前回の投稿では東京から大阪まで高速夜行バス「ドリームルリエ」を利用した様子をレポートしましたが、今回は帰り~徳島から東京までの船旅の様子をお届けします。

利用したのは今年3月にアップした船と同じの「オーシャン東九フェリー りつりん」です。
前回が東京~新門司の下り便だったのに対し、今回は徳島~東京の上り便となります。
1.フェリーターミナルまで:

前の日は徳島駅近くのホテルに宿泊。徳島駅前のバスターミナルの6番乗り場から
フェリーターミナル行きのバスに乗ります。

10:20発 オーシャン東九フェリー前行き に乗ります。
料金は250円。現金払いのみで、交通系ICカードは使用不可。社内で両替は可能。

10:50頃、フェリーターミナルに到着。
オーシャン東九フェリーのホームページでは所要時間20分とありますが、20分で着く距離ではないと感じました…(;^_^A。
2.乗船:

ターミナルで乗船手続きを済ませ、11:00に乗船開始。

今回の部屋は「2名個室」のA09号室。左舷側の部屋です。
元々2等洋室(相部屋)しか空いていなく、それで予約をしていたのですが、運良く一部屋だけキャンセルが出たようで、予約を変更しました。

今回の2名個室。一人で利用するには狭すぎず、広すぎず、丁度良い広さです。
前回の4名個室と同様、一度は利用する価値があると思います。(お金はかかりますが…)
窓側のテーブル状の棚は無線機を置くのに最適でした(笑)。

入口の様子。

トイレ、洗面所、大浴場に近い便利な場所にあります。


これは前回の4名個室。
一人には広すぎましたが、中々良いお部屋でした。

11:30頃、出航。


前日は低気圧の影響で雨模様でしたが、天気も回復。波も穏やかでした。
3.船内でのワッチ:
これまでの流れと同様、船内でワッチを楽しみました。

運航基準図なるものを参考に予め作成したのが下のマップ。

これを元に、通過する静岡県漁業無線局や三崎漁業無線局などを狙いますが、中々タイミングが合いません。

正午ごろの様子。1,179kHzのMBSを聴いています。

潮岬沖通過時の様子。8MHz帯の漁業無線が聴こえました。

17時頃。那智勝浦沖辺りでしょうか。ほとんど成果は無し(笑)。
無線好きとしては、船の中でこうしてボーっとワッチを楽しむだけでも贅沢な時間でした。

20時過ぎ。いつも自宅で聴いているRTI台湾国際放送。船上でも問題なくワッチ出来ます。
翌朝は6時東京港着のため、ワッチもそこそこに21時半には就寝しました。

4:30頃の船内のAISディスプレイの様子。既に東京湾に入っています。
三崎漁業無線局や千葉県漁業無線局(富津局?)などをワッチすることが出来ました。

5:30頃、東京ゲートブリッジを通過し、東京港フェリーターミナルへ。
4.船内施設:
前回と重複する部分もありますが、船内の位置関係も含めてご紹介。
1)フォワードロビー:

船の先端部分に近いスペースです。


船に乗っていることを実感できる場所です。
2)オーシャンプラザ:

食べ物(冷凍食品、パン、カップラーメン、おつまみ類)の自販機や電子レンジ、お茶などが揃った飲食エリアです。




この船は食堂が無いので、持ち込み以外の食料品はここで調達することになります。
食べ物は種類も豊富で、お値段も意外とリーズナブル。
3)フリースペース:

オーシャンプラザの両サイドにあるフリーエリアです。



飲食だけでなく、日中ここでじっと海を眺める人、パソコンで仕事をする人、酒盛りする人…など、多くの人が利用していました。
4)ゲームコーナー:


前回は写真を撮っただけでしたが、今回は色々な形をしたプレートに棒を差し込む「かぎ穴通し」のようなゲームに挑戦。100円/回。

「ふねこ」のぬいぐるみをゲットすべく4回挑戦するも4連敗で諦めました…( ;∀;)。
5.下船:
船は予定より少し早く6時前に東京港フェリーターミナルに到着しました。

急いで部屋を片付けて下船します。
普通の人は旅行に持ち歩かない変なモノが多かったため、片付けが大変でした(笑)。

ターミナル正面玄関前にあるバスで東京駅方面に向かいます。
このバスはパスモなどの交通系ICカードが使えます。


私は国際展示場駅で下車し、りんかい線で新宿に向かいました。
以上、オーシャン東九フェリー りつりんの徳島~東京間を利用した様子をお届けしました。
お値段はそれなりにかかりますが、2名個室でのんびりと過ごすのも中々贅沢で良いものだと実感しました。一度は経験しておくべきかなと思います。
次回は2等洋室(相部屋)を利用しようと思いますが、そうなるとワッチはフリーエリアしかないので厳しいかも…。
~以下次号~