路傍の石
まずは訂正から。前項のタイトルだが「黒百合城の秘密」ではなく「黒百合城の兄弟」が正解でした。というわけで、密かに修正してあります。
さて前項の森功至もそうだが、現在は声優業が中心の子役出身者といえば、池田秀一を忘れてはいけない。現在はすっかり、「機動戦士ガンダム」のシャアの中の人のイメージが強いが、オールドファンには、「次郎物語」(64~66年)の主役である次郎を演じた天才子役のイメージが強いと思われる。
池田は「次郎物語」以外にも、名作と言われる作品の主演が多かった。映画「路傍の石」(64年)もその一つである。読んだことはなくでもタイトルなら誰でも知っているであろう山本有三の小説だが、四回映画化されており、それぞれの時代の名子役が主役の吾一少年を演じている。
1回目は38年の日活作品。主演は片山明彦で、映画監督である島耕二の長男である。成長してからも映画、テレビ両方で活躍したが70年代初期に記録映画の演出に転向したという。
両親役に山本礼三郎、滝花久子、他に沢村貞子、潮万太郎、江川宇礼雄など。
2回目は55年の松竹作品。主演は坂東亀三郎(4代)で、現在の彦三郎(8代)である。その両親役に伊藤雄之助、山田五十鈴、他に須賀不二男、大木実、多々良純、そして沢村貞子。沢村は17年前の前作と同じ役で出演している。
3回目は60年の東宝作品。主演は前項にも名前の出た太田博之。「ふしぎな少年」はこの翌年だ。両親役は森繁久弥、原節子で、他に三橋達也、滝田裕介、菅井きん、そして1作目にも出演していた滝花久子など。
4回目は前述のとおり、64年の東映作品。十年の間に三回映画化されたことになる。主演は池田秀一で、両親役は佐藤慶、淡島千景、他に中村嘉津雄、星美智子、清川虹子、そして池田と同い年の子役・住田知仁(後の風間杜夫)などである。
あと、太田博之と池田秀一は「野菊の墓」の政夫役(太田はテレビ、映画の二度)もそれぞれ演じており、60年代は少年が主人公となる名作の映像化といえば、太田と池田の起用が目立っていたのである。
黒百合城の兄弟
突然だが、太田博之主演のNHKドラマ「ふしぎな少年」(61年)を知っている人は結構いると思う。月~金に帯で放送された15分ドラマだが、今回取り上げるのはその後番組である「黒百合城の兄弟」(61~62年)である。
「ふしぎな少年」の半年に対して、「黒百合城の兄弟」は丸一年、帯なので回数でいうと250回以上放送されたわけだが、知名度は断然「ふしぎな少年」であろう。個人的にも、はぼ初耳のドラマである。
テレビドラマデータベースによれば、主人公は鳥の助と千代丸の兄弟で、それを演じたのが花上晃と田中雪弥である。
花上晃は当時26歳。今も現役の役者だが、おそらく唯一の主役作品であろう。専ら悪役が多く、70年代にはにっかつロマンポルノへの出演も多かった。
田中雪弥は当時16歳。知っている人も多いかと思うが現在の声優・森功至である。古谷徹、堀川亮、塩屋浩三・翼兄弟など子役出身の声優は多いが、森功至も50年代には田中深雪という名前で「怪人20面相」(58年)などに出演しており、本作から田中雪弥となったようだ。後のアニメ「マッハGOGOGO」(67年)で主役の三船剛を演じたあたりから、声優業中心の活動にシフトしていったようだ。
他の出演者は露口茂、生井健夫、松本朝夫、松山照夫、そして太田博之など。松山照夫なんかは絶対に悪役かと思いきや、主人公を助ける棒術使いの役だったらしい。「タイムボカン」シリーズなどで知られる山本正之が同タイトルの歌を歌ったりしている。聞いたことはないけれども。
そういえば「サイボーグ009」(68年)で主人公・島村ジョーの声を演じたのは森だが(当時は田中雪弥)、劇場版の009で島村ジョーの声は太田博之が演じていた。
森功至は、森深雪というのが元々の本名だったらしいが、現在は本名そのものが森功至だそうである。女性と勘違いされるからというのではなく、占いで縁起の悪い名前と判定されたからということのようである。
胡椒息子/竹千代と母/不知火の小太郎
しつこくも中村光輝の話題なのだが、テレビでは「海の次郎丸」以外にも主演のドラマが何本か存在する。
まずは「胡椒息子」(69年)。冷たい継母のもとに引き取られた少年は実の母を探すドラマということなので、「母をたずねて三千里」みたいなものだろうか。共演は根上淳、中畑道子、高千穂ひづる、岡崎友紀、蔵忠芳など。脚本は全話(17回)、市川森一が担当した。
自分は知らなかったが、原作は獅子文六の小説で、結構有名な作品のようだ。53年には映画化もされており、こちらの主演は中村正紀。同じ中村でもこちらは劇団若草所属の子役ということで、歌舞伎界とは関係ないようだ。
続いて「竹千代と母」(70年)。ここで、光輝は少年時代の徳川家康(つまり竹千代)を演じており、母役は栗原小巻。他に山田五十鈴、緒形拳、東野英治郎、松本めぐみ、小橋玲子、ピーター、中村竹弥、中村嘉葎雄など。
そして「不知火の小太郎」(71年)。NHKで18時台に放送された島原の乱を背景とした冒険時代劇。共演は上原ゆかり、南原宏治、本郷淳、穂高稔、そして千秋実、木村功の「七人の侍」コンビなど。光輝と上原ゆかりは、「海の次郎丸」や73年のドラマ「青春家族」でも共演している。
本作終了後にスタートしたのが「タイム・トラベラー」、つまり少年ドラマシリーズが始まったのである。
このように中村光輝は、毎年のように主演ドラマがあった天才子役だったのである。個人的には、いずれも未見なので印象はないのだけれども。
ゲストとしては、やはり叔父である萬屋錦之介のドラマに、よく顔を出していたようだ。10歳の時、以前ここでも取り上げた「真田幸村」(67年)にも出ているが、そこでは当時7歳の従兄弟である中村信二郎も出演。この信二郎が2代目中村錦之助を襲名している。
光輝は81年に3代目中村歌昇を襲名した。吉右衛門の「鬼平犯科帳」で与力・小林金弥を演じている。
ママいつまでも生きてね
中村光輝の話が続くのだが、映画の方に目を向けてみると子役の時代に出演したのは1本だけのようで「ママいつまでも生きてね」(70年)という作品であり、光輝は主役の少年を演じている。
タイトルから病気物かなという見当はつくと思うが、病魔(ガン)に冒されるのはママではなく光輝少年である。ストーリー展開はまあ予想どおりだが、わかっていても涙という作品だろう。
少年の両親に小山田宗徳、月丘千秋、姉に熱田洋子、と「プレイガール」の東三千、医長に内藤武敏、看護婦に改名前の悠木千帆(樹木希林)、そして「デンターライオン」福田豊土などが出演している。
ところで、この作品は70年、71年のみ存在したダイニチの配給である。大映と日活の作品を1本づつ併映するというスタイルが基本だったようだが、本作の併映は同じ大映作品で宇津井健などが出演する「ボクは五才」という作品だったようである。
本作の前後である大映作品といえば「しびれくらげ」とか「おんな牢秘図」とか「高校生番長棒立て遊び」といったアダルト作品ばかりで、日活側も「ハレンチ学園」とか「野良猫ロック」を公開しており、その中に何故かこの2本が混じっているのである。
ちなみに、映画の中で光輝少年はロッテのファンという設定であった。何故かといえばオーナーが大映社長永田雅一だったからであろう。大映スターズ→大毎オリオンズ→東京オリオンズ→ロッテオリオンズという流れで、69年から球団名はロッテだが、あくまで冠スポンサーで経営は毎日・大映が行なっていたのである。もっとも永田は本作から数ヵ月後には球団経営から撤退することになる。
余談であるが、この球団スターズと大毎の間に57年の一年だけ大映ユニオンズを名乗っていたことがあるのをご存知だろうか。弱小球団だった高橋ユニオンズを吸収してこの名前になったようだが、何故か現在の千葉ロッテマリーンズの球団史的には大映ユニオンズは傍系扱いでその記録などは一切カウントされないことになっているという。
太陽ともぐら
引き続き中村光輝の話題だが、時代劇ばかりでなく現代劇への出演もあった。「太陽ともぐら」(69年)という全7回くらいの喜劇ドラマである。このドラマには中村一族、正確には小川一族(本名)が兄弟役で出演しているのである。
主役は長女役の倍賞千恵子、その父親が松村達雄、そして息子が四人おり、長男役が中村嘉葎雄、四男が中村光輝とここまでははっきりしている。他の出演者として森川信、佐山俊二、渡辺篤史、そして中村米吉の名がある。米吉は光輝の実兄で、嘉葎雄は米吉・光輝兄弟の叔父だ。推測だが、次男役が渡辺、三男役が米吉というところではないだろうか。
倍賞、松村、森川と「男はつらいよ」っぽいキャストだが、脚本は山田洋次が担当していたりする。
このドラマ75年にもリメイクドラマ化されているが、松村、倍賞はそのままで、脚本もやはり山田洋次だが中村一族は抜けている。他の出演は植木等、桜井センリ、下條正巳、水谷豊、榊原るみ、米倉斉加年、そして渥美清などである。
ところで、中村一門・小川一族の関係について知っている人は知っているだろうが、少し整理してみよう。
萬屋錦之介、中村嘉葎雄兄弟が実は五男五女の十人兄弟であることをご存知だろうか。錦之介は四男、嘉葎雄は五男で、当然上には三人兄がいる。
長男は中村歌昇(二代)で、その息子が米吉(五代・中村歌六)と光輝(三代・中村歌昇)なのである。ちなみにその二代歌昇は持病のため役者を引退し、監督・脚本家に転向、本名の小川貴智雄で活動していた。この名前は「特別機動捜査隊」の監督で見かけていたが、錦之介・嘉葎雄の実兄とは知らなかった。彼は73年に48歳の若さで亡くなっている。
次男は中村時蔵(四代)だが、この人も62年に34歳の若さで亡くなっている。詳しくはわからないが睡眠薬の事故だそうである。父である時蔵(三代)の名を襲名し二年たらずでの出来事である。
三男は初代の中村獅童だが、早くに引退し東映のプロデューサーへと転身した。この人の息子が現在の中村獅童である。
つまり錦之介・嘉葎雄の三人の兄は、自分が物心ついた時には亡くなったか表舞台を退いていたので、自分同様にその存在を知らない人も多いのではないだろうか。
海の次郎丸
海洋冒険時代劇というジャンルで「風雲黒潮丸」とともに思い出されそうなのが「海の次郎丸」(68年)であろう。行方不明の父を探して琉球やら南海の孤島にまで旅をする少年の物語である。
主演の次郎丸には当時12歳の中村光輝。現在の中村歌昇である。その少年時代には「真田幸村」「天と地と」「大忠臣蔵」などにも出演している。叔父にあたる萬屋錦之介とも「子連れ狼」や「破れ傘刀舟」などで共演している。
共演は島米八、松山容子、倉丘伸太郎などで、後はレギュラーかゲストかよくわからないが、ここで話題にしたばかりの松本錦四郎や「忍者部隊月光」の水木襄、他にも嘉手納清美、広瀬義宣、堀田真三、そしてアラカンこと嵐寛寿郎なども顔をだしている。
島米八は時代劇の悪役イメージが強いが、元々は子役で「進め!ヒデヨシくん」(61年)では主役を演じたこともあり、共演は桜木健一(宮土尚治)であった。詳しいプロフィールがわからないのだが、「次郎丸」の頃は20歳前くらいだろうか。
悪役で出演した堀田真三は、本作から「堀田真三」という芸名(それまでは本名の脇中昭夫)になったそうである。本作は松竹の制作だが、堀田は東映ニューフェースの11期生で、当時も東映の所属である。しかし、この芸名は松竹の人が付けてくれたものだそうだ。そういえば水木襄も倉丘伸太郎も東映ニューフェース出身である。
スタッフに目を向けると撮影の石原興、照明の中島利男のコンビは「必殺シリーズ」で有名な存在だ。ちなみに原作は大沸次郎の「ゆうれい船」だそうだが、そのままタイトルにしていたら全然イメージの違うものになっただろう。
風雲黒潮丸(テレビ版)
前項の「風雲児時宗」から思い出したわけではないが、同じ61年の作品に「風雲黒潮丸」がある。
海洋冒険時代劇とでも言うのだろうか、丸1年続いたので、それなりの人気はあったのだろう。東映制作だが、これといった有名俳優が出ているわけではない。
主演は高島新太郎で、東映ニューフェースの5期生だ。同期には梅宮辰夫、「プレイガール」の八代真知子、応蘭芳、「特別機動捜査隊」の滝川潤、「ナショナルキッド」の小嶋一郎などがいた。59年デビューで、当初は東映時代劇映画の方で活躍。「里見八犬伝」では里見浩太郎や伏見扇太郎などと共に八犬士の一人を演じたりしている。この61年にドラマ「雪麿一本刀」で主演したのに続いての主演であった。
他の出演者は主人公・夢若(高島)の父に細川直也、男装している小夜姫に青柳美枝子、他に藤里まゆみ、岩城力也、早木史郎、月村圭子、鈴木啓太郎など。割合名が知られているところでは花澤徳衛や上原ゆかりなども出演していたようだ。
さて、高島だがデビュー当初は同期の梅宮辰夫にも負けないくらいの勢いだったが、テレビの方に専念したこともあり、映画の方には出演することがなくなった。そして63年には早々と東映を退社している。「柔道一代」(62~64年)の出演中に高島英志郎と改名しているが、おそらく東映退社がきっかけではないだろうか。
しかし、66年にはその東映の「アタック拳」で再び主演。その放映中に「アタック拳」でコンビを組んだ伊達正三郎が出演していた「特別機動捜査隊」に伊達と同じ藤島班の刑事として登場した。現在東映チャンネルの放送分では三回ほど登場しただけだが、そのうち再登場するようであり、また改名するらしい(未確認だが本名の高島弘行、または弘行新太郎という資料もある)。
風雲児時宗/夢殿
まず「風雲児時宗」(61年)だが、タイトルどおり北条時宗を描いた作品。60年代に主に柔道物を手がけていた日本電波映画の制作である。
時宗は当然、松本錦四郎だが、他の出演者は何の役かは不明。田崎潤、名和宏、明智十三郎といった、それまでは映画で活躍していた面々や戦前から活躍していた香川良介、海江田譲二、女優陣は日本電波の作品にはほぼ顔を出していた佐治田恵子、「蟻の街のマリア」の千之赫子、そして「天馬天平」の秋葉浩介、「矢車剣之助」の手塚茂夫、「変幻三日月丸」の中山大介と少年向け時代劇のヒーローたちが顔を揃えていた。中山大介は錦四郎と同じ松竹七人若衆の一人であった人物。その「七人若衆」の映画では名和宏も共演していた。
「夢殿」(62年)は、タイトルからはわかりづらいが聖徳太子を描いたドラマだそうである。そういえば、聖徳太子のドラマって記憶にない。ちなみに、1年の予定が20回で打ち切られたようである。出演者だが錦四郎の他、香川、海江田、手塚、秋葉、佐治田と「風雲児時宗」と同じメンバー。他に 川俣まき、上杉高也など。
松山容子主演の「琴姫七変化」や「月姫峠」でも、錦四郎はその相手役を務めている。基本的に日本電波制作のこの辺りの出演者はほぼ似たようなメンバーであり、これらに出演している栗塚旭はまだ脇役であった。
噂の錦四郎
突然だが「噂の錦四郎」(63年)である。主演は松本錦四郎で、まあタイトルにもなるくらいだから当時は人気者だったことは間違いない。
元々は日活ニューフェース三期生の穂高渓介(同期は小林旭、二谷秀明など)として56年にデビューしたが、58年には先代の松本幸四郎門下となり、まもなく松竹の会長に認められ、以前ここでも取り上げた「七人若衆大いに売り出す」で七人の最年長・松本錦四郎として活躍することになる。ちなみにこの七人には林与一や花ノ本寿、中山大介などがいた。
60年からはテレビにも進出し「琴姫七変化」への出演を皮切りに、「風雲児時宗」や「夢殿」(61年)といった時代劇では主役に抜擢され、そして「噂の錦四郎」へと繋がっている。
他の出演者は伊吹友木子、秋葉浩介、石黒達也、佐治田恵子、そして栗塚旭など。
ところで、本作は65年3月まで放送されたようなのだが(放送時間19時)、65年10月から子供番組時間帯の18時15分から放送されていた記録がある。単純に再放送の可能性もあるが、畠山みどりが「噂の錦四郎」に加え「新・噂の錦四郎」の主題歌も歌ったという記事を見つけた。検索しても出てこないのだが、こちらの方は新作だった可能性もある。
さて、松本錦四郎はこの「噂の錦四郎」あたりからは、活動の場をほぼテレビに移している。しかし、この番組が終わるとあまり仕事がこなくなってしまったのである。おそらく、大きな当たり役をやってしまうと、そのイメージが強すぎて他で使いづらくなるという現象ではないだろうか。
自分はほとんど錦四郎を見たことがないのだが、少し前に時代劇ではなく「特別機動捜査隊」で犯人役を演じていたのを見ることができた。67年に放送された話だが、エンドクレジットを見て、初めてそれが松本錦四郎だったことを知ったのである。この番組では、やはり前述の七人若衆の一人だった花ノ本寿も殺される役で出ていたりする。
そして、73年松本錦四郎は39歳の若さで自殺してしまった。おそらくは丸井太郎(図々しい奴)や畠山麦(キレンジャー)などと同様の理由ではないだろうか。
快傑鷹の羽
テレビ放映された少年向け時代劇から、「快傑鷹の羽」(60年)を取り上げてみたい。ちなみに「鷹の爪」ではない。
まあ、このあたりの時代はホント似たような番組が沢山ある。これも仮面をつけた正義の使者が悪と戦うといったパターンのもののようである。
これも実際には見たことがないので、ネット上で調べた結果1枚だけ画像が出てきたが、まあ「仮面の忍者赤影」のような仮面を想像してもらえばいいと思う。その「赤影」の第4部に出てきた黄金の仮面によく似た仮面をつけている。先日取り上げた「ヒマラヤ天兵」とか「まぼろし探偵」あたりよりは格好いいかもしれない。
主演は岩井良介という人。このあたりの時代のドラマに数本出ているだけで、詳細は不明である。仮面をつけているからよくわからないが、少なくとも二十歳は越えているように見える。他の出演者は太田博之、野口ふみえ、北川町子、笠間雪雄、富士乃幸夫、そして脱線トリオの八波むと志など。
太田博之は当時13歳、この頃は「怪獣マリンコング」や「ふしぎな少年」などにも出演していた。野口ふみえは現在も活躍中の女優で、当時は東宝を中心に数多くの映画に出演していた。そして富士乃幸夫は、特撮ファンなら知っている名前だと思うが、大野剣友会のメンバーとして活躍した人である。仮面ライダーシリーズには大体顔を出していたが、一番有名ななのは「仮面ライダーV3」のデストロン大幹部であるツバサ大僧正役であろう。それこそ「鷹の羽」のような仮面をつけていたので、顔は知らない人も多いかもしれないが。まだ大野剣友会がなかった頃から活動していたようである。
ちなみに、この番組はフジテレビで日曜夜18時30分からという、「サザエさん」時間での放送であった。といっても「サザエさん」のスタートはこの番組終了から8年後のことである。