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【⠀乗車:2021.12.26】

前回の筑豊本線(若松線)からの続きです。

乗車当日は年末ということもあり、寒波到来で非常に寒~い一日で、乗り鉄の時は雪がちらついていました・・・

折尾駅(JE01)/(JC26

【起点(若松)から10.8km】

折尾駅は筑豊本線と鹿児島本線が交差する高架駅で、各線それぞれ別々の高架上にホームがあります。

(上の画像は若松線側の駅名標)

JR筑豊本線はこの折尾駅で、起点駅の若松駅からの「若松線」から「福北ゆたか線」の一部区間に入ります。

筑豊本線の「福北ゆたか線」と呼ばれる区間は、飯塚までは複線電化(交流)で、飯塚から先、桂川までは単線電化となっています。

折尾駅の筑豊本線(若松線)側は島式ホーム1面2線で6、7番ホームとして使用、日中は若松線若松駅〜福北ゆたか線直方間の列車がほとんどで、その他の時間帯はここ折尾駅で折り返すこともあります。

高架駅とは別に、「鷹見口」と呼ばれる地上線の乗り場は対向式ホーム2面2線でA、B番ホームとして使用、鹿児島本線黒崎、小倉方面と福北ゆたか線が乗り入れる列車のみ発着していましたが、2022年3月12日のダイヤ改正で廃止、鹿児島本線側の1、2番ホームに移り、同年9月23日のダイヤ改正で門司港〜直方間の列車が増発されました。

駅ナンバリングも若松線の「JE」から福北ゆたか線の「JC」に変わります。

また、折尾駅の次の駅は東水巻駅で、筑豊本線でも、北九州市内最後の駅です。

今回は折尾駅から、福北ゆたか線で桂川駅へ、そこから筑豊本線の終点駅である原田駅まで向かいます。

↑今回折尾~直方間で乗車するBEC819系(DENCHA)です。
折尾駅11:54発の直方行、若松駅からの列車です。

↑折尾駅を出て、しばらく鹿児島本線と並行して走って行きます。

この辺りはまだ単線です。

↑徐々に高度を下げ、折尾トンネルに入り、西方向に向かう鹿児島本線とは別に、筑豊本線(福北ゆたか線)は南方向へ向かいます。

↑折尾トンネルを出た辺り。

この辺りで、折尾駅鷹見口経由の路線と合流していました。

ここから再び複線になります。

↑進行方向右手に築堤らしきものが見えます。昔の筑豊本線だったでしょうか・・・?

この辺りで上下別線になります。

↑東水巻駅手前で別線だった上下線と合流します。

    ↑東水巻駅【JC25

累計13.5km、前駅(折尾)から2.7km】

こちらは福北ゆたか線(筑豊本線)では水巻町唯一の駅です。

遠賀郡水巻町には鹿児島本線筑豊本線が通っていますが、各線とも1駅しかありません。

    ↑中間駅【JC24

累計14.9km、前駅(東水巻)から1.4km】

中間市の中心駅です。

単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線を有し、駅舎は単式ホーム側に置かれています。

かつては国鉄香月線の起点駅であったこともあって、駅構内は広めになっています。

↑中間~筑前垣生間で遠賀川を渡ります。

遠賀川を渡りきったところで筑前垣生駅に到着します。

   ↑筑前垣生駅【JC23

累計16.4km、前駅(中間)から1.5km】

「ちくぜんはぶ」と読みます。

島式ホーム1面2線の駅です。

駅舎はJRではなく、中間市の所有となっています。

先ほどの中間駅ではなく、ここ筑前垣生駅が中間市役所の最寄り駅で、遠賀川を渡った先にあります。

無人駅ですが、きっぷの自動券売機が設置されており、交通系ICカードの利用もできます。

↑筑前垣生〜鞍手間。

この辺りから中間市から鞍手郡鞍手町に入ります。田園風景の向こうに山も見えてきます。

    ↑鞍手駅【JC22

累計18.7km、前駅(筑前垣生)から2.3km】

単式ホーム2面2線の駅で、無人駅です。


JR鹿児島本線の遠賀川駅からの国鉄室木線(廃止)に「鞍手」駅が存在していました。その当時、鞍手町には筑豊本線が通っていながらも駅は存在していませんでした。

国鉄室木線の鞍手駅が鞍手町唯一の駅でしたが、室木線廃止に伴い、鞍手町には駅ひとつも存在しなかった時期がありました。

現在の福北ゆたか線(筑豊本線)の鞍手駅は、室木線廃止の2年後の1987年に開業しました。

↑鞍手~筑前植木間。山陽新幹線とアンダークロスし・・・

↑すぐに九州自動車道とアンダークロスします。

そして筑前植木駅に到着します。


   ↑筑前植木駅【JC21

累計21.2km、前駅(鞍手)から2.5km】

ここから直方(のおがた)市に入ります。

こちらも単式ホーム2面2線の駅で、無人駅です。


    ↑新入駅【JC20

累計22.8km、前駅(筑前植木)から1.6km】

相対式ホーム2面2線を有しています。

こちらも無人駅です。

この駅も比較的新しい駅で、開業は1989(平成元)年です。

↑直方市街地に入り、右手に直方運輸センターの横を通ります。福北ゆたか線をはじめとする筑豊本線で使用される車両が休息する場所です。

そして直方駅に到着します。

   ↑直方駅【JC19

累計24.8km、前駅(新入)から2.0km】

JR側は島式ホーム2面4線、平成筑豊鉄道側は頭端式ホーム1面2線で、橋上駅舎を有しています。

直方運輸センター(車両区、乗務員区とも)、それらを統括する筑豊篠栗鉄道事業部と隣接しています。

直方〜博多間を福北ゆたか線で結ぶ特急「かいおう」の始発・終着駅であります。

この駅から博多方面は博多行、折尾方面は鹿児島本線の門司港行、若松線の若松線の若松行が出ております。

直方市の代表駅で、新飯塚駅とともに、筑豊本線(福北ゆたか線)の主要駅ともなっています。

また、平成筑豊鉄道伊田線の起点駅でもあり、田川方面はもちろん、行橋方面へ行くこともできます。

次の直方〜桂川間に続きます。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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