ピクルス卸問屋のブログ

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無線、エレキ、音楽関係など、日々の出来事を思いつくままに…。

前回の投稿にて、

船内でIC-705を使ってワッチを楽しむ様子をお届けしましたが、これまでとは何かが違うと感じた方も多いのでは?

 

今回はこの「ハンドグリップ スタビライザー」が邪魔になると思い、自宅で使っているチルト雲台とIC-705だけを持ち歩くことにしました。

 

IC-705とチルト雲台。

 

このセットを持ち運ぶために使用したのはSK11ブランドの「パカットバッグ」のSサイズです。

購入したのは1年ほど前ですが、ホームセンターなら最近どこでも見かける「工具箱」です。

 

お値段は1500円ぐらいでしょうか。

 

クッションを上手く噛ませれば、IC-705とチルト雲台がピッタリ収まります。

 

但し、IC-705の前面のツマミ類などの突起物には注意が必要なので、クッション材をこのように加工したものを使います。

 

こんな感じです。

 

これ以外のクッション材は適当です。パカットバッグ自体に結構硬さがあるため、よほど強烈な衝撃が無い限り、これで大丈夫と思います。(とは言え自己責任でお願い致します。)

 

ふたの部分はこんな感じ。(適当すぎ?(笑))

 

ふたを閉めたところ。

 

実はこのザックの底の部分にパカットバッグが入ってます。

移動運用する方にも良いのではないでしょうか。

以上、ご参考までに…。

                               ~以下次号~

前回の投稿では東京から大阪まで高速夜行バス「ドリームルリエ」を利用した様子をレポートしましたが、今回は帰り~徳島から東京までの船旅の様子をお届けします。

 

利用したのは今年3月にアップした船と同じの「オーシャン東九フェリー りつりん」です。

前回が東京~新門司の下り便だったのに対し、今回は徳島~東京の上り便となります。

 

1.フェリーターミナルまで:

前の日は徳島駅近くのホテルに宿泊。徳島駅前のバスターミナルの6番乗り場から

フェリーターミナル行きのバスに乗ります。

 

10:20発 オーシャン東九フェリー前行き に乗ります。

料金は250円。現金払いのみで、交通系ICカードは使用不可。社内で両替は可能。

 

10:50頃、フェリーターミナルに到着。

オーシャン東九フェリーのホームページでは所要時間20分とありますが、20分で着く距離ではないと感じました…(;^_^A。

 

2.乗船:

ターミナルで乗船手続きを済ませ、11:00に乗船開始。

 

今回の部屋は「2名個室」のA09号室。左舷側の部屋です。

元々2等洋室(相部屋)しか空いていなく、それで予約をしていたのですが、運良く一部屋だけキャンセルが出たようで、予約を変更しました。

 

今回の2名個室。一人で利用するには狭すぎず、広すぎず、丁度良い広さです。

前回の4名個室と同様、一度は利用する価値があると思います。(お金はかかりますが…)

窓側のテーブル状の棚は無線機を置くのに最適でした(笑)。

 

入口の様子。

 

トイレ、洗面所、大浴場に近い便利な場所にあります。

 

これは前回の4名個室。

一人には広すぎましたが、中々良いお部屋でした。

 

 

11:30頃、出航。

 

前日は低気圧の影響で雨模様でしたが、天気も回復。波も穏やかでした。

 

3.船内でのワッチ:

これまでの流れと同様、船内でワッチを楽しみました。

運航基準図なるものを参考に予め作成したのが下のマップ。

 

これを元に、通過する静岡県漁業無線局や三崎漁業無線局などを狙いますが、中々タイミングが合いません。

 

正午ごろの様子。1,179kHzのMBSを聴いています。

 

潮岬沖通過時の様子。8MHz帯の漁業無線が聴こえました。

 

17時頃。那智勝浦沖辺りでしょうか。ほとんど成果は無し(笑)。

無線好きとしては、船の中でこうしてボーっとワッチを楽しむだけでも贅沢な時間でした。

 

20時過ぎ。いつも自宅で聴いているRTI台湾国際放送。船上でも問題なくワッチ出来ます。

翌朝は6時東京港着のため、ワッチもそこそこに21時半には就寝しました。

 

4:30頃の船内のAISディスプレイの様子。既に東京湾に入っています。

三崎漁業無線局や千葉県漁業無線局(富津局?)などをワッチすることが出来ました。

 

5:30頃、東京ゲートブリッジを通過し、東京港フェリーターミナルへ。

 

4.船内施設:

前回と重複する部分もありますが、船内の位置関係も含めてご紹介。

 

1)フォワードロビー:

船の先端部分に近いスペースです。

 

船に乗っていることを実感できる場所です。

 

2)オーシャンプラザ:

食べ物(冷凍食品、パン、カップラーメン、おつまみ類)の自販機や電子レンジ、お茶などが揃った飲食エリアです。

 

この船は食堂が無いので、持ち込み以外の食料品はここで調達することになります。

食べ物は種類も豊富で、お値段も意外とリーズナブル。

 

3)フリースペース:

オーシャンプラザの両サイドにあるフリーエリアです。

 

飲食だけでなく、日中ここでじっと海を眺める人、パソコンで仕事をする人、酒盛りする人…など、多くの人が利用していました。

 

4)ゲームコーナー:

 

前回は写真を撮っただけでしたが、今回は色々な形をしたプレートに棒を差し込む「かぎ穴通し」のようなゲームに挑戦。100円/回。

 

「ふねこ」のぬいぐるみをゲットすべく4回挑戦するも4連敗で諦めました…( ;∀;)。

 

5.下船:

船は予定より少し早く6時前に東京港フェリーターミナルに到着しました。

急いで部屋を片付けて下船します。

普通の人は旅行に持ち歩かない変なモノが多かったため、片付けが大変でした(笑)。

 

ターミナル正面玄関前にあるバスで東京駅方面に向かいます。

このバスはパスモなどの交通系ICカードが使えます。

 

私は国際展示場駅で下車し、りんかい線で新宿に向かいました。

 

以上、オーシャン東九フェリー りつりんの徳島~東京間を利用した様子をお届けしました。

お値段はそれなりにかかりますが、2名個室でのんびりと過ごすのも中々贅沢で良いものだと実感しました。一度は経験しておくべきかなと思います。

次回は2等洋室(相部屋)を利用しようと思いますが、そうなるとワッチはフリーエリアしかないので厳しいかも…。

                             ~以下次号~

前回の投稿では、徳島県にある牟岐漁業無線局を訪問した様子をお届けしましたが、全体の旅程は下記の通り。

 

1日目:東京~大阪:高速夜行バスで移動

2日目:墓参り後、神戸~徳島:高速バスで移動、レンタカーで牟岐漁業無線局訪問

3日目:徳島~東京:フェリーで移動

 

今回は1日目の夜行バスについてレポートします。

 

今回乗車したのは、ドリームルリエ17号。

高速夜行バス体験レポート、同その3でレポートしたバスと同じなのですが、

 

 

今回は完全個室の「プレシャスクラス」を利用しました\(^o^)/。

レポート3の結論としては、「当分高速バスは…いいかな…」としていましたが、今回はスケジュール的に行きを夜行バスにするしかなかったため、ドリームルリエの通路側を予約しようとしていたところ、運良くプレシャスクラス席が1席だけ空いていたので即予約!

ゲットしたのは2A席でした。

お値段はバスタ新宿~JR大阪高速BTまでで14,100円(税込み)。

 

バスがターミナルに到着。

前回と同じような写真ですが、今回は完全個室なので、ワクワク感は相当なもの(笑)。

 

ナンバーが前回乗った車両と同じでした。

 

バス内部の様子。運転席のすぐ後ろ2列・各3席~6席がプレシャスクラスです。

 

完全個室ではありますが、廊下側はこのようにカーテンで仕切られた形になります。

「荷物を置かずに撮れよ!」と言われそうですが…(;^_^A。

 

座席の様子。

シートの幅は、今回のプレシャスクラス(左)が約61cmで、前回のアドバンスクラス(右)よりも15cmほど広くなっているようです。

 

シートを倒した様子(右)。

フルフラットではありませんが、それに近い感じでゆっくり寝ることが出来ました。

 

足元にはレッグレストがあり、ヒータも付いてます。

レッグレストの中にはモノを入れるスペースもありました。

 

前面の壁の様子。完全個室とは言え、それなりに周囲からの音は漏れてきます。

(翌朝、スマホの目覚まし音がずっと鳴っているのに気づかずに寝ていた客がいました)

 

後面の壁の様子。

 

荷物置き場があります。ザック程度なら問題ない大きさです。

 

廊下側には小さなテーブル、読書灯などがあります。

読書灯のスイッチの横にはレッグレストヒーターのスイッチあり。

 

この日の睡眠促進ドリンク(笑)。疲れていたのか、1缶を飲み干すことなく就寝。

 

写真が残っているので、トイレ休憩で外に出たと思われますが、全く記憶に残っていない…(;^_^A。

 

翌朝7時前、万博記念公園近くで目が覚めました。先ほどの谷村PAから6時間以上爆睡していたようです。

下の写真はMBS千里丘スタジオがあった辺り。

 

前回のレポートで、トイレの我慢限界状態で撮影した淀川も、今回は余裕で撮影(笑)。

 

7時半過ぎ、JR大阪高速BTに無事到着。

今回は途中で目覚めることなく爆睡できました。疲れていたせいもあると思いますが、プレシャスクラスの快適さは格別でした。

 

これまでの経験から、個人的な高速バスの使い方としては、

 

◎予算に余裕があれば、ドリームルリエのプレシャスクラスなどの完全個室タイプ。

◎通常ならば、3列席タイプの通路側+前に人がいない座席

 

になりましょうか。

とは言え、恐らく次回からはプレシャスクラス一択になりそうな予感が…。

(高い分は働いて頑張ろう!)

                           ~以下次号~

先日兵庫県に墓参りに行き、その足で予め見学のご許可を頂いていた、徳島県にある牟岐漁業無線局さん(以下JFB)に伺いました。

以下、JFBを見学した様子をお届けします。投稿につきましては同局のご了解を得ております。

 

1.所在地:

JFBは海部郡牟岐町にある牟岐漁港の岬(小張崎)に位置しています。

 

JFBが写っている空撮動画を見つけました。牟岐漁港周辺の様子がよく解ります。

 

国土地理院の地図で調べると、JFBの土地の標高は約46メートル。結構な高台にあります。

JFBと私が住む東京の多摩地域との距離は約500kmですが、同局の中短波帯、8MHz帯は夜間になるとよく聴こえます。

 

今回は徳島駅でレンタカーを借りてJFBに向かいました。徳島駅からJFBまでは約64km。

当日はあいにくの雨模様で、道も混んでいたため、行き帰り共に片道2時間近くかかりました。

ちょっと足を伸ばせば室戸漁業無線局もありますが、今回は断念。

 

矢印の辺りから局舎に向かいます。

 

このような看板が立っており、局舎までの道はハイキングコースのような位置付けになっているようです。

 

ここから岬に向かいます。

 

天気が良ければ絶景でしょう。

 

野口雨情の歌碑。

 

2.局舎・アンテナなど:

徳島県のホームページによると、JFBの開局は昭和28年(1953年)。実に72年の歴史を持つ無線局です。

 

局舎にある門標。「県」が旧漢字の「縣」になっていて歴史を感じさせます。

 

局舎内部の様子。見学は、局長のM様、通信士のN様にご対応頂きました。

レイアウト・機器の構成としては他の漁業無線局と同じような感じで、N社製とF社製の製品が使われていました。

なお、局内にはA1A(モールス)用の機器も置かれていましたが、A1Aは既に使用されていないとのこと。

 

船舶時計(別名バス時計)。私が持っているものはパステルグリーン系ですが、これは灰色ですね。特注品でしょうか。第2沈黙時間※の部分に丸いシール?が貼られています。

 

※沈黙時間:

「この時間帯は500kHzで遭難信号・非常信号を聴取しなさい」と旧電波法で制定されていたもので、第1沈黙時間が15分と45分からそれぞれ3分間、第2沈黙時間が毎時0分と30分からそれぞれ3分間となっていました。電波形式は電信のみでした。

 

次に局舎周辺のアンテナです。

現在JFB同局で使用しているのは2MHz帯などの中短波帯、8MHz帯などの短波帯、27MHz帯などです。27MHz帯のみリモートコントロールしている中継所を持ち、他は局舎と同じエリアにアンテナが設置されています。

 

受信用のログペリアンテナ。

 

ログペリのタワーから張り巡らされたダイポールアンテナ。

局舎周辺の土地はそんなに広くないため、限られたスペースを有効活用しているイメージです。

 

当日は低気圧の影響であいにくの天気でしたが、逆にダイポールアンテナがはっきり写って良かったかも知れません(笑)。

 

局舎の脇を通って裏側(海側)に行ってみます。

 

局舎正面の写真に写っていた鉄塔の様子。27MHz帯と思われるロッドアンテナが設置されています。

 

海側から局舎を見た様子。

 

局舎の玄関側は森、裏側は崖(海)になっているため、局舎とアンテナ全てが写った写真は撮れませんでした。

 

アンテナ線引き込みの様子。お椀型のものは「オ○パイ型貫通碍子」とどなたかのブログに説明があった記憶があります(笑)。

 

局舎の裏側はこのように海が広がっています。天気が良ければ…( ;∀;)。

 

ベンチも設置されているので、この景色を目的に訪れる人もいるのでしょう。

 

以上、JFBを見学した様子をお届けしました。

局長のM様、通信士のN様にはお忙しいところご対応頂き有難うございました。

特にN様には船舶局(漁船)からひっきりなしに入ってくる連絡に応答しながらのご対応で、改めて感謝申し上げます。

天気の良い日にまた訪問できればと思います。

 

徳島からは翌日、船(オーシャン東九フェリー/りつりん)で東京に戻りました。

船内ではこのような感じで漁業無線ワッチ。JFBの通信も聴こえました。

                           ~以下次号~

約1年ほど前、IC-705用の「ハンドグリップ スタビライザー」について投稿しました。

 

 

この度、いつも楽器関係でお世話になっているサウン○ハウスさんで良いものを見つけましたのでご紹介します。

 

アンテナブラケット CPAH

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/129483/?srsltid=AfmBOorQyBCydd9NLmhTyU4Dc9cmBHViCf2USQNm0CDl08Y_joEUwJyC

 

携帯用譜面台ライト 85630

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/48228/?srsltid=AfmBOoq1xpvbpPZ6M24f-unSxCKQwIlUctzzJb1ATfZO4WrhZNAYY979

 

先日の旅で使用した様子。中々いい感じです。

 

ブラケットのネジ穴は3/8インチなので、ここでは1/4インチの変換アダプタを使用しています。

 

私は手持ちの小さなものを使っていますが、これでも大丈夫です。

 

取り付けた様子。

 

譜面台ライトはクリップ方式になっているので、このように取り付けます。

構造上、あまり大きなアンテナは付けない方が良さそうです。

 

興味のある方はぜひ試してみて下さい。

                          ~以下次号~

房総方面に旅行に行ったついで(?)に、千葉県漁業無線局(以下JHC)の本局近くまで行ってきました。

みさきぎょぎょう、いばらきぎょぎょうと同様、ここは現在一般の見学を受け付けていないため、アンテナ群のみの見学+強電界受信の様子のみとなります。

 

1.JHC本局:

JHCの本局はこの辺り。千葉県夷隅郡御宿町にあります。

私が住む多摩地域とは直線距離で約100km弱。2MHz帯の中短波放送は夜間ではノイズ交じりですが聴くことができます。(Googl Mapより拝借<m(__)m>。以下同じ。)

 

海水浴場でも有名な「御宿」の海岸から山道を少し上がったところにJHCの本局があります。

 

JHCの正門の様子。

 

ここから先は立ち入り禁止のため、アンテナ群を見学するのみとします。

 

正門側から見えるアンテナ群の様子。

JHCのホームページには、送信アンテナとして、

 頂冠型:1.6~4MHz用 2基

 逆L型:1.6~4MHz用 3基

 水平マルチバンド型(ログペリ?):6~22MHz用 3基

の記載があることから、これらのアンテナは送信用アンテナであると思われます。

超短波(27MHz帯、40MHz帯)のアンテナはマルチバンドアンテナの上部に設置されているものでしょうか。

 

JHCの本局から少し下の方に位置する海洋生物環境研究所前からアンテナ群を見た様子。

頂冠型2基、水平マルチバンド型3基を見ることが出来ます。

奥の方には受信アンテナと思われる鉄塔も見えます。

 

JHCのホームページ。「施設紹介」として通信設備について細かく説明がありとても良心的。

 

2.ドン・ロドリゴ上陸地:

ここは慶長14年(1609年)、岩和田の沖合で遭難したドン・ロドリゴ長官率いる船を村民が救助した際に、ロドリゴ一行が上陸した場所とのこと。次の「メキシコ記念公園」とセットとなります。

 

先ほどの海洋生物環境研究所の海側の建屋の裏に記念碑があります。

 

…ということで、この辺でお約束の強電界ワッチにトライ(笑)。

 

記念碑の横にはベンチがあり、このようにセッティング。

27MHz帯と40MHz帯の気象通報を無事ワッチすることが出来ました。

やはりアンテナ近くでの強電界受信はノイズがなくて良い音で聴こえます。

 

3.メキシコ記念公園:

御宿の観光マップにも掲載されている「メキシコ記念公園」。

日・西・墨三国交通発祥記念碑、抱擁の像、ロペス・メキシコ大統領来訪記念碑などがあります。

 

詳細は御宿市のホームページをご参照下さい。

 

1)日・西・墨三国交通発祥記念碑:

岩和田漁港が見えます。

 

ここで2MHz帯、27MHz帯の強電界ワッチにトライ。

JHCからこの場所までは直線距離で約1km。良好に受信出来ました。

 

2.抱擁の像:

日墨交流400周年を記念して、2009年9月26日にメキシコ合衆国政府より寄贈されたようです。

 

3)ロペス・メキシコ大統領来訪記念碑:

1978年に、当時のメキシコ合衆国大統領ロペス・ポルティーヨ氏が御宿を訪問した記念に建立されたもの。私は当時父の仕事の関係でメキシコに住んでおり、まさにロペス氏が大統領の時でした。何かのご縁を感じます。

 

4.月の砂漠記念像:

これは中央海水浴場にあるラクダの像がある場所。

有名な「月の砂漠」の詩は、詩人の加藤まさを氏によってここで作られたとのこと。

この曲のメロディーをモチーフにブルコメの「ブルーシャトウ」が作曲されたのも有名な話ですね。

 

観光スポットとしては極めて地味ですが、中々雰囲気があっていいです。

 

近くにはこのようなオブジェも。いわゆる撮影スポットなのでしょう。

海ではサーフィンを楽しむ人もいました。

 

5.勝浦タンタンメン:

御宿の後は勝浦で「勝浦タンタンメン」を。とても美味しかったです。

以下、Wikipediaより。

 

・勝浦タンタンメン(かつうらタンタンメン)は、千葉県勝浦市の飲食店で供される担担麺の名を用いたご当地ラーメンである。醤油ベースのスープにラー油が多く使われたラー油系タンタンメンである。
・勝浦のタンタンメンは、当地の海女・漁師が寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着していた。

 

普通のご当地ソウルフードとは違って、歴史のある食べ物のようです。

 

食べたのは「RAGTIME」なるお店。中々雰囲気の良いお店でした。

某有名人の別荘があった場所はここから徒歩圏内。

 

以上、JHC本局と周辺を散策した様子をお届けしました。

これまでJHC関連は本局、船橋局、富津局、千倉局を訪問。残すは銚子局のみですが、銚子はかなり遠方になるので果たして実現するかどうか…。

                              ~以下次号~

今回は、MDR-CD900STと並んで、レコーディングスタジオ用のモニターとして定番のSONY(ソニ)製MDR-7506のイヤーパッド交換ネタです。

 

これが愛用しているソニー製MDR-7506。

 

このヘッドホンは同社製MDR-CD900STと並んで、レコーディングスタジオ用のモニターの定番とされており、約6年前に購入。

 

このような写真を見たことがあると思います。

「レコーディング風景」で画像検索すると、多くのアーティストがソニー製のヘッドホンを使用しています(と言うよりも多くのスタジオで使われているという感じ?)

 

そんなMDR-7506を久しぶりに使おうと思ったらこの有様。

 

イヤーパッドがボロボロです。これはひどい。

 

ヘッドホンとしては問題ないのですが、使うたびにパッドがボロボロ剥がれて使い物にならず。

 

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/239790/

ということで利用したのがサウン○ハウスさんの代替えイヤーパッド。

 

届いたときの様子。ちゃんと梱包されています。

 

作りもしっかりしてます。早速装着。

 

若干時間がかかりましたが、問題なく装着。見た目も新品のようになり、いい感じです。

 

音も問題なし。

MDRシリーズの「聴こえない音が聴こえる」のキャッチフレーズはウソではありませんね。

 


久々にジャズでも聴きたい気分になりました。

                     ~以下次号~

先日佐賀県に旅行に行ったのですが、その途中で予め見学の予約を入れていた長崎県漁業無線局さん(以下JFR)に伺いました。

 


以下、JFRを見学した様子をお届けします。投稿につきましては同局のご了解を得ております。

1.所在地:


今回お邪魔したのは長崎市柿泊町にあるJFRさんの受信所。Googleマップで見るとこのような場所に位置しています。
無線局の前に長崎市総合運動公園があったりして、「意外と低い場所に無線局があるんだな…」と思いましたが、実際に行ってみるとこのエリアは結構な高台でした。

 


俯瞰して見るとこの通り。受信所であればある程度高さが必要なのは当然ですね。
一方、送信所は長崎市郊外の松崎町の三方山にあるようですが、立入禁止区域のため見学は不可のようです。


JFRと私が住む東京の多摩地域との距離は約930kmですが、同局の中短波帯、4MHz帯、8MHz帯を聴くことが出来ます。特に8MHz帯は昼夜を問わず安定して聴こえます。

2.局舎(受信所):

総合運動公園側から見た局舎の様子。
敷地内には、手前に2本、奥側に1本のアンテナポールが建っています。

 



局舎入り口の様子。「長崎県漁業無線局」の看板があります。この坂を登っていきます。


玄関の様子。年季の入った局舎です。
同局ホームページによると、ここからの運用開始は昭和41年(1966年)9月とありますので、実に59年前となります。それだけ歴史のある漁業無線局ということになります。(無線局としては昭和5年に業務開始)

 

JFRのホームページ

 


先ほど見えたアンテナを下から眺めます。
ダイポールアンテナ、逆Lアンテナなどが3方向に張り巡らされています。
JFRが担当するのは長崎県近海や東シナ海周辺の比較的近距離のエリア。
周波数は中短波帯(1〜2MHz帯)、短波帯(4〜8MHz帯)を主に使用しています。


これは27MHz帯用のブラウンアンテナ。

 

ということで、これから局舎の中に入ります。見学は局長代理のJ様にご対応頂きました。

J様には、勤務中にも関わらずとても親切にかつ丁寧にご説明頂きました。

3.受信所内部の様子:

玄関を入って右側に通信室入り口があります。応接スペースを経てさらに進むと…


通信室です。
レイアウトとしては過去に見学させて頂いた、かすみぎょぎょう、せんざきぎょぎょう、しずおかけんぎょぎょう等に似ています。

ここからは無線機器のご紹介です。

これは27MHz帯の「ながさきけんぎょぎょう2」(JRC製)と150MHz帯の「しょうあんきょうながさき」(スタンダード製)の設備。
海岸付近では携帯電話での連絡が可能ということもあり、27MHz帯は使用頻度が少なくなってきているとのこと。


27MHz帯もいずれデジタル化の流れで無くなってしまうのでしょうか…。

 


これは中短波帯、短波帯を扱う通信卓。
JRC製の受信機NRD-93などと送信用コントローラが配置されています。
伺った時にはこの設備からFaxの送信(気象関係?)をしていました。

 


通信卓の拡大写真。JRC製の名機、NRD-93が並んでいます。
この受信機はすでに入手不可能となっている部品が使われており、メンテナンスをしながら大切に使っているようです。

 

左側にも同じような構成の設備が並んでいます。

 

こちらは先ほどと似たような構成の通信卓。中短波帯、4MHz帯、8MHz帯の共用設備のようです。

電波を出す行為(音声、CW、Fax)はここで行なわれますが、送信はリモートコントロールによって先述の「送信所(長崎市郊外の松崎町の三方山)」から送信されます。

 

アンテナカップラなどの機器。

 

いざと言うときのため、受信所からも送信が出来るよう、このようなのバックアップ送信機が設置されています(JRC製)。JFT(かまいしぎょぎょう)にも同じような送信機があったような…。

 

バックアップ用の送信ユニット。コールサインは「JFR2」。

 

4.実際の放送風景:

見学の終盤でJ様が「実際の放送を聴いてみますか?」と、幸運にも定時放送の生放送を見学させて頂きました。

機器のボタンの切り替えの速さ、落ち着いたアナウンス…久々にプロフェッショナルの現場を見ることが出来ました。

 

5.電話用マイク:

JFRで使われていたのはこのマイク。どこかで見たことがあるような…。

 

そうです。以前投稿したこの記事のマイクと同じものでした。

 

 

これが私の手持ちのマイク。「日立」の銘板が付いていますが、JRC製でしょう。

 

これはJFRで使われている「一斉送信用マイク」。

中短波帯、短波帯、27MHz帯で同じ内容を同時に放送する際に使用。各周波数帯のトグルスイッチをONにすることで各周波数帯での同時送信が可能になるとのことです。

 

6.モールス通信:

通信卓上に置いてある電鍵。バグキー(BK-100)も見えます。

同局ではA1A(CW~モールス)通信も行われているものの、最近では使用頻度が少なくなっているとのこと。これも時代でしょうか…。

 

7.まとめ:

以上、JFRを見学した様子をお届けしました。

今回見学をご快諾頂きましたJFRのJさんにはお忙しいところご対応頂き有難うございました。改めて御礼申し上げます。

 

漁業無線で使用されている電波はアナログです。

かの震災(3.11)以降、アナログ無線の重要性がクローズアップされてきましたが、現実ではデジタル化推進の流れが顕著です。漁業事業者の後継者不足と共に、漁業無線も今後どうなるのか…?

無線マニアとしては気になるところです。

                                ~以下次号~

ちょっと前になりますが、7月に仕事で芝公園界隈に行く用事があり、その後に東京タワーに行きました。

 

1.タワー外観・タワーからの景色など:

東京タワーの雄姿。

今や東京のタワーと言えばスカイツリーですが、私はもっぱら東京タワー派(笑)。

いかにも「電波塔」というこの無骨な姿に惹かれます。

当日は平日でしたが、多くの外国人客(いわゆるインバウンド?)で賑わっていました。

 

1階に展示されている、タワー頭頂部のスーパーターンスタイルアンテナの模型。

現在はTokyo FMのみが使用しているようです。

 

地上高150mのメインデッキからの眺望。芝増上寺が見えます。

浜松町周辺のビル群や東京湾も見えます。

 

田町駅方面の眺望。

 

タワーに取り付けられたパラボラアンテナも見どころ(マニアのみ(笑))。

マイクロ波のアンテナは近くで見ると意外と大きいことが解ります。

 

地上高250mのトップデッキからの眺望。東京湾がよく見えます。

100mの違いは大きい。

 

以前(10年以上前?)は無かった高いビル。窓に映った東京タワーがいい感じですが、景観が…。ここにこんな高いビルを建ててしまうとは…。

 

確かにビルが増えていますね。

 

足元がシースルーになっている場所。久しぶりに来ると結構恐怖を感じます。

高所恐怖症の人はまずNGでしょう。

 

現在はトップデッキまで行った客にはこのようなニュースペーパー風の写真撮影サービスあり(有料)。いかにも仕事帰り(途中?)の二人の営業マンと判る1枚です(笑)。

 

2.パンフレット:

1階の案内所で配られていた現在のパンフレット。

これは日本語版ですが、外国人観光客向けに作られたものを日本語にしたようなイメージです。

QRコードで詳細を確認させる手法はもう当たり前になってきましたね。

 

これはたまたま保存していた昔のパンフレット。

中学生の頃のものか高校生の頃のものか不明ですが、40年以上前のものであることは間違いないでしょう。運営が「日本電波塔株式会社」となっています。

 

当時はアナログテレビの時代。

NHKの他、民放各社の電波が東京タワーから発射されていました。

国鉄(JR)の通信にも使われていたのですね。

 

裏面の東京観光案内図。基本的に今とあまり変わりませんね。

 

こちらは平成に入ってからのパンフレットでしょうか。

 

国鉄がJRに変わってます。

また、東京湾マリネットアンテナ(日本移動通信(現 KDDI)が船舶向けの電話通信サービス)の記載があることから、1997年(平成9年)12月以前のパンフレットであると思われます。

 

CQ出版・刊「RFワールド49号」より抜粋。スカイツリー移管後の各放送局割り当て。

(現在とは少し違うと思います)

アナログから地デジへの世代交代が行われたことがよく解ります。

 

3.料金の変遷:

昔のパンフレット2枚と現在の料金比較です。

メインデッキ(大展望台)の料金が大人で600円→720円→1500円と変わっていますが、サービスも含めて昔と今とで単純比較は出来ないので、今の1500円はそんなに高くないイメージです。

 

4.いずれスカイツリーにも…?:

2011年のテレビ放送の地デジ化により、電波塔としての役割はスカイツリーに移管されましたが、東京タワーの存在感はこの写真を見ても歴然。いつまでも東京の観光のシンボルとして残して欲しいものです。

 

実はまだスカイツリーにも行ったことがないのですが、どうもこの無駄が無さすぎる姿に「電波塔」のイメージを重ねられず…(;^_^A。

                              ~以下次号~

先日の鹿児島県豪雨の際、現地の様子を確認しようと見つけたYoutube動画がこれ。

 

 

株式会社南電工さんのYoutube動画(ライブカメラ)です。鹿児島県天保山町とあります。

河口付近の町と桜島が写っていますが、「あれ、ここ見覚えあるな…」と思ったら、

 

真ん中に写っているのは、かごしまけんぎょぎょう~鹿児島県無線漁業協同組合(JFX)の局舎でした。

 

ここは一昨年12月の投稿でもご紹介しました。

 

同局の放送は、この局舎(本局)から遠隔操作され、指宿市内にある送信所から送信されています。

 

私が住む東京の多摩地域とJFXの距離は930km以上ありますが、8MHz帯は昼夜問わずよく聴こえます。

 

このライブカメラを見ながらJFXの放送を聴き、遠い鹿児島県に思いを馳せるのも良いかも知れません(笑)。

                          ~以下次号~