これまでいくつか作ってきたアンテナチューナーですが、懲りずにまた新しいものを製作。
2月に秋葉原のラジオデパートで購入したケースを使いました。
(下記記事ご参照)
過去に製作した左のものと同じタカチ製のサイズ違いです。
後ろ側はアンテナ端子。新作(右)は真ん中にスルースイッチを取り付けました。
内部の様子。
新作は水道工事用の配管(径18mm)を利用した中空コイルにしました。
回路は基本的には「BCLアンテナカップラの製作」のものと同じです。
旧作(バリコンを変更してます)。これとほぼ同じ回路です。
新作はタップの切り替え機能は排除。ポリバリコンは270pFと35pFの並列接続で、スイッチの切り替えで35pFに微調整の役割を持たせています。
受信範囲は4.5~10MHzぐらい。
8MHz帯の漁業無線も良く聴こえます。ちゃんと使えます。
実は完成するまで、色々な機能を盛り込もうとして試行錯誤。失敗の連続でした(笑)。
結局ここに落ち着きました。やっぱり回路はシンプルが一番。
(自分の能力の無さを棚に上げて…)
ケースが格好良いので、中々雰囲気出てます(笑)。
一方、こちらは旧作のアンテナ直結タイプ。
トロイダルコアを変え、7.5~42MHzをカバーするようになりました。
海ほたるで使用している様子。
神戸港で使用している様子。
枕崎(鹿児島県)で使用している様子。(IC-R30のカタログっぽい写真(笑))
南房総市(千葉県)で使用している様子。
持ち運びに便利なので、結局これが一番活躍していますね。
このサイズでもっと低い周波数もカバーさせたいのですが、これ以上色々と盛り込むのは難しそうです。
アンテナチューナばかり増やしてどうするんだ?との声もあると思いますが、作る楽しみもあってついつい…。
~以下次号~