JHC~千葉県水産情報通信センター関連で唯一訪問できていなかった銚子漁業無線局。
先日、神栖市に出張したついでに銚子市に宿泊、同局の強電界受信や銚子観光を楽しみました。
銚子の場所はこの辺り。千葉県と言えども、東京からは結構な距離です。
出張先の茨城県神栖市内からJR成田線で銚子駅へ。
ホテルでもらった観光マップ。海に囲まれたとても自然豊かなエリアです。
今回は赤枠で囲んだ場所に行きました。
1.銚子ポートタワー:
ここには銚子に一泊した翌日に向かいました。
事前の調査では、銚子漁業無線局は千葉県銚子水産事務所内にあり、送信アンテナは「銚子ポートタワー」の屋上にある模様。
銚子ポートタワー全景。タワーの高さは約58m。
JHC関連局の相関図(ネット情報を元にAIで作成)。
銚子漁業無線局は「有人」となっていますが、全てをJHCからリモート操作している「無人」との情報もあり。この辺は要調査です。
ポートタワー屋上の様子。27MHz帯・40MHz帯と思われるアンテナが計4本確認できました。
上の写真ではワイヤーアンテナのようなものも見えます。
ポートタワー展望階(地上から約47m)からの眺め。素晴らしい展望でした。360度の絶景が楽しめます。
ということで、銚子市漁協を眼下に見つつIC-R30で早速ワッチにトライ。
27MHz帯(AM・USB)・40MHz帯(AM)の気象通報をメーター振り切りで受信出来ました。タワー屋上のアンテナから送信されていることは間違いないでしょう。
タワー横の水産物卸売センター「ウオッセ21」の駐車場でもワッチテスト。
こちらでも問題なく受信出来ました。
タワーがある場所は、かつて銚子無線電信局(JCS)のアンテナがあった場所でした。
漁業無線局としては最高のロケーションでしょう。
「銚子無線電信局発祥の地」の記念碑も近くにあります。
<ご参考>
銚子ポートタワーの展望室入場料金:420円(大人)
地球の丸く見える丘展望館入場料金:420円(大人)
この共通入館券を購入すれば合計700円(大人)になります。
2.銚子市市民センター:
続いて、ポートタワーから車で10分ほどの場所にある銚子市市民センターに向かいました。
ここに銚子無線電信局関連機器が少し展示されています。
これがその展示物。壁には無線電信局の歴史などがパネル展示されていました。
大きな機器はアンリツ製で、「遠隔制御式短波受信機用遠隔操作部2号」とあります。
他にはハイモンド社製電鍵HK-807、古い電鍵、レシーバーなど。
「無線電信局発祥の地」の割には思ったよりも少ない展示物。と言うより少なすぎ。
無線と言う地味なテーマではこれが限界なのか…。
3.地球の丸く見える丘展望館:
続いては市民センターから車で6分ほどの「地球の丸く見える丘展望館」へ。
ここは千葉県北東部で一番高い愛宕山頂上(標高約90m)にある展望台。
ポートタワーとは違った360度の大パノラマが楽しめます。
前の日からの強風は続いていましたが、心配していた天気も回復し、ひと安心。
ポートタワー(矢印)からの距離は約3.8km…ということで、早速ワッチ開始。
27MHz帯の定時放送がフルスケールで入感。ノイズも無くいい音でワッチ出来ました。
アイコムのIC-R30は中短波帯だとノイズに弱く音が悪くなるイメージですが。中短波ならこのように旅先で送信所の近くでワッチするのに適していると思います。(正確には27MHz帯・40MHz帯は「超短波帯」です)
千葉県とは思えない、まるでハワイのような風景。この場所は気に入りました。
展望館の後は犬吠駅前の「島武」の回転寿司でちょっと贅沢。本マグロの大トロが絶品でした。
4.犬吠埼灯台:
銚子漁業無線局に加えて以前から訪れたかった場所。ようやく実現しました。
犬吠埼灯台全景。天気予報などでは必ず名前が出てくる灯台の一つ。
全国に16基ある「のぼれる灯台」のうちの一つです。
灯台のデータ(灯光会HPより)と灯台内部のらせん階段の様子。
らせん階段は下から99段あります。「九十九里浜」にちなんだ数字だそうです。
灯台回廊(上の部分)からの眺め。ポートタワーが遠方に見えます。
人もいなかったのでワッチを試みましたが、強風で海もご覧の通り。ワッチ以前に自分が飛ばされそうになるほどで、身の危険を感じてここでのワッチはあきらめました。
ここには灯台資料館もあり、灯台に使われるフレネルレンズの展示や、灯台についての色々なことが学べます。
強風の影響でワッチはあきらめましたが、犬吠埼灯台は色々と楽しめてとても良い灯台でした。
また訪問したい場所です。
5.ヤマサ醬油:
銚子市は江戸時代から続く醤油の町。ヤマサ醬油、ヒゲタ醬油などの工場があります。
犬吠埼灯台から銚子駅に戻る途中でヤマサ醬油に立ち寄りました。
到着後、運良く見学コースに合流。通常は要予約ですが参加させて頂きました。
見学は撮影不可にて写真はこれのみ。
見学後に食べた「醤油ソフトクリーム」と見学記念に頂いた丸大豆醤油。
昭和39年まで工場内で活躍していたと言われるディーゼル機関車。
6.ホテルでのワッチ:
最後に、前の晩に宿泊したホテルでのワッチの様子。
宿泊したホテルは「ホテルルートイン銚子西」。銚子ポートタワーとの距離は約3.7km。
事前に「なるべく上層階のポートタワー側の部屋にして」とお願いしていたのですが、運良く9階の部屋を案内されました。窓からはポートタワー(矢印)も見え、ワッチは期待できそうです。
チェックイン後、早速ワッチにトライ。
ややノイズはあるものの、ほぼフルスケールで銚子漁業無線局の定時放送をワッチすることが出来ました。
今回はAirspy HF+とPC(SDR#)のセットも持参。写真は台湾国際放送(9,740kHz)を聴いているところ。
前の晩から翌朝にかけて27MHz帯・40MHz帯の銚子漁業無線局の定時放送を楽しむことが出来ました。
以上、銚子漁業無線局のワッチ~銚子観光の様子をお届けしました。
JHC/千葉県水産情報通信センター系列の拠点(送信所)は全て回ったことになりますが、東京湾漁業無線局の船橋局のみワッチ未確認。いずれトライしたいと思います。
銚子は東京からは結構距離がありますが、こじんまりとした海と自然が豊かないい場所でした。
ぜひまた訪れたい場所です。(また訪れたい場所が多すぎますが…(笑))
~以下次号~
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