🌸受験の成功は栄養が9割🌸
高校受験大学受験は子供が主体の受験です。
お母さんにできるのは
ガミガミ怒ったり勉強を管理することではなく、
受験期の子供の体調不良やメンタル不調にいち早く気づき、日々の食事を改善し、
最高の状態で試験に挑むことができるようにサポートしていくことです。
料理が苦手でも大丈夫です。
分子栄養学を知ることで、その時の子供の不調から今どんな栄養が必要かがわかるようになります。
一緒に子供たちの受験の成功をサポートしていきましょう。
分子栄養学で自らの20年苦しんだ花粉症、イライラや不安症が改善
長女の通年アレルギー性鼻炎、花粉症、チック、強迫性障害、ニキビ肌、ひどい生理痛改善
現役,浪人期過敏性腸症候群、SIBO、メンタル不安定を改善して第一志望合格
次女、思春期の激しい反抗期が栄養を意識した食事で穏やかに。受験期は主体的に勉強を始めて成績30点以上UP
親の栄養状態と潜在意識を改革すれば不安や心配、イライラがなくなり受験期の子供との関係も良好になります✨
ー2024ー
長女:京大理系合格🌸
次女:第一志望公立高校合格🌸
🍀23年5月からアドバイザーとして活動中
🍀子ども分子栄養学アドバイザー
🍀OA認定分子栄養学アドバイザー
🍀潜在意識と心理を読み解くメンタルケア
🍀引き寄せ子育て認定講師
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受験期のお子さんの体調やメンタルの悩みについて
お気軽にコメントください。
ブログ内でお答えさせていたきます。
こんにちは
子ども分子栄養学アドバイザーのユカママです
今日は次回に引き続き、
鼻炎や花粉症に悩む受験生のために
改善するための栄養素についてお伝えします。
まず前回のおさらいを簡単に。
花粉症やアレルギー性鼻炎にかかるのは
長期的なストレスで
炎症を抑えるためのホルモン「コルチゾール」の分泌が過剰となり
ついにはコルチゾールを分泌する副腎が疲れてしまうことにより
コルチゾールが不足して
炎症反応を抑えられなくなってしまいます。
また、常に受験によるストレスで緊張状態にさらされている受験生は
交感神経が優位で常に緊張状態でいるため
コルチゾールの分泌が多くなることで
副腎が疲れているんですね。
そしてこのように緊張状態が続いているというのは
自律神経が乱れているということです。
自律神経が乱れることで消化能力が落ちてしまいますが、
消化能力が落ちるということは
胃や腸が弱っているということです。
胃腸の状態が悪いということはアレルギー症状が出やすいと
前回のブログでお伝えしましたが、
なぜ悪いのかを書いていなかったのでこちらに書いていきます。
弱った腸壁に分解されにくい小麦のグルテンや、乳製品のがゼインが到達すると
炎症を引き起こしてしまいます。
腸壁は細かい網の目のようになっていて、
通常は分子の小さくなったものだけを通すのですが
炎症によって広がった目から、
通常入りえない大きな分子のものが血液中に入ることで免疫系の過剰反応が引き起こされて
花粉症やアレルギー症状だけでなく、頭痛やメンタル不調まで引き起こしてしまうのです。
そのため、花粉症や鼻炎を抑えるためには
まず副腎ケアのためにストレスを緩和し自律神経を整えていきましょう。
どのように整えるのかといえば難しいことでなく
朝日を浴びる
朝食をしっかり食べる
よく噛んで消化を促す、
といったことでいいのです。
そして腸内環境を良好にするために
小麦製品や乳製品をまずは2週間控えることもお伝えしました。
では、いよいよ
腸の炎症を抑えて、腸の粘膜を強くするための大事な栄養素を4つお伝えします。
1:EPA・DHAが含まれるオメガ3系の油
青魚(缶詰なども含む)、アマニ油、えごま油、チアシード、ヘンプシード、くるみなど
細胞膜に送り届けられたEPAは、腸の粘膜の炎症を抑えてくれる。
アトピー性皮膚炎や喘息などの炎症にも効果的。
α₋リノレン酸での摂取だけだとEPAやDHAの変換率が低いので、魚料理や魚の缶詰などと合わせて摂るのがおススメです。
2:ビタミンD
魚の内臓、鮭、しらす、ししゃも、煮干し、干しシイタケなど
近年、免疫力をアップさせたり炎症反応を抑える働きがあることが知られてきたビタミンです。
15分ほど日光浴をすることで体内で生成されるので日光浴もおススメです。
私はこれを知って、自転車に乗るとき腕に日焼け止めを塗るのをやめました。
3:鉄
豚や鳥のレバー、砂肝、牛肉の赤身、マグロ、カツオ、ほうれん草、小松菜、切り干し大根、大豆製品など
吸収率の高いのは動物性のヘム鉄ですが植物性の非ヘム鉄は作り置きなどで使いやすいので、両方合わせてこまめに摂っていきましょう。
鉄は貧血を改善したり酸素をはこぶだけでなく、細胞の成長や分化に必要な酵素でもあります。そのため、不足してしまうと腸粘膜の再生能力が低下してしまいます。
そもそも鉄分は汗や排泄物などで消耗しやすく、女子は生理でも毎月消耗するので不足しやすいミネラルです。
最近はサプリメントもたくさん販売されていますが、サプリメントは体に炎症反応があったり、消化能力によって危険なこともあるため、安易に自己流で取り入れず、分子栄養学クリニックなどにかかって処方してもらうのが安全です。
4:ビタミンB群
豚肉、ウナギ、レバー、たらこ、青魚、ささみ、玄米、サツマイモ、バナナなど
ビタミンB群の一部は腸内で合成されます。腸内の状態が悪いと、腸内細菌のバランスが乱れて体内でのビタミンB群の合成能力が落ちてしまいます。
ビタミンBは糖質の過剰摂取や加工食品で大量に消費されてしまうのですが、難問を解くだけでもビタミンBの消費が増えるという研究も出ています。
日々勉強に精を出す受験生にとっては、ビタミンB群の消費が増えるので、受験期は特に積極的に摂りたいビタミンです。
以上が腸の炎症を抑えて、腸の粘膜を強くするための大事な栄養素です。
ところで、腸内環境と聞くと
麹や乳酸菌、食物繊維やオリゴ糖などもいいのでは、と思うかもしれませんが
食後にいつもおなかがポッコリ出ていたり、
おならやげっぷが多い
といった場合は小腸内に最近が異常に増殖してしまっている状態なので、
腸活にいいと思われるようなものが合わない場合があります。
これはSIBO(小腸内細菌異常増殖症)という状態になっています。
思い当たる場合は、高FODMAP食で調べてみましょう。
そこに掲載されている食材で摂取するとガスが増えて調子が悪くなったものを少し控えることで症状が改善します。
うちの長女も浪人した春にSIBOになり、症状が改善するまで高FODMAP食のリストにある食品を控えていました。特にサツマイモがダメでした
そして食後に杜仲茶やタンポポ茶を飲んでみたり
食前に酢の物やレモン水を飲むのもいいですね。
杜仲茶やタンポポ茶は小腸内の細菌やガスを流してくれる効果があり
食前のレモン水や酢の物は消化を助けてくれます。
受験生は見ていると
お腹のトラブルで悩まされる子もとても多いです。
交感神経が優位になり自律神経が乱れると
いろんなところに不調が出てくるのですが
特にお腹のトラブルが多い印象です。
長女は過敏性腸症候群やSIBOでしたし
長女の友達もSIBOやひどくなるとクローン病の子もいました。
やっぱり受験期にお腹なり体調に不都合があると
どうしてもそれが気になって勉強に集中できなくなってしまいます。
お腹の対策についてはまた別に書きますが
栄養を摂るうえで大事なことは、
これらの栄養素は体に吸収されてはじめてその力を発揮するということです。
腸内環境を整えるのが大切ですが、
そのために自律神経を整えも整えていくことも大切です。
自律神経が整うことで、消化吸収能力も整ってきます。
消化吸収能力が整えば、食べたものがしっかりと体に作用してくれます。
栄養がしっかり吸収されることで、丈夫な体とメンタルが作られます。
分子栄養学では根本原因となる細胞の栄養状態をみていくので
根本から改善できるのです。
受験生の子供たちが花粉やアレルギーに負けないために
しっかりサポートしていきましょうね
今日も読んでいただいて、ありがとうございました