前回はJFT(釜石漁業用海岸局)見学の様子をお伝えしました。
今回はJFT以外に訪問した場所などをご紹介。
今回は、
1日目:初日夕方:釜石入り~釜石泊
2日目:JFT見学、釜石散策~移動
というスケジュールでした。
<養○の滝 釜石店>
初日の夜に訪問。
昨年の4月にも利用。実はこの時が居酒屋での「一人呑み」初体験。
この時のカウンター一人呑みが意外と良かったため、今回も同じカウンターの同じ席で…(笑)。
まず「瓶ビール」(ジョッキではない)を頼む。
当然ながら手酌で自分のペースで呑む…こういう飲み方はある程度歳をとらないと良さが解らないかも知れない…(笑)。
このお店はチェーン店にも関わらず、地のものを売りにしているところが良い。
やっぱり釜石に来たら「釜石産」‼
お刺身、ホタテ浜焼きを食べました。美味しかった!
お酒は地元の「浜千鳥」。桝酒は良いですね。
<NHK盛岡放送局 釜石ラジオ送信所>
いきなりマニアックな世界に戻ります。
昨年の釜石訪問時、ホテル近くの丘にあるAMアンテナが気になっており、今回はアンテナ直下まで行ってみよう…と思っていたのですが…
ホテルに向かう道中で目にしたそのアンテナは何とも異様な姿に…。
アスパラガスのような、何やら植物のような…何とも奇妙な風景。
場所はこの辺り。
宿泊したホテルの部屋からもアスパラガスは見えました(笑)。
観察していると、下から何やら釣り上げている様子が見え、デジカメの望遠で撮影したものがこれ。布バケツのようなものがぶら下がっています。その後…。
アスパラガスの上に人影を発見。
カバーがかけてあるとアンテナ頭頂部の容量環には見えないところが面白い。
緑色のシートで手元は隠れていましたが、やはり塗装作業をしているように見えました。
ネットで調べたところ、ここはNHK盛岡放送局 釜石ラジオ送信所であることが判りましたが、作業中に近くまで行くわけにもいかず、今回は写真のみ。
次回の釜石訪問時には、鮮やかな赤白の縞模様を見ることが出来るのでしょうか…。
<大平墓地公園>
JFT訪問前に時間があったので訪問。
公園には釜石湾を見渡せる展望台があります。
中央付近に釜石大観音が見えます。美しい穏やかな海です。
東側の様子。釜石漁業用海岸局のアンテナも見えます。
公園敷地内に「GPS波浪計陸上局舎」なるものを発見。
調べてみると、地震関連の情報収集において、結構重要な施設のようです。
GPSアンテナ、パラボラアンテナ、上下対にセットされているロッドアンテナ(セットでダイポール??)。普通の人はこんな写真は撮らないでしょう(;^_^A。
同じ敷地にあった「津波防災監視装置中継所」。HITACHI製のようです。
<浜町避難道路>
震災当日、避難した住民たちが津波が襲ってくる様子を眺めていた場所。
当時連日テレビで流れていたため、気になっていた場所でした。
「浜町避難道路」として整備されています。
山沿いにこのような道路が続いています。
当時の様子を伝える看板、避難経路を示す看板。
「海抜16m」とありますので、ビルの5階辺りのイメージでしょうか。
Google Mapで見てみると。現在この地点は「復興ライブカメラ」となっており、復興のひとつのモニュメントとなっているようです。慰霊の気持ちを込め、海に向かって合掌しました。
以上、今回の釜石訪問記をお伝えしました。
釜石はこじんまりとした町ですが、雰囲気・風景など個人的に惹かれるものがあります。
また訪れたいものです。
~以下次号~