに最後の北九州市内駅です。
【※追記】また、日中の小倉、門司港発着の一部の区間快速は、ここ折尾駅を境に、停車駅が異なります。
小倉方面〜(各駅停車)〜折尾〜(快速)〜博多方面
・・・といった感じです。
それに合わせて、博多方面から、当駅(折尾駅)始発・終着の普通列車があります。
↑かつての鷹見口があった場所。
区画整理されており、駅付近の商業施設、オリオンプラザも既に解体されました。
↑折尾駅旧駅舎と若松線側の高架。
旧駅舎は大正5年築、平成24年解体の旧東口駅舎を模したもので、令和3年に完成しました。
折尾〜福間間に続きます。
ご覧いただき、ありがとうございました。