お宝映画・番組私的見聞録 -155ページ目

水戸黄門海を渡る

前項で「新説水戸黄門」というテレビ作品について、ちょいと触れたが、おそらくその映画版だろうと思われるのが「水戸黄門海を渡る」(61年)である。
原作が共に川内康範で、黄門一行が北海道を舞台に活躍するというシチュエーションも同じである。「海を渡る」といっても外国に行くわけではないのだ。
「新説水戸黄門」は出演者からしてしょぼい感じが漂っている(未見でいうのもなんだが)のに対して、この映画版は豪華である。
黄門役に長谷川一夫、助さん役に市川雷蔵、格さん役に勝新太郎という大映トップスターの共演である。
当時の北海道といえば、当然松前藩が舞台となり(他に藩はない)、アイヌ民族ももちろん登場する。長谷川は黄門役の他に、アイヌの酋長であるシャグシャインの二役を演じている。ちなみに、1669年にはシャグシャインならぬ「シャクシャインの戦い」という、松前藩に対してアイヌ民族が蜂起した戦いがあり、その指導者がシャクシャインである。まあ、歴史の教科書には載っていないだろうし、北海道民だった私も知らんかった。
そのシャグシャインの妹ノサップに扮するのが野添ひとみ。ノサップはやはり納沙布岬からとったのか?ところで、娘ではなく妹だそうである。当時、長谷川53歳、野添24歳である。雷蔵ではなく勝新のほうに好意を寄せたりする。
松前藩主役に林成年。長谷川の長男である。ちなみに、林、雷蔵、勝新はみんな当時30歳、つまり同い年である。悪役はその家老の石黒達也で、彼と結託するアイヌ側の悪役ギルタンに千葉敏郎である。この三年前の「水戸黄門漫遊記」では格さんを演じていた。
他の出演者は宇治みさ子、小堀明男、佐々十郎らに加え、大映時代劇お馴染みの伊達三郎、堀北幸夫、木村元、浜田雄史などである。

新説水戸黄門/ロッパの水戸黄門

前回、60年には市川佐團次の「水戸黄門漫遊記」の他にも水戸黄門ものが二本あると書いたが、まずは「新説水戸黄門」から。
原作があの川内康範で、内容は一行が北海道で活躍するというものらしい。「隠密剣士」も始まりは北海道が舞台だったりするが、北海道(蝦夷)を舞台にする時代劇は少ないと思う。
黄門役は花柳寛(らしい)。日本舞踊花柳流の人だと思うが、詳しいところはわからない。60年代前半は結構テレビで活躍していたようだ。三年ほど前に花柳流の後継争いが話題になり、そこに花柳寛(77)と出ており、同一人物だとすれば、当時20代ということになり黄門役には無理があるのでは?と思うのだが。まあ、その後だれかが名を継いだとか、黄門役ではなかったかもしれないので何ともいえない。
他の出演者として夏目俊二、谷村昌彦、久野四郎らの名があがっている。久野は川内原作の「月光仮面」にも出演していた。夏目俊二は資料によっては春日俊二になっていたりして、ごっちゃになっているようだが、両方とも存在する俳優であり、世代も近い。この頃、時代劇で主役を連発する活躍をしていたのは夏目の方なので、夏目が正解と推測される。春日は俊次→章良→俊二という改名歴があるようだが、少なくとも60年代後半は本名の春日章良であった。「マイティジャック」(68年)にもその名で出演している。
さて、もう一本は「ロッパの水戸黄門」である。
タイトルどおり古川緑波が黄門を演じる。ロッパは前にも書いたとおり新東宝の「水戸漫遊記」でも黄門を演じている。
他の出演者は佐藤賢、奥田義博、生原ひろし、月宮康子など個人的には知らない名前が並ぶ。
期間は1クールで、喜劇仕立てだったと思われる。

水戸黄門漫遊記(テレビ版)

今回はテレビの方の「水戸黄門漫遊記」に目を向けてみたい。
一番古いと思われるのは、テレビ放送が始まった翌年である54年の「エノケンの水戸黄門漫遊記」である。
記録には爆笑ミュージカル調漫談ドラマとある。バラエティ的な要素も強かったようである。主演はもちろん榎本健一で、エノケンが水戸黄門に間違われるという、ニセ黄門のパターンが早くも使われている。その正体は映画でエノケンが演じていた「ちゃっきり金太」であるという設定だ。

他の出演者はキドシンこと木戸新太郎、如月寛多など。如月寛多って、いつ見かけても時代劇の悪人坊主の役(複数の番組)だったという記憶しかないが、戦前からエノケン映画には必ずといっていいほど顔を出していた。実は如月はエノケンの実家のせんべい卸屋の使用人だったという過去を持つ人らしい。
次が57年の「水戸黄門漫遊記」。こちらはオーソドックスな水戸黄門だったようである。黄門には十朱久雄。十朱幸代の父である。助さん格さんがおそらく柳沢真一、里井茂。柳沢は映画でも助さんを演じている。里井は「わんぱく砦」「神州天馬侠」など50~60年代ドラマに数多く出演している。
他の出演者は、岸輝子、由利徹、益田喜頓、内海突破、旭輝子(神田正輝の母)などである。
続いて60年にも「水戸黄門漫遊記」がある。こちらの黄門は市川左團次(三代目)で、他の出演者は舟橋元、江見俊太郎、浅香春彦など。助さん格さんは舟橋、江見の新東宝コンビであろうか。江見は現在も続く「水戸黄門」シリーズには40回近く、ほぼ悪役で出演していたが、当時は「眠狂四郎」を演じるなど二枚目役者であった。
この60年には、「水戸黄門」作品が他にもあったが、それはまた次回に。

天下の副将軍 水戸漫遊記/水戸黄門とあばれ姫

今回は新東宝の「水戸黄門」作品を探してみたが、二作品と意外と少ない。
まずは、「天下の副将軍 水戸漫遊記」(58年)。別に「水戸黄門漫遊記」でもいい気がするのだが、何故か「黄門」を抜いて「水戸漫遊記」としているところが新東宝っぽい。
内容的にはオーソドックスな時代劇のようで、メインキャストは水戸光圀に古川緑波、格さんに中村竜三郎、助さんに天城竜太郎。
天城竜太郎というのは、新東宝時代のみの芸名で、その前後である松竹、東映時代は若杉英二を名乗っている。松竹時代は明智小五郎を演じたこともあるが、69年ごろになると「異常性愛記録 ハレンチ」とか異常性愛路線にも出演するようになる。
中村竜三郎も日活(芸名は中川清彦)から転じて、新東宝で改名しており、歌舞伎役者出身というわけではないようだ。
この作品は「板東好太郎入社第一回作品」と謳われているように、戦前のスターだった坂東好太郎の新東宝移籍第1作である。家老の役だが、黄門一行以上の活躍をするようで、最後に黒幕(丹波哲郎)を斬るのも彼のようである。
他の出演者は宇治みさ子、和田桂之助、明智十三郎などである。
もう一本は「水戸黄門とあばれ姫」(59年)で、本作では前述の坂東好太郎が黄門を演じている。坂東は当時48歳で、黄門を演じるにはまだ若かった。この人は52~54年にかけて孫悟空を演じたりもしている。
しかし本作の主役は手裏剣お竜役の小畠絹子だったりする。タイトルでネタばらししているとおり、この人の招待は姫様である。
助さんは「特別機動捜査隊」でお馴染みの伊達正三郎、格さんは目立つ役は珍しい村山京司だが、この二人よりも若侍役の和田桂之助の方が活躍する。当時のポスターでは助格役の二人よりも和田や徳川綱吉役の片岡彦三郎、お局役の三原葉子の方が優先されている。
坂東も後に東映に移るが、62年頃には歌舞伎界に戻っている。
ちなみに玉三郎も「坂東」、妻三郎は「阪東」、英二は「板東」である。

爆笑水戸黄門漫遊記

次は「爆笑水戸黄門漫遊記」(59年)である。タイトルに「爆笑」とついているとおりコメディタッチの黄門である。
ニセ物と合わせて二組の黄門一行というのは定番パターンだが、本作はニセ物が二組、つまり三組の黄門一行が登場する。本作も主役は本者ではなく、ニセ物の一行である。
そのニセ黄門を演じるのは柳家金語楼で、ニセ助さんが柳沢真一、ニセ格さんが南道郎である。
もう一つのニセ物は黄門・由利徹、助さん・八波むと志、格さん・南利明という、つまり脱線トリオの三人である。
そして本物は、黄門・徳川夢声、助さん・佐藤允、格さん・夏木陽介という正統派の布陣で、佐藤と夏木は東宝期待の若手スターで瀬木俊一と合わせて「スリー・ガイズ」として売り出されていた。本作では瀬木ではなく若侍役の佐原健二と三人でクレジットの二列目に(トップは金語楼)並んでいる。
この若手スター三人以外は基本的に喜劇の人がズラリと並んでいる。花菱アチャコ、益田喜頓、堺駿二、森川信、有島一郎、藤村有弘、平凡太郎、トニー谷など。ここでトニー谷は悪役を演じている。
ニセ格さんの南道郎は悪役のイメージが強いが、昭和20年代には漫才をやっていた人なのである。
女優陣も清川虹子、若水ヤエ子、小桜京子、若手では「お姐ちゃんトリオ」の中島そのみ、後に大映でも活躍する中田康子、そして同年の「コタンの口笛」という映画のヒロイン幸田良子などが出演している。幸田良子については詳細は不明で、まだ10代の少女であったと思われるが、翌60年を最後に姿を消す。ちなみに前述の瀬木俊一も60年を最後に姿を消している。
あと、ザ・ピーナッツも出演しているが、この年にデビューしたばかりということもあり、クレジット上での扱いは低かった(10人並びの最後)。本作は最近でも映画館で上映されたりするることがあるようだ。「爆笑」する人はあまりいないと思うが。

水戸黄門漫遊記(58年版)

前回「水戸黄門漫遊記」というタイトルの映画は4作ほどあると書いたが、58年には2作の「水戸黄門漫遊記」というタイトルの映画が大映と松竹からそれぞれ公開されている。
まずは大映の方だが、水戸光圀に中村鴈治郎。わかりやすく言うと中村玉緒の父だが、本作にはその玉緒も後に亭主となる勝新太郎も揃って出演している。
助さんは品川隆二で、格さんは千葉敏郎。ほぼ悪役として活躍する千葉も若い頃にはこういう役も演じていたのである。で、本作で悪役となるのは杉山昌三九、伊達三郎で、他にも伊沢一郎、三田登喜子、島田竜三、南条新太郎など。監督は三隅研次、脚本は小国英雄が担当している。
もう一方の松竹作品だが、水戸光圀に澤村國太郎。わかりやすく言うと長門裕之、津川雅彦兄弟の父である。助さんは近衛十四郎で、格さん(本作では格之丞)は新人だった林彰太郎だ。という十分に主役キャストなのだが、実は本作の主演は彼らではない。恒例であるニセ黄門一行が主役なのである。演じるのはニセ黄門が伴淳三郎で、ニセ助格は天王寺虎之助、大泉滉だ。他にもトニー谷、堺駿二、エノケンこと榎本健一らが顔を見せる喜劇作品なのである。
女優陣は瑳峨三智子、冨士真奈美に加え島倉千代子が。男優陣も北上弥太朗、戸上城太郎、小笠原省吾(小笠原弘)など、中々のキャストが揃っている。
この両作で助さんを演じるのが偶然にも近衛十四郎、品川隆二という「素浪人月影兵庫/花山大吉」でお馴染みとなるコンビなのである。近衛、品川、格さん役(松竹)の林彰太郎はみんな2,3年後には東映に移籍することになる。もう一人の格さん千葉敏郎は素浪人シリーズにはよくゲストで登場し、よく近衛に斬られていた。

それにしても、タイトルを変えようとは思わなかったのだろうか。

水戸黄門漫遊記(69年版)

4月に突入したので、新ネタをと思ったが、思いつかないので坂上二郎近辺から攻めてみる。
坂上二郎の師匠は、獅子てんや・瀬戸わんやのコンビらしい。このてんや・わんやとコント55号が一緒に出演しているしている映画が「水戸黄門漫遊記」(69年)である。
しかし「水戸黄門漫遊記」というワードがタイトルにつく映画というのは20作くらいあるのだ。その大半が月形龍之介が黄門を演じるシリーズで、サブタイに「怪力類人猿」とか「人食い狒々」とかつくのでわかると思うが、何もつかない「水戸黄門漫遊記」というタイトルの映画も4作ほどあるようだ。
今回取り上げるのは、その中でも一番新しい作品で、森繁久弥が黄門を演じている東宝のものである。現在も続くテレビ版「水戸黄門」の初代を演じるのは東野英治郎ではなく森繁の予定だったことは有名だが、結局森繁が黄門を演じているのはこの一作だけのようである。
他のキャストは助さんに宝田明、格さんに高島忠夫。ちなみに格之進ではなく格之丞というらしい。
若さま役に当時14歳の中村勘九郎(現・勘三郎)、悪役には平田昭彦、女優陣は草笛光子、池内淳子、沢井桂子といった奇麗どころから、赤木春恵、浦辺粂子、浦山珠実といった婆、いや年増まで揃っている。てんや・わんやは関所の役人という役どころで登場。
そしてテレビシリーズでも恒例のニセ黄門に三木のり平、ニセ助さん格さんがコント55号の二人である。55号とてんや・わんやが一緒に出ている作品は本作だけのようだ。
ほぼ全編、喜劇テイストな作品である。

コント55号60分一本勝負

前回お届けした「社員遊侠伝シリーズ」だが、実は以前にも取り上げていたことが判明した。すっかり自分で書いたことを忘れていたりする。書いてある内容は若干違うが、こういったことは多々起こる可能性があるので、その辺は見て見ぬふりで。
さて、「コント55号の冠番組 その2」で取り上げた「コント55号60分一本勝負」(70年)だが、そこでは第2回のみあげたが、他のエピソードもいくつか判明したので、改めてここで紹介したい。基本的には、毎回設定の違う1話完結のドラマである。
その第1回は「親父!にくいにくい」。55号の二人は親子という設定(もちろん坂上が父親役)で、萩本の書き下ろし脚本である(他の回は不明)。ゲストは有川由紀、十朱久雄、霧立はるみなど。有川、霧立は主に60年代後半に活躍した女優である。霧立は「特別機動捜査隊」によく登場する。
第3回は「三億円!それはないよ」。ゲストは川地民夫、多々良純、ボンサイトなど。ちなみにボンサイトはトロンボーンで色んな音を出す芸人である。
第4回「手錠で握手!」。坂上が詐欺師の役で、萩本が刑事の役。どうしても逆に感じてしまう。ゲストは珠めぐみ、三原葉子、根岸明美など。三原、根岸は50年代には肉体派女優として知られていた。
第7回「海の男の子守唄」。ゲストは中原早苗、奈美悦子、有島一郎など、
第8回「人生はファイトなのだ」。ゲストはフランキー堺、小林幸子、山下洵一郎など。
第9回「さらば外人部隊」。ゲストは真理アンヌ、ジェリー伊藤、犬塚弘など。
第10回「ハレンチ大学園」。ゲストは早瀬久美、松島トモ子、財津一郎、佐々木功など。
第11回「助っ人稼業」。55号の二人は渡世人役ということで、時代劇だったようである。ゲストは曾我廼家明蝶、平井昌一、水垣洋子など。
第14回「シリーズ・女にゃ勝てない」。シリーズというくらいだから他にもあったのかも。ゲストは珠めぐみ、木の実ナナ、岸ユキなど。
第18回「生んだが勝ち」。ゲストは清川虹子、親桜子、池田和歌子など。親桜子は「スペクトルマン」、池田は「マイティジャック」にレギュラー出演していた。
とまあ、ここに挙げただけでもバラエティに富んでいたことがわかり興味深い番組である。

社員遊侠伝シリーズ

初の55号主演映画は「コント55号 世紀の大弱点」(68年)という作品だが、この68年から映画にも顔を出すようになっており、初出演作はその半年前に公開されたサラリーマンコメディもの「悪党社員遊侠伝」という作品のようである。
主演は牧伸二、なべおさみ、立川談志、小野ヤスシといった当時人気のお笑いタレントたちで、55号はチョイ役だったようである。他にも財津一郎、由利徹、藤村有弘、林家パー子、小野以外のドンキーカルテットの面々(ジャイアント吉田、猪熊虎五郎、祝勝)も顔をみせており、女優陣も香山美子、小山ルミ、宮城千賀子などが出演している。
ちなみに林家パー子は当時20歳で、林家三平(もちろん先代)に入門したばかりの頃だったようである。兄弟子の林家ペーと結婚するのはこの四年後のことで、ペーパーコンビとなったのは全くの偶然だったようだ。
この社員遊侠伝はシリーズになっており、その第2弾が「まっぴら社員遊侠伝」。主演はやはり牧、なべ、談志で、由利、藤村、財津も引き続き出演している。本作でも55号はチョイ役で顔を出しているようだ。他の出演者は石井均、ジェリー藤尾、沢知美、春川ますみに加え、真理アンヌ、シリア・ポールというインド系の美女二人も登場している。
本作は脚本を藤本義一が担当している。
第3弾が「極道社員遊侠伝」で、主演の牧、なべ、談志や財津、由利、藤村といったところも同じで、ここには55号は出演していないようである。
その代わりに?横山ノック、トリオ・スカイライン、人見きよし、晴乃チック・タックといったお笑い陣が顔を揃え、牟田悌三、佐藤友美、小山ルミ、若貴兄弟の母・藤田憲子らも出演している。

泣いてたまるか(映画版)

「泣いてたまるか」は、渥美清(&青島幸男、中村嘉津雄)主演のテレビドラマとして有名で、以前ここでも取り上げたと思う。
「泣いてたまるか」には映画版(71年)も存在するのだが、こちらの主演は渥美清ではなく、坂上二郎だったりする。ちゃんと萩本欽一もメインとして出演しているのだが、55号映画として語られることはほとんどないようである。やはり、坂上が主役として位置づけられているからだろうか。
設定では、坂上と萩本は兄弟だ。といっても腹違いの兄弟である。似て無さすぎるし。ヒロイン役は榊原るみで、坂上といい雰囲気にと思いきや結局は萩本と、という「男はつらいよ」的な展開となるようだ。
他にも倍賞千恵子、高橋長英、佐藤蛾次郎、黒木進(小野武彦)、そして坂上の母役にミヤコ蝶々などである。

書くことがなくなったので、テレビ版「泣いてたまるか」(66~68年)の中から気になった回を挙げてみよう。
第3話「ブフテキ子守唄」。京塚昌子、黒柳徹子、清川虹子、悠木千帆(樹木希林)などインパクトのある顔ぶれが揃っている。
第11話「先輩後輩」。特別出演で天知茂、藤山寛美と、とてもミスマッチな組合せだ。他にも後に夫婦となる石橋蓮司、緑魔子も揃って出演している。
第35話「翼あれば」。脚本が金城哲夫、監督が円谷一というウルトラコンビの作品。
第41話「先生早とちりをする」。西田敏行のデビュー作である。西田は86年に「泣いてたまるか」のリメイク版で主役となっている。
第48話「先生週刊誌にのる」。監督、脚本が深作欣二。深作と渥美というのも非常に意外な組み合わせだ。深作の妻である中原早苗(65年に結婚)も出演している。
最終話「男はつらい」。“よ”はつかない。このラストは有名だと思う。前田吟、太宰久雄など「男はつらいよ」メンバーも出演しており、山田洋次は脚本で参加している。