お宝映画・番組私的見聞録 -185ページ目

バツグン女子高校生 16才は感じちゃう

前項で内藤洋子の話題が出たところで、その中から気になったタイトルの作品といえば、ダントツに「バツグン女子高校生 16才は感じちゃう」(70年)であろうか。
タイトルだけ聞くとエロ映画を想像してしまうが、女優陣が内藤洋子に加えて吉沢京子とくれば、エロ映画であるはずもない。70年初頭といえば大映あたりで、こういう類のタイトルの映画をやっていたので、東宝も影響されたのであろうか。
内藤洋子はこの年に結婚して引退するのだが、本作公開時点(70年8月)でどういう状態だったかはわからないが、引退は決まっていたのかもしれない。ヒロインは彼女ではなく、タイトルどおり16才の吉沢京子である。すでに「柔道一直線」で人気を得ていた頃である。
一言で言えば、青春映画であり、舞台となるのはテニス部である。彼女の相手役となる若い先生が黒沢年男だ。内藤洋子は大学生で、医者である夏木陽介の妹という設定だ。
夏木陽介といえば「青春とはなんだ」。本作には校長役で十朱久雄、教頭に藤木悠、落ちこぼれ生徒に木村豊幸と矢野間啓治という「青春とはなんだ」の面々が同じような役(藤木は教頭ではなかったが)で出演している。番組終了から四年経過しているのにである。
他にも有島一郎、久保菜穂子、上田吉二郎といったべテランや、学生役では小倉一郎、頭師孝雄(佳孝の兄)、水谷豊、小野恵子、二年後に始まる「飛び出せ青春」でも生徒役の松原麻里、これがデビュー作となる「コンドールマン」佐藤仁哉といったところが顔を見せている。
本作はシリーズ化され(といっても二本だけだが)、同年「バツグン女子高校生 そっとしといて16才」が似たようなキャストで公開されている。
ところでタイトルだが「女子高生」ではなく「女子高校生」である。語呂が悪い方が正式タイトルだと覚えておこう。

君に幸福を センチメンタル・ボーイ

さて、菊容子が出演したもう一本の映画は「君に幸福を センチメンタル・ボーイ」(67年)という作品である。
主演は舟木一夫ということで歌謡映画の部類になるだろう。主題歌「センチメンタル・ボーイ」はもちろん舟木が歌っている。ヒロインは菊容子ではなく、同じヨウコでも内藤洋子である。60年代は、舟木一夫、橋幸夫、西郷輝彦の御三家の出演映画は非常に多く作られ、歌手ということで五社協定に縛られないぶん、舟木も(日活が多いが)五社全ての作品に出演している。東宝作品はこれを含め二本だけだが、いずれも共演は内藤洋子である。
内藤洋子といえば、当時は大人気の女優。ちょうど彼女の歌う「白馬のルンナ」もヒットしていた頃であろうか。その「白馬のルンナ」は舟木とのもう一本の共演作「その人は昔」の挿入歌であった。
菊容子は内藤洋子の友人として登場。彼女の誕生日パーティが開かれ、ヴィレッジ・シンガースが招かれたりして「バラ色の雲」などを披露する。ちなみに洋子容子は当時、共に17歳であった。
他の出演者は山岡久乃、清水将夫、浦辺粂子、田島義文、小鹿敦などで、東宝色を感じるのが田島くらいしかいない。小鹿敦って誰?って思ったら小鹿番のことであった(敦は本名)。商店街のオヤジなんかの役がよく似合う人である。
結局、二人は結ばれず、ラストも会えずということで、暗いムードで終わる悲恋物語になっている。ちなみに当時の同時上映は「ゴジラの息子」(つまりミニラ)で、よくわからんカップリングである。

日本の青春

菊容子が出演した映画について調べると、どうやら2本だけのようである。いずれも彼女が10代の頃で、その1本が「日本の青春」(68年)という大仰なタイトルの作品だ。
「日本の青春」というタイトルからは想像しにくいが、原作は遠藤周作の「どっこいショ」である。実は遠藤周作って一冊も読んだことがないし、映画化された「海と毒薬」とかも未見なので、その傾向がわからんのだが、「どっこいショ」というタイトルだけきくとユーモラスなものをイメージしてしまう。実際ユーモラスな作品もあるようだが、本作は割合重たい雰囲気の作品のようだ。
主演に中年男に藤田まこと。68年といえばあの「てなもんや三度笠」が終了したばかりであり、まだコメディアン的なイメージが強かったと思われるが、ここではシリアスに演じているようだ。この藤田演じる男は、戦時中には学徒出陣を経験したが、そのときの上官に殴れら片方の耳が聞こえない。戦後平凡に暮らしていたが、ある日初恋の人(新珠三千代)、そして自分を殴った上官(佐藤慶)に再会したところから話は始まる。
藤田の息子(黒沢年男)が付き合っている女性(酒井和歌子)が、実は佐藤慶の娘だったという、ドロドロな人間関係のドラマではよく見られるパターンの展開があったりするようだ。他に田中邦衛、奈良岡朋子、花澤徳衛などが出演しており、菊容子は藤田の娘を演じている。
三年前程前にCSでも放送されたようだが、見逃したようだ。終戦記念日のあたりに上映するところがあるようだが、興味のある人はどうぞ。
関係ないが、70年代初期に出たザ・タイガース(阪神ではない)の写真集のタイトルが「日本の青春」というのである。こちらもタイトルだけではわかりづらいと思う。

好き!すき!!魔女先生 その2

前項の続きである。「好き!すき!!魔女先生」だが、当時小学生だった自分は、少女向けドラマということで、全く見ていなかったと思う。放送されていたことすら知らなかったかもしれない。
このドラマが「特撮」の範疇で語られるのは後半の展開があったからだろう。1クール目は魔法を使える美女宇宙人先生の学園ファンタジーだったのが、2クールになると一転し、先生はアンドロ仮面に変身し、地球を征服しようとする宇宙魔人クモンデスと戦うという変身ヒロインものになったのである。このテコ入れは男子も視聴者に引きいれようとしたのだろうか。元々、月ひかる先生は平和監視委員という設定があったので、転換はしやすかったかもしれない。
ゲストに目を向けてみると第1話には白木みのる(当時37歳)が登場。白木が出演した特撮ドラマは本作くらいだろうか。というより、これ以降ドラマに出演すること自体があまりなかったようである。他にも楠トシエ、小山明子、林寛子、柳亭痴楽、太宰久雄、星美智子、子役では声優として活躍する塩屋翼、この頃の東映変身ヒーローものにはほぼ必ず登場した斉藤浩子、本作終了の翌週から始まる「バロム1」で主役となった高野浩幸なども顔をみせている。
あと、ひかるの兄・光源氏(月源氏じゃないのか?)役で佐々木功、ひかるの父・アンドロメダ帝王を悪役のイメージしかない堀田真三が演じている。しかし、何故か声は堀田のドスの聞いた声ではなく大宮悌二(「佐武と市」の市役など)が吹き替えている。本作では他にも高野浩幸の声を矢崎知紀が当てたり、川口英樹の声を高野浩幸が当てている回があったりするようだ。書き忘れていたがひかるのお目付け役パルの声は先頃亡くなった牟田悌三が担当している。
原作は前項に書いたとおり、石ノ森章太郎だが、「テレビマガジン」でのコミカライズは吾妻ひでおが担当しており、単行本化もされている。アンドロ仮面のコスチュームをデザインしたのも吾妻だそうである。

好き!すき!! 魔女先生

前項で名前の出た森本レオについてだが、デビューは67年だそうだが、上京して本格的に俳優活動をスタートさせたのは71年のことである。で初のレギュラー作品となるのが「好き!すき!!魔女先生」(71~72年)である(その前に「おれは男だ!」に数回出演)。
原作は石ノ森章太郎の「千の目先生」で、当初は「かぐや姫先生」のタイトルで企画が進んでいたという。実際、堀江美都子の主題歌も「かぐや姫先生のうた」という。タイトルの変更は制作の朝日放送が嫌ったためだという。詳細は不明だが、過去に「かぐや姫」がキーワードとなる番組で失敗したことがあり、縁起が悪いからだそうだ。しかしこのタイトル「好き!すき!! 」の部分(漢字→ひらがな、感嘆符がシングル→ダブル)を正確に書ける人はあまりいないかも。
この番組といえば、やはり主演の菊容子のことを語らずにはいられない。ご存知の方も多いと思うが、この番組終了から、わずか三年後に24歳で亡くなっている。交際していた男優に別れ話のもつれから絞殺されてしまったのである。その男優・藤沢陽二郎も「魔女先生」の第6話にゲスト出演しているのだが、本作が交際のきっかけだったかどうかは不明である。
菊容子は小学生の頃から雑誌モデルとして活躍、十代の頃には「忍者部隊月光」のゲスト(幻22号役)や「でっかい青春」では生徒役として(後半から)レギュラー出演していた。「魔女先生」には石ノ森の推薦もあって抜擢されたという。
さて、レオは主役の月ひかる先生の同僚の若手教師・旗野先生役で登場。校長先生に潮万太郎、教頭先生に白影こと牧冬吉、用務員さんには日本一用務員が似合う俳優といわれる奥村公延、生徒役には「忍者キャプター」の藤江喜幸、「仮面ライダー」の矢崎友紀、「帰ってきたウルトラマン」の川口英樹といった特撮でよくみる子役たちが出演していた。
とりあえず、次回に続く。

夏に来た娘

最近、田辺エージェンシーのタレントからピックアップしているが、昔所属していた中には、70~80年代に人気のあった水沢アキもいた。
彼女のデビューは72年、二谷英明主演の「夏に来た娘」というドラマである。当時は水沢あき子名義で、タイトルにある「娘」を演じたのが水沢なので実質的な主役だったといえる。共演は元大臣の扇千景、森本レオ、丘みつ子、藤原釜足、大和田伸也、高橋元太郎、山本圭、川口晶、中原ひとみといった面々で、主題歌を当時、「太陽がくれた季節」がヒットしていた青い三角定規が歌った。番組タイトルと同じ「夏に来た娘」という曲のようである。
このドラマに関しては、他に語ることもないのだが、数年前の週刊誌に水沢アキが17歳の時に共演の森本レオにレイプされたことを告白した、というような記事が載ったのを覚えている人もいるだろう。この「夏に来た娘」がまさにその共演したドラマなのである(というよりこれしか該当しない)。これに対してレオ側は「そんなつもりはないが本人がそう思っていたのなら謝罪したい」と関係があったことは認めている。まあ、何が真実かは当人たちにしかわからんだろうが、レオについては石原真理子も同じこと(レイプされた)を言っているので、テレビで見るイメージとは違うタイプの人間である可能性は高そうだ。
さて、水沢だが翌年には歌手デビューし、水沢アキに改名している。デビュー曲は「娘ごころ」という。うまくはないが、思い切りヘタでもなくあまり印象に残らない。シングル5枚ほどで、歌手活動はやめてしまっている。この時のキャッチフレーズは「ソニー家の三女」という。長女と次女が誰なのかは不明である。
最近、個人的には見かけた記憶はないが、まだまだ現役である。

こちら葛飾区亀有公園前派出所(映画版)

由紀さおりで、辿って行きもう一つ目に付いたのが「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(77年)である。今度、香取慎吾の主演でドラマ化されることで話題になっており、その影響か一度だけ実写映画化されている本作も改めて一部ではクローズアップされているようだ。
原作のほうは、もう十数年は読んでいない気がするが「少年ジャンプ」で連載がスタートしたのは、76年のこと。たまたま第一回は読んだ記憶があるが、これほど長く続くとは誰一人予想していなかったと思う。
翌年には映画化されたところを見ると、早い段階で人気を獲得していたことが覗える。さて、その映画版のキャストだが、両津にせんだみつお、中川に当時の人気アイドル草川祐馬、戸塚に浜田光夫、寺井に荒井注、署長に龍虎となっている。戸塚や寺井なんかは連載初期のキャラという感じだろうし、まだ麗子なんかは登場していない時期である。
原作も秋本治ではなく山止たつひこ名義になっている。ちなみに監督は山口和彦、脚本は鴨井達比古と名前の似ている人が並んでいる。
実際みたことがないのでなんとも言えないが、せんだや草川はイメージ的にはあっている気がする。せんだは当時30歳と実は今回の香取(32歳)より若かったりする。寺井は荒井注ということで原作と違いベテラン巡査になっているようだが。
他の出演者だが、田中邦衛、片桐夕子、夏木マリ、松本ちえこ、成瀬正などで、いずれも非業の死を遂げたたこ八郎や佐々木つとむもチョイ役で出ているようだ。由紀さおりも曲は不明だがフルで歌っているとのこと。そして「Gメン75」のメンバー(丹波哲郎、若林豪、倉田保昭、伊吹剛、森マリア、藤木悠、夏木陽介)も登場するとのことである。
本作は人気シリーズ「トラック野郎・男一匹桃次郎」との併映で、東映側もシリーズ化を見込んでいたとの話だが、シリーズ化どころか一度もソフト化されていない。せんだの話では「原作者がOKを出さないのでは」ということなので、事実だとすれば、秋本治が余程お気に召さなかった映画だったということになる。
ある意味、幻の作品になっていることもあり、現在もどこかで上映会が開かれることもあるようだ。見たい人は自力で調べてみよう。

青春大全集

田辺エージェンシーにおいて、研ナオコに並ぶベテラン歌手といえば由紀さおりである。で、由紀さおりが出演している映画で何となく目に付いたのが「青春大全集」(70年)である。
これは松竹作品だが、主演は吉永小百合である。日活を辞めたのか、在席しながら他社出演したのか正確にはわからなかったのだが、この70年から吉永小百合は日活以外の作品に出演しはじめている。本作は松竹での二作目(映画デビューは松竹の「朝を呼ぶ口笛」なので、正確には三本目)である。浅丘ルリ子なんかも、既に東宝作品などに顔を出し始めていた時期である。
さて本作は普通に恋愛映画という感じだろうか。吉永の相手役は松竹の顔・竹脇無我と思いきや、これが映画初出演となる松橋登である。竹脇は恋敵的なポジションとなっている。松橋登って、常に何かを企んでいる感じの悪役的二枚目のイメージがあるが、ここでは、普通に恋人の役だ。吉永の役名は根本律子といい、同じ名前の女優がいるが別に本作とは関係ないようである。
両親の役に三木のり平、高須賀夫至子、そして由紀さおり、日吉ミミ、野村真樹が「歌手」として出演している。それぞれ何を歌ったのかはわからないが、由紀さおりなら「手紙」、日吉ミミは「男と女のお話」、デビューまもない野村は「一度だけなら」と丁度この頃ヒットしていた歌を披露したのではと予想する。野村は線の細いなよなよした感じだったのが、野村将希に改名してからはマッチョな感じになり今や「水戸黄門」の柘植の飛猿である。真樹時代にアメリカ修行中にゲイに襲われてから身体を鍛えたということらしい。
さて、この映画本編のタイトルには「愛とは何か」とサブタイのようなものがついているようだが、ソフトのパッケージや、ネット情報でもほぼ無視されており、ただの「青春大全集」でよいようである。

三男三女婿一匹

研ナオコの出演しているテレビドラマを探すと「三男三女婿一匹」に突き当たった。まあ、タイトルは知ってはいるのだが、自分の見ないタイプのドラマなので、全くの未見である。
調べてみると第3シリーズまであり、舞台は病院一家という設定は同じだが、各シリーズで登場人物が違っていたりする。まあタイトルからして最低でも息子が三人、娘が三人、婿が一人いるのだろうという想像はつく。全シリーズ役名も一緒なのは、主演の森繁久弥(桂大五郎)だけである。
第1シリーズは76年。森繁の妻役(後妻)は山岡久乃で、三人の息子は新克利、井上順、加藤健一、娘があべ静江、池上季実子、養女が泉ピン子、その夫が西田敏行、これで七人だ。男三人は実の兄弟だが、娘たちは妻方の連れ子と、各所からの集合体ということだ。他にも坂口良子、古谷一行、杉村春子、そして研ナオコ。そして準レギュラーとして歌手の財津和夫も出演していたようだ。
第2シリーズは78年。森繁と山岡は同役だが、三人の息子は細川俊之、井上順、鹿賀丈史、養女が和田アキ子、その夫が西田敏行となっている。井上と西田は同じポジションの役だが、名前は変わっている。しかし、西田は泉ピン子の次は和田アキ子とか…。さて実は三女のうちの残りの二女はわからなかった。それらしいのは坂口良子、浅茅陽子、岩井友見あたりだと思われるが。研ナオコは看護婦の役で、ドラマは珍しいタモリも事務長の役で出演している。
第3シリーズは79年。森繁の妻役が杉村春子になり、山岡久乃は何故か家政婦の役である。三人の息子は山城新伍、関口宏、岡本富士太、娘が木内みどりと志穂美悦子、木内の婿が井上順となっている。一女たりないが、どうやら劇中に関口と平淑恵が結婚するようなので、それで三女となるのだろう。他には中尾ミエ、藤田弓子、榊原るみ、岡まゆみ、大場久美子、あと構成作家のはかま満緒が事務長役で出演している。
森繁と山岡、杉村春子、井上順は全シリーズに出演(他にもいるかもしれないが)している。主題歌は杉田二郎、小林幸司、松山千春がそれぞれ担当した。今見ると豪華なキャスティングである。まあ、あまり見たいとは思わないけれども。

にっぽん美女物語

ホリプロの女性タレントの話題が続いているが、今回は田辺エージェンシーから研ナオコである。
女版寅さんを狙ったといわれる研ナオコ主演のシリーズ映画が存在する。「美女」シリーズとでもいうのだろうか。その第1弾が「にっぽん美女物語」(74年)である。舞台となる小料理屋に女主人むつ(ミヤコ蝶々)が女手一つで育てた美人四姉妹がいた。「サザエさん」のようにみんな魚の名前がついており、長女・鯛子(元・藤岡弘夫人の鳥居恵子)、三女・鮎子(吉川くんでお馴染みの早瀬久美)、四女・さより(ホリプロ映画にも出まくりの秋谷陽子)、そして主役である次女・ひらめ(研ナオコ)である。いくら、ひらめ顔だからひらめって。顔も名前も性格も明らかに他の姉妹と違うという設定なのだ。しかし、鳥居、早瀬、秋谷のそれぞれ相手役となるのは三遊亭小円遊、湯原昌幸、蔵忠芳で、見た目は研の相手役となる秋野太作(当時・津坂匡章)が一番マシだったりする。他にも佐野浅夫、坂上二郎、佐藤蛾次郎、そして、企画者である田辺昭知のスパイダース時代の同僚・堺正章と俗に言う二枚目男優の出てこない作品だったりする。
第2弾は翌75年の「にっぽん美女物語 女の中の女」である。若干のキャスト変更があり、母親のむつ役は沢村貞子、三女の鮎子は「特捜最前線」の関谷ますみ(当時・益美)になっている。研、鳥居、秋谷、秋野、湯原、佐野らは前作と同じ役で登場している。他には前川清、三木のり平、田中邦衛、夏木マリ、児島美ゆき、鈴木ヒロミツなどが出演している。
そして第3作である「美女放浪記」は77年に製作され、研や秋野、佐野はそのままだが、むつ役にはミヤコ蝶々が復帰、四女役だった秋谷が三女に繰り上がり、その四女には相本久美子が、そして長女は桃山みつるとなっている。桃山みつるは時代劇でよく見かけるが、たいてい女郎の役というイメージである。前作までの鳥居恵子とは真逆な感じだ。他に前川清、花澤徳衛、坂上二郎と坂上大樹の親子、あとピンクレディーが歌ってたりするようだ。
この3作目がラストとなっているが、これはこの年に研が大麻で逮捕された(不起訴処分)ことが原因なのか、どちらにしろ終わりだったのかは不明だ。